NHK大河ドラマ「平清盛」第20回「前夜の決断」
男だったら!一釣り掛ける!掛けても釣れたな象を解く!ここは一丁出前一丁コクと香りのゴマラー油!決めちゃいましょう!どっちにつくのかさっさと決めちゃって海鮮!じゃなかった!開戦開戦!・・・ってなわけにはいかないの?今夜一晩が合戦前夜?ありゃ、まあ・・・
アバンはもう「今週の見どころ」で固定なのかしら?鳥羽法皇の死は国を二分する戦いの始まり!波乱の嵐の戦乱の呼び水!次の政治のヘゲモニーを取るのはどっち?上から下まで兄弟身内で殺しあう戦場のスタートですっ!
鳥羽院様がご崩御!風雲急を告げる京の情勢!ってなところに、あれまあなんと!こおおんな~と~ころ~に~西行法師!再登場の上いきなり清盛様と出会っちゃってて、鳥羽院様と私とは浅からぬ縁だとかなんとか!院のお妃にちょっかい出しといてその言いぐさ!さすがイイ男は違いますねええ~。
崇徳院様は藤原頼長様とタッグを組んで、っていうか先週の流れでそのままご密談?頼長様お得意の唆しですねええ、あなたも不遇、私も不遇、目つぶし投げてドロンドロン!崇徳院様はちょっと引いてる感じでしたけど頼長様が説得!不遇なもの同士、治天の君は上皇様で私には財がございますから、箱根の山の天下の権もきっと取り戻せましょうぞ、と~~~。目力あるなあ、山本様~。
しかししかし、時は待ってはくれなかった!まるで昨日の稀勢の里関の立会みたいな怒涛の出足を見せたのは信西入道!悪左府頼長様と上皇様にご謀反の動きあり!とぶち上げちゃいまして大号令!緊急戦闘態勢確保!
上皇様と帝様とはご兄弟の争い、上皇方の頼長様と帝方の藤原忠通様ともご兄弟の争い、それと血縁ではないですけど、当代きっての学者のお二人、頼長様と信西様との争いでもあったと?でもその行方のカギを握っているのは武士であった?源氏では上皇方の為義様と帝方の義朝様とは実の親子が敵味方でしたっけ?そしてまだしかと描写されてませんけど、平氏では叔父と甥!各自それぞれ身内同士を敵と味方に二分する家族の戦い!でもある訳で、世知辛いんだなあこれが実に~~~。
さああって平氏は?どうするの?清盛様!!一門のメンバーは、上皇様だ!いや帝様だ!と、喧々諤々な様子!清盛様のご裁断は?我ら平氏はいづれにもつかぬ!あらまっ!今は待たせて恩賞を吊り上げる?清盛様とは思えない深謀遠慮!なんだか急にキャラが変わっちゃいましたねええ、清盛様!時忠殿大喜び?ちょっと上げといてふっと抜く呼吸、なんだか忠盛パパ上様を彷彿としてしまいますねえ~。
これに清盛様弟の頼盛様が反論、我らが付いた側が勝つとは限りません、欲に目がくらんで判断を過てば取り返しが尽きませぬ!つまりこれ、恩賞の過多ではなく勝てそうな方に味方しようって言う立場ですねええ、頼盛様。
しかし清盛様再反論、ただ勝つだけではだ~めな~のだ~~!父はあと一息で公卿になれなかった、公卿になって政に関われねば世を変えることはできぬ!!うう~~~ん、だからあの、私先にも申し上げましたけど、面白く生きるのではなく世を変えちゃる!みたいな覚悟の一階梯一階梯を刻んでこなきゃ!主人公が!そういうアレが、うう~~~ん、歯がゆいいいいっ!
清盛様のご采配に、一同どよよ~~ん♪あ、あの五月蠅い叔父さん忠正様が大人しかった?家貞殿に指摘されてご本人がおっしゃるには、兄上が生きておれば、あ奴と同じことをしたのではないかと思うてな・・・。ははあ、つまり今回の清盛様のご発言は叔父様公認の家訓相続!みたいな?
