NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第16回「最後の食卓」

先週野山獄に繋がれた寅兄松陰先生ですけど、最後の「晩餐」ではなく「食卓」って事は、杉家に帰れるの?あるいはもう一家そろって野山獄?そういう事をやりそうなファミリーだから怖いわ!杉家!・・・え?史実としてそうなの?粋な獄吏の計らいで一時釈放されたとさ?歴史って面白いなああ~。

放心の文様、行方知れずの夫よりも気にかかるのは最愛の兄の去就、ってなところに夫・久坂玄瑞様が帰藩されました。亡霊みたいな登場ですけど、一応涙で喜びの文様ですけど、それよか寅兄様がこんなんなって!ちょっとご自身もオカシクなってるのか、すぐさま一緒に本を探して欲しいと言い出す文様。寅兄様を元に戻す本があるはず?魔法の書じゃないんだから~~~!
ここんとこ、渡り廊下の間を土足で渡っても良いように渡してある板の橋とか細かい細かい作り込が秀逸!やっぱりここら辺はHHKの面目躍如かも~~。
とんでもなくブラコンな文様、あ!ブラザー由縁の婚礼だけにブラ婚って感じ?久坂様もご家族様もそんな文様に付き合って本を探し始めましたよ~。文にとって寅次郎は標だったんじゃそれを無くして己を見失っているのだと亀様に愚痴り気味におっしゃるパパ上百合之助様です。実は杉家のこれからの大黒柱は亀様なのかも、知れませんよねええ~。

 江戸からの召喚!井伊直弼様よりご下命がございまして、吉田寅次郎を江戸へ連れてこいとのお達しでございます。こないだ間部様からは幕府を批判していると言う噂を聞いただけでしたが、何やら事を起こそうとして牢屋に入れられたとなれば、この金さんが・・あ、いや、井伊直弼が直々に詮議いた~す、みたいな~?
 老中暗殺計画がばれたら、即死罪の重罪ですよ松陰先生。未だに良い人な感じの周布様はご公儀がどこまで見通しているのか諜報活動?萩から逃げた感じの高杉様もお江戸で探りを入れてらっしゃる?でも忍者でもスパイでもないお二人がどこまでエージェントになれますものかどうか~。
 尊王攘夷の梅田雲浜様への取り調べ、平たく言えば拷問三昧で松陰先生の名前が出たのかも?まさか寅次郎を切り捨てるお積りではと、疑いと懇願のお顔を見せる伊之助様であります。でも、悲しいですけど普通に考えたら寅兄様を見捨てるのは常識的な対応と言わざるを得ませんよねえ、この場合・・。

 獄中の寅兄様に事の次第を伝える梅兄様。そんなに申し訳なさそうなお顔をなさらんくてもよう御座いますのに、でも人の良さが出ちゃうんですよね、梅兄様。
 何処かで花が咲いて香りが漂って、いよいよでございますな!謹んで承りましたと律儀な受け答えの寅兄松陰先生ですが、なんだか怪しいお顔よ?まさかまだ何か企んでらっしゃる?

 寅次郎は自分の肖像画を描いて欲しいと願っている、ついては塾生の松浦亀太郎に頼みたいと伝える梅兄様。それじゃあまるでお別れのようじゃ!そのつもりであろうの江戸に呼ばれるからには・・・。江戸で寅はどうなるんですか?等々泡を食って話し合う杉家ご家族、最後に文様が、死罪になるんでございますか?と言い出して!
 兄が死罪になってしまうとアップアップで焦りまくる文様。パパ上百合之助様はシッカリ嗜めて一言、寅次郎は疾うに覚悟を決めでおる。こないだ真剣を間に対峙していた父と子の間には魂の交流があった模様です。息子の覚悟を受け入れたパパ上様、我らは我らを生きなければならん。寅兄様に何かあっても残された家族が生きていく道を探さなくてはならないお立場でございますねえ、確かに。

