NHK大河ドラマ「平清盛」第23回「叔父を斬る」

 ようやく来ました悲劇の斬首の段。ちょっと引っ張りすぎって感がなきにしもあらずですけど、でもでも重要な涙の段。ま、まあねえ、叔父様を斬る清盛様よりも、父上様を斬る義朝様の方がより多く悲壮感が漂ってしまいまして、どっちかっていうとドラマチックで主人公チックなのは義朝様の方かなあって・・・(汗

 本日のアバンは、叔父上連れ戻しの段をプレイバック。平氏は常に一蓮托生、それが清盛様の棟梁としての決断だったわけですが、そこに思いもよらぬお沙汰。忠正その他は死罪じゃ!斬首せよ!と先週の振り返りでございました。ご飯が大盛りだったところに、歓待してます感がよく出てましたねええ。

 で、先週来ずっと、何それ?分からな過ぎて笑っちゃうよ?ってな表情で持ちこされました信西入道VS清盛様のシーンでございます。叔父の忠正様一族を斬首せよ!って、それはないでしょ死罪なんて刑もないでしょとすがる清盛様、対する信西入道は帝に背いた大罪は死罪が相当、古にも死罪はあった、と。
 ここんとこ、どうしてこうなった状態で飛ばしまくりのブラック信西入道、今週もさっそくはじめましたねええ~。自然光を思わせる画面もなかなか面白いんですけど、ただやっぱり白っぽくし過ぎかなあ、もういいのに・・・。
 従わなければ官位剥奪財産没収だからねっ!と、どこまでも権力を笠に着て強権発動の信西入道。清盛様ここは引き下がらざるを得ませんでした。って、コケタ!
 大人になった清盛様が向かった先は藤原家成様の実子の成親様。どうか死罪を免れるようとりなしてもらおうといたしますが、こればっかりは無理?うわ!泣きだした?親から言いつかった約束の「平氏の味方」を全う出来ずに御免なさいと?いやあ、いい大人に泣き出されちゃあ引き下がらざるを得ないなあ清盛様も。って!涙出てないやん!ウソ泣きやん!卑怯・・・ってよか、清盛様の性格が見透かされちゃてるんですかねええ、これは。

 一方源氏では・・・やっぱり信西入道のお沙汰は、崇徳院方に与した為義父上や弟たちは死罪!で、お許し下さりませーーー!恩賞も何もかも返上仕る!と、平謝りの義朝様。だがしかし!戦場にてあいまみえるならば親兄弟と言えども命のやり取りをいたしますと宣言して昇殿を許されたのは誰だったかなああ?義朝様今さらながらに驚愕の罠だったんですねえあの時の持ち上げようは・・・
 さらに信西入道汚い手を使った!平清盛は叔父とその子らを斬る!清盛は分かっておるのじゃ、武士が力を持つために今何をせねばならぬか分かっておる、と~~~。互いに競わせてライバル心から引くに引けなくさせてとんでもない事をやらせてしまう・・・なんだかどっかの新興宗教にあったようななかったような、カクカクカクカク・・・。
 館に帰って、為義様には声もかけられず、為義様を連れ戻した由良御前に八つ当たりよ義朝様!うわ!DV!!

 平氏の皆様は何とか忠正様の命を救うことはできないかご相談ご相談。ただ逃がしたんじゃあ平氏一門の破滅は必定!さてどうする!!当の忠正様は一人蚊帳の外で・・・竹馬づくり。先週約束した竹馬ですねええ。ちょっとフラグ立て過ぎって言うか、フラグの矢ぶすまで立ち往生しそうな勢いですよ、忠正様。
 清盛様は忠正様にお沙汰を報告、されど従う気はござりません、とおっしゃいますが、忠正様はただ一言!承知した!何よりも己が平氏の禍に自分がなる事を恐れると、そして清盛様にお前が斬れと、お前が平清盛であることを見届けてほしいというなら俺を斬れとおっしゃいます。逃げ場を絶たれた清盛様。こうなっちゃうと叔父を斬らねばならぬ運命は避けがたし。
 源氏の方では、友切改め髭切を投げつけた義朝様。乱暴に扱うなと諌める為義パパ上様。パパ上の所作がゆったりゆかしくイイ感じでしたねえ。お能を見ているみたいな感じよ!
 ここにきて親子の情が復活しましたねええ。よく出世してくれた、ワシの望みをかなえてくれた、孝行なせがれじゃとおっしゃる為義様、わが首をはねよ、とおっしゃる!親兄弟の屍の上にも雄々しく立て!それがお前の選んだ道!源氏の栄華へと続く道じゃ!まさにその通り!
 由良御前は我が子鬼武者に、父による祖父の刑執行を見届けるよう厳命です。きりりっとした表情でしたねえ鬼武者様。
 忠正様の所にやって来たのは頼盛様。平謝りに謝罪です。優しく厳かに諭す忠正様。お前のせいではない、一門の栄華の為ならわしは喜んで斬られよう、と。家貞殿は忠盛様の兜に向かってこの事態を報告&お詫び申し上げられまして候。清盛様はふつふつと覚悟を・・・それを見守る時子様。