大人しくて線が細くて、なんだかうらなりのジェームズディーンみたいな感じの頼盛様、ここら辺が見せ場と心得られまして、今宵は飛ばす飛ばす~~~うう~~♪
殺伐とした京の情勢、そんなこんなろ長芋をかじりながら見物しているのは鬼若殿?つまり後の弁慶!いやああ、なんだかちょっとイメージ違うなああ。ってなところに!おっかないのキター!ラオウみたいなのキター!これが鎮西八郎様ですかっ!いやああ、怖いなああ~~~・・・わくわく・・・。
清盛様の思惑通り、上皇様帝様の両陣営とも平氏の動向が分からずにヤキモキヤキモチヤケに気になるヤケノヤンパチ!帝方にはせ参じている義朝様、でも他の身内は敵方なのに本気でこっちについてくれるの?と、美福門院様が改めて問い詰めましたら義朝様、たとえ親兄弟と殺しあう事になろうとも帝をお守りいたします~~~!いや、人としてどうなんだろうなあって言う感じはありますけど、武士としたら正しい態度!ハードボイルドですねえ。面白うないのう~と、塚地様。これ、決め台詞にするおつもり?なかなかでも、堂に入った役者ぶりですねええ、塚地様。
一方為義様は頼長様の御前で平謝りの平身低頭バッタみたいに這いつくバッタ~~~!頼長様は一言、きっと勝て!厳しいなあ・・・
改めて鎌田通清殿がおっしゃるには、このまま親子が敵味方に分かれて戦うのですか?今からでも遅くはないから説き伏せて連れてまいりましょう、みたいな~。でも為義様、今さら説き伏せられると思うてか?って、まあ、弟を殺しちゃいましたものねえすでに義朝様は。もう後戻りはできないところに来ちゃってるっちゃあ来ちゃっている源氏家庭崩壊?みたいな~。
義朝様と仲違いして今はコッチ方に来ちゃっている鎌田ジュニア正清殿が健気ですねえ。あっちに行ってもイイよって言われているのに意地をはっちゃって・・・。それと、このシーンの為義様、お館様の風格漂う堂々とした所作でしたねええ。
皆はどっちに付くのか?勝負の行方やいかに?ってじっくり様子を見てらっしゃる清盛様!いやああ~、急にキャラが変わっちゃいましたねええ~~~。男子三日あわざれば刮目して見よとは言いますが・・・あ、確かに一週間のご無沙汰の宮田輝ではございましたけどおお~。ホントはもうちょっと早くこういう雰囲気に・・・ゲフンゲフン。
ってなところに信西入道、清盛様とご会談。双方の恩賞は吊り上りましたかな?とすべてお見通しの信西入道。じゃあさて、此度は領地かな?官位かな?などとおっしゃる清盛様をスカっとスカして、ご案内ご案内~~~
信西入道が清盛様を連れてきたのは後白河帝の御前でございました。ここら辺が今宵の山場かしら?人払い~~面白うないのう~~~♪ちょっとシャチコバッタ感じの清盛様、後白河帝はでもちょっと余裕よ?そう堅うなるな、我らはともに白河院の血を引く者同士ではないか~~~・・・と、ここで清盛様の出生から養子からあれやこれやを残らずご披露、どうだよく知ってるだろう俺は、みたいな嫌味を醸しだされて、止めに後白河帝がおっしゃるには、だが忠盛の志など叶わぬぞ!どれだけ恩賞を吊り上げようともソチの思い通りにはならぬ!朝廷の番犬としてこき使われたまま志半ばで死んでいくのだ!と冷たい恫喝を繰り広げられまして!そして最後の一言、分かったか清盛!
清盛様これを聞いて怒りを内に秘めて、でも大人しく控えてらっしゃいます。やっぱりキャラ変わった?おおおおっ!後白河帝、何かを投げつけた!サイコロ?分かったらつまらぬ策など巡らさずに賽でも振ってさっさと決めよ!清盛様と初対面の夜にもサイコロの双六賭博をなさってましたっけ?後白河帝。
酷薄な微笑みを見せる後白河帝様、そして清盛様は・・・平氏は必ず勝って見せまするこの戦にもあなた様との勝負にも。ここは分かりやすいフリなんですかねえ、後々の・・・。何だか妙にうきうきした表情の後白河帝様。二人して面白く生きてやろうぜ!みたいなアレですか、やっぱり?
