NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第20回「帰ってきた義経」

九郎殿はまっすぐ過ぎたのですと断じた義時様。そして予告編が禍々しいじゃないですか!必ず連れて帰りますと言う義時様に対し、鎌倉殿曰く、生かして連れて帰るな!ぎゃあああ!それってつまり暗殺命令じゃないすか!義時様が?あんだけ殺生を嫌ってたほのぼのちょっと間の抜けた小四郎殿が?義経様を亡き者にしようってか…。真っ向勝負のイイ人がどんどん手を汚して悪い人になっていく予感が…怖い!怖いんですけど、胸の奥の悪しき心が刺激されて、ワクワクして素敵~っ!

先週挙兵に失敗して行方をくらませた義経様、平泉の育ての親・藤原秀衡様の下に身を寄せました。奥州独立愚連…いええ!奥州独立勢力の要石の総元締めの秀衡様が螺鈿細工みたいな玉座でお出迎え。おまえを送り出す時兵を挙げていれば…しかし平家を倒したのはお前だ九郎!平家討伐の大手柄を大喜びで迎える秀衡様でございます~♪なんかもう、第二の故郷って感じですね~え御曹司~。
強大な敵、奥州平泉+九郎義経!浮足立つ鎌倉殿。そして怒りの義時様、それだけはしないで欲しかったってか?ちゃ~ちゃっちゃちゃ~ちゃっちゃちゃ~♪

 大姫様は少し大きくおなりで、こないだの悲劇からも少し立ち直ったご様子。万寿様も幸せいっぱい夢いっぱい。セミの抜け殻をご披露…それは義高様の思い出が!大姫様はやっぱりまだ立ち直ってはいない感じです。じきに忘れると嘯く頼朝様。大姫様をミカドに嫁がせるって?無理筋通すな鎌倉殿…。

 奥州藤原家に問題勃発。秀衡様の御最期です!嫡男国衡様を差し置いて次男の泰衡様を跡継ぎに!そして長男の国衡様には自分の妻を娶らせる!にゃんと無法なご遺言よ。そして九郎義経様を大将軍に大抜擢!九郎の下に力を合わせよ…。秀衡様…流石の名優だ、足の指の先まで演技の力で魅せちゃいますよ。そして崩れ落ちる!なんたる存在感!何もしてなくても目が行くもんね。

 奥州藤原氏が天才軍師とタッグを組んだとあっては、鎌倉殿だって安穏としてはいられません。義時様だって気になっているご様子。とうとう鎌倉殿に申し出る一条は、平泉へ行かせてください!九郎殿を連れて必ず帰ってまいります!
 そこで返す頼朝様のお言葉が、九郎を生かして連れ帰るな!禍の根を残してはならぬ!だが決してじかに手を汚してはならん、国衡と泰衡の兄弟は仲が悪い。二人の間を裂き、泰衡を焚きつけて九郎を討たせよ、その後勝手に九郎を討ったと難癖付けて我らが攻め入ると!なんとも非情のライセンスでございます。なんと卑怯で冷酷な方策でしょう!
 あくどいよのう…。でもそうすれば戦のない新しい世を作るためじゃ!新しい世…この言葉に先導されてどれだけの命が散って来たことか、とおお~~~(涙
 お家に帰ればお土産をねだる息子、忙しく働く妻の八重様。預かる子供がどんどん増えて、もう大変?考えてみれば、これ全部武将のお子様でしょう?きっちり繋がりを付けておくことで北条が盤石になる算段じゃないですか!そう考えたら、八重様も仕事きっちりしてはりまっせ!

 旅立つ義時様にベタっとついてきたのは…善児だ!ゼンジー北京じゃないですよ?あのアサシン暗殺者の善児ですから!梶原景時様が派遣した供の者?そりゃあ頼りになるっちゃあなるけどさああ!縁起でもないじゃんよ~。
 平泉へとやって来た義時様はさっそく、藤原泰衡・国衡+頼衡の三兄弟を脅しにかかります。謀反人の義経様を匿えば、泰衡様も同罪ですぞ!国衡様は義経様を庇って臨戦態勢です!
 でも泰衡様は乗ってこないんですよお~。今の九郎殿には鎌倉殿には向かう気持ちなど有馬温泉ですって!ああ…この一件を拝見しただけで、秀衡様が泰衡様を跡継ぎにした気持ちが分かりますねええ~。

 義時様が衣川舘にやって来ました。ここ、行ったことありますよお、今お堂が建ってるところでしょう?白いお顔の義経様の御像が祀られてますよね。とおおんでもなく寒かった記憶のある衣川の畔でございました…閑話休題!
 義経様は国衡様と連れ立って畑仕事に精を出し、里様も柄にもなく農家の奥様みたいな雰囲気ですよ!一見穏やかな土着武士みたいな…。でも義時様に対しては、昔の凄みを滾らせて、平泉に手を出したら決して許さないと威嚇する野生の御曹司でございます。
 私はもう戦をするつもりはない。案ずるな。でも平泉に手を出すのならその時は、鎌倉が灰になるまで戦って見せると兄上に伝えろと仰る義経様。実に潔く頼もしく、清廉潔白な感じでしたね!ようやくここで人格が完成したんじゃないですかね、九郎殿。

 善児殿に対して、九郎殿をどう思ったかと問う義時様。爪の間に泥がへばりついてました、あれは百姓の手です…やっちまいましょうか?造作もねえことです…怖いな善児!そこは止めて置く義時様でしたが、こんなに怖いリーサルウェポンを付けてきた景時様の底の深い闇を察しといてね!

 翌朝、国衡様も一緒になって畑仕事の義経様。そこに今やイケメンサタンと化しつつある義時様が!静さんの事は残念でしたね?と口を滑らせ問いかける…ってのはつまり静御前の事でございます。ご存じなかったのですか?では…とまあ、思わず知らず口を滑らせちゃったみたいな恰好で…卑怯だなああ。
 鎌倉に連行された静様、最初は頑なに口を割らなかったのであります。正体が知れたらお腹の子供が義経様の子だってバレちゃいますから!男子だったら処刑は必定だもの!政子様や実衣様は静様を穏便に逃避させようと計らいますが、比企一族が許しまへんで!
 だって義経様の正妻の里様は比企様のお嬢様ですもんね。能員様奥方の道様曰く、静は分を弁えなさい、あなたは妾だと悪口言い放題!とうとう静様が切れちゃった!私は静御前でございますって、自分から白状しちゃったよおお!
 これが中世の奥ゆかしさなのでありましょうか、正体を明かす静様が一舞披露する運びとなりました。わざと下手に舞って偽物のふりをしてくださいと希う義時様…。最初はわざと下手に舞ってた静様だけど、とうとう我慢の玄界灘!
 ご自分で歌われて後、本気の舞を始めました!静様はもう覚悟を決めちゃったよ!その巧みで華麗な舞の技!ど素人の私共にも何となく分かる安定感!っていうか体幹の安定感。一同が魂を奪われておりまする~。その後男子をご出産、男子なれば容赦はございません、さっそくお子様は処刑されて、静様も行方知れずになりにけり~。

 義時様から憎しみの種をごっつり撒かれてしまった義経様。案山子を切り捨てて怒りを滾らせております。傍らには刀を貸した頼衡様が…。
九郎殿は国衡殿と謀って鎌倉に挙兵するに違いないと、泰衡様に告げ口している義時様!なんであなた!そんな人になっちゃったの?もう泣きそうよ!泣きそうだけど…胸の奥がワクワクしてくるのは何故でしょう?何のかんの言って、ワタクシ自身が、陰謀好きなのかなああ…。
 私は鎌倉殿にたてつくつもりはないと弁明する泰衡様。だったら九郎殿の首を取り鎌倉殿に送り届けるしかないと申し渡す、地獄の悪鬼の様な義時様ですよ!頼朝様が攻め込んだら平泉は泰衡様の代で滅びる!それが嫌なら義経様を討つしかないのですっ!ひっひいいい!ついにダークに落ちちまったなああ、小四郎殿~。
 頼衡様が兄を戒めますけど、一向聞き入れられぬ中、頼衡様の怒りの矛先は義時様に向かいまして…刀を抜いて斬り合うかと思いきや…善児が介入だ!たちまち惨殺される頼衡様だよ!アサシンの実力がさらにアップだな!これでもう泰衡様の選択肢はなくなったよ。鎌倉殿のお使いに弟が刀を抜いて誅されたんだもな。
 国衡様も泰衡様に告げてます。九郎殿は腹をくくられた、戦になるぞ…。泰衡様はもう追い詰められちまいましたな!

