NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第47回「姉妹の約束」

先週久米次郎様からその家を出て行けと通告されて憮然としていた美和様。実際の史実では美和様が楫取様の嫁みたいに暮らし始めたわけではなさそうですし、久米次郎様が元義理の母に良からぬ感情を持っているのは自然な流れですけどもう少し大人のストーリーにしていただいてもよろしかったような気がする枯れ落葉。

国事犯がやって来ます!働きながら各自の適性に応じた育成をとおっしゃる楫取様。美和様暗躍。新しい日本人を作る!新しい未来を作るのが私たちの願いですと演説の楫取様。ここまでは先週の振り返り~。
空き家を借りて女たちの学び舎を作ると意気上がる美和様。これも寅兄様の教えですかね?とまあそれはそれでいいんですけど、そこに生きがいを見出すのなら故郷の萩で女・松下村塾でも開かれたらよろしいですのにねえ。
楫取様のお仕事の方は順調ですよ~。反乱士族の罪人を見放すのではなく仕事を覚えさせて自立させる根本解決策。大きな人物だってよく分かりましたよ~。工場や農家で働き始めた彼らが上々の滑り出しみたいでホッと胸をなでおろす楫取様でございます。
こうなるとババンがバンジーウマく参りますようで、群馬県の職員たちも楫取様に懐きはじめましたとか。第一の家来の工藤ちゃんは大喜びだ~。生糸工場経営者にして第一の協力者の星野様は、生糸の組合や揚げ返し場がうまく回りだしたようでこれまた大喜び。深山家来の中原様曰く、人と人との絆が未来を作るんですね♪って、ちょっと調子良いなあこの人。とにかくここら辺をもっともっときめ細かに描いてくれた方が視聴者の感動が深まるのにな~。全部裏で美和様が、見たいに漫画チックに進めなくても良かったんじゃないかなああ~~。
ってなところで、久米次郎様からの突然のクビ宣言のお手紙到来をせい様に告白する美和様。だったら姉上の真意を確かめるべく東京に行った方がよろしいとのサジェスチョン。学び舎作りはちゃんとやっとくからって。トメさん母娘もやる気出してらっしゃる。
大きな行燈の下の夕餉の楫取家、姉上のお見舞いに行きたいと言い出す美和様。気安く承諾する楫取様。ついでに久米次郎の様子も見てきてほしいと?司法省で働きだしましたか久米次郎様。大人になられましたねええ~。と、ここまでがアバンタイトルでございました。

 そして東京へやって来た美和様。お手伝いさんが出迎える東京楫取家は結構大きなお屋敷でございます。んで、当然めっちゃタイミングですよ奥様!丁度その時久米次郎様がお勤めから帰ってきて鉢合わせだ~。何が何でもそうするもんな~。
 帰ってください!と久米次郎様。そねな・・と口ごもる美和様。そのやり取りを耳ざとく聞き取った寿様が美和様を呼び入れて、なんで旦那様の元を離れて来たのかと詰問すれば、久米次郎様曰く私の手紙の所為でしょう、と~。 父上のおそばにこの女がいるのが許せなかったって?だったらお手伝いさんを雇って送って美和様にこっちに来てもらえばよかっただけなのではないかしら?あなたももう大人なんだからさああ、久米次郎様~。
 久米次郎様が気に病んでいたのは、寿様が思わず漏らした「私はもう要らんのかも知れませんね」っていうつぶやき。そうかそうか、そんなにまだ乳離れもできていない青二才であったのかと残らず察したかに見えた寿様、久米次郎様を追っ払って姉妹でタイマンの話合いに進みます。
 夫の世話が出来ない自分が情けなくて思わず言ってしまった事であると、だがだがしかしうらやむ気持ちもなくもない?自分には吐かない弱音を美和様には吐く旦那様の楫取様だから?いやああ、旦那様のお世話を頼むと言い出したのはあなただったじゃないですかあああ!自分で頼んで自分で羨んで自分で呟いて、単純な息子が真に受けちゃって・・・っていう流れで間違いないですか?OK?OK?じゃあ申し上げますけど、やっかいなお姉様だなああああっ!
 妬ける位感謝しておる?そういうのを久米次郎様に聞かせてやんなさいよ!まあこちらの青二才様も自分の才覚で働きだした由、もう少し熟成して成長してくれそうな気配がなくなくなくも小泉八雲ではありますけどねええ。
 美和様が群馬に作っている女の母親の学校、そこら辺も寅兄様の教えだなあと頷く姉上様。群馬に母親たちの松下村塾を作りましょう!と誓い合う姉妹様なのでございました。
 逆光気味のお顔の描写とか欄間の作りとか、そういうのはいつもながらホントにウマく出来てるんですよねえ、スタッフの皆様~~。

 順風満帆に見えた楫取様には新たな試練!生糸価格が暴落ですと!世界経済が不況で諸外国の物価が暴落、つまり生糸の相場もどんどん下がって行くっちゅう算段ですがな。輸出業はここんところが難しおすえ~。
 生糸のもうけが少なくなると言う事は日本の輸出全体にも悪影響が出る法則。日本経済のためにも何とかしなければと浮き足立つご一同、星野様も駆けつけられまして候。って、そんな所に救いの神だ!星野様の弟の新井様から電報到来、アメリカの生糸商と交渉をしていますと、ついては質の良い生糸の見本を送って下さいと申し入れだ!
 星野様は早速自社工場の自慢の生糸を持ってきた!君の生糸に賭けよう!と楫取様。普段の対立軸はちょっとこっちへ置いといて阿久沢様も!儲け話なら一枚噛ませろと割って入って、横浜まで馬車を手配いたしましょう~!オール群馬でワッショイワッショイ!販路確保の大功勢だ~~~!
 んで、アメリカ生糸商のリチャードソン様との契約がまとまりました!やったね~!ってなところに良いニュースなんだか悪いニュースなんだか、何だかな~っていう事態も到来。生糸の供給が少なくなってこんどは高騰しちゃった!!モノの見事に乱高下ですがな!こうなるともうリチャードソンなんかほっといて高く売れる方に売ってやれと言いだす阿久沢様!目先の事しか考えてないのかお前は~~!これがもしハナトコバコ様の根性商人物だったら、浅はかな敵役に決定ですよ阿久沢様!
 あ、でも大丈夫、群馬の明治のどてらい男の県令様が押しとめた!今の相場より安い条件であったとしても先に契約したリチャードソンを優先させるべし!そうだそうだ!優先させるべし!抉りこむように売るべし~~!
 目先の利益に惑わされてはいけない、10年後20年後を考えねばとの深謀遠慮!何よりも信用が第一!うう~~む、これは楫取様に一本あり!生糸商も群馬県職員も楫取様の軍門に下った!阿久沢様も矛を収めるよりほか有りませんでしたとさああ~。

 そのころ美和様は毛利安子様を訪れてます。元領主様のお家だ!あら!もとあきら様!美和様がお世話してた若様が明治の立派な御曹司様に成長されてますよ~。世が変わっても幸せいっぱいな毛利家!ウマい事立ち回ってるんだなああ~。安子様と美和様とのやり取りはホッコリ加減で、蝋燭のシャンデリアもまたゆかしき事限りなく~。

 え?またも危機ですか!今度はリチャードソン様からの大量注文に生産が追い付かない?期日までに間に合わないと今後の信用にかかわる?そりゃあダンナ、調子に乗って注文受け過ぎたんやおまへんか?営業の人が裏方の地道なスタッフの事も考えんと自分の実績だけを考えて注文受け過ぎて四苦八苦って、ありがちな予感・・・。

 楫取様からのお手紙で事情を察した寿様は、東京にとどまっていた美和様を急きょ群馬へ送り返します。旦那様のおそばでしっかりと支えてください!ついでに女たちの学びの場を必ずつくると約束して東京を発つ美和様。いやあ、これが本日のタイトルですか~。ひとつ!楫取様をお支えします!ひとつ!女たちの学び舎を作ります!ひとつ!士道に背くまじき事・・これは言ってなかったですか?こりゃ失敬!!
 久米次郎様曰く、それが母の願いならもう何も言いません?そのくらいもっと前に察して弁えとけよって思ったのは私だけですかねええ。

 生糸集めに苦慮される楫取様。帰って来た美和様は揚げ返し場のお手伝い。おせい様が美和様に助太刀で配下の女工を連れてきた!星野様も右に倣えで、次々にやってくる助太刀勢。いやあ、そんなに不自然にしてまで主人公様を絡めなくても良かったのになあ。ゲフン。
 とおお仁鶴三角六角精児!皆々一丸となってリチャードソン様からの注文に応えようと懸命に闘っております中、仲間に入りたいのに入れないみたいな様子の阿久沢様。いやああ、可愛い悪役だもな江守様・・。ワシは知らねと拗ねる阿久沢様。そこで奥様せい様がとどめの一言、私は旦那様が一番に乗っかると思ってました、群馬の未来をかけた大バクチじゃないですかと~~~!
 んで、この「大バクチ」って言葉に満面の笑みで!乗って来ましたよ阿久沢様。荷車に山盛りの生糸を運び込んだ!これをお使いください。知り合いの製糸工場で作った生糸です!品質も折り紙つきです!とうとう阿久沢様も楫取様の軍門に下った瞬間でごぜえます。
 阿久沢様ご本人は目の前で儲けの見えるバクチが大好き!でも県令様は直ぐには結果が見えねえ大バクチがお好きなようで!バクチと分かりゃあ私もお手伝いいたしますとも~~~!みたいな。気取った言葉で繕わないと素直に協力もできないんですよねえ、殿方の面子というか見栄と言うか、でも可愛いわあ、阿久沢様。
 全てを抱きとめて糸を引いて来たせい様曰く、タヌキオヤジに違いありませんけど、なかなかあれでイイ男なんですよ、うちの亭主も・・オノロケデスヨ!奥様~~!
 こうして生糸は無事に、横浜の波止場から船に乗ってリチャードソンの会社へ送られた~~♪大勝利!ここで美和様またも出過ぎてしゃしゃり出る!姉上の病状が心配故、兄上様は東京へ行って下さいませ、と~。え?県令のお仕事を引き受けるご覚悟ですか?ノオオオオッ!それはいくらなんでもタラコでも、出しゃばりが過ぎるのではないかとおお~~!
 でももうすでに、阿久沢夫妻も、星野様も、工藤ちゃんも中原様も、オール群馬の超戦隊グンマレンジャーが結成されている以上は!後顧の憂いは微塵もなし?東京へ急行する楫取様なのでありました。
 いまだにオレンジの囚人服の反乱士族の皆様。いいかげんお洋服は普通にされてもよろしいですのにねえ。でもちゃんとしっかり真面目に働いてはるわ~。女たちの学び舎も絶好調~!ちゃんと学んで自立したい気持ちは間違いないですものねえ。
 楫取様が東京に着いてみたら寿様はもう危篤状態?小田村家を継いでいた御長男の篤太郎様も駆けつけてきてる!群馬に連れてきて以来の御苦労を謝る楫取様。そして、久米次郎には楫取家を継いでもらうとおっしゃる!寿様は二人の子供の将来に心配が無くなって、すっかり安堵の安心の観念の笑顔でございます。旦那様と夫婦になり二人の子供に恵まれて私は本当に幸せでした・・・と言い残し!愛しい旦那様の胸に抱かれて空しくなられまして候~~~。合掌。
 にしても広いお屋敷!丁度や小物類もなかなか良い仕事のモノが並んでましたし、ガラスもいっぱい使ってらしたし。やっぱり県令様ったらそうとう羽振りがよろしいんですねええ~~。

 群馬で女たちの学び舎作りが完成した美和様。ここでエスパーのテレパシーだ!美和、思うた通りおやりなさいと寿姉様のお声!風が吹き荒れて、そこにもたらされた姉上ご逝去の報!そんな無理して超常現象を差し挟まなくても良かったような・・。でもやっぱり沈んじゃいますねえ、泣いちゃいますねえ、美和様。阿久沢せい様が慰めてくれてはるわ~。
 女の学び舎作りが、「姉妹の約束」のメインなんですよねえこうなると。きっと姉上も見守ってくださいますよ、とおっしゃるせい様。史実では仏教の教えを説いていたと言う寿様であれば、そういうエピソードも入れといて欲しかったかなあ。単に病弱なだけの奥様ではなかったんですよって言うあたりを~。
 美和様号泣!せい様慰める!梅の花もゆかしく支える!楫取様はぽっかり空いた心の風穴。母から預かってましたと遺言を渡すのは久米次郎様だ。その内容は・・私が死んだあと美和を妻に迎えてください?あいやああ!姉上公認の後妻様の誕生かあああっ!?

この記事へのコメント

鹿二郎
2015年11月24日 21:28
こんばんは。

 ようやく楫取県政が軌道に乗りましたね。生糸の輸出も不況を乗り越え、国事犯の心も掴んだよう。
 阿久沢様はおもしろお爺さんと化して・・博打がお好きなんですね・・

 一方、寿姉様は後事を託してひっそりと・・最初はただのわがままお嬢様のように見えましたが、最初のころとは別人のように穏やかで賢い女性に・・思えば兄の松蔭様の処刑直前の表情にも似たような、大殿毛利敬親様の最期にも似たような。
 しかし、遺言で後妻に妹を・・と遺されても、楫取様はなかなか踏み切れないような・・・

 しかし、毛利家では元昭様の成長姿がみれてまぶしい限りですが、都美姫様が出てこないのはさびしいですね・楫取様より長生きされてるのに・・
真田
2015年11月25日 19:59
鹿二郎様、おこんばんは~。
ようよう楫取様が群馬連ジャーのセンターに!
苦節の果てにグランプリを取られたグンマちゃんを彷彿とさせる成り行きでございました~。阿久沢様はもうすっかり手下の配下ですねえ。
もっとこう、阿久沢様を引っ張って経済小説みたいにしても面白かったような気も致しますが、それには残り話数が少なすぎましたねえ。
寿様も身罷られて、いよいよラストの幕引きが近づいてきた予感。このお歳で再婚ったってなにがどうって事もないでしょうし、これつまり美和様の身の振り方を案じたって事なのでしょうか寿姉上・・・。
ちょっと調べてみた所、なんとなんと明治時代を生き切って大正時代までもご存命だったと言う都美姫様!もう一度ご登場いただきたいところですよねええ~。

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