NHK大河ドラマ「青天を衝け」第2回「栄一、踊る」

いやあ~先週は北大路の御大にしてやられましたわ~。冒頭いきなり「こんばんは徳川家康です」だもんね!某ビート御大のパクリだったりして?あるいは…おっすおらゴクウ?とにかく落差のインパクトがすごかったです~。

こんばんは徳川家康です。今夜も来た~。私の開いた徳川幕府は完全に閉じていたわけではない、と~。限定的だけどちゃんと交易はしてたって!オランダ人に作ってもらったニュースペーパーで外国情報も得ていた。はずだった!
だけど二〇〇年もたつといろいろ破たんしてたみたいで、日本が知らない間に世界は大きく変わり、西欧諸国がこぞって東アジアを目指します!アヘン戦争で隣の清国が攻められ、次は日本か?そんなタイミングで生まれたのが、渋沢栄一。だが今はまだ大海原に乗り出す前の、ほんの子供です。…殿!今宵も親切丁寧な御解説!痛み入ります~~!
九つとなった栄一君は父の仕事を学び始めました。父の市郎右衛門様は藍玉製作だから藍の葉の買い付けは重要なお仕事です。農家を回る父について行って、だんだんと飲み込んでいく栄一君です。信濃の国にまで出はって藍を買い付けてる!手広い商売をなさってますなああ。
目利きの腕前がすげえなとっさま!親子を撮ってる映像のバックのボケ味がちょうど良い。藍玉の商売は皆が喜ぶという父上。かっさまもおっしゃった!皆が嬉しいのが良いって!仲良く言い合いながら歩む父子。いい感じよね♪ド~オオ~~ン…♪今回のOPは実に優雅よねえ。静かな感じが落ち着きます。

 神社です、獅子頭です。あ、これお祭りのですね!伯父・宗助様からはっぱをかけられて、栄一君を始め子供衆は踊る気満々でございます。お千代ちゃんは新しい着物が貰えるようで、これまた大喜びよ。

 血洗島の渋沢家にお代官様がやって来ました。村の顔役ですから、渋沢家がご接待する習わしなのね。素朴だけどおいしそうなお料理ですね。お代官様のいう事には、ご領主岡部の若殿様がお江戸の将軍様に拝謁するので、六月に道普請に人足百人、おまけに金二千両用意せよ!結構無茶いうよなあ。
 でも若殿が元服したら江戸暮らしですから、家を継ぐまで帰れませんから、ご家臣は気を使われるんだなああ。まあ、道が良くなるのは皆の為にならなくなくなくなくも小泉八雲?
 宗助様は二つ返事で引き受けますが、市郎右衛門様はたてついた!だって農繁期なんだもんって。蚕も繭になるし、藍を刈り取らなくちゃならないし、人足の数を減らしてもらえませんかと~~。

 お代官はそれでなくてもえばってますから、口答えなんかしたら激高します。お膳をひっくり返して怒鳴りつけたわ~。怒ってもいいけど食べ物に当たるなよ~…。百姓の分際で口が過ぎると、もう幕末大河でお馴染みの、身分の差があって江戸時代は地獄だったと言う描写でございますよ。これは大人の話だから口外してはならないと念を押される栄一君。
 叱られて平身低頭して降参する父親、市郎右衛門様をみて、承服できん、何でとっさまがあんなに頭を低くしなきゃなんねえにと怒るのは栄一君。村人たちのなかでは随分いい顔してましたもんねええ。お代官を見送って、済まねえ兄いと詫びる市郎右衛門様。お前の気持ちもわかると返す宗助様。今年はもう…いかんべのう…

 そこで宗助様のご決断、祭りは中止!人足を供出したうえ、藍の刈り入れ、どうしても手が足んねえ、と~。お代官様には勝てないなと、仕方あらんべさと皆々がっかりと承服しております。
 ただ一人栄一君だけは諦められず、俺は獅子が舞いてえとおいちゃんにくってかかる!今年の五穀豊穣は、悪疫退散はどうするんだに!伯父さんも祭りが大事といった…って、これには父・市郎右衛門様のお叱りが入った!拳骨だ!なんもわかってねえもんが偉そうなこと言うな!栄一君の小さな背中が哀愁。その背中を優しく叩いてくれた人もございました。みんな気持ちはわかってくれてるみたいよ。気づけよ、栄一君。
 神社の境内で千代ちゃんと話す栄一君。村の祭りなくなっちまった…大人のいう事はよく分かんねと愚痴る栄一君。千代ちゃん曰く、大人のいうは誠にわからんことが多いね。千代ははよう大人になりてえと仰る。大人になって誰かのお役に立ちてえな、と…。人間のスケールが、千代ちゃんの方が一枚上手でしたね。
 なんかしゅんとしちゃった栄一君。みんなが嬉しいのが一番なのにど~してうまくいがねんだべなあぁと嘆息。この流れ…きっと栄一君が何か思いつくんすよね。
 千代ちゃんは帰って母様に、祭りはなくなったから私の着物も仕立てなくて良いと進言されてます。お前は我慢しすぎだと悲しく諭す母なのでありました。

 さてお江戸の一橋慶喜様は、将軍家の居候のような身分がお気に召さないようで、しきりに水戸の暮らしを懐かしむご様子。隠居させられた父・斉昭様は何とか政界に復帰されたいようでしたっけ。そして外国人を攘夷する気満々ですね!
 そこに上様、家慶様がご降臨されれば、優等生的な受け答えで流す慶喜様。食えねえガキだなああ。上様はでも慶喜様がお気に入りって感じです。一緒に舞をなさるの?可愛がられてますなああ。
 隠居の斉昭様。藤田東湖様から、激励のお手紙を受けて感激して泣いてる!水戸藩の領民は斉昭様の復帰を願う嘆願を継続されております。まあこれも斉昭様のご意向ですよね。今に見ておれ私は必ずや政の場に舞い戻って見せると宣言する斉昭様。七郎麻呂こそ私が頼りじゃ。七郎、いや、一橋殿…。期待されてますなあ。

