NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第21回「決戦!桶狭間」

このタイトルですと某アンソロジーを思い出しちゃいますねええ。一作家が一人物を取り上げた短編を集めて様々な角度から…はあああっ!この手があったのかああ!あ、失敬失敬、いえほら例えば「決戦!関ヶ原」として一年かけて、第一クールは三成ターン、第二クールは秀秋ターン…そんなややこしい展開では視聴者が付いてこない?ありゃま…ゴホンゴホン
って、それどこじゃなかった!決戦!桶狭間ですよ奥様!先週今川軍が尾張に侵攻して来て、先鋒は松平元康様で、織田信長様絶体絶命?ってな時に、放浪の塾講師のアドバイスを受けたらしき帰蝶様は、元康様の生き別れの母上をお呼びしてお手紙での寝返り計画。戦わないでという母の願いを読んだ元康様は、涙涙のメンパッチン。
一方信長様はと言えば今川義元軍本隊の道筋を桶狭間と予測して、なにやら策を考えておりましたっけ。

永禄三年(1560年)…輿に乗って進軍する義元様。沓掛城にご到着。元康様が無事に大高城に達した報を聞き、そこに援軍三千を送り丸根、鷲津の二つの砦を攻めさせるご采配。大軍の余裕で自らドンドン切り崩してまいりますなああ。
大高城で、母上のお手紙読んで涙を流しながらも気を取り直して冷静に考える元康様。三河のものは三河に返すと信長様は言ってくださった。でも尾張軍と三河軍を足しても今川軍2万余りには遠く及ばず…勝てる見込みがないのなら、所詮は絵に描いた餅ですよって~。夜の室内、光と影、元康様の心の中を思わせる演出でございました。
今やすっかり密偵役を表に出してる菊丸君に託す母への返答は、今は今川様の命に従うほかありませぬ。さすがは我慢の人でございます。
十兵衛様はと言えば、朝倉義景様に見切りをつけて信長様の危機に馳せ参じる構え!夜陰に乗じてお馬を走らせる十兵衛様と左馬之助殿、やっぱり馬は良いわああ。でんっででんっでんっででん。

 翌朝五月十九日、さっそく行動を起こした元康様。丸根砦を攻撃開始。忍び風の騙し討ちが不気味や~血ぃ吐きましたで~。すっかり閂を抜いて万事整ってから、ほら貝吹いて攻め込む元康様。タヌキや~、若くても小ダヌキや~。
 夜明け前の薄暗い雰囲気。相変わらず足食っとる信長様。ご家臣の梁田殿が報告する情勢を聞いて、家老たちに籠城を宣言されました。余りにも大きな彼我の軍力差、籠城即ちただの引き延ばし作戦、援軍助っ人の見込みがないのなら畢竟負け戦なのではないかとおお!ほらほら帰蝶様は深刻になってますよ。
 お歌を歌って癒しているおつもりですかあああ!…あ、これ、人間五十年の別バージョンですな!こんなに軽やかに歌う手もありましたか~!それ魅力!
 んだけど信長様には深い読みと計算があったのです。今川は鳴海城への援軍に三千出した、こっちには二千、そして大高城にも…これで6,7千の兵が本軍から消えた!父の教えでは、今川義元は用心深い、駿河にも兵を残し東からの敵に備えているはず!出兵している間他国から攻め込まれないよう最低限の軍勢は留守番として置いてきているって事ですよねえ。
 今川軍の本隊に今どれほどの兵が残っているのか探って来いと命ずる信長様です。そして後で善照寺砦で落ち合おうと仰る…籠城するんじゃなかったっけ?え、嘘なのおお!城内の間者を欺くため?一杯食わせ者の情報戦が始まっておりました~♪
 各砦で戦っている全軍を善照寺砦に集めて総力戦で今川と一戦交える!拡散波動砲ではなくエネルギーを絞った一閃を白色彗星の弱点に!…閑話休題。軍隊を広く展開している大軍の一角と、全ての力を一つにした小軍の総力と、しかも敵がそれ程の大軍ではないかも知れないし!勝ち目はあるで!

