NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第19回「果たせぬ凱旋」

鎌倉殿の座を狙っているのではないかと疑いをもたれて先週頼朝から面会謝絶された九郎義経様。宗盛様の親切に縋って腰越城を代筆してもらって、かえって兄の怒りを買ってしまって鎌倉の土を踏むことも叶いませんでした。頼んだ相手が悪かった!この世の不幸を残らず背負ったようなあの表情ですもんね!不憫なお方ですけど、同時に厄介な人でしたなあ~。

義経様は京に戻って、妻と一緒に嘆きの宴。妻の里様は巻き添えで自分まで鎌倉に戻れないとご立腹。さらにさらに、義経様愛妾の静様に悋気の嵐。そこに現れたのは叔父上の行家様だ!頼朝を討ち取れ!鎌倉に攻め入って頼朝の首を取れ!思いっきり唆すなあ、行家様。ちゃ~ちゃっちゃちゃ~ちゃっちゃちゃ~♪政治の頼朝戦の義経、二人の天才が手を取り合う事を後白河法皇は許さない!…本日の行家様を見ていて何故か思い出しちゃいました。新日本プロレスの内藤選手を~♪

 頼朝様と義経様の間に挟まって右往左往してる義時様です。なんとか義経様を鎌倉へ!そこで大江広元様のお知恵拝借です。九郎殿を受領にしていただき、同時に検非違使の職を解いてもらう方策ですって。受領ってのは地方を治めるお役目、要するに国司だそうです。
 頼朝様にお願いすれば、法皇様に対し、義経様を伊予の受領に推挙する構えです。えええ?先週のアレが最後通告ではなかったんですか、大泉…ゴホン、鎌倉殿!弟が自分で素直に詫びを入れてくるのなら許すってか?何のかんの言っても兄弟の情は捨てがたし?

 大喜びの義経様。こういうのは名前だけで伊予に行かなくてもいい!でも検非違使は解かれるから鎌倉に行けるってお喜び。静様も弁慶殿も喜んで、義経様と手に手を取って舞い踊る~♪いよっいよっいよのかみ~♪
 さて後白河法皇様は義経様を伊予の受領に任命して曰く、検非違使はそのままで良い!前代未聞の助三郎!地方の長と、京の警備の長と、兼任しろってかい!こりゃあ悪知恵比べじゃあ法皇様には適いませんなあ~。ハトマメの義経様です!鎌倉殿はお腹立ちですよ、ワシより法皇様を取るのか?おお~い義経~、パイ食うか~?
 弟をどうしたら良いかと言う頼朝様に対し、八重様が頼朝様に対して申し上げる条。仲直りしたいけどできない、どうしたら良いか…子供たちは最後は仲直りします。それは相手を信じることができるかできないか…だと~。
 義経だって許したいし、義高だって殺したくはなかったと打ち明ける頼朝様。そこに愛娘の大姫様が!どおおおしてここにいるかなあああ!

 政子様は義経様を何とかしてあげたいご意向。鎌倉殿だって弟を許してあげたいのです!北条家は悩ましい…。兄弟の事は兄弟に任せようと言う時政様。範頼様は…壇ノ浦で封建探索中!兄弟ならもう一人いるじゃないの!全成ちゃん、ぽくぽくちーんヨロシク!
 頼朝様の弟にして義時様の義理弟である、阿野全成様です。ご一同の期待に応える全成様。この十月我らが父・義朝の供養を行う事になっている。…そうなりますと義朝様のお子様衆は法要に集うべきでしょ?頼朝様、範頼様、全成様、そして義経様!これを口実に義経様を鎌倉に呼び寄せて、そのまま帰さない方策です!

 頼朝様に「御曹司供養に呼び出す大作戦」の相談に向かう義時様。そこに居合わせた三善康信様曰く、法皇様は鎌倉殿と九郎殿がぶつかることを望んでおられる!つまり大きな力が生まれたら、それに抗う力をこさえる方針ですね。源氏と平家を両天秤にかけてきた朝廷らしい方策です。
 そこに文覚様がやって来た!でた!義朝様のシャレコウベ!何回ペテンにかけるんだよお前は!今度こそ本物だって?証拠は…ナシゴレン~!義朝様の御供養に合わせて義朝様の髑髏が現れた以上、鎌倉殿さえ良しと言えば本物になるのじゃ~~!暑苦しいわ…我が家の湿度が5パーセントは上がりましたわ~♪
 え?え?えええ?頼朝様ったらこの髑髏を恭しく受け取って、父上、お帰りなさいませ~~~!受け入れちゃった!ここまでお膳立てが出来ちまえば九郎殿もお越しになるはずと喜ぶ義時様だよ!