 六月、血洗島村の一番忙しい上にさらに忙しくなった季節。栄一君も藍刈りのお手伝い。男衆は昼は人足へ出て、残った者たちで桑や藍葉を刈っていきます。時機を逃したら台無しですからなああ!おっかいこおっかいこ…の歌とともに、お蚕様が繭になるのをお世話する!激務!人足から帰った父上はさらにカラ元気で夜遅くまで藍刈り。昼は土木、夜は野良仕事、大変だぞこれは~。
 そんな中、みんなを癒すのは母上をはじめとする女子衆のお唄だ!労働歌がせめてもの慰みだったんですねええ。虫の声!良い仕事してたよ。胸に手を当てて、ここに聞きな、あんたが嬉しいだけじゃなくて皆が嬉しいのが一番だという母の教えに従って、胸に手を当てた栄一君。

 やがて苦しみの道普請も終わり、疲れ果てて村に帰ってきた男衆。藍も刈られて、お蚕様も繭が取れました。上出来上出来。そこにお囃子が流れてきたで?え?獅子舞?
 子供たちが獅子舞でお迎えだ!なんか東北的な獅子舞ですね。つまりこれ粋な演出で疲れた大人を癒すイベントです。当然これ栄一君が首謀者です。五穀豊穣悪疫退散だに!
 栄一君と喜作君が獅子舞で太鼓も叩いて、ほかに一人冒頭と同じ子が笛で伴奏してます。みんな大喜びさああ♪自分たちも疲れてるだろうになあ。遅くまで農作業に付き合ってお手伝いしてたもんなあ。
 市郎右衛門様も情に絆されて一緒に踊り出したわ、大成功のハイセイコー!みんな笑顔よ!喜んでるよ!してやったりと笑顔の栄一君です。お手柄立てて、もしかしてここらで演者交代かな?あれ?大きくなった栄一君たちの獅子舞姿が挟み込まれてる?やっぱりここでタイムがスリップですか!

 それから数年が経ちました…獅子のなかで成長したわ~。栄一君も喜作君も、お千代ちゃんも!もうさん付けで呼ぶ年代ですねえ。楽しそうなお祭りシーン。
 四年後の嘉永五年だそうで…。尾高新五郎様は惇忠と改名されて剣術の先生となっております。もともと水戸学をやってましたし、もうリーダー然としてまいりました。太平の世は終わり、これからは百姓も剣の心得は欠かせないと~。
 弟の長七郎君は…今や長七郎さんですね。立派なガタイで剣も強くて、腕っぷしは惇忠様を凌ぐとか。長七郎さんに続いて、栄一君もフォームチェンジで栄一さんとなられております。喜作さんもご同様。相変わらず体当たりなら負けない栄一さんでしたねえ。
 剣と読書に明け暮れる日々。学問の方も学習を重ねてらっしゃる。もちろんこちらも先生は惇忠様だわ。山田長政について講義されてましたねえ。栄一さんは読書にいそしむ毎日。そうそう、本に書かれた真実つかめ~♪でもしかし、本を読みながら歩くうち、溝にはまってさあ大変!二宮金次郎やってると危ないから!とっさまに叱られる栄一さん。読書は悪いこっちゃねえ。だがそのために仕事をおろそかにするのは以ての外だ、と~。
 家を継がせないとまで言われて大慌ての栄一さんです。父の言うよう、藍の葉は手間暇かけた分だけいい青が出せる。手を抜く奴にはその青は出せねえ!栄一さんは平身低頭、分かったに、もう決して手は抜かねえと約束されまして候。にしてもしかし、シャムやら江戸やら、外の世界への好奇心が隠し切れない様子でございました、栄一さん…。

 江戸パートでは能楽やってますね。水の上にタイマツ浮かべて幻想的。実子の家祥様にはちょいと問題がございまして、子をつくれるか危うい…。ますます慶喜様を可愛がるようになってる感じの家慶様。さっき能を舞っていたのも慶喜様でございました!
 こうなったらお世継ぎは実子の家祥様ではなく、一橋慶喜様になるのではないかともっぱらの噂でございます。これ…いい気持ちはしませんよねえ家祥様的には。でもそういうのって徳川家の伝統に背くのでは~?
 老中阿部正弘様も実は慶喜様を将軍にしたいご意向。ってのは外国からの開国要求!これが大事になるようなら強い将軍が必要だとの思し召しでございます。そんなこんなを勘定奉行・川路様と話している阿部老中。そこに長崎奉行からのお使い到来。オランダ人が書いたレポートを届けてまいりました。その訳文を改めますと、こりゃ大変!
 日本との条約締結を求めてメリケンが艦隊を派遣した!来年には到着するぅ?艦隊の総大将、その名は『ペルリ』!いよいよ黒船かああっ!

 農作業にいそしむ栄一さん。そこに知らされるのは、春になったら栄一さんを江戸に連れて行ってやろうと言うとっさまのご意向!かねて江戸にあこがれていた栄一さん!思い浮かべるだけで胸がぐるぐるする!江戸だ~~~!と大喜びで喜作さんに報せに行く栄一さん。
いっぽうペルリは…意気揚々とジャパンを目指してはる!こりゃあ前途多難な予感だぞおお~♪ま、まあ、幕末の毎度のこってすけどねええ…