NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第23回「夫の告白」

告白?今さら妻に愛の告白って訳でもないでしょうし、実は甘いものが苦手なんです~なんてのじゃあ番組になりませんし、これはきっと告白ってよか懺悔なんでしょうねえ、きっと~。こういうネタになりますと余りにも現代の倫理観に則り過ぎて興醒めになりがちな最近の大河ドラマですけど、さてさて首尾やいかに~。

撃てえ!久坂様の号令で下関戦争勃発ア~ンド完敗!高杉様に見送られて久坂様京へと旅立つ~。までが先週の振り返り。
萩でのお台場作り。着飾ってやる気を出してる女子衆。寿様ご次男久米次郎君もお手伝い?ここで雅様から驚愕のニュース!久坂様おひとりで京へ向かわれたとか~~!またも妻には何の報せもせず命がけの無謀な振る舞いだ久坂様~!
さてその久坂様、京にて尊攘運動再開。桂小五郎様や三条実美様とともに関白・鷹司様にお目見えで説得にかかります。攘夷の勅命に従ったのは長州ばかりで、このままでは日本が危ない、一致団結して攘夷をなすため今一度勅命を~!
でもぼろ負けした長州から言われても、今度は日本中ぼろ負けか?みたいな心配が先に立つんじゃないでしょうか。その頃京では、尊王攘夷派と公武合体派とが拮抗していたようで、鷹司様もどっちつかずのご様子。焦る久坂様ですが、三条様は御公家らしくのんびりマッタリ緊張感ナッシング。
んで、またも一人壁ドンで、芸妓の辰路様に他の公家衆への取り持ちをご依頼・・ええんですか?えろう高くつきそうどすえ久坂様~。
既に視聴者的には辰路様が薩摩藩のスパイである事は丸わかりでございます。薩摩藩士の阿久根様・・。なんやら胸が痛みますとおっしゃっている辰路様ですが、あんたはんのためならうち地獄に落ちても良いと言いよる辰路様。
京では久坂様の元に前原様以下の塾生仲間が集結?お前を一人にはしないって?孤独に追い込まれて暴走していた松陰先生と重なるから?アンタには俺たち仲間がおる!友情ですねええ。

 萩では・・・弟敏三郎様が奇兵隊に入ると言い出して杉家動乱!こないだ彦介様が出発するのをうらやましげに見てましたっけ。その後図面を書いて送って褒められた?なるほど、ちゃんと認めてもらったんだ。もともと高杉様は敏三郎様をかってましたしねえ。
 耳の不自由な敏三郎様の身を案じて家族は反対。文様は下関で戦死した若者を直に見てきただけに余計に反対しますが、敏三郎様怒りの筆談!何の役にも立てんなら僕はどうして生きとるんじゃ!!志ですねえ。もう私、敏ちゃんなんて呼べませんよ、敏三郎様。今日はのっけから頼もしいお顔が出来上がってましたし~。
 分かった行ってこいと父上様。ですが母上滝様はは猛反対!いけん、母は許しませんっ!怖いよ滝様。いつももっと雲の上なのに・・これ以上子どもを失いたくないって?そのお気持ちは分かりますけど、自分の志が見つかった若者を引きとめる事は出来ませんでしょう。泣こうが喚こうが走り出した志の前には無力・・・。

 敏三郎様は下関行きのお支度を整えてます。梅兄様は新しい草履をくださいました。そして文様、敏三郎様にお守り袋を・・中には、ボタオだ~~!寅兄様の志の証、人と人をつなげるもんよと~。
 そして下関までは同行すると言い出す文様。そんなんいらないという敏三郎様に向かって兄上が、そこは言う事聞くんじゃと言い聞かせて、イイ人だなああ・・・。
 寝所で百合之助様が滝様を説得してますが、母上はやっぱり敏三郎様の旅立ちに反対している由。寅に続いて敏までも先に逝ってしもうたら・・・あねな報せを聞くのはもうたくさん!それでも寅の弟じゃこんなこまい家に閉じ込めるのが敏の幸せにはならんと父上。男だ!
 翌朝旅立ちの挨拶に来た敏三郎様・・眠っている両親にしっかりと頭を下げる。そして大きな荷物を背負って文様とともに歩き出しますと、突如振り下ろされるボッコ!はっしと受け止める敏三郎様。ななな、なんで?なんで母上が殴りかかってんの?ボコって旅立ちを邪魔するお積りでしたか?母上!シリアスな流れだったのにやっぱり雲の上だよあなたは~!
 敏三郎様にすがりついて、どうしてみんなこげえに早う大きゅうなってしまうんじゃろねえ、気を付けんさいよ手紙も待ってますからね、と最後はしっかりと送り出した母上なのでした。

