NHK大河ドラマ「真田丸」第20回「前兆」

先週とうとう茶々様を娶られた秀吉様、親の仇の身でありながら、しかもとんでもなく歳の離れた「恋路」の果てに待っているのはいつか見た破滅への道行き!この道は~はやみもこみち~ああ~そうだよ~お~慣れた手つきで塩を振ってる~~。ゴホン、閑話休題!そして今宵は・・「前兆」!

 帰ってくる!真田家に松様が帰ってくる!皆々様駆けだしてきた!昌幸パパ様が無事上田城に連れて帰れば、ババ様、母上様、義姉様そろって涙のお出迎え~~~。一人だけ浮かないお顔は信幸様・・・。
 ですが、こう様には悲しい知らせが!あの顔であの声で信幸様が言い出す離縁話!スマンと膝をついて頭を下げる信幸様。あなたが頭を下げるだなんて、たとえ離縁だとしても・・と言い出すおこう様。いやいや!離縁ですってば!
 二つ返事でよいお返事で受けておいて、泣きの涙で、何がいけなかったのですかと問うおこう様。いやいや、徳川の家臣本多忠勝の娘との縁談が持ち込まれたのだと、今の真田は徳川に逆らっては生きていけぬのだと信幸様。・・・ですけど昌幸パパ上様はかえってノリノリに見えましたけどねええ~。
 不幸と病弱が服を着て歩いているような感じのおこう様、この事態を悲しく受け止めて、お家のために身を引く構え!長い間お世話になりましたと~。いやああ、でも、いいんですか信幸様?恒例の夫婦コントの時間がのうなってしまいますえ~?
 うわ!昌幸パパ様ったら卑怯よ!ワシは乗り気でなかったが信幸がどうしてもとおお?逆だったじゃないですかあああ!ひでえええええっ!信幸様のはらわたが煮えくり返ってらっしゃるご様子!事の次第は佐助に託す?さすがの猿飛の佐助殿も今回のお使いばかりは気が乗らないご様子でしたが・・。
 松様ったら、おこう様の事はほとんど覚えておりません!わざわざ言わなくてもと返すおこう様!でもめげずに生きていってね♪とんでもない父娘だわなああ。とり様や薫様は泣きの涙でハグしてますけど~~~。こんなに胸をえぐるキャラをみすみす退場させるのはもったいないなああ~~~。

 真田家に嫁いでこられたお稲様。祝言の式次第の後改めてご挨拶の信幸様。政略結婚って事なんでしょうけど、この時代はそれが当たり前。上から下まで家と家とのつながりのためにメンバーを交換し合ってたわけでしょう?むしろご本人の意思が大切っていうメタ脚本がダメなんじゃないですかねえ、ケチケチケー様・・。
 うわ!家来の中に父親・忠勝様が紛れ込んでる!そんで泣いてる!濃いなああ!鼻水!すっごい糸引いてた!このままライダーに変身しそうなくらいの熱演ですけど、思わず笑っちゃいました~。
 んで、寒いと仰せのお稲様の羽織るものを持って来いと命じた信幸様。って、命じた侍女が侍女があなた!おこう様でんがな~!母上・薫様のお情けでこちらでご厄介になりますうう?無理だ無理だ無理だ!いえでも、侍女になってでもあなたのおそばにいたいのよ?・・・なんだろう、純愛物語ってより、人に執りつく霊魂のような気配が漂うのはどうしてでしょう?不謹慎だけど苦笑いが~~!嫁でなくなっても一生あなたから離れませんえ~♪父上!いいだろうとか軽く許可しないでええっ!

 天正十六年、時の帝が聚楽第に行幸されました。秀吉様はいよいよ我が世の春でございます。秀吉様を従えた帝の前でご挨拶する大名の皆様。ってことは秀吉様の配下であると帝に申し上げているわけで、反抗反逆はいよいよ難しくなってまいりました。秀吉様に逆らったら下手したら逆賊になって追悼される恐れもございますわけで~。
 さすがに疲れたわと満面の笑みの秀吉様。風呂にでもひゃ~るか?とおどけて見せております。まさに我が世の春!
 もちろん家康様も、帝の前で秀吉様の部下でありんすとご挨拶してきたわけですけど、本多正信様に対して言うよう、あれには子がおらぬ!ようやく手に入れた天下を誰につがせるかさぞや頭が痛い事だろう、と~~。殿下の弱みはしっかり見定めてらっしゃるご様子です。家康様は子だくさんでしたものねえ~。とはいえ以前は、天下は秀次様に継がせて一族一致団結していこうっていう雰囲気だったんですけどねえ。いつぞやの里いもで一族団欒の時には・・・。

 寧様が阿茶の局様とご歓談。歯の浮くような外交辞令と当てこすり。その傍らでとんでもなく食い意地の・・いえ、食欲旺盛な茶々様。しかも天真爛漫天衣無縫で、寧様のお顔を潰しかねない発言とか、少々不安定?阿茶の局様、茶々様は妊娠しているのではないかと見抜かれた!ニコヤカニしてる女子大御所お二人がちょいと怖い・・。
 そうです、天正十七年、茶々様ご懐妊~~!この時秀吉54歳・・今の時代ならそんなに珍しくもない事ですけどねえ。ゲフンゲフン、とにかく大喜びの関白殿下ですが、そんな時に落書き発見!笹絶えて茶々生い茂る云々でおなじみの豊臣政権批判の落書き、しかも茶々様の子供が誰の子かなあ?みたいな!いや誰でもそう思うでしょうけど、そんなの書いちゃったらこの時代、大変なことになりまっせ!片桐様がワザワザ殿下に伝えた!
 秀吉様は大激怒!犯人を捕らえよと命じられます。さっそく信繁様と平野先輩が調査開始!消し炭で書いている!犯人は一人ではない!名探偵信繁誕生!門番に聞き込み開始。んで、門番の中の尾藤道休というボウズ上がりの男が怪しい!本願寺に逃げ込んでる?会見拒否?
 刀狩りで召し上げた刃物で釘を作って方広寺の釘にする・・三成様は相変わらず大忙しの激務ですねええ。
 秀長様が一筆下されて、信繁様が本願寺にまいりますして、容疑者道休殿に取り調べ開始!この人、仕事はさぼって番小屋に籠って酒を飲んでいたととぼける!その上俺にはそもそも無理なんだ字が書けねえのさ~~、と言い逃れのオンパレードです。殿下の刀狩りにも文句を一言。ご政道を批判されてましたねえ。
 信繁様の見解は、道休殿のなまけ癖に付け入って誰かが書いたのであろうと。吉継様は、タカが落首になんでそこまでとあきれ顔。ですが浮かないお顔の三成様。果たして秀吉様の怒りは収まらず、門番全員拘束!ことごとく磔にする!ちょっと待って!担当者を処刑ならまだわかりますけど、同僚全員連帯責任ですか!むっちゃクチャでごじゃりましゅるがな~!
 信繁様は秀次様にお願いして何とか考え直してくれないかと秀吉様を説得してもらう手はずですけど・・・秀次様は及び腰で頼りにならない~。秀吉様は逆切れでますます怒ってるし!どこの誰ぞはワシの息子をコケにしおった!とまあ、生まれる前から男子と決めつけているのもちょっと不気味な思い込み。犯人を捕まえて耳と鼻をそぎ、磔にして首をはね、親類縁者ことごとく磔にする!・・・この人狂ってます~~~!そしてとうとう門番全員貼り付けの刑が執行されてしまいました。

 やけ酒気味の三成様。いくら飲んでも酔えない?秀吉様の舞い上がりようは際限もなく、もう木馬までしつらえてるの?事態を憂える信繁様のところに寧様が訪れて、茶々様のお腹の子が本当に秀吉様のお子様なのか、今一番疑っているのは殿下かもしれないと!ナルホド~~~!つまり秀吉様は自分でも疑っているところを、一番痛いところを突かれたからあんなになっちゃってるんだと~。あの人は昔から変わってない、昔から怖い人でしたと。明るくふるまってはいるけど信長公よりも怖いお人、そうでなければ天下など取れません・・寂しく語る寧様がおかわいそう。

