NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第40回「松永久秀の平蜘蛛」

麒麟を呼ぶものがあなたであったなら!先週ラストで熈子様が遺したお言葉でございます。いろんな原因説黒幕説のある本能寺ですが、もしかしてそれは愛だったのかもなあ…。本能寺まであと6年!いよいよ物語はクライマックスを迎えまする~。

天正5年夏。戦の方は苦戦してますよ信長軍団。本願寺攻めても攻めても攻めあぐね。川が巡っていて攻めづらい地形みたいですねえ。やはり戦は地の利が重要なのか~。
この時戦線から逃亡した武将のあり。なんとそれが松永久秀様だ~!戦線離脱はすなわち死刑、相当な覚悟があったのでしょう。むろん謀反でございましょう!織田家中に攻撃を加えた?ひいいいっ!もう戻れませんええ~!でんっででんっででんっででん・・

 妻の死を嘆く十兵衛様。妻の爪を肌身離さず持っている?明智十兵衛光秀様も早や五十代となられまして候。光陰矢の如し!やはり体にもが心にもガタが来てはるご様子。話す相手は娘の玉様くらいしかなく、思い出話を語る父。年取ったな~。
 十兵衛様、駒さん、玉ちゃん様の仲良しトリオ。ここで十兵衛様へのお手紙を託す駒さん。差出人はいつものジョーカー・伊呂波大夫。そのお手紙に従って出はって来た十兵衛様。
 十兵衛様がやって来ますと先客がいました。三条西実澄様です。お正月みたいな画像ですねええ、って、お正月でした!立ち去り際に十兵衛様と行き会った実澄様が帝の伝言を伝えてきました。直々に十兵衛様と話がしたい。信長殿の行く末を案じておられる、と~。
 本能寺の伏線らしきものがあちこちに張られてきた感がございますねえ。果たして誰かな誰かな~?っていう。

 さてようやく判明した呼び出し人の正体は…よっ!来たか!って、久秀様だ!何やってんの!今日は飲みなすとお酒を所望の十兵衛様です~。…え?怒ってんの?
 こないだ秀吉様が勝家様と大喧嘩をして勝手に帰った時には大変だったそうで!切腹させろと言う殿を家臣皆で何とか宥めて!なんとかかんとか許してもらったところです。
 あなた!切腹させられますよ?いやいや久秀様はすでに信長様の家臣団から飛び出すご覚悟。そもそも柴田は無能よとのたまう久秀様。
つまり理由は先週のアレですよね、筒井順慶様を大和の守護を任せるっていう信長様の方針!そらあ面白くないですよ~。長年の宿敵を信長様が迎え入れたのにも腹が立つでしょうし、長年争った末勝ち取った久秀様の領地も全て与えようってんですからね!
 久秀様曰く、殿は出自に関係なく実力で家臣を登用する方だと思っていた!だがそうではなかった…。ワシは寝返る、本願寺型につく!
十兵衛様は何とか翻意するよう説得されますが、久秀様は断固本願寺方に寝返ると仰います。それでは私と敵対することになると言う十兵衛様。

 ですよね~。本願寺は毛利家と手を結んでますし、上杉謙信様は勝家様を破って上洛する勢いですし、丹波勢も根強く抵抗してますし、四方に敵を抱える信長様は風前の灯火だと喝破する久秀様!なるほど確かに…勝ち目のある方につくと思うのならここが裏切り時なのかも~。
 しかも久秀様は既に本願寺から大和を任せると言う言質を取ってらっしゃる!抜け目ないわ~。しかしそうなれば、畿内方面の司令官であるところの十兵衛様と戦わざるを得ません。そこを問えば、それも承知の上だと返す久秀様。
 ここで久秀様が持ち出す大名物の「平蜘蛛」!信長様がそれさえ寄こせば許してやるとまで仰ったという逸話の名品だ!…でもほら、ちょいと形の変わった茶釜なのでしょう?どうしてそこまで…
 この平蜘蛛を信長には意地でも渡さぬと言う久秀様。だがお主になら託してもよい?いやいやまさか!平蜘蛛をやるからお前も寝返れって?それは考えすぎ?って言いながら、結局南極京極かねよの錦糸丼で、託するんでしょ!平蜘蛛~~~!?
 思えばまだ斎藤利政様にお仕えする若造だった時分、鉄砲買い出し紀行でお世話になって以来のお付き合い。常にいい関係でありましたな。そんな久秀様とは戦いたくない十兵衛様。手をついて寝返るのはやめてくださいと希います。
 だけど久秀様の決意は固く、ワシにも意地がある!見ろこの釜を!これはワシじゃ!討たれたとしてもこの平蜘蛛はお主の手の中で生き続ける!それでよいのだ!これも一つの男の花道ですかねええ。解せぬ!解せぬ~!と言っても、じゃあ飲めと言う久秀様!だったらもう涙涙で、戦などはしたくはないと言い放って、飲めぬお酒をしこたま飲む気配の十兵衛様。切ないなあ。