戦の前日、源氏に心強い味方が出現!さっきの鎮西八郎為朝様!これですよ、これ、これ、こういうのを無頼の徒っていうんですよ~~。かつての清盛様はこれに比べたらイイとこのお坊ちゃまの非行・・・はあああっ!失礼失礼!閑話休題~~~!・・・え、こんな所にもまた鬼若殿?いやあ~、いらないんじゃないかなあ、このシーンは・・・。弁慶殿の格が下がる下がる・・・。
一方平氏にも心強い助っ人!忠清殿の弟の忠直殿が伊勢の国からご参戦です!って、ちっさ!鎮西八郎様と比べたらもう勝ち目無し?こりゃあ上皇様の方に分があるのかもと皆が思ったこの瞬間!しかし清盛様のご決断は~~~・・・断固!帝方につく!
先ほどの帝の煽り、すべてを知りながら、でもどうせお前は番犬どまりだと言いながら、でもでもここへ!俺と互角に渡り合えるところまで昇って来いと仰せであったのだあああっ!!!そんな個人的な了見で一門を危うくするつもりかという頼盛様の批判をモノともせず!少なくともあのお方は武士の力を分かっておいでじゃ、そこにしか武士の地位を上げてゆく隙はないのじゃ!と、強引な、でも余裕の清盛様。
侍大将の忠清殿はでも一本釘を刺されて、戦は目の前のこの時を戦う事に一心に打ち込まねば・・・つまり先々の戦略だけでは前線の兵士が戦えませんと?清盛様さらに返して曰く、ならこの戦い何がために戦う?王家のための戦いではなく、帝と上皇様に成り代わり、関白様と悪座府様の名代として武士同士が戦うのだぞ?皆これに命を賭して戦えるのか?一同、シーン。立派なお館様になられましたねえ、清盛様~。
俺は確かな手ごたえを得たい、武士の世がそこまで来ておると!我ら平氏はそのために戦う、帝方にお味方して命懸けでな!一同さらにシーン・・・。盛国殿がダメ押しをして、平氏の方針が固まりました!ただ一人、頼盛様だけは納得できていないお顔でお辞儀も一拍遅れてらっしゃいました。
でも清盛様、衣装も黒くてシックでマットな重量感ですけど、所作ふるまいもそれに合わせてき感じで、ゆっくり大きさを出してますねええ。さらにちょっと抜いた余裕がもう、中井きいっちゃん様の忠盛様を彷彿とさせるのも面白や面白や~~~。
家族疎開の段ですか?義朝様はすでに由良御前と鬼武者様を疎開完了してて、今度は常盤御前と今若丸様、音若丸様を・・・由良御前と同居させるのっ?うわああ、由良御前の表情が怖い~~~!殺伐とした展開になりそうな予感よ?後の頼朝様にしてナレーションもご担当されることになる鬼武者様も複雑な表情。
一方平氏では、清盛様奥方様の時子様と、清三郎様、清四郎様の元服前兄弟が疎開です。こちらの疎開先は穏当平和な故藤原家成様ご息女経子さまのお屋敷です。が、ご挨拶の席に一足遅れてやって来た重盛様。源氏物語の巻物の一席!お笑いなんですけど何だかほんわか~~~。カアカアカアカアカア~~・・・
頼盛様は反逆上等ですか?手の者を集めて決起集会?兄は棟梁ではあっても平氏の血の流れぬお方、この一大事に平氏の命運を預けるわけにはまいらぬ、と~~。つまり自分は敵方について、どっちが勝っても平氏が残るようにしましょうって言う魂胆ですか?
そこに来合わせた池禅尼様は頼盛様を諌めますが、志は翻らず。っていうか、頼盛様は上皇様が勝利するって確信しているの?なんだかそんな感じのセリフでしたけど・・・。
いよいよ出陣平氏方、清盛様は息子の重盛様、基盛様を引き連れて藤原経子様のお宅を離れます・・・って、おめでた?こんな時にややが出来ましたか時子様!
一方の義朝様。常盤御前は身内を討つ戦いに否定的、でも由良御前は御存分にお働き下さりませ、と、好対照。でもなああんとなく寂しそうな頼りなさそうな表情の義朝様。その理由は・・・言うまでもないですねえ、今宵のこの流れなら!
為朝さまもご出陣。なんだか妙に寂しそう・・・。ここに列している鎌田ジュニア正清殿。不承不承って言うか、心ここに非ずって言うか・・。そんな正清殿の胸中を見透かして、為義様は蒲田親子を後に残してさっさとご退場。
殿の胸の内を受け止めて・・・若君義朝様を必要以上に貶して反応を見る忠清殿。愚かだとか身の程知らずとか親不孝とかとかとかとか~~~!案の定の矢吹ジョーでたちまち反発して若君擁護の正清殿。まっすぐな息子の心意気を残らず笑顔で受け止める父。二人ともいい芝居だなああ~~~♪
正清、厄介な殿を見捨てられぬはワシ譲りじゃのう。これ、お前は若君の所に行ってやれという教えですねええ、いやあ、いいシーンでした!こう、胸が熱くなるような感じよ?こうなるとやっぱり、平氏よか源氏の方が何倍も面白くて面白くて胸熱でえええ~~~!
さあさあやってきました正清殿!呼ばれもせぬのにジャジャジャジャ~~~ン!互いに感極まって一瞬見つめ合う主従!そして義朝様曰く、遅いではないか!主に恥をかかすでない!・・・ジーン・・・そして正清殿一言、はっ!良い笑顔だにゃああ~~~。
平氏方でもいよいよ出陣の段取り。勇ましい雰囲気ですねえ。ここで立ち去る頼盛様を心配げな表情で見送る池禅尼様。その池禅尼様を見ていた忠正様がピンと来ちゃった!っていうか!もしかして忠正様!兄嫁にホの字だったのかしら?
とにかくすべてを見抜いた忠正様、頼盛様を追いかけて追いついて問い詰めます。上皇様を助け参らすつもりか?上皇方が勝つと思うておるのか?だが喩え上皇様が勝ったとしてもお前は一門の棟梁を裏切ったと後ろ指を指され姉上が悲しむ!何より亡き兄上に顔向けができぬ!ああ~、まさかこの人がこんなセリフを・・・
頼盛様もまさか忠正様に止められるとは思わなかったって!じゃあ平氏が根絶やしになったらなんとなさります?と詰め寄る頼盛様!さあさあ、どうするどうする忠正様!・・・え?なんですかその何かをあきらめたようないい人ぶった笑顔は?ま・さ・か・・・
一門のほとんどが参集、でもまだ忠正様と頼盛様が・・・やがて頼盛様ただお一人がやって来られまして、衝撃の報告、叔父上は来ませぬ!
その頃忠正様は崇徳上皇様方の白河北殿にご出陣!謀反!叔父上謀反~~~!清盛様はたちまちいきり立って叔父上を連れ戻そうと・・・あいやあああ!そんなんしたらあなた!一人矢ぶすまになって終わりでしょう!どうして天下の棟梁がそんなに浅はかな行動をおおおおっ!!
ほらほら、そんな清盛様をお止めする家貞殿!なりませぬなりませぬ!忠正様は平氏を絶やさぬために戦う覚悟にござりまする!これ、家中心の考え方をするならごく普通な判断のようにも思えますけどねええ・・・
でも清盛様、生きるも死ぬもみんな一緒!それが平氏の絆じゃ!・・・ううううう~~~ん、でも、ね、私が例えば何かの事故で儚くなってしまうとして、だからって一族郎党一緒に死んで欲しいとはこれっぽっちも思いつきもしませんけどねええ~~~(汗)。
何だかでも妙にナーバスに舞い上がっちゃった清盛様、絆を断って何を守れるというのじゃ~~~!と大荒れ!そんな所に骨粗しょう症のジェームズ・ディーンってな感じの頼盛様が忠正様のお言葉をご伝言、きっとそう仰せになるであろうと叔父上よりお言伝がござります「清盛!お前とワシの間に絆などはなっからないわっ!!!」
忠正殿かたじけないとこっそり頭を下げている母上様!これって決死の覚悟?自分が討たれて死ぬことを覚悟した上での?うわああ~~~、ツンデレ全開だなあ叔父上~~~!まるでもうコンドルのジョーかタイガージョーかライダーマンかボスボロットか・・・最後のはちょっと不適切でしたか?こりゃ失敬!ですけどこれで逆に腹が固まったみたいな表情の清盛様でした~。どどんどんどんどどんどん!戦やでええ~~~!!!いよいよ来るとこまで来たっちゅうこっちゃあああ~~~!
さてさていよいよ、清盛様率いる平氏の軍勢が後白河帝の拠点、高松殿に到着、義朝様たちと合流しました。馬上にて向き合うライバル同士の邂逅!身内同士で殺しあう地獄の戦乱、保元の乱がいよいよ開戦です!待て次回!!!
アバンはもう「今週の見どころ」で固定なのかしら?鳥羽法皇の死は国を二分する戦いの始まり!波乱の嵐の戦乱の呼び水!次の政治のヘゲモニーを取るのはどっち?上から下まで兄弟身内で殺しあう戦場のスタートですっ!