 三成様曰く、いまや秀吉様は町人を一人ずつ籤で選んで磔にするおつもり?いやあああ!これはもう気がくるってますがな!こうなったらこっそり暗殺とかこっそりロボトミーとか・・・関白殿下にそんなの無理に決まってましたか、こりゃ失敬。
 困りまくっているご一同にもたらされたニュース速報、元容疑者・道休殿がご臨終だとか!たちまち信繁様に妙案が!ポクポクチーン!この際道休に罪をかぶってもらいましょう!先だって生きてても何の役にも立たないと言ってた道休殿、こうなったら死んでから役に立ってもらいましょうと?なるほど、罪人として首を差し出すのだな、それは妙案だと乗り気になった吉継様。三成様をそそのかして話がまとまりました!
 信繁様達は道休殿の首を切り取り、桶に入れて聚楽第へ。秀吉様は六条河原にさらせとのご下命。いやいやこれでようやく一件落着・・・はナシよ?ドおおされました秀吉様!犯人が分かったのにまだ何か?
 道休の親類縁者をことごとく捕らえ、隣近所の住人もことごとく磔に?いいいいいっ!これはいくら何でもタラコでも!やり過ぎでしょおお!
 この事態を考えてなかったの?信繁様!あなたのポクポクチーンは毎度毎度詰めが甘いんですよおおお~~~!とうとう冷静冷酷な三成様が一大決心、どうかこの首を持って終わりとなされませ!これ以上の折衝は無用でございますと、自分の死をもって殿下に諫言か!やるときにはやるんだ、三成様!
 自分もと浮足立つ信繁様を制しながら三成様が続けます、佐吉は正気でございます!乱心されているのは殿下の方!今宵の秀吉様のお顔が怖い~~~!とうとう三成様に切腹が命じられるギリギリのタイミングで、寧様登場!
 あんたえーかげんにしときゃーよ!とお国言葉で亭主を諫める!あんたが怒れば怒るほど噂が本当に思えてくるんだに!ちょっとたじろいだ秀吉様。寧様がさらに攻めて、そんなに心配なら茶々殿に聞いてみたら?と、そそのかすも、そんな怖い事できるか!と秀吉様。・・あ、ほんとだ。殿下がこんなに激怒してたのは、ご自分が疑っていたからでした!
 そんなところにまたまたグッタイミ~ンでご本尊登場!聞いてみてくださいな~と涼しいお顔で茶々様ご降臨。このお腹の子どもの父親は源次郎です!と一発ブラックジョークを噛ませておいて、そんなわけないでしょ~、殿下の子に決まっておりまするっ。ご本人が言ってんだから信じるしかないわな、この時代。ようやく秀吉様の怒りが薄らいだようで、っていうか興味の矛先が茶々様ご本人に戻ったみたいで・・・これにて一件落着~~~。
 寧様にはたかれてゼンマイ仕掛けのように茶々様の後を追う殿下がコミカル~~。
 このたびは寧様に命を救われた三成様。京大坂の人を慰撫しなければとおっしゃる寧様。ならば金をばらまけばと言い出す信繁様。反対する三成様を差し置いて、それ魅力と採用する寧様。いささか顔を潰されてへこむ三成様・・・後々を考えると興味深いシーンでした。

 ようやく一息ついた信繁様が三成様に問うのは、実のところあの落首は誰の仕業だったのでしょう?三成様が答えて曰く、民の仕業だ。大勢の民が殿下に対して同じ思いを抱いた、それがあの落首になったのだ!またも、ナルホド~~。だから殿下はよけいに恐れたのかもしれません!
 ってのはつまり、民衆の心はすでに殿下から離れておると?豊臣が絶頂を迎えているこの時、実は滅亡の前兆が現れたのでありました。夕焼けの演出が小気味よかったですねえ。

 三か月後茶々様は無事ご出産。秀吉様の希望通りの男の子!命名「捨」。一度捨てられた子は元気に育つとのゲン担ぎですか。真田家でも長男や次男だと命を奪われるからと信幸様に源三郎と名付けてらっしゃいましたねえ~。
秀吉様は幸せの絶頂。富も権力も跡継ぎも手に入れて大喜び。しかし・・捨が生まれたことがやがて多くの人々の人生を狂わせていく・・。

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