 …まあ読み違っていたら間違いなく…死ぬ…織田勢は全滅ですけどね~。でもここで一つに賭けなきゃ未来を掴めないのよ!むしろ駿河を出た今しか、今川を討つ好機だと!そなたの父・斎藤道三ならそう言うだろうって、命を懸けて覚悟を固めた信長様なのでございます。さすがの帰蝶様も泣きべそです。
 そんな愛妻に嬉しそうな手柄顔で、その後は申し訳なさそうな謝罪顔で、うち合わせる赤子。二才になる息子の奇妙丸じゃ…。後の信忠様ですか~おおめでとうござい…ノオオオ!ぎゃあああ!なんで今まで隠してたの~?帰蝶様との間にお子がなく、織田家存続のためにはやむを得なかったのだ~?そんな言い訳要らへんがな~。
 織田家の未来はこの子の中にしかないもんねって事で、ワシが死んだらあの子を育ててくれって。この十年そなたを頼ってきた。とまあ、尾張の行く末を帰蝶様に託して戦に出かける信長様!これぞ戦国!

 午前8時。丸根砦と鷲津砦が落ちてしまいました。元康様は有能ですなああ。でもここで頑張り過ぎずに兵力を残すのが信長様のお考えなのかもなああ。先週元康様の進軍にあまり抵抗しなかったのも、その後寝がえりを唆すのと兵力を温存するのと一石二鳥だったのでしょうねえ。そして信長様が目指すは集合地点の善照寺砦。今川義元様は沓掛城を出て、大高城を目指しております。午前9時、信長様は善照寺砦へ、義元様は大高城へ向けて出発。
 午前9時30分。そんな所にやって来た十兵衛様と左馬之助殿。清州城にて帰蝶様と再会です。奇妙丸様を抱いた帰蝶様、来るのが遅い!知恵を借りたかったのに!信長様は既に出陣!もはや打つ手はない。あのお子は?…天から降って来た大事な預かりものじゃ…帰蝶様、大人になったなああ。
 信長様は善照寺砦。今川と一戦交える…。たった二人が駆けつけたって大した助力にはならないでしょうけど、善照寺砦へと馬を飛ばす!おっとこまえへ~!あの男から目を離すなという道三様のお言葉がフィードバック。

 午前10時。策を練る信長様。現有兵力は総勢3千。敵、今川方はあちこちに兵を分け、残りは7、8千。二倍殺ってもまだ残る…。そして義元本軍の現在位置はこれから桶狭間にかかるという所。今後は、大高城で元康様と落ち合って、他の兵力も集めて清州を攻めると予測されます。今でも勝ち目がないけど、敵が結集したらもっと勝ち目がなくなるって事ですな。今ここで決着をつけねば!
 ここで信長様は考えました。何とか今川の本軍を減らす手はないか…。

 午前10時30分。大高城では余計な事を言った人がいるぞ!義元様のお使いの鵜殿殿だ。義元様が三河の守に任じられた!えええ?三河を分捕るのかよ~!そしてむりくり即刻再出陣せよとの仰せ。鳴海城へ加勢平家とのご差配?こりゃあ無理にも程があるなああ。

 午前11時。桶狭間では優雅に音曲流して一休みの今川義元様。ゆったりしてますなああ。さっき信長様が出した結論はこれ、桶狭間に最も近い中嶋砦に伝令!守将・佐々殿に命じて300の兵を繰り出させました。陽動作戦ですな!
 鷲頭砦の衆が動かないと聞いて怒る義元様、ならば兵を出せ!これが間違いだよきっと!佐々殿が暴れて誘い出した敵兵は千人以上なり~。油断したな義元様。まんまとエサに喰いついちゃって…。
 これで敵は約5千兵に減ったぞ!よおおし、それならやれる!ちょっと鯖読んでますけど、そこが勢いってもんですよ!三千で五千と戦う!こっちは死に物狂いじゃ!向こうは油断しとんじゃ!これなら戦えるぞ!勝てなくなくなくなくも小泉八雲~!目指すは桶狭間!狙うは今川義元ただ一人!義元の居所は塗輿が目印じゃ!

