NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第35回「孤高の戦い」

孤高の戦いってタイトルはまあ分かりますけど、副題が凄いですねええ。夫の裏切りに奥御殿もゆれる?つまり高杉ご夫婦の問題ですよねえ?いやいや~、一藩士の家庭内のいざこざでどうして奥御殿が揺れるのでしょうか~?

長州が反幕府に路線変更、これに呼応して幕府側も出兵。いよいよ征長軍迫る!ってなところ、先週ラストで喀血した高杉晋作様、こねなもん酒飲んで寝とりゃ治るとむちゃくちゃな事をおっしゃってますけど!伊藤利助様は心配顔ですけど~。
幕府軍は広島に陣を張り意気揚々と檄を飛ばす老中小笠原様他の御重役。対して下関の長州勢は、野村様が中心人物ですね。
幕府軍への対応を協議する面々。野村靖様は、幕府軍は五方面から攻めてくるだろうという情勢判断。山県狂介様は、百姓町人も含めた軍勢故訓練不足が懸念されます模様。伊藤様も尻馬に乗って、龍馬様経由で購入した新式銃も、扱いに慣れんもんで、と~~~。時間を稼ぎたいってのが実行部隊からのオーダーになるんですねええ、前原様がウマくまとめた~。
そんな中、自分が時間稼ぎの礎になりますと申し出たのが小田村伊之助様だ!場合によってはそのまま打ち首獄門で帰れなくなっても不思議ではないこのお勤め!伊之助様は喜んで引き受けます御所存!偉いいいっ!
ただ一つ懸念すべきは民!民百姓も戦に加わるからには、どうして戦火を交えるのか、長州の忠義とは何か、よくよく藩内に知らしめておくべし!なるほど確かにそのと~りっ!・・・相変わらずお殿様は「ソウセイ候」に徹してらっしゃいますけど、その「ソウセイ」に力がこもってまいりました~。海軍総督高杉晋作風雲児って伊之助様が持ちあげた時、小忠太パパ上様ちょっと得意げに嬉しそうなお顔でした~、可愛い~~。
元徳様以下、銀姫様、興丸様、そして我らが美和様も交えて、幕府からの出頭要請に従わなければ戦じゃと、決意をかわす奥の面々なのでございました~~。

 さて・・銀姫様が都美姫様に呼び出されましたところ!都美姫様ったら、甲冑具足を飾るわ、薙刀持ったお女中連が行進して来るわ!こうなったら奥のスタッフも戦う覚悟ですか、それはでも、かえって足手まといかも・・・。
 今さらながら、お前も戦うか?お前もか?と、決意を問いただして回る都美姫様。銀姫様以下侍女の皆様はモチのロンでポンでチーで、私も戦います!っておっしゃってますけど、ひとり美和様だけは、私は逃げたいとの仰せ!皆々が疑問と批判で睨みつける中、美和様しゃあしゃあと己の存念を申し上げますに、逃げて逃げてこの身を挺しても興丸様をお守り申し上げるのが私の務め!たとえ長州が焦土となろうとも興丸様さえご無事ならお家は復興しましょう!
 周りの雰囲気に流されずに自分の仕事、つまり興丸様をお守りする職務を全うしようと言う美和様に感じ入ってしまった都美姫様!今こそお前の力がいる~~!とまあ、絶大の信頼感ですよおおお~~~。
 ここで調子に乗った美和様が膝を進めて進言するに!万が一の時の興丸様の脱出ルート!山口城の見取り図広げて!ニワカ軍師様だっ!ライバルたちまでも呼びこんじゃって!もうもうもうもう、すべて美和様の独壇場じゃああなあああいですあかあああっ!そして奥の書院の守りの固いお部屋はダミーで?実は興丸様を手薄く見える女中部屋に置いて、隙を見て脱出!これは兄吉田寅次郎の受け売りですと?兵の数が劣る時は一点に敵を集めて裏をかき速やかに退却するべし!やるねええ。
 しかもここでまさかの采配!お女中部屋の長局の配置、つまり隙を見て興丸様をお逃がしする最重要コマンドの担い手に、日出様をご使命だよ美和様!これまでさんざん煮え湯を飲まそう飲まそうとしてきた仇敵を大抜擢だ!
 おそらくこの方こそ一番肝が据わったお方!幕府軍相手にひるまず騒がず一杯食わせる位の気骨をお持ちの方はあなたですって?そこまで言われちゃっちゃああ日出様も受け止めざるを得ないでしょおお!お任せください二杯三杯食らわせてご覧に入れます~~って!日出様とうとう美和様の軍門に下りました瞬間でございましたああ!どさくさに紛れての順風満帆~~!