 寅兄松陰先生の願いどおり、お弟子の絵の名手・松浦亀太郎様が呼ばれて肖像画を描かれています。あ!これが今に伝わるあの画像でしたか!やったね亀ちゃん!大活躍~。
 同時に松陰先生に最後のご挨拶の塾生たち。死を恐れもせず辞しもせず獄にあっては獄で出来るだけのことをすると、覚悟のほどを伝える松陰先生。
 本業お魚屋さんの亀太郎様は・・魚屋で亀太郎ってすごいお名前ですよねええ、閑話休題・・とにかく亀太郎様がおっしゃるに、先生は捌かれようとして全力で抵抗する魚と同じ目をしておられました。このままじゃ終わらんと言う目をしていたと。聞いて文様愕然、まだ何か考えておられるのですか兄上~~~!

 野山獄にめずらしい面会人のあり。前にここにいらっしゃった富永有隣様だ!寅兄様のおすそわけで釈放になった人だ~。相変わらず不気味ですねええ。江戸で何をするつもりだ?と有隣様が問えば、松陰先生答えて曰く、江戸で幕府の者たちに直に私の意見をぶつける!
 その考えとは?という問いにさらに答えて曰く、今こそ我が国はナポレオンを呼び起こしフレーヘードを唱えて立ち上がるべし!フレーヘードってつまり自由。幕府も朝廷もなく草莽のもののふが世の中を変えるのだ!
 ・・志はご立派ですけど、どうやってそれをするんでしょう?この時日本で革命なんか起こしたらたちまち分割植民地化してしまうような気がしてなりません・・ってのもまた後世からの後知恵の浅知恵かも知れませんけど~。
 ここで富永様、それでは誰もついて来ないみたいに仰って、光を見せろ、かつてお前は人は変われると言った、人は善であると言った、お前のコトバで生きるものを見せろ!・・と愛の謎かけで、富永有隣様は失せにけり失せにけり~。あ、このシーンの有隣様は亡霊というか生霊と言うか、寅兄様の幻覚?

 文様と梅兄様が伊之助様をお訪ねして、とんでもないことを頼み込みました。江戸へ行く前に寅兄様を家族の所に戻して欲しいとな~~!家族の依頼だけで入牢しているんなら何とかなりそうなものですけど、お江戸から召喚状が届いている今の時点で家に戻せるわけないでしょ~!そのままフケられでもしたら藩が大変じゃないですか~~。
 って、ちょおおっと待って!まさかたまさか八坂のムサカ、それを狙ってんの?文様?ではなく?寅兄様が江戸で何をするつもりなのか知っておきたい?ふうう~む
 でもとても今の寅兄様を牢から出すわけにはいかないですよねえ?伊之助様?江戸ではご公儀に逆らうなと言い含める事が出来るか?と問う伊之助様、場面転換で門を出る兄妹、できんと行った兄を恨むか?ははーあ、これも一種のモンタージュですねええ。
 寅次郎を言い含める事は出来んと突っぱねた感の梅兄様、己を偽り思う所を語れん寅など寅ではない、そんな事は出来ないと言い訳です・・・兄バカって言葉が私の脳裏に・・・
 文様今度は野山獄。獄吏の福川様に頼み込む!なんとか寅兄を牢から出して!無茶やがな~~!やっぱり断られて、ショボーン・・
 と、そこに高須久様登場。寅兄様から刺繍して欲しいと頼まれたという布には漢詩?その意味は「至誠にして動かざるは未だこれ有らざるなり」!まだやる気なんだ!江戸で!
 己の志を思いのたけお江戸のご公儀の御前で思う様述べる、あの方にこれ以上の幸せがありますか?と言い放つ久様。確かに松陰先生にとっては男の花道だ・・。兄の考えが分かって文様少し落ち着きを取り戻されましたか?あるいは鬱が潜航しちゃいましたか文様。

 明日は江戸送りの日だと親友・寅次郎に告げに来たのは伊之助様。江戸では何も申すな!と釘を刺します。長井様は藩を守るためお前ひとりに逆賊の汚名を被せるだろう?いやあ・・でもでも実際一人で勝手に逆賊になってる感じがしますけど、松陰先生・・。お前の死に泥を塗られるのが我慢できんと涙をちょちょぎらす伊之助様、良いお顔でしたねええ~。
 寅兄様が友と別れて部屋に帰ろうとすると、着物が揃えてあって、福川様が扉を開けてるの!なにこれ、家に帰って良いって事?夜中までには戻られよと福川様。懐かしい面々が大活躍だなあ今夜は~。礼は表のモノに言ってくれという福川様。乗せられて出てみると待っていたのはなんと寿様!伊之助ご夫婦、福川様に手をまわして無理やりこっそり一時釈放だ!
 福川様は賄賂の金子を突き返して全責任を負ってくれた?凄い覚悟だなああ。重ねて寿様の言うよう、兄上も兄上を甘やかす杉家も大っ嫌い?でも夫婦の婚活をしてくれたのも寅兄様でしたと・・・愛の結晶の息子二人を見せて、寿様はここにてお見送り~。

 そして本日タイトルの「最後の食卓」へ!敏ちゃん大喜び!文様滝様亀様も三人揃って大歓迎!そこに帰って来た梅兄様、畑が水浸しで大変だ?お前ら手伝いに来いと、寅兄様と敏ちゃんを連れてお百姓仕事!苦闘中のパパ上に加わって、たちまちみんな泥まみれの笑い顔だ~。兄弟そろって泥まみれ!大喜びのご一同、パパ上様ったら一粒の種を見せて、こねえな小さいもんの中にも命が宿って続いて行くんじゃと教えを下されます。これ全部がヤラセだよなああ、いえほら、いい意味でいい意味で・・・
 父と子の泥遊びの後で、今度はお風呂です。サービスのつもりかい杉家ファミリー?お背中流して思い出話やら何やらされるのは母上・滝様。相変わらず遥か斜め上な感じでのほほんとした母と子の交流も完了!流石に悲しみの涙を流す母上様!人間の情として、それに合わせて明るく振る舞う寅兄様!
 こういうトコ、今週の好印象ですけど、だったらこれまでも、もう少しシリアスな悲しみを表現して積み上げてくださっても良かったような気がする滝母上・・。え?文様は裏庭で何やら不審な動き?まさかこれ、内緒の焼きイモを隠したとかそんなんじゃあないでしょう?久坂様まで憂い顔で目撃している以上は~~。
 文様が寅兄様に迫ってる!風呂の焚口の所に草鞋と笠がありますって!逃げるのではなく生きて欲しいのだと、つまり脱獄して脱藩して生きてけって?その後どうすんのよ?逃走資金は?逃げ込む先の当ては?だめだだめだ、兄上の闇雲な尊王攘夷以上の無謀なプランニングですよ文様~~~!・・っていうか似た者兄妹?そんな事したら福川様は斬首確実なんですけどおおおっ!
 んで、寅兄松陰先生は断固拒否!お前には今まで多くの力をもらったとか一通り主人公を持ち上げたのち、懐から取り出したものは・・このボタオを連れて江戸へ行く!いやああ、ここでまさかの再登場ですよ、金子君の「ボタオ」!だったらもう少し節目節目で出しとけよってちょっと思っちゃいましたけど~。
 私は死なん、あるだけの魂を持って井伊直弼と向き合い説き伏せ必ず再び萩へ戻ってくる!あり得ないと思ってしまうのはやっぱり後世からの後出しジャンケンですかねえ。あれでしょう、破約攘夷政策を取れってんでしょう?無茶だと思いますけど、それを通して死ぬのもまた至誠なのかなああ。

 ここで久坂様がご本を持ってまいりました。この塾で最初に先生が記されたとか。学は人たる所以を学ぶなり・・伊之助様と出会ったころまでも忍ばれますねええ。やがて集まって来た塾生と輪読が始まりました。
 古典輪読っていいですねええ。聞いてて思わず背筋が伸びる感じ!人として進むべき道を教えてくれるのはこういう古典なんですよねええ~。寅兄松陰先生も、後出しジャンケンでは突っ込みどころだらけで、かくいう私でさえ突っ込んでますけど、当時入手した情報から判断したら、断固攘夷と決断されるのも無理のない所ではあり~。結果として合ってたか間違ってたかじゃなく、人間のマコトとしてどう振る舞うべきであったかという観点からしてみたら、やっぱり歴史の偉人の偉い人ですよねええ、寅兄松陰先生・・。
 百合之助様と文之進様の兄弟は別室でお酒を酌み交わしています。寅を育ててくれてありがとう、これはお前の門出の酒だ、お役目誠に・・と頭を下げる兄。何を言うかと泣きそうになって盃を干す弟です。梅・寅兄弟にも欲しいなあ、こういうの・・

 これだけいろんなことをやって帰って来てもまだ夜が開けずに深夜です。獄に戻って物思う寅兄松陰先生。ここに久様が訪れて、ちょっとしたデートみたいな雰囲気ですねええ。栴檀の香り?姿は見えなくても香りが漂う?
ってなところで、例の言葉を刺繍した布を差し出せば、さすがに弱気になった松陰先生・・もしかしてこれがテクニックかも・・僕は最後まで見苦しくなく居られるだろうかと弱音を吐く!そんな先生の手を思わず握る久様、怖くはありません人とはこれでございますと、まあ自分のぬくもりをしっかり伝えましたって言う。

 いよいよ故郷萩とお別れの日がやってまいりました。お空も涙を流してござる。見送りに来たのは久坂様一人。朝の味噌汁はイモと青菜じゃ框に乗ってたと軽口を叩き、文の手を離すなよと、昨夜の久様のぬくもりを思い出しているんでしょうか松陰先生粋な言葉を残して旅立たれまして候。お役人の黄色っぽいカッパが何だかラブリー?
杉家の他の方々はいつも通りに明るく振る舞って朝のお支度カラ元気。BGMが重く沈んでる中、明るく振る舞う健気なファミリー!
 と、吉田松陰寅次郎様護送中のお役人が足を止め、先生「涙松」ですここで萩は見納めですと声をかけ、しかも籠から出してあげて最後の別れをさせてあげる?ユルユルな護送態勢ですよねええ。こんなところを襲撃されたらって考えなかったんでしょうかお役人様・・・あ、先生って言ってたし、もしかして松陰先生のシンパだったとか?
 雨でけぶって峠の下は何も見えなかったんですけど、松陰先生の目には、懐かしい故郷と家族の有様がありありと浮かんだのでありました~~。

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この記事へのコメント

鹿二郎
2015年04月21日 07:20
おはようございます。

松陰先生、前回とは違い、憑き物が落ちたような清清しい表情ですね。悟りの境地に達したとも言えるような。
 
あの厳しく松陰先生を教育した叔父上さまも、別人のような老人になられて・・胸中では「こんなはずでは・・」と思われてたかもしれませんが。

しかし幕府も当初、松陰先生を処刑する意図も証拠もなかったようです。松陰先生が「萩に帰りたい」と願えば、帰れたのに。
 
最後に、松蔭先生と久子様、実際はどういう関係だったんでしょう? 恋愛関係だった。とか言う人もいますが・・
2015年04月22日 20:48
鹿二郎様、おはこんばんは~。
すこしこう、松陰先生を持ち上げた感のある今回ですけど、こうなるとまたシリーズ構成がどうなってるのか疑問がもくもくスモーク・・
お別れの前の心温まるエピソードが目的だったんでしょうけど、いろいろ無茶やったよなああ~、福川様も文様も。
幕府もまだ松陰先生を処刑すると決めていたわけではなく?だったらやっぱり死のう死のう病だったんですねえ、松陰先生~。
松陰先生と久様、恋愛感情がなくなくなくも小泉八雲だったように思われますよねえ。お手てとお手てを合わせてぬくもり~~~。

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