 さていよいよお時間でございます。盛国殿、切羽詰まった表情で清盛様をお連れする。やっぱり見守る時子様。
 忠正様は、一緒に首を斬られる息子たちに、悪いのは自分だ一門を恨むなよと諭してらっしゃいます。ここに忠清殿がお迎えに参りました。刻限にございます。あっとここで、何も知らない幼子の清三郎様は、竹馬はできましてござりまするかと忠正様に問いただせば、すまぬできなんだ、ではお帰りになりましたら、きっとでござりますよ!とお約束・・・フラグだけでもう死にそう・・・。
 粛々と歩む忠正様ご一行。お出迎えのご一門。重盛様も基盛様も頼盛様も・・・。いやに優しげな表情よ、忠正様。家貞殿は、老いたなあ・・・っていうか老いた表情が上出来!すご過ぎ!名優!ですよ梅雀様。
 参ろう、と、清盛様が先導して・・・、ああっと宗子様!申し訳ない感がいっぱい!セリフ要らないの、こんだけ表情作ってくれたらそれでいいのよねええ~。
 刑場で清盛様が宋剣を・・・ええええっ!それで斬るのおおおっ?だって反りが入ってないじゃないの!綺麗に斬るんじゃなくて叩き斬るタイプの剣って事でしょう?余計に痛そうな感じがするんですけど~~~!嫌がらせですか?むしろ切れにくい剣で苦痛を倍増させるおつもりですかっ?いやああん!普通のよく斬れる反りの入ったのにしてよおおおっ!

 二元中継って感じに刑を執行しようとする清盛様と義朝様。躊躇する清盛様、斬れーーーい清盛!と自分がブチ切れて叫ぶ忠正様。斬れませぬ!一方義朝様もやっぱり斬れない?斬れ、義朝、とおっしゃるのは為義様。
 斬れー!それでも平氏の棟梁か!あの世で兄上に、あんな赤子を引き取った故一門はほろんだというて欲しいか!斬れ!清盛―――!と言いつのる忠正様。こんなの長引かせるだけ余計にお気の毒なんですけどおおおっ!
 源氏の方では、最後の父の頼みがワシを斬れってんですからもう、悲壮感が倍増ですねええ。何とか太刀を振り上げた義朝様、ですが!斬れない!かくかく震えっちゃって斬れない!そりゃあ実の親じゃあ斬れませんよね。こういう時ってきっとあれですよ、自分が幼いころからしてもらった事が走馬灯のようにパノラマのように360度展開しちゃってそのあまりの圧倒感に身動き取れなくなったりするんですよ!もうね、それでも親を斬れるのはよっぽどの・・・あ失礼、話が脱線してしまいましたね。
 あ、とうとう清盛様!斬った!藪の陰から見ている西行法師・・・は、ここに来合わせなくても良かったような・・・。
 義朝様の方は斬れない!とうとう太刀を落としてへたり込んじゃった!しかも泣き出した!ボケ味最高!だったらもっと親を大事にして行動を共にされたらよかったじゃないの!今さら遅いでしょ!源氏の嫡男として一部始終を見届けよとこの場に連れて来られている鬼武者様後の頼朝様は事のしだいに圧倒されている感。さらに離れた木の陰から覗いているのは鬼若殿後の弁慶殿・・・こっちの方もここで登場しなくても良かったような・・・。
 忠正様の息子様たちは早う我らも斬ってくだくれ、父の姿が見えるうちに後を追いとうござります、と清盛様に優しくお願い。
 一方源氏では、泣きくずれた息子を労わる為義パパ上様。義朝、義朝、泣くでない、泣かずとも好い義朝、もうよいもうよい。で、義朝様は刑の執行官からリタイアされまして、だったら家来の自分が嫌な仕事を引き受けねばと蒲田正清殿。斬首!はああああっ!
 ひひうええっ!やめよ!最後の頼みも聞けなかったものが我らの父上を父上と呼ぶ出ないと義朝様を牽制しつつ、続いて息子様たちも・・・血を吐くような泣き顔でしたね義朝様。正清殿、斬る斬る斬る!
 清盛様もこうなったらもう、斬る、斬る、斬る、人の道としてどうかとは思いますが一門のために身内を斬る!!!