鳥羽院様がご崩御!風雲急を告げる京の情勢!ってなところに、あれまあなんと!こおおんな~と~ころ~に~西行法師!再登場の上いきなり清盛様と出会っちゃってて、鳥羽院様と私とは浅からぬ縁だとかなんとか!院のお妃にちょっかい出しといてその言いぐさ!さすがイイ男は違いますねええ~。
崇徳院様は藤原頼長様とタッグを組んで、っていうか先週の流れでそのままご密談?頼長様お得意の唆しですねええ、あなたも不遇、私も不遇、目つぶし投げてドロンドロン!崇徳院様はちょっと引いてる感じでしたけど頼長様が説得!不遇なもの同士、治天の君は上皇様で私には財がございますから、箱根の山の天下の権もきっと取り戻せましょうぞ、と~~~。目力あるなあ、山本様~。
しかししかし、時は待ってはくれなかった!まるで昨日の稀勢の里関の立会みたいな怒涛の出足を見せたのは信西入道!悪左府頼長様と上皇様にご謀反の動きあり!とぶち上げちゃいまして大号令!緊急戦闘態勢確保!
上皇様と帝様とはご兄弟の争い、上皇方の頼長様と帝方の藤原忠通様ともご兄弟の争い、それと血縁ではないですけど、当代きっての学者のお二人、頼長様と信西様との争いでもあったと?でもその行方のカギを握っているのは武士であった?源氏では上皇方の為義様と帝方の義朝様とは実の親子が敵味方でしたっけ?そしてまだしかと描写されてませんけど、平氏では叔父と甥!各自それぞれ身内同士を敵と味方に二分する家族の戦い!でもある訳で、世知辛いんだなあこれが実に~~~。
さああって平氏は?どうするの?清盛様!!一門のメンバーは、上皇様だ!いや帝様だ!と、喧々諤々な様子!清盛様のご裁断は?我ら平氏はいづれにもつかぬ!あらまっ!今は待たせて恩賞を吊り上げる?清盛様とは思えない深謀遠慮!なんだか急にキャラが変わっちゃいましたねええ、清盛様!時忠殿大喜び?ちょっと上げといてふっと抜く呼吸、なんだか忠盛パパ上様を彷彿としてしまいますねえ~。
これに清盛様弟の頼盛様が反論、我らが付いた側が勝つとは限りません、欲に目がくらんで判断を過てば取り返しが尽きませぬ!つまりこれ、恩賞の過多ではなく勝てそうな方に味方しようって言う立場ですねええ、頼盛様。
しかし清盛様再反論、ただ勝つだけではだ~めな~のだ~~!父はあと一息で公卿になれなかった、公卿になって政に関われねば世を変えることはできぬ!!うう~~~ん、だからあの、私先にも申し上げましたけど、面白く生きるのではなく世を変えちゃる!みたいな覚悟の一階梯一階梯を刻んでこなきゃ!主人公が!そういうアレが、うう~~~ん、歯がゆいいいいっ!
清盛様のご采配に、一同どよよ~~ん♪あ、あの五月蠅い叔父さん忠正様が大人しかった?家貞殿に指摘されてご本人がおっしゃるには、兄上が生きておれば、あ奴と同じことをしたのではないかと思うてな・・・。ははあ、つまり今回の清盛様のご発言は叔父様公認の家訓相続!みたいな?