 んで、とうとう決起した久秀様、大和の信貴山城に籠城です。大阪本願寺!上杉謙信!そして松永久秀!確か荒木村重様のご謀反が次の年でしたっけ?どうせならこの時一緒に反乱したらどうなっていたんでしょうねえ。あ、どうせ本能寺になるのならいっそ十兵衛様も!一緒に!…妄想もうよそう、閑話休題。
 容赦のない信長軍。総大将はご嫡男の信忠様。十兵衛様も含めた大軍団を大和に結集!茶道具全てつまりさっきの平蜘蛛も含めて、全部寄こせば許してやる?さもなくば磔?それはなんだかな~~~。細川藤孝様はご嫡男の忠興様を伴ってのご参戦です。
 いやでもここは、上杉軍が国へ帰ってしまったからには、久秀様は万事休すですよ!織田軍が全力で潰しに来れるんだもんね!ワシの首をこの箱に入れよ?では何事も一炊の夢と仰る久秀様。腹きりか~!ものごっつ主役感ですけど~!ナムサンダで果てられまして候。籠城で十日間も頑張ったんですけどねえ。とうとう信貴山城落城!久秀様は山のような宝物の名物を道連れにお城と運命を共にされたわけです!享年七十。

 久秀様の死を一番悲しんでいるのが、当の信長様だ~~!泣くくらいならもっとこう、なんとかしろよ~!このタイミングで帰蝶様とお目見えの十兵衛様。信長様は泣いている?近頃一人で泣いている?この頃殿のお気持ちが私にもよう分からん。殿は何かを怖がっておられる。朝廷から高い地位を賜った。ここまで高い地位など思ってもいなかった、祟りを受けるやもしれぬ。殿はそれを恐れてお泣きになる。私も殿をけしかけてきた。一緒に祟りを受けるやもしれん。私は少々疲れた…。にしても帰蝶様、相変わらず奇麗だよねえ。片膝立てて所作がまた、奇麗だよねええ~♪
 殿は天にも届く立派なお城を作ろうとされているが、あまりに息が切れる。戦のたびに親しいものが消えていく。私はそろそろこの山を下ろうと思う。昔暮らした小さな山に…。戦が収まったらまた茶を飲もうと仰る帰蝶様です。
 と、そこにやってきた信長様。佐久間信盛は役立たずじゃ!久秀様のお宝が残らず火にやられた事を怒ってらっしゃる?帰蝶様がこの城をさることにも不満顔。あとは十兵衛に相談せよとの帰蝶様のお言葉!弱るな~!十兵衛様が返して、殿も私も弱りましたなって。とりあえずOK?

 信長様のご用件は二つ。まず一つは、久秀様の名器の平蜘蛛を行方を知っていないか?十兵衛様のお答えは、知りませぬ!信長様の追求、お前が受け取ってないのか?十兵衛様は答えて曰く、昔話を少々!あくまでも寝返るなと説得してただけです!って~。ここであの蘭奢待を持ち出して、帝は何故ワシに背を向ける?何故皆がワシに背を向けると仰せの信長様。そこをちゃんとわかって分析した方がよろしいんじゃないですかねええ。

 もう一つの要件!そなたの娘、玉の件じゃ。細川忠興に嫁がせよと仰せです!話は以上じゃ!帰って丹波に取り掛かるがよい!ワシは本願寺をやる!皆焼き殺してやる!なんかこう、唯我独尊ごり押し気味な信長様ですなああ。

 十兵衛が初めてワシにうそをついたぞと仰せの信長様。このワシにうそをついた・・・。それを受けた秀吉様が!この秀吉に抜かりはございませんと請け負う!いやああ!全部あなたの出世のためなんでしょおおお!謀略の匂いだ~!

 玉様が迎える父の十兵衛様。駒さん伝授のお薬調合、すっごい匂いだそうで~。この子を嫁がせるのか…って感慨深めの十兵衛様。お薬はやっぱり苦いよ!
 んで、ここに伊呂波大夫。平蜘蛛の釜を持ってきたの?お受け取り下さいませって言われても!困るよ!手に負えないよ!んだけど叩き割る訳にもいかないもんなああ!どうすんの?こんな訳アリのお宝を託されちゃっても、さあああ!こうなったらもうこれを根拠に反乱するしかねっぺよ~~~♪
 今週のところはそこまでは進みませんけど、平蜘蛛を手にして、捧げて、置いて、眺めて、拝んで感慨深い十兵衛様。信長様には死なぬ存ぜぬと言い張って来た?これは罠だ!何々?まんまと引っかかってしもうた?久秀様の罠って何よ?どうだ十兵衛恐れ入ったかって?
 これほどの名物を持つ者は覚悟がいると仰せの伊呂波大夫。その覚悟をどこかに置き忘れていませんかって?それを十兵衛に申し伝えよというのが久秀様のご遺言…。え?それって何?丹波から帰り次第帝に拝謁したいと伊呂波大夫に申し込む十兵衛様。それは三条西様に申し伝えますと言う伊呂波大夫。
 平蜘蛛はここに来たのか~!そして黒幕は誰なのか~!謎が謎を呼ぶ今作のクライマックスじゃ~~~い!