 藤原家成様ご養子の師光様から刑執行の首尾を報告される信西入道。さようか大路にて晒すが良い、と、まるで洗濯物を干しとけとでもいうくらいの軽い調子で言い放ちます。師光様は笑いながらお追従。お見事にござりまするな・・・。
 師光様がおっしゃるには、そもそも今回死罪にする程でもないのに死罪にしたのは、藤原摂関家に使える源為義以下を滅ぼすため。つまりあれですか、一門に富と権力がある分断る事の出来ない平氏に先ず身内を斬らせ、ライバルの源氏もそうせざるを得ないように追い詰めた、と。戦の前からそのつもりで計略をめぐらしていたのだ、と。はは~~~ん、それであの義朝様の持ち上げようだったわけですね!いやああ、信西入道お主も悪よのう~~~。って、信西入道、泣いてらっしゃる?ううう~~~ん、この世を変えるために地獄の悪鬼のごとき所業をなさねばならぬのが悲しいって事?
 清盛様と義朝様の関係やそれぞれの性格まで計算に入れた苛烈な悪だくみ、悪左府様の比ではござりませぬと、師光様。はは~~~ん、それであの焼跡の思いつめた表情だったわけね!今週の伏線回収役は師光様、いい仕事しはりましたな~~~。

 こないだ嘘泣きのかくし芸を見せた成親様が清盛様に招待状を・・・後白河帝の祝勝会の宴ですか。ご病気って事にしますか?と引かれれば、いや参る!とおっしゃる清盛様。翻弄されてません?清盛様?なんだかいつまでもただ状況に翻弄されてるばかり見たいな気がして、もうちょっと悪い人になってもいいのになあ、清盛様・・・。
 さて宴の本番です。前に忠盛パパ上様をからかって苛めた藤原摂関家長者の忠通様ですが、今度ばかりは武士の力を認めて清盛様を温かく・・・っていうか、これ、自分に前ほど力が無くなったからなんでしょうねえ、とにかく友好ムードで迎えられまして杯献上。清盛様はググッと大人のモードで、っていうか忠盛パパ上様のような雰囲気で淡々と受けております。

 後白河帝の余興が始まりました。白拍子の一団!SBS48!遊びをせんっとや~生まれけん~~~と今様の歌って踊ってお鈴しゃんしゃん~~~。後白河帝絶好調!異例の直々のお声かけ!皆の者!飲めや!歌えや!どうじゃ播磨の守?生きる力が湧いて来よう?ぞくそくして来よう?こないだ身内を斬らせといて、意地悪だなああ。っていうか挑発?
 清盛様は涙をこぼしながら返して曰く、かように晴れがましき宴の場にお招きいただき身に余る誉にござります!我慢を覚えましたね!清盛様~~~。そして悪い顔してるなあ後白河帝~~~。あと、ダークな癒し系の塚地様もここで存在感発揮?

 宴が終わって一人荒れている清盛様。武士の力を見せつけたところで何も変わらぬ!変わっておらぬ!が、ここで、その通りと唱和する者あり。なんとなんと南斗六聖拳!ブラック信西入道その人でした!いけしゃあしゃあと!
 信西入道がおっしゃるには、叔父を斬ったという重荷を背負うた!そなたにはそれだけの力があるのじゃ、宝となれ清盛!わけ分からん・・・。あ、清盛様!信西入道を突き飛ばした!太刀など振るった事もないくせに気楽な事を言うな!こりゃその通り!
 が、しかし、信西入道、太刀ならわしも振るうておる!この腐った世を直すため目には見えぬ太刀を振るっておる。そのためその返り血とおのれの血反吐にまみれて生きておる!あああ、これが欲しかったの!信西入道の真意はこれだったんですね!
 もう慣れあいは終わりじゃ手を組もうとおっしゃる信西入道。私の知力とそなたの武力と共に支え合って補い合ってこの世を変えよう、みたいな!これには清盛様、この申し出を受け入れようってな表情よ?でもこのシーン、4分6で信西入道の方がかわいく思えてしまいました~~~。

 平氏では時子様が妹の滋子様にお勤めに出よと厳命。一人で生きておると思うでないぞ!いかがなさったのです?と聞かれて返す時子様、今になって分かったのじゃ、武士の妻棟梁の妻と言うモノが・・・って、今さらか・・・。
 源氏では由良御前が常盤御前を訪れて、殿をお頼み申しますとおっしゃいます。役割分担?そして父の処刑が堪えたのか腑抜けみたいになってる義朝様。息子の鬼武者様が言うには、元服しとうござります、早う大人になり強い武者となって父上をお支えしとうござります!うあ、いつか義朝様が為義様におっしゃったセリフを彷彿とさせるお言葉!義朝様悲しみながらも大感激!この日から鬼武者様は頼朝様となられまして候。あ、役者交代?
 
 平氏は常に一蓮托生!と訓戒を垂れる清盛様。ようやく清盛様が清盛様らしくなってイイ感じのラストになりました。そしてなにより信西入道の伏線が回収されたのがイイ気持ちイイ気持ち。
 しかし一門にはさらなる試練が!!!待て次週!・・・しっかし平氏と源氏の忙しない二元中継はもうそろそろ打ち止めにしてもらいたいなああ、って~~・・・



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