 歴史の表舞台の京では新たな動き。久坂様の働きで、天子様が大和行幸の詔を出されました!山口のお殿様以下長州勢も大喜び~!
 気の緩んだ久坂様、鴨居にぶつかりそう・・あ、懐のお手紙を辰路様に抜き取られた?なんと妻の文様からの?怪しい仲みたいに目撃された!
 あなたの奥様どんな人と辰路様が問えば、イモ・・いや、お前のような京の女子とは違う、泥だらけの顔で芋掘ってよう笑う、よう働いて俺にはよう怒る、周りにいつも人がおる、いっつも人の世話焼いて走っとる・・・褒めてんだか貶してんだか~。
 大家族でそだっとるからにぎやかなのが当たり前なんじゃろう。きっと幸せなお人なんですねえお文さん・・・なんですかこの、妻は別世界の人みたいな距離感・・・

 なごやか~に下関にやって来た杉姉弟、ですが高杉様怖いお顔でやって来て言うよう、皆すぐに支度せえ!戦じゃ!京で一大事が起きよって!久坂を助けにゃいけん!!どわああ、何があったのおお?
 京では、とつじょ薩摩藩士に持ち場を奪われた長州藩士。天子様の大和行幸は敢え無く延期に!そして三条実美様たち七人の御公家様が参内禁止!天使様が手のひら返しか!?運命の八月十八日、長州藩と七卿が追放!政変勃発でございます。久坂様の攘夷活動は水の泡~。久坂様に向けられる銃口!手も足も出な~~い!!
 いきり立つ高杉様、すぐさま奇兵隊で京へ攻め上ると!決死の目線だ!熱いぞ~~、ってな所を慌てて止める伊之助様。それじゃあ朝敵になってしまいますからねええ。とりあえず七卿を長州で引き取って恩を売って再起をはかると?そして高杉様は奇兵隊から切り離されましてお役御免となりました。ここら辺歴史的にはいろいろ騒動があったようですけど、そこはスルーですか~。
 文様は、久坂様の蹉跌具合に憂い顔。落ち込んでる暇はないよ、諸藩を説得して連合軍を作るんだ、久坂にも立ち上がってもらわにゃいけん!とカラ元気な感じの伊之助様。いつまた外国が攻めて来るかもわからない状況ですものねええ。あ、薩英戦争ってのもそろそろ勃発の頃でしたっけ?そこでやられた者同士が歩み寄っちゃうんだから、歴史は分からないモノですよねええ~。
 敏三郎様を残して萩に帰るようでやっぱり心配顔の文様ですが、大丈夫だと頼りがいのあるお顔で返す敏三郎様。姉と妹の別れの段でございます。これまで随分面倒を見て来たようで実は弟を頼りにしてきたのは文様なのかも知れませんねえ。

 気落ちする七卿を元気付けてお連れしようとする長州藩士。長州なんて地の果てに流されるとは・・・って、地の果てじゃないし~~!いえそこは言えません、言えませんけど息を呑むご一同。ってなところに勢い上等な来島又兵衛様ご乱入!ご安心くだされ~~!この来島又兵衛が兵をあげて賊どもを討ち取ってごらんにいれます~~!空気読まずに一直線、この人色々やらかしそうだなあ、泣き虫先生~。