 田んぼを前に腰を下ろしている九郎殿。そこに降臨した秀衡様の怨霊…土を愛でて寿ぐ構えよ!いやああ…いいなあこれ、立ってるだけでも、手をあげてるだけでも、絵になってるわ。っていうか舞踏よね!本職の人がちょおおっと本気を見せるだけで持ってかれるんだわぁ。
 菅田様におかれましてもきっとこれ、一生の宝になるんじゃないですかね?眼福眼福~。

 最早これまでと腹をくくった義経様。里様はでも、こんなところで死にたくないと駄々をこねる。いろいろ言いあった後に、静はいい気味!京で二人を襲わせたのは実は私だと自白しちゃいました!
 おまえが呼んだのか?兄の策ではなかったのか?お前があああ!あれを頼朝様の策略だと思ったからさらに迷走してきたんですもんね?我を忘れるお気持ちも分かりますけど、この流れて小刀で里様を突いて殺害!やっちゃった!
 すまぬすまぬとあやまる義経様。人を殺して初めて泣いたか?もっと早く泣いていたら違う人生になってたかもなああ。

 鎌倉へと帰る義時様を拉致して衣川舘へ誘う弁慶殿。暗くボケてるバックが素敵。御曹司がお呼びだって。一方では手勢を集めて衣川舘を取り囲んだ泰衡様。この時すでに義時様は義経様に呼ばれてこの舘にいたわけですよ。実は義経様、頼朝様の命で義時様が動いて泰衡様に攻めさせる謀略と、全てを見抜いていたのです。

 これでどうですかと木人28号みたいに下ごしらえをして、その上に僧形のアウターで決めてる弁慶殿!死出の花道には十分すぎる結構でございます。武蔵坊、世話になった!大喜びで死での旅路に付く弁慶殿よ

 兄上の所業を全て見抜いておきながら、どうして手をこまねいていたのかと問う義時様。この首で平泉が守れるなら本望だと返す義経様です。でも、甘いよ!義経様の首をゲットしたその後で平泉を滅ぼすサンダンス軍曹だもんよ、兄上は!
 あ、でも御曹司の九郎判官義経様にはまだ秘策があったの?鎌倉攻めの攻略法を立案してましたか!それを…義時様に託すわけ?国衡様にでも託せばいいのに…。
 定石通り北から攻めると見せて、南の海から攻め寄せる!すべての切通しを固めて後、町に火をつける!ひいいいいっ!とんでもなく無慈悲な軍略じゃないですか!
 それで、三浦勢が船を目撃するリスクについては、親父はともかく息子を味方につける!そこまで読んでたか~!

 とにもかくにも丸にも点にも、義時様に鎌倉攻略法を託して逃がす…あれ?これってもしかして塩を送るっておつもりなのかな?自分が犠牲になって立ち上がる鎌倉政権、兄上の幕府を盤石にして欲しいって?そこまで自己犠牲かよおお!なんだかこっちも泣けてくるじゃんよおお!
義時様を逃がしたのち、外の景色を伺う義経様。泰衡様の軍勢が迫ってまいります。なんかもうすっかり運命を受け入れる構えの義経様。逆に楽しそうな雰囲気さえあり…憎めないんだよなああ御曹司。どこまでもまっすぐなお方でした、良くも悪くも…。

 鎌倉に帰った小四郎殿を出迎えるご家族+α。その一方で、鎌倉に届いた義経様の首桶。鎌倉殿が出迎えて…よう頑張ったな、話してくれ、一の谷、壇ノ浦…怖くて和むよ大泉さんよ。おまえの口から聞きたいのだ九郎、九郎、話してくれ九郎…と号泣する鎌倉殿でございました。この様子では…結局最後に、その手には何も残らないんじゃないすかね、鎌倉殿…。
 ってことで、帰ってきた義経様は桶の中…(涙。どんだけ泣いたって許さへんかんね!でもあの、大泉さんの顔芸の凄さにやられましたわ。あの泣き顔はもう、頼朝様にしか見えませんもんねええ~~~っ!んで、コホン、いまさら何を語れってんだよ!この馬鹿兄貴があああ!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント