『花ちゃんのサラダ 昭和の思い出日記』南條 竹則

『花ちゃんのサラダ 昭和の思い出日記』南條 竹則(著)、集英社、ISBN:97840872114819784087211481_600.jpg
著者の南條竹則氏は作家、翻訳家として名の知れたお方です。裕福な文具販売店のお坊ちゃまとして過ごした幼い日々を振り返ってらっしゃいます。
花ちゃんと言うのはいわゆる「ねえや」。今でいう「お手伝いさん」あるいは「家政婦さん」。丸ぽちゃの下ぶくれで眉が太くてお目々パッチリ、んでおみ足は大根…ゲフンゲフン。お料理上手で賢くて子供や猫にも優しくて、アクビなんかは出ませんよ?竹則氏の幼少期にしっかり寄り添ってくれたお嬢様です。
花ちゃんのサラダってのはマヨネーズをたっぷり使った逸品。それもそのはず、花ちゃんは毎日昼前、某3分クッキングで学んでらっしゃった!そりゃあマヨも使うわ~♪
この本は、ねえやの花ちゃんとそのお料理を振り出しに、著者の幼い頃の家族の面々、日本橋や浅草の風俗などを書き綴られたエッセーです。なんと申しますかこう、昭和の味わいが満載ですよ。テレビ漫画の「マイティーハーキュリー」…これに反応した方は残らず読むべし!読んで損なしノスタルジー。
花ちゃんから始まって、親戚や昔馴染みを一回りして、最後にまた花ちゃんに戻る手堅い構成と後を引く読後感がまた好もしい所でございます。上手いな~♪

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント