NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第39回「新しい日本人」

いよいよ廃藩置県ですか~。こないだの版籍奉還の時点で天領や旗本領は新政府が直轄されたわけで、これが府県となりました。ってことは、藩領と府県領とが入り乱れて、しかも軍隊は各藩の寄せ集めですし、財政破たん状態の藩もあまたありで、こりゃあ国としてまとまりませんわ、やってられませんわ~。行き詰るのは時間の問題だったような気がしてなりませぬなりませぬ。んで、結局2年で廃藩置県~!・・ここからが本当の改革の御一新だったのかもしれません。
あっ、そうそう・・この藩って言う名称自体、江戸時代に使われることはほとんどなかったんだとか。領土としての藩は「領分」、組織としての藩なら「家中」とかって、つまり毛利家領分とか毛利家家中とか、そういう言い方が普通だったようでございます。
版籍奉還で元徳様が知藩事となられたあの時に「藩」という公称が採用されて、わずか二年で廃藩置県。まあこれは名前だけの事ではございますけどねえ~。

拝んでる美和様、ご一同様、敬親様のご平癒祈願ですか!これは明治四年の廃藩置県のちょっと前、ソウセイ候敬親様の病は重く、そこに派遣されて介護するのがモチのロンで久坂美和様!例の菜園から何か作って上げなさいとの至上命令!今は興丸の守はよいと、きっちりお指図を頂きまして候。
・・あら、今宵のアバンは良いアバン、短くかっちり固めてOPへつなげられました~。

 敬親様をご看病している美和様。敬親様は楫取素彦様への最期の伝言。新政府の仕事を止めさせて呼び戻した楫取・・辛い目に合わせてしまった。じゃがこれからは己の望む道を歩いてもらいたいと、有難いお言葉です。
 美和様にもお褒めのお言葉、マコトそなたの信じるよう進め!コトバの勢いはなかったけれどココロはこもった感じよ。やっぱり名優の大御所様がやればこうなるのね~。美和様返して曰く、新しい日本を作る新しい日本人を育てたいと思うております。ソウセイ候様、最後の・・そう  せい  (涙)。・・・あ、これで本日のタイトル回収?
 それから数日後、長らく長州藩に君臨されてらっしゃった毛利敬親様ご逝去!雨けぶる寒々しい映像は良くできてましたよカメラさん。こないだの捨て身の反乱軍説得が最後の花道でしたかねえ。廃藩置県を見なかっただけ少し幸せだったかも・・合掌。

 大殿様の喪が明けた後、楫取様引退宣言!隠居するって!もう私には力がございませんと元徳様に願い出た。いやああ、寂しくなるなああ。
 で!廃藩置県!いよいよこの日がやってまいりました!藩が無くなる!これまで皆が頼りにしてきたよりどころが無くなって、いよいよ天子様一本に!!長州藩の奥も解散、美和様の言ってた通りになりまして候。あの時美和様は、幕府と同じように長州藩も消滅するって見抜いていたのでありましょうや~?
 当主元徳様は新都東京へ!奥様銀姫様や母上都美姫様もご一緒。銀姫様泣きべそ~。でも奥の女中たちは総解雇ですよ。全員集合で覚悟を決めた銀姫様から最後のお達し。お声がずいぶん裏返ってましたねええ銀姫様。んで、一同息を呑む!皆の行く末はおって沙汰するとさらに泣きべその銀姫様。一同ざわめく!
 ちょおおっとあぶない感じのご一同を諌めて占めるは園山様・・・ですが自分が泣き出しちゃった!その気持ちは分かるなああ。この人芸達者だよねえ銀粉蝶様。ここで、これまで身に着けたものを生かしてやってけば大丈夫だ見たいに言って後を引き受ける美和様。いっそこのメンツで起業とかしちゃいそうな雰囲気の中、突拍子もなく「せわああないっ」とぶち上げたのが鞠様。都美姫様もご満悦~~。一同和合だ~~~。・・でもなんだかちょっと軽すぎ?
 事後、園山様の手を取って改めてお礼を述べる都美姫様。この二人のやり取りだけでご飯が食べれそうよ♪志乃様は相変わらず菜園のお手入れ。美和様とあらためて別れのご挨拶。この人も良い老け顔・・ゴホン、良いプチ老け顔ですよねええ。
 美和も一緒に東京に行ってほしいと駄々をこねる興丸様。一所懸命あやして言い聞かせる美和様。子役がイイ顔ね!ほんっとに大河の子役には外れなしだわ~。潮様も最後に実に良いお顔を見せてくださいました。なんかこれ、最終回みたいよ!若様とのお別れ~~~。
 鞠様改めて美和様に尋ねるのは、これからどうするの?ご実家に帰る?んで鞠様は?縁談!身を固めるんだ!へええ!♪んで日出様は上海へ行かれる!すっごいなあああ!最後まで突っ張ってイイ感じのお別れですよ~。なんかもーほんとにこれで最終回みたい。来週から視聴率がえらく下がりそうな予感が漂って、私なぜだか冷汗が・・・。
 銀姫様と最後のご挨拶をされる美和様。歯の浮くようなお褒めのお言葉!今さら何を水臭い事をおっしゃいますやら銀姫様~。そなたは奥の花じゃったと涙涙のメンパッチン。お目目綺麗よ!美和様の方が少し落ち着いた感じで受けて、人物の大きさを表現されてたんですかねえ、井上ちゃん様~。

 これで奥御殿は終了~~~!なんですか、洋装の銀姫様!大喜びじゃないですか!都美姫様にも洋装をお勧めだ~~!はしゃぎ過ぎやで~~~!
 美和様はご実家杉家へ帰ってまいりました。あらでも、てっとり早く久坂家再興した方がよろしいような気も致しますけど~。横浜から届いたビスケツト!を召し上がる杉家の面々。
 敏三郎様は仲間を失った心の傷から、ちょおおっと根暗な感じになっちゃって・・。文之進様に渡すのは愛息・彦介様の形見の品!涙流して感謝する文之進様。あらためて敏三郎様に食べさせるビスケツト!顔をあげて食え!丸くなったな文之進様!よう帰って来たと癒し系に転身されて敏三郎様を元気付けてる~。
 それでもなかなか笑顔にならない敏三郎様に、だったら二条窪に行ってみたらと言い出す母上滝様。そこで楫取様がお百姓として再生されてらっしゃるんだとか~。モチのろんでポンでち~で、いっしょにいきますえ、美和様も~。っていうかこの一家はテレパシーだな!身振り手振りの及ばない所まできっちり意思疎通できてますえ~。

 楫取様は最早政府とは関わらず、潔く身を引いてにわか農家になりにけり。そううまくは行かないと思いますよおお~。よくほら、田舎に帰って百姓にとかって仰いますけど、そんなに甘いもんじゃあないと思うんですよ、お百姓仕事~!お手々の豆を潰した?お手々の豆と豆とを潰して、なむ~。
 ですけど家族仲良く暮らしている楫取家の様子を見届けて一安心の美和様でございます。ナスとかキュウリとか美味しそう。美和様もお手伝いが出来てうれしそうですけど・・・それどころじゃないでしょう、あなたが久坂家を何とか建てなおさなくてはならないでしょう・・とヤキモキしてるのは私だけ?姉上寿様がナチュラルにイイ感じに対応されてて好感触。演じての方がやり易そうに見えてしょうがありませええ~ん。
 でも、隣人にはなかなか受け入れてもらえないの?こないだうちの新政府の征伐に際し、ワシの仲間を見殺しにした奴じゃ?奇兵隊の生き残りの方でしたか!いやああ、あれはでも、責めるのなら元徳様じゃあないのかなあああ~~。恨まれて当然じゃと己を責める感の楫取様です。
 あ!久米次郎君!流石に立派な青年となってたあああ!キリット凛々しい!久坂家の養子になるべく頑張ってる?うわあ・・・あらなんだかよそよそしい感じよ?表情が硬いですよ!照れとるだけやからと寿姉様はおっしゃいますけど、ここで冷たい感じに演じておかないと後々苦々しい展開になっちゃうからですかねええ~~。

 そのころ京では辰路様、秀次郎君を育てるために仲居として働いてらっしゃる!そこにやって来た木戸様の愛人の幾松様が、どうしてここにと問えば、辰路様応えて、こないだ久坂様の奥方様にお会いして、取り上げられるんじゃないかと心配して身を隠した?でもでも、そこは、久坂様のお子様には学問させて身を立てる算段が必要ではないかと口説き落としの術だ~。
 その頃木戸様は、外国との不平等条約を何とかしなくてはと活躍中・・不発ですけど。その上、西郷ドンとの軋轢も相当ありそうなご様子で~。

 楫取様は荒れ果てた土地を開墾しようと孤軍奮闘!それって自分を責めてるからですかとツッコむ美和様。そげなことはないといなす楫取様ですが、傍から見てても丸わかりなご心情。え、さっきの反発隣人の元奇兵隊の中原様も立ち聞きしてる?寿姉様は左手がしびれて仕事が出来ない?取ってつけたようなフラグどすえ~!!
 美和様ここで魔法の種!父上が残してくれた形見の種の生き残りを植えてます。主人公様が動いた以上何か進展が・・・久米次郎様もご近所のお子様に食べ物を振る舞って媚び売ってる~~~。
 って、このタイミングで大雨!なんだか最近の異常気象を思い出しちゃって暗くなりますねえ。にわかお百姓の楫取様は大変だ!って、そんな所にやって来た中原様?手伝わせてくれと?アンタはわしら百姓町人のために必死になって頑張ってくれた人だと!自分の不甲斐なさから憎しみをぶつけて来ただけです済みませんと頭を下げて和解成立?
 うわあああ!鉄砲水だ~~~!ややこしい和解とかどうでもいいから!頼む!手を貸してくれ!美和様も含めて一心不乱に土嚢積みだ~~!んで、ようよう助かった?互いに頭を下げて別れる、昨日の敵同士。これで楫取様、ウマく行くんじゃないかしら~?
 兄上ももうご自分を責めるのはお止めくださいと進言する美和様。お前には誰にも見せん姿を見せて気恥ずかしいと本音を語る楫取様。美和様破顔一笑、心の繋がりか~。このシーンはちょっとチープでしたね。前景の作物は作り物感丸出しでしたし、背景は貼り付けにしか見えませんし。奥行きが感じられない分貧相に感じられちゃって、こういう絵を入れるのは損だと思うんですけどねええ。
 ここで敬親様のご遺言を告げる美和様。これからは誰のためでもない己の望む道を歩いてもらいたい!嬉しさと当惑の入り混じったお顔で受ける楫取様。私が兄上をお支えしますと言い出す美和様。同士じゃな!と綺麗にまとめた楫取様!これが後のアレに繋がるんですねええ~~~。
 私も逃げていただけかもしれんと、改めて決起を誓う楫取様。百姓仕事で民の暮らしが身に染みた?新たな道の始まりじゃ~~!

 敏三郎様がお手紙を持ってきました。これは滝母上からの呼び戻しの状。実は杉家に、夫・久坂玄瑞様の忘れ形見の秀次郎君がやってきてました。美和様が急ぎ駆けつけてみると!
 あああ!あの時の命の恩人の京の子どもだ!ニワトリ苛めて、なんだかやんちゃでワンパクそうだ!京の辰路様はどうなっちゃったの?っていうか、よく居場所が分かりましたね~。あ!だから杉家か!これはでも、久坂家建て直しには好都合・・かな?あっかんべ~~~!だ~~~!
 今回タイトルの「新しい日本人」ってのは、楫取様の事かしら?それとも秀次郎様?新しい日本人を作りたいって言う美和様の決意は描かれておりましたけど、うううむ、いまいち具体像が浮かびませんで・・それは次週?

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この記事へのコメント

鹿二郎
2015年09月29日 07:38
おはようございます。

 毛利敬親公薨去、古き時代の終わりとともに、静かに皆の前から消える、物悲しいような感じがよかったですね。ご指摘のとおり、廃藩置県を見ずに済み、よかったかもしれません。生きておられたら、島津久光様が西南戦争を見たように、萩の乱を見ないといけないことになってましたし。
 しかし、そうせい候の死因はなんだったのでしょう?そうせい候は歩行困難なほど肥満体だった。なんてことも聞きますし、糖尿病でしょうか?
 
 廃藩置県、知藩事達はショックな人もいたでしょうね・・しかし廃藩置県にあたり、藩の債務を明治新政府が全額肩代わりする。ということが、廃藩置県がスムーズに進んだ要因とも聞きますし、皆さん複雑な心境だったかと・・
 銀姫様、前回は、あれほどかたくなだったのに、いざ廃藩置県が決まると、あっさりしてましたね・・涙を浮かべてましたが、もうすこしごねても良かったような・・

 そして美和様、奥御殿の華やかな生活を忘れ、質素な田舎暮らしへ・・寿姉様は発病の予兆ですね・・
 楫取様と美和様の仲よい姿は、今後の数奇な運命を思わせます。
 
2015年09月29日 17:02
鹿二郎様、おはこんばんは~。
敬親様、萩の乱に出くわしたらさぞやご心痛だったことでしょうねえ。
藩の借金肩代わり!それが最後の口説き文句だったような気がいたします、確かに~。
銀姫様もあっけなく手のひら返しですし、なんだか歴史の大事件があっさり流されていく感じがしちゃって、せめてブログでは少しでも歴史的な事物を盛り足さねばと、おせっかいをしがちな私でございます。
寿姉様はもうフラグ!しかも楫取様と美和様もおめでたフラグ!史実とは言え余りにも凄絶な~。

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