 美和様に呼応して、伊之助様のタヌキの段がやってまいりました。長州藩名代として広島の幕府陣営に討ち入り~!藩主も藩主の息子も、孫も、全部病床で!私が名代としてやって参りましたといけしゃあしゃあと口上の伊之助様です!桂小五郎様は行方知れず!高杉晋作も行方知れず!前原一誠は脱藩!太田市之進(誰だかわかんないけど)脱藩!村田次郎三郎(ますます誰だかわかんないけど)死去いたしました!もうねえ、強情もここまで張ったら国宝級ですよ伊之助様!言い逃れにも程があると縄をかけられる伊之助様!覚悟の上とは言え、命の危機だよ伊之助様~!先の使者の宍戸備後助様とともに牢獄に~。

 実家の杉家に駆け込んできた寿様。つまりそれ、伊之助様の受難を伝えて慰めてもらおうと?慰めたり因果を含めたりお忙しの杉家の面々。んで、今さらながら後付で示される長州民心構えの書。先ほど伊之助様が必要だって言ってたあれです。此度の戦の意義と忠義を詳しくしたためた逸品!長防臣民合議書なり!既に藩内に広く配られていたんだとか~。朝廷のために立ったのに冤罪で朝敵とされた長州・毛利敬親様、領民は敬親様に忠義を尽くすべきであるぞよとのご趣旨で!まさにこれ、長州藩のレーゾンデートル~!薬袋とか作りだしましたよ杉家の面々。
 覚悟を決めた杉家ご家中にタイミングよく訪れた高杉雅様!下関の晋作様を支えるために旅立つんだとか!男も女も関係なく上から下まで臨戦態勢、これは手ごわい国ですぞ長州藩は~~。あらでも!高杉晋作様は困り顔ですよ!そういやあお妾のうの様が!あいやああ!本妻に踏み込まれて修羅場の段か~~~!?
 そんなのどかなやり取りを残らず吹き飛ばす緊急事態!幕府軍進軍開始~!んでも、かねての同盟の通り、薩摩軍出兵取り止めのニュースを持ってきたのは前原様だ!薩摩が寝返ってくれたら負けはないっ!やったね!高杉様大喜び~~!・・雅様の件はどうなったノオオオ?まあ現代の了見で裏切りだとか不倫だとかみたいに受け止める方が問題なのかも知れません。高杉様も久坂様もお気の毒な事で・・・。

 幕府軍の小笠原様はビックリ仰天ですよ~。なぜ薩摩は出ぬ~~?急にこの戦には大義がないなどと言い出して寝返っちゃった薩摩藩。まさか薩長同盟が結成されてたなんて知る由もない徳川方は当てが外れててんやわんやのぴーよこちゃん!それでも周防大島へ上陸して領民を殺戮した幕府軍、高杉小忠太様からの報告に、敬親様はお怒りモードで、討てえ!やっぱり名家ですよねえ高杉家。
 高杉晋作様ら長州軍に至上命令が下されまして、急きょ戦場へ向かう面々。ここで高杉様、前原様に言うよう、この戦どう思う?前原様応えて曰く、まともに考えたら勝てる気はせんな、向こうは万こちらは千・・。しかし高杉様涼しいお顔で言い放つのは、志のない寄せ集めの軍なんぞ恐るるに足らん!この扇ひとつで十分じゃ~!
 夜陰に乗じて単艦で攻め入った高杉艦!縁が白く浮き立ってる?灯りなし?周りは全部敵!誰かれ構わず撃てばええ!この強襲で幕府軍は浮足立った!ヘタに反撃したら味方を討つかも?これは高杉様の大暴れのやりたい放題し放題だよお立合い・・と思ったらすぐにお終いですか?もうちょっと尺を割いて欲しいなああ~。
 高杉様が第一波を仕掛けた所に、陸からは奇兵隊が攻撃!上陸していた幕府軍は軍艦に戻って、大島から撤収してしまったそうな~~~♪都美姫様も園山様も大喜びだ~~。

 ホッと一息の山口城に雅様がやって来られました。美和様に会見して、百合之助様の形見を渡す・・・これは畑の種?お侍ってよか農家の方みたいなご様子でしたものねえ、杉百合之助様。感慨深げな美和様でございます。え?杉家を真似して薬袋を作ってんの?
 んで、雅様の方はちょおおっと・・いえいえかなり深刻な憂い顔。夫にオナゴがございました~~~!この時代としてはそれほど目くじら立てる事でもないような気がしなくもなくも小泉八雲ですけどねえ、くどいようですけど~。
 ここで美和様の胸中に浮かぶのは久坂様の浮気の相手!そのころ当の辰路様は、こぶつきで下働きで懸命に生きてました!芸妓の方から馬鹿にされても意に介さず、一子秀次郎くんにやさしく語りかけて!お前のお父ちゃんは偉いお侍さんで、萩いうところから来て京で立派に戦こうて逝ってしもたんやでええ、って~~~。いつか萩に行ってお父ちゃんのこと聞きたいねええ~。
 そういえば以前久坂様も・・と水を向けられて、あれはただの噂でしたと嘘をつく美和様・・・。この時代としてはそれほど目くじら立てる事でも(略)。もったいぶらずに、そーなのよーウチのもさあーみたいに持ち込んだらかえって雅様が救われるかもしれませんのに~。

 大村益次郎様大進撃~!オール長州大進撃~~!こうなるのならもう少し大村様にもスポット当てといて欲しかったかなああ~。ここで伊之助様は牢内にて暗躍。本荘様に和平交渉の使者になりますと持ちかけた!実は殿も本心では幕府の力を恐れているとか、今和議を結んでしまった方が幕府に有利ですとかって、悪魔のささやき~!って、本荘様折伏されちゃった?
 これを聞いた総督の徳川茂承様は大激怒で!本荘様失脚?・・・あ、これが目的か~!人が悪いよ伊之助様~~!戦なれば当然のことではありますけれども~~~。
 いったんは長州軍が制覇したかにみえた芸州口ですが、彦根・高田藩に替わって紀州藩が入って来てこう着状態?んでも高杉様がおっしゃるに、逃げ出した彦根藩、高田藩のニュースが伝わったら幕府軍はバラバラになる!ここが勝負場!さらに奇襲をかけて敵を混乱させる~~!頼りになるなあ奇襲の先生~~!
 こんどは門司から小倉口にかけて攻め込むんですね高杉様。奇襲をかけたら酒盛りはそれからじゃと兵を鼓舞して咳き込む高杉様・・・うあっ!またも血がっ!こりゃあいよいよ発病だ~!高杉発病のニュースを聞いて浮き足立つ奥の面々。美和様はもちろん、銀姫様も憂い顔でございます。

 戦の前線に戻りますと、やはり奇襲上等の高杉様。小舟で上陸して攻撃するだけしてさっさと引き上げる!統率力に難のある寄せ集め幕府軍には効果大みたいです。高杉様の容体を気遣って焦りの見える前原様をむしろ病気の高杉様が戒めて、焦るな焦るな、この戦必ず勝つためにはまずあの化け物を叩くのだと指し示す巨大軍艦、富士山丸~!

 奥に報せが参りまして、高杉様は富士山丸に小舟を付けて撃ち掛かる戦法に出られた模様!でもなかなか結果は出ていないようで!皆が不安に思う中、気丈にせわぁないと慰める美和様。我が家では何があっても世話あないと言って働いたモノですとか言い出して!なんですか、とうとう奥の中庭で畑作りを始めちゃいましたよ!百合之助様の野菜の種で~。気を紛らわすため?
 こういう時だから何か働こうと思った由、訪ねてきた雅様におっしゃる美和様。んでも雅様、高杉様の芸妓の事をまだ根に持ってらっしゃる?実家の親元に帰る?
 ここでついに美和様の告白タ~イム。実は私の方も、本当はおったんです~!京にええ人がおったと打ち明けられたんです~!悔しいような諦めにも似た心が冷えるような、でも思ったんです、あの人は命を散らしていんたやと・・・大きい使命があって戦い傷ついて・・・そんな風に納得されてたんですねえ美和様も。
 高杉様も今ごろ命を散らすように戦っているのではないかと。兄に託され久坂に託され、ずっと重い荷物を背負って結局一人なのではないかと。だからせめてあなただけは信じて帰りを待って褒めてあげてつかあさいと。あなたはやり遂げた英雄だと、伝えてあげてつかあさい!・・うううむ、そこまで持ち上げたらかえってイヤミに受け止めるかもよ?なああんて思うのは少々ひねくれた感想ですかねええ、閑話休題。
 美和様の説得中も高杉様は病気に打ちひしがれつつも戦の指揮をとってます。敵は富士山丸!あの船を落としたら勝ちだって?撃て~!撃て~~!お顔が蒼いよ高杉様。これまた戦いのシーンはイメージ映像でお茶を濁されちゃったんですなあこれが。
 雅様はようやく美和様の説得を受け入れて、私の夫は大した人ですね、私はその妻なんですね、と納得されましたご様子。お肌が綺麗ね。

 ここで更なる奇跡到来!大阪にて将軍家茂様ご逝去~!こうなったら寄せ集めの幕府軍は戦意喪失ですよ!小倉藩も退却~!こういう幸運/不運ってのも歴史の分け目に影響を及ぼしたんですねええっ。
 もう何だか死にそうな予感の高杉様。どうじゃ先生、久坂見たか?俺はやったぞ!とまあ天国への戦勝報告です。幕府軍退却で伊之助様は釈放!こうなると思ってました!山口に帰ってきたらもう英雄よこの方も!お殿様からお褒めのお言葉~。これからもワシとこの長州を助けてくれと言われてさらに忠節を誓う伊之助様。
 美和様も都美姫様に呼び出されて直々のお褒めのお言葉らしいですよ。この度の興丸様避難策やらが評価されて、中臈に昇進!なんか凄い出世らしいですよ?
 そして断絶していた久坂家には再興のお許しが出まして候!・・・え?もしかして例の辰路様のお子様を迎え入れるとか?いやああ!どおおおなるんでしょう!恐悦至極に存じますと侍女らしくご挨拶の美和様ですけど~。
 どういう形で久坂家を再興するお積りなんでしょうかねええ?

 それにしても揺れませんでしたよねえ、奥御殿は・・・(汗)

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この記事へのコメント

鹿二郎
2015年09月01日 08:02
おはようございます。

 第二次長州征伐、幕府は大恥をかいた大惨敗でしたが、戦闘シーンが少なくて”激戦”という感じがしませんでしたね。ただ周防大島を占領した幕府艦隊への丙寅丸の砲撃シーンは良かったですね。「見えるもの全て敵じゃ・・」との高杉様のシーンはかっこいい。
 でも凄いですね、丙寅丸って、幕府艦隊の主力艦富士山丸の半分程度の大きさしかなかったとか、他の幕府艦隊の艦も300トンクラスで、94トンの丙寅丸で良く奮戦したものです。操舵技術が幕府海軍は未熟だったのも敗因だそうですが。

 陸でも長州軍の快進撃は凄まじいものがあったようで、全軍の軍装や兵器を統一して臨み、作戦計画も欠き、装備もばらばらの幕府・諸藩軍を圧倒したとか、ただ幕府陸軍は長州軍の先込め式ライフル銃・ミニエー銃より高性能のフランス製元込め式ライフル銃・シャスポー銃を装備してたのに、日本の湿気に弾薬が湿気って使えず。なんて残念なオチまでありますし。
 そして今回意外な感じだったのは、あまり感情を表に出さないそうせい候が周防大島での惨劇に憤怒の表情を浮かべて「討て」と命じたことと、晋作夫人が夫の浮気に憂い顔だったことですね。感情をあらわにしない人や、浮世離れしてる人が感情をあらわにすると、ナゼか意外な感じがします。

 そして久坂家再興の許可、でも京には隠し子がいて・・波乱の予感ですね・・
2015年09月05日 13:22
鹿二郎様、おはこんにちは~
高杉様のテンションは良かったですけど、もうちょっと戦シーンを描いて欲しかった感はございますねえやっぱり。
将軍がご逝去されてあっけなく終戦。総力戦の消耗戦にならなかったのも天の配剤なんですかねえ。
ソウセイ候様は今回は貫禄と迫力が増した感じがございます。高杉パパ上様も何かとご活躍でございました~。

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