 萩に戻り、夫に手紙を書きたいがどう書いていいのか分からないみたいに言い出す文様。夫婦の距離感って、さっき久坂様もそんなお顔でしたねえ。辰路様とのシーンで。なんでいつもこうなる~と悔しがって畳を叩く久坂様。俺の至誠が真心が足りんのじゃろか、俺の志が違っているのか、と悩みまくる久坂様です。でもこの時代に出張中の人に文を出してよくちゃんと届きますよね!本当に不思議。っていうかこんなとこにも和風総本家、みたいな~。

 京では、辰路様がお馴染みの薩摩藩士の方の消息を訪ねますと、阿久根はすでに江戸へ旅立った!お前の務めは終わったちゅうこっちゃ!つまり利用するだけ利用してお払い箱の段だ辰路様~。え、打ちひしがれて薩摩藩宿から出て来たところを寺島様に見つかった?捕まった?
 落ち込んでる久坂様の所に連行されてきた辰路様。この女はスパイだったと、始末をつけると、寺島様が刀に手をかけた所を止める久坂様。この女もしょせん騙されてたんかと連帯感?見捨てられた者同士、みたいな?
 もう夢も希望もないから斬って欲しかったと辰路様、うわ辰路様の告白タイムか?そもそもうちは京の女子やんかやおへん!ぶっちゃけちゃった!生まれ在所も分からぬさすらいの境遇で母を無くして天涯孤独、食べていく為に何でもした、男もさんざん騙した。でも、やることなす事失敗続きで、もう何の未練もおへん、どうぞ斬っとくれやす、始末つけとくれやす~~~!自棄になってるなあ辰路様。
 ここで久坂様が言い出す神社のおみくじエピソード、お前神社のお御籤は凶が出るじゃろ?うわあ、久坂様ったら!ひね者モードに入っちゃった!でも今宵の久坂様はイイ顔してるなああ。
 辰路様も良いお顔で、出会うた時から分かってました。あなたは同じ匂いがしたと、私と同じ寂しい人だと。だから幸せ者の奥さんはあなたの心には触れられませんと!私にだけはホントのお顔を見せてくれはってもええんどすえ。たらしこまれてっぞ久坂様!あらまあ、餌食どすえ~。
 菜っ葉を斬りながら雨空を見上げる文様のシーンを差し挟んで、翌朝辰路様はすでにいなくなっておりましたと~。後悔してんの?久坂様・・。

 七卿とともに久坂様たちが長州に戻って来られて、三田尻のお茶屋に逗留。奇兵隊が警備で、敏三郎様も隊列に~。ここでようやく久坂様から文様へお手紙到来。無事だ、ってのと、伊之助様と寿様の次男、久米次郎を養子にもらいたいと言い出されまして候。それって、自分はもう子供を作らないって?つまり死を覚悟したって!?
 ビックリ仰天驚いて三田尻に来ちゃった文様。こないだ初めて萩から外へ出たとか言ってる割りには随分お達者で。っていうか超特急お文号?でも久坂様、碌に妻の顔も見れないの?京に戻って潜伏するって、ダイハードかランボーかっちゅうくらいの命知らずな計画ですよね久坂様。生きて帰れる保証なく、死して屍拾うものなし~。
 それ以上に久坂様には文様に顔向けできない事の有り?ああ~、辰路様ですね?でもこの時代のお武家様でしたら、婿養子でもない限り結構ありがちな・・・(汗)。
 ここで文様ここぞとばかりに健気な妻の振る舞い。あなたがどこで何をしとるか何も知らんで、あなたが一人でえろう辛い時に何も知らんで笑うているなんて、私は好かんのです!どんなに嫌だろうとあなたが帰ってきたら、私は出迎えるんです!私はあなたの妻なんですから!
 妻の真心が夫の心を揺さぶりまして、告白タ~~~イム!実は甘いものが苦手・・ではなく!実は実は、京の女と情を通じた!うわ~、インチキしろとは言わないけども、もう少しうまい言い方出来んのか~~!
 文様もさすがにがっかりしたお顔だ。でもでも気丈に返して曰く、なあんだ、そねえな事くらい・・いやでも表情が硬いぞ泣きそうだぞ文様~!夫の手を振り払ってお部屋の外へ失せにけり失せにけり~。後に残されたのは後悔の念をお顔に張り付けた久坂様と、文様心づくしのお夕食のお膳・・

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