大人しくて線が細くて、なんだかうらなりのジェームズディーンみたいな感じの頼盛様、ここら辺が見せ場と心得られまして、今宵は飛ばす飛ばす~~~うう~~♪
殺伐とした京の情勢、そんなこんなろ長芋をかじりながら見物しているのは鬼若殿?つまり後の弁慶!いやああ、なんだかちょっとイメージ違うなああ。ってなところに!おっかないのキター!ラオウみたいなのキター!これが鎮西八郎様ですかっ!いやああ、怖いなああ~~~・・・わくわく・・・。
清盛様の思惑通り、上皇様帝様の両陣営とも平氏の動向が分からずにヤキモキヤキモチヤケに気になるヤケノヤンパチ!帝方にはせ参じている義朝様、でも他の身内は敵方なのに本気でこっちについてくれるの?と、美福門院様が改めて問い詰めましたら義朝様、たとえ親兄弟と殺しあう事になろうとも帝をお守りいたします~~~!いや、人としてどうなんだろうなあって言う感じはありますけど、武士としたら正しい態度!ハードボイルドですねえ。面白うないのう~と、塚地様。これ、決め台詞にするおつもり?なかなかでも、堂に入った役者ぶりですねええ、塚地様。
一方為義様は頼長様の御前で平謝りの平身低頭バッタみたいに這いつくバッタ~~~!頼長様は一言、きっと勝て!厳しいなあ・・・
改めて鎌田通清殿がおっしゃるには、このまま親子が敵味方に分かれて戦うのですか?今からでも遅くはないから説き伏せて連れてまいりましょう、みたいな~。でも為義様、今さら説き伏せられると思うてか?って、まあ、弟を殺しちゃいましたものねえすでに義朝様は。もう後戻りはできないところに来ちゃってるっちゃあ来ちゃっている源氏家庭崩壊?みたいな~。
義朝様と仲違いして今はコッチ方に来ちゃっている鎌田ジュニア正清殿が健気ですねえ。あっちに行ってもイイよって言われているのに意地をはっちゃって・・・。それと、このシーンの為義様、お館様の風格漂う堂々とした所作でしたねええ。
皆はどっちに付くのか?勝負の行方やいかに?ってじっくり様子を見てらっしゃる清盛様!いやああ~、急にキャラが変わっちゃいましたねええ~~~。男子三日あわざれば刮目して見よとは言いますが・・・あ、確かに一週間のご無沙汰の宮田輝ではございましたけどおお~。ホントはもうちょっと早くこういう雰囲気に・・・ゲフンゲフン。
ってなところに信西入道、清盛様とご会談。双方の恩賞は吊り上りましたかな?とすべてお見通しの信西入道。じゃあさて、此度は領地かな?官位かな?などとおっしゃる清盛様をスカっとスカして、ご案内ご案内~~~
信西入道が清盛様を連れてきたのは後白河帝の御前でございました。ここら辺が今宵の山場かしら?人払い~~面白うないのう~~~♪ちょっとシャチコバッタ感じの清盛様、後白河帝はでもちょっと余裕よ?そう堅うなるな、我らはともに白河院の血を引く者同士ではないか~~~・・・と、ここで清盛様の出生から養子からあれやこれやを残らずご披露、どうだよく知ってるだろう俺は、みたいな嫌味を醸しだされて、止めに後白河帝がおっしゃるには、だが忠盛の志など叶わぬぞ!どれだけ恩賞を吊り上げようともソチの思い通りにはならぬ!朝廷の番犬としてこき使われたまま志半ばで死んでいくのだ!と冷たい恫喝を繰り広げられまして!そして最後の一言、分かったか清盛!
清盛様これを聞いて怒りを内に秘めて、でも大人しく控えてらっしゃいます。やっぱりキャラ変わった?おおおおっ!後白河帝、何かを投げつけた!サイコロ?分かったらつまらぬ策など巡らさずに賽でも振ってさっさと決めよ!清盛様と初対面の夜にもサイコロの双六賭博をなさってましたっけ?後白河帝。
酷薄な微笑みを見せる後白河帝様、そして清盛様は・・・平氏は必ず勝って見せまするこの戦にもあなた様との勝負にも。ここは分かりやすいフリなんですかねえ、後々の・・・。何だか妙にうきうきした表情の後白河帝様。二人して面白く生きてやろうぜ!みたいなアレですか、やっぱり?
戦の前日、源氏に心強い味方が出現!さっきの鎮西八郎為朝様!これですよ、これ、これ、こういうのを無頼の徒っていうんですよ~~。かつての清盛様はこれに比べたらイイとこのお坊ちゃまの非行・・・はあああっ!失礼失礼!閑話休題~~~!・・・え、こんな所にもまた鬼若殿?いやあ~、いらないんじゃないかなあ、このシーンは・・・。弁慶殿の格が下がる下がる・・・。
一方平氏にも心強い助っ人!忠清殿の弟の忠直殿が伊勢の国からご参戦です!って、ちっさ!鎮西八郎様と比べたらもう勝ち目無し?こりゃあ上皇様の方に分があるのかもと皆が思ったこの瞬間!しかし清盛様のご決断は~~~・・・断固!帝方につく!
先ほどの帝の煽り、すべてを知りながら、でもどうせお前は番犬どまりだと言いながら、でもでもここへ!俺と互角に渡り合えるところまで昇って来いと仰せであったのだあああっ!!!そんな個人的な了見で一門を危うくするつもりかという頼盛様の批判をモノともせず!少なくともあのお方は武士の力を分かっておいでじゃ、そこにしか武士の地位を上げてゆく隙はないのじゃ!と、強引な、でも余裕の清盛様。
侍大将の忠清殿はでも一本釘を刺されて、戦は目の前のこの時を戦う事に一心に打ち込まねば・・・つまり先々の戦略だけでは前線の兵士が戦えませんと?清盛様さらに返して曰く、ならこの戦い何がために戦う?王家のための戦いではなく、帝と上皇様に成り代わり、関白様と悪座府様の名代として武士同士が戦うのだぞ?皆これに命を賭して戦えるのか?一同、シーン。立派なお館様になられましたねえ、清盛様~。
俺は確かな手ごたえを得たい、武士の世がそこまで来ておると!我ら平氏はそのために戦う、帝方にお味方して命懸けでな!一同さらにシーン・・・。盛国殿がダメ押しをして、平氏の方針が固まりました!ただ一人、頼盛様だけは納得できていないお顔でお辞儀も一拍遅れてらっしゃいました。
でも清盛様、衣装も黒くてシックでマットな重量感ですけど、所作ふるまいもそれに合わせてき感じで、ゆっくり大きさを出してますねええ。さらにちょっと抜いた余裕がもう、中井きいっちゃん様の忠盛様を彷彿とさせるのも面白や面白や~~~。
家族疎開の段ですか?義朝様はすでに由良御前と鬼武者様を疎開完了してて、今度は常盤御前と今若丸様、音若丸様を・・・由良御前と同居させるのっ?うわああ、由良御前の表情が怖い~~~!殺伐とした展開になりそうな予感よ?後の頼朝様にしてナレーションもご担当されることになる鬼武者様も複雑な表情。
一方平氏では、清盛様奥方様の時子様と、清三郎様、清四郎様の元服前兄弟が疎開です。こちらの疎開先は穏当平和な故藤原家成様ご息女経子さまのお屋敷です。が、ご挨拶の席に一足遅れてやって来た重盛様。源氏物語の巻物の一席!お笑いなんですけど何だかほんわか~~~。カアカアカアカアカア~~・・・
頼盛様は反逆上等ですか?手の者を集めて決起集会?兄は棟梁ではあっても平氏の血の流れぬお方、この一大事に平氏の命運を預けるわけにはまいらぬ、と~~。つまり自分は敵方について、どっちが勝っても平氏が残るようにしましょうって言う魂胆ですか?
そこに来合わせた池禅尼様は頼盛様を諌めますが、志は翻らず。っていうか、頼盛様は上皇様が勝利するって確信しているの?なんだかそんな感じのセリフでしたけど・・・。
いよいよ出陣平氏方、清盛様は息子の重盛様、基盛様を引き連れて藤原経子様のお宅を離れます・・・って、おめでた?こんな時にややが出来ましたか時子様!
一方の義朝様。常盤御前は身内を討つ戦いに否定的、でも由良御前は御存分にお働き下さりませ、と、好対照。でもなああんとなく寂しそうな頼りなさそうな表情の義朝様。その理由は・・・言うまでもないですねえ、今宵のこの流れなら!
為朝さまもご出陣。なんだか妙に寂しそう・・・。ここに列している鎌田ジュニア正清殿。不承不承って言うか、心ここに非ずって言うか・・。そんな正清殿の胸中を見透かして、為義様は蒲田親子を後に残してさっさとご退場。
殿の胸の内を受け止めて・・・若君義朝様を必要以上に貶して反応を見る忠清殿。愚かだとか身の程知らずとか親不孝とかとかとかとか~~~!案の定の矢吹ジョーでたちまち反発して若君擁護の正清殿。まっすぐな息子の心意気を残らず笑顔で受け止める父。二人ともいい芝居だなああ~~~♪
正清、厄介な殿を見捨てられぬはワシ譲りじゃのう。これ、お前は若君の所に行ってやれという教えですねええ、いやあ、いいシーンでした!こう、胸が熱くなるような感じよ?こうなるとやっぱり、平氏よか源氏の方が何倍も面白くて面白くて胸熱でえええ~~~!
