大河ドラマ「天地人」最終回「愛を掲げよ」

最終回!泣いても笑っても最終回、悩んでも怒っても最終回、憂いても駄々を捏ねてもやって来る来る最終回、始まりある物はいつかは終わるよ最終回。愛の戦士直江兼たんの行く末やいかに~~~。

さあああって今週のお習字は~~~「愛」!もう、ね、ここまで来たらやっぱり愛でしょ愛~~~。もう煽りのナレーションもなくただ一文字「愛」とだけ。いやしかしイイ字ですねえ。それにやっぱりオープニングがキレイキレイ。今さらながら越後は美しいお国でございましたねえ~。
 
 いきなりなんだかバカ騒ぎして大八車を暴走する若者たち!あ、でもこれはこれで何か集荷のための大忙し風景?収穫の秋に静かに喜ぶ兼たん、泉沢殿、パパイヤ殿・・。年貢を厳しく、新産業も起こしましょうと、若い世代のいきり立った突き上げの声に対してお怒りのベテラン衆。
 若い世代の取りまとめ役は兼たん2世の景明君。まさに新しい時代の息吹吾郎がフラメンコ!残念ながら成長してしまった竹松改め景明君・・ですが、景明君倒れたっ!唐突に病弱になって以来心配してたんですけど、今度ばかりは・・兼たん&お船さんの看病も空しくご臨終。お姉さま方も若くしてお亡くなりですし、つくづく子ども運がない人ですねえ兼たん。
 今わの際に悔しゅうございますという景明君、涙の熱演でした!・・・でも~~~、セイシロー版の竹松君の映像をオーバーラップさすくらいのサービスが欲しかったですかねええ。
 悲嘆にくれる兼たんご夫妻ア~~ンドあき様お女中。激しく泣くお船さんよりも、茫然自失の兼たんの方がちょっと勝ってましたか。まああの、こんなのに勝ちも負けもないのかも知れませんけど~~~。兼たん、イイ老け顔に作ってましたね。
 障子が継ぎはぎだらけだったり、縁側の端に豆か何かを干してあったり、質素な生活が良く作られてました。そしてあき様お女中も随分老けて様になって・・・失礼。かまどでちゃんと火を燃してお料理して景明君の分まで作っちゃってたお船さんのシーン、ここは良い演出でした~。

 翌年病床の家康様に呼び出された兼たん、政宗様とともに後継ぎの秀忠様の指南役を仰せつかりました。・・・家康様としては徳川家に対して腹に一物ありまくりのお二人をけん制するための措置みたい。政宗様の疑り深さ、兼たんはお得意の愛と義を秀忠様に伝授せいと。ううう~~~ん、このお二人身分的にこんなに同列に扱ってよかったのかしら?これで兼たんの義と愛の精神を注入して徳川家は安泰になったっていうアレなのかしら?ふうう~~~む。
 死ぬと分かった人間は何をするか知れんとニヒルに言い放つ政宗様。最後までアオレンジャーチックを貫かれましたねえ~。家康様はまた死にかけた猛獣みたいな迫力でした。でも苦笑いしたお顔はやっぱり二枚目!

 米沢では・・・息子を失くしたお船さんを柄にもなく慰めている景勝様。若いころのお馬の一件を持ち出したり、一番美しいのはお船さんだなんておだててみたり。なんだかちょっと怪しい春の午後~~~。

 駿府城では・・・初めて差し向かいで話し合う家康様と兼たん。悪役の身の上話のイイ人転換ですかあ?秀忠様の冷たい視線に己の生涯を反省して、愛と義のない生涯を悔やむ・・・うう~ん、お声の説得力はありまくりなんですけど、そんなんでやっていけるのかにゃあ~~?徳川300年~~。うわっ!自分が果たせなかった父の役目を果たしてくれ、ですって!これはいくらなんでも持ちあげすぎなのではああ~~~?なんだか見ている方が冷や汗~。
 そしていよいよ家康様ご臨終。鯛のテンプラじゃあなかったみたいですねえ、この番組的には~。