 午後1時。いよいよ走り出したなあ、信長様。実際、走り出した~!と、雨だ!風も!空を仰げば雷ドド~ん!これぞ天啓じゃあああ~!みてごらん、これが豪雨ってもんだよ、桶狭間。ここは吹きっさらしじゃ~~!一寸先は雨!
 元康様には桶狭間平家との命令。攻めてきた信長の背後を突くと思われていた元康様でしたね。でももうすっかりやる気をなくした感じですよ。さっきは鳴海城へ向かえと言ってたよね、今度は桶狭間へ行けだって?調子こいてんじゃねえよ!我ら三河のものはここから一歩も動きません!とうとう離反だ~!これも今川方の慢心の失敗だよ!今川は敵、いずれ討つべき相手が今川だ!幼き日の決心がとうとう実を結んだ~!

 午後2時。豪雨の中疲れ果てて足止めの今川軍。そんな所にまなじり決した信長様の軍勢が突っ込んできた~!大将は毛利殿ですか?天は我に味方した~!とおおんだ奇襲攻撃となりまして候~♪どっちがどっちかようわからんけど、派手に展開してまっせ!輿の中の義元様はまだ余裕こいてんだよな~。
 輿に向かえ~!輿じゃ~!頭とったら勝ちじゃという信長様のお差配でしたね。槍持って怒涛の攻めの信長軍毛利殿。太刀を抜いて応戦する義元軍。生々しい戦いだわ~。大きい小さいよか勢いの有る無しがモノを言うのかも知れません、こういう時は。輿があったぞ~!義元はここじゃ~!帰蝶様にも幸運の予感?靄の中肉弾戦の戦いです。今川様も必死の抵抗。だけど多勢に無勢になっちゃって足を突かれて絶体絶命!フライング刀アタ~~ック!そしてついに、今川義元様ご落命~!今川義元、討ち取ったり~~~!おおお~♪
 元康様は大高城に留まり桶狭間には向かわなかった…。これが運の付き始めなのかもなああ。駒さんの丸薬ちゃんと持ってるし~。

 かつて道三様から、信長から目を離すなと言われました十兵衛様。今回も遠くから信長様のご活躍を残らず目撃、ドキュン!最後の所は天が信長様に味方したとしか思えない戦いでしたけど、天の味方を引き出したのは信長様の周到なご判断でした。まさに人事を尽くして天命を待った方ですよね、信長様。
 信長様にお水を差し上げる十兵衛様。水を用意して待ってたんだ。勝ったぞ!と威張る信長様。おめでとうございますお見事でございましたと、心から褒め上げる十兵衛様。褒めてくれるのかとお喜びの信長様。かつて父の敵の首を取っても褒められなかった。子供の頃から誰もワシを褒めん…。帰蝶様はお褒めになりましょう?帰蝶は何をしても褒める!いつも褒める…アレは母親じゃぁ。信長様穏やか~な笑顔♪また会おう!信長-十兵衛、心の交流でございました~♪
 今川を倒し、次は何をなされますか?と問う十兵衛様。美濃の国を取るという信長様。美濃は帰蝶の国じゃ、美濃を取って帰蝶を喜ばす。その後は?その後は…さわやかな笑顔だけを残して、後の第六天魔王様はお帰りになられました。見送る十兵衛様の夕陽に照らされた感激のお顔。

 駿河では、東庵先生は駒さんと黄昏てる。この国もこれまでか~。京へ戻るか?潮時かも知れん。元康様は戦から無事に戻ったらまた将棋をさそうと仰せじゃったが…。
 駒さんは元康様から文を貰ったそうです。母上と無事再会できたんだって!よかったねえ元康様。信長様のお計らいで、元康様は三河の岡崎に戻れることになったんだとか。それは良かった良かった、よおおしでは、我らは京へ戻ろうという東庵先生。立つ前に会っておきたい人がいるという駒さん。
 あの妙な丸薬を作る爺様。もう一度お灸をすえる約束でしたね。怪しい爺様から駒さんに丸薬のレシピ直伝!駒さんにだけ教える!やっぱり人には親切にするもんだよなあ。安く手に入る薬草ばかりで元手がかからんが何にでも効く薬じゃ~!って、世のため人のため、そして自分の飯のタネ~♪

 越前へ帰る十兵衛様の心に蘇る道三様の「大きな国」の教え。先々の希望の光が見えてきましたかねえ、信長様のお蔭で~。まだまだ十兵衛様の道のりは始まったばかりや~!ぱからっぱからっぱからっぱからっ…これで放送は一時中断?こここ、こんだけ盛り上がったのに!ひいいいっ!
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