さあさあやってきました正清殿!呼ばれもせぬのにジャジャジャジャ~~~ン!互いに感極まって一瞬見つめ合う主従!そして義朝様曰く、遅いではないか!主に恥をかかすでない!・・・ジーン・・・そして正清殿一言、はっ!良い笑顔だにゃああ~~~。
平氏方でもいよいよ出陣の段取り。勇ましい雰囲気ですねえ。ここで立ち去る頼盛様を心配げな表情で見送る池禅尼様。その池禅尼様を見ていた忠正様がピンと来ちゃった!っていうか!もしかして忠正様!兄嫁にホの字だったのかしら?
とにかくすべてを見抜いた忠正様、頼盛様を追いかけて追いついて問い詰めます。上皇様を助け参らすつもりか?上皇方が勝つと思うておるのか?だが喩え上皇様が勝ったとしてもお前は一門の棟梁を裏切ったと後ろ指を指され姉上が悲しむ!何より亡き兄上に顔向けができぬ!ああ~、まさかこの人がこんなセリフを・・・
頼盛様もまさか忠正様に止められるとは思わなかったって!じゃあ平氏が根絶やしになったらなんとなさります?と詰め寄る頼盛様!さあさあ、どうするどうする忠正様!・・・え?なんですかその何かをあきらめたようないい人ぶった笑顔は?ま・さ・か・・・
一門のほとんどが参集、でもまだ忠正様と頼盛様が・・・やがて頼盛様ただお一人がやって来られまして、衝撃の報告、叔父上は来ませぬ!
その頃忠正様は崇徳上皇様方の白河北殿にご出陣!謀反!叔父上謀反~~~!清盛様はたちまちいきり立って叔父上を連れ戻そうと・・・あいやあああ!そんなんしたらあなた!一人矢ぶすまになって終わりでしょう!どうして天下の棟梁がそんなに浅はかな行動をおおおおっ!!
ほらほら、そんな清盛様をお止めする家貞殿!なりませぬなりませぬ!忠正様は平氏を絶やさぬために戦う覚悟にござりまする!これ、家中心の考え方をするならごく普通な判断のようにも思えますけどねええ・・・
でも清盛様、生きるも死ぬもみんな一緒!それが平氏の絆じゃ!・・・ううううう~~~ん、でも、ね、私が例えば何かの事故で儚くなってしまうとして、だからって一族郎党一緒に死んで欲しいとはこれっぽっちも思いつきもしませんけどねええ~~~(汗)。
何だかでも妙にナーバスに舞い上がっちゃった清盛様、絆を断って何を守れるというのじゃ~~~!と大荒れ!そんな所に骨粗しょう症のジェームズ・ディーンってな感じの頼盛様が忠正様のお言葉をご伝言、きっとそう仰せになるであろうと叔父上よりお言伝がござります「清盛!お前とワシの間に絆などはなっからないわっ!!!」
忠正殿かたじけないとこっそり頭を下げている母上様!これって決死の覚悟?自分が討たれて死ぬことを覚悟した上での?うわああ~~~、ツンデレ全開だなあ叔父上~~~!まるでもうコンドルのジョーかタイガージョーかライダーマンかボスボロットか・・・最後のはちょっと不適切でしたか?こりゃ失敬!ですけどこれで逆に腹が固まったみたいな表情の清盛様でした~。どどんどんどんどどんどん!戦やでええ~~~!!!いよいよ来るとこまで来たっちゅうこっちゃあああ~~~!
さてさていよいよ、清盛様率いる平氏の軍勢が後白河帝の拠点、高松殿に到着、義朝様たちと合流しました。馬上にて向き合うライバル同士の邂逅!身内同士で殺しあう地獄の戦乱、保元の乱がいよいよ開戦です!待て次回!!!
この記事へのコメント
平氏も源氏も身内どうして敵対という
悲惨な状況になってしまいましたね。
家を守る為とはいえ壮絶です。
2回ほど見逃してしまった間に清盛が
随分立派になってちょっと忠盛パパ様の
ような雰囲気まで出してますねぇ。
これまでの盗賊退治とか海賊退治とかとは一線を画するシリアスな戦い!
天下の覇権争いが武士同士の勝負で決する画期的な事態となってまいりました。
清盛様ももうもうもうもう、見違えるよう!まああの、龍馬伝でもそうでしたけど、その過程のところがもうちょっと描かれてればなあって・・・
ま、まままま、まあそうは言っても楽しみ楽しみ!
松ケン様はゆったりとした所作や中井様を真似た感じで、成長したーって雰囲気をよく出されてました。
いやああ、やっぱり器用な方ですねええ~~~。