 とってつけたようにヒロインにも社会性を与えるのが今年の大河の・・よ、良い所!お船さんはお船さんで玉丸様のお世話係としてキャリアライフに復帰ですって。

 政宗様と江戸城で仲良く語り合う兼たん。遅れてきた天下人だなんて持ち上げちゃって、兼たんもなかなかゴマすりがお上手になりました。そして若い家臣たちに請われて戦国時代の英雄たちの事を物語ってます。怖い怖い鬼のような信長様の事、猿に似ていた人たらしの秀吉様の事、そして関ヶ原の負け戦の事・・・あっ、関ヶ原の第一の武将はやっぱり石田三つにゃんだと言い放ちましたっ!日本のお国をしっかりとみつめていた三つにゃん。そして我らの義を後世に伝えるって・・・はっはあ~~~ん、この時に・・・やりましたねっ?ご自分の生涯を派手に華麗に書き換えて吹聴して一躍戦国ヒーローにっ!・・・なんてわけはなかったですか、おほほほほ~。

 そして兼たん最後に一花、学問所の禅林文庫を開きます・・ああ、思い出しますねえ北高全祝和尚様。お仲間たちも随分と老けて・・・いよいよ兼たんも引退のご隠居ですって!で、こんなあの、どん詰まりの最後にまた初音さん登場!わ、若すぎ~~~!落ち着き払った物腰はちょおっと大人になった感じがいたします。初音さんたら南蛮にわたるんだとか・・最後まで分からない方でしたねえ~。
 あああああっ!パパイヤ様も御髪のボリュームがペッタンコにっ!こうしてみるとただのオヤジ様ですねえ、パパイヤ様。

 そして江戸にいるお船さんを迎えに行って夫婦仲良くフルムーン旅行。故郷越後へと旅立ちます。懐かしいあの景色この景色、お母様のお墓参りに冷や水登山!かにかくに越後の山は恋しかり~。故郷の景色に妙にはしゃいだり、来し方や家の行く末を語ってしんみりしちゃったり・・・。アップになった時の背景のボケ味がキレイでした。

 旅行から帰った兼たん、直江家は当代で断絶、領地も全てお家に返上しますと申し出ました。白い着物のお船さん、このシーンの老け演技は適度にゆるゆるしてて心に染みました。
 さて今度は兼たんと景勝様のチョットイイシーンです。米沢近郊の峠の岩屋、いつかどこかで見たような洞窟です。そうあの春日山の洞窟!かつて謙信公がお籠りになり、景勝様も引きこもっていたあの岩屋とクリソツ。
 ここに謙信公をお祭りすると言う景勝様。じゃあいつぞやのあのおっきなツボはこれまで安住の地に収められていなかったんですか?なんですかこの、お亡くなりになってからむやみに苦労されてますねえ謙信様~~~。でもこれはすなわち、謙信公とさすがにちょっと距離を置こうという算段なんですって。まあ景勝様ももう老境ですものねえ・・・。
 景&兼主従の胸に去来する過ぎ去りし日々の輝き。5歳の時からの長い長い長~いお付き合い。こんなところに来とうはなかったに始まり、雪中のオンブに引きこもりの差し入れに、跡目争いの内乱に・・・。もう元には戻れないと思えば思うほど眩しく思う青春のキラメキ~。
 さみしゅうなるのうと寂しげに微笑む景勝様。真正面から夕陽を浴びてうるうる顔の兼たんでした~。

 そして1619年の秋・・・兼たんすでに60歳。時あたかも紅葉の真っ盛り、それを見て思い出すのは亡き母の紅葉の教え。わしは紅葉になれたかの・・と問いかける兼たん。あなた様はまさしく紅葉でございましたと、優しく受けるお船さん。
 まあこの・・・本体の主君よりも目立ちまくってましたし、勝手に真っ赤になって・・・はっ!いけないいけない、最終回最終回、和やかに和やかに、ええ、ええ、なれましたよ、なれましたとも~、自分は血の色に染まって木を守る紅葉の葉っぱになれましたとも、兼たん与六くん~~~。
 すべては皆のおかげ、皆の支えがあったからこそここまで来られたと・・・。そのままガク~~ンとした兼たん、ああ・・・これで・・・最期を看取ったのは愛妻お船さん、兼たんのお手々に真っ赤な紅葉を握らせてあげましたよ。
 あの、お船さん?最終回ですし少しでイイですから信綱殿の事に・・触れている尺はない?ううううう~~~。

 とにもかくにもまったりゆったり、堂々人生ジ・エンド~~!こうして上杉家はしっかりと江戸時代を生き延びる事が出来ましたああああ~~~!めでたしめでたし・・・



直江兼続と妻お船
楽天ブックス
PHP文庫 著者:近衛竜春出版社:PHP研究所サイズ:文庫ページ数:491p発行年月:2008年12

楽天市場 by ウェブリブログ

"大河ドラマ「天地人」最終回「愛を掲げよ」" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。