 京では対立が深まっております。静様と里様。愛妾と正妻!間に挟まって居どころのない義経様…あとは二人で話し合ってくれと退散だよ!お前そりゃないだろおおがああ!訪れていた義時様をダシにして逃げだした感じなのね?
 さっそく京へ来ている義時様はすかさず義経様に直談判ですよ。義朝様の法要に来て!そして鎌倉殿にお仕えして!とお願いします。義朝様のシャレコウベ、その目で見てくださいませ!まだ見ぬ父のシャレコウベ…義経様は乗り気ですねえ。
 これに異論を持つのは叔父の行家様ですよ!しつこいご仁です。鎌倉に行ったらすぐに首を刎ねられてしまうぞ!そういう男だ頼朝はって怒涛の攻めでございます…が…
 義経様は義時様の願いを受け入れ、法皇様に鎌倉息を願い出ました!意外とあっさりこれを許される法皇様。え?これで歴史が変わるのか~?っと、次の瞬間法皇様が倒れ込んだよ!随分お加減の悪そうなご様子よ?お脈が、お脈が、ないいっ!慌てて介抱する義経様に縋りつくようなネットリ弱弱しい態度で…行かないで♪もう死にそうな演技で、行かないで!
 脇に毬を挟んで脈を止めてた?チクショウ!やられた~…これで義経様はもう京を出られなくなっちまったい!やるなあ法皇様、旭日章は伊達じゃないよね!頼朝が清盛になられては困るからのうって、よっぽど平家の横暴に懲りたんですね法皇様。

 おおっとここで突然乱入!義経様が静様とイチャイチャお話している所に…怖い兄さんたちが!意外な人が悪だくみだ!義経様の正妻・里様!夫に愛妾・静様が存在しているのが気に食わないってヤキモチ焼いてたお方。女は殺していい、九郎様はダメ!なんと浅薄な女子でしょう!
 たちまち気配を悟って、兄さんたちに抵抗する御曹司!立ち回りがカッケ~♪ここで行家様がご到着。里様と一脈通じてますね、この人。行家様曰く…間違いない、鎌倉が送ってきた刺客だ!つまり頼朝様が殺し屋を派遣したって吹き込みました。悪い叔父さんだな~。っていうか、余計な事をしてくれたな、里様~♪
 静様に害が及びかねないとあって、義経様の心も揺れちゃった。号泣!この人に泣かれると何でも許してあげたくなりますねええ(汗)。後白河法皇に「頼朝追討」の宣旨を出してもらって、兄に弓引く決心だ。兄弟の絆が亀裂骨折です!

 九郎義経挙兵の報を受けて鎌倉殿は全軍で京へ攻めあがる!とまあ全面戦争に踏み切る悲しきご覚悟。でも御家人の衆は、義経様が戦争の天才で鬼神の八幡大菩薩の化身だって思ってますからね!皆腰が引けてしり込みしている次第です。
 梶原景時様が総大将に立候補。そして義時様が泣きそうな目で助けを求めた三浦義村様が、皆にはっぱをかけまして、畠山重忠様、和田義盛様と言ったいつもの面々が名乗りをあげて体制が整います。
 義村様がこっそり義時様に耳打ちするには、戦にはならん!九郎は戦わずして負ける!って言うのは、平家追討に戦ったメンツはほとんどこっちに帰って来ているわけですよ。今義経様の肩を持っているのは戦に出なかった人たちだと~。
 つまりあれですね、鎌倉が全軍で攻めると聞けば、義経様の下に参集するものはなく、挙兵は失敗に終わると言う見込み。義村様は実にこう、策略や企みに長けたお方でございますなあ。

 平泉ではこの好機に鎌倉を攻めましょうと仰る泰衡様たちですが、父・秀衡様曰く…誤ったな九郎…。

 さていよいよ鎌倉殿自らが全軍を率いてやって来る!浮足立つ京の面々。義村様の目論見通り、義経様の所には兵が集まりません!
 あれだけ義経様を唆してきた行家叔父上が!さっさと甥を見捨ててどっかへ逃げちゃった!無責任にもほどがあるよね!前に義円様にも、義仲様にも、同じような仕打ちをなさってましたな!そもそも貧乏神の死神の行家様とつるんだのが失敗だったよ、義経様!あれ?もしかして行家様は今日でナレ死かい?断末魔を見てやりたかったような気もいたしますけど~。

 義経様は形勢不利と見て失踪されます。静様はこの地に残し、里様と一緒に逃げる…里はいざという時の人質だ!冷酷だなああ。静様には、捕まっても私とのかかわりについて口にするな、必ず助けると確約されました。こちらには愛情たっぷりだなああ。
 これまで、頼朝vs義経でつばぜり合いで、両方の力を削ごうと目論んでいた法皇様は当てが外れた!実はちょいと慌ててますか?下手すりゃまた幽閉とかされそうな塩梅じゃないですか!頼朝追討の宣旨を取り消し、改めて頼朝様に、義経追討の宣旨を発出されます!法皇は手の平返す軽々と。
 義経失踪の報を受けた頼朝様は鎌倉へ引き返されました。北条時政様に義経探索の命を下される鎌倉殿。そこで頼みにされてもいる訳です時政様。法皇様と鎌倉との橋渡しをしてもらいたいと仰せの鎌倉殿でした。
 今後は後白河法皇を相手に交渉やらなにやらが始まるでしょう。京に何度も行かれて、妻のりく様を通じて縁も持つ時政様は適任かも知れません。京都守護として赴任された時政様、その傍らには義時様がご一緒です。おっかねえよお~と駄々をこねる時政様に、ここが我らの正念場と諫める息子の義時様。そしてさらに厳しくお尻を叩く、愛妻のりく様です!父上逃げ場なしっ!時政様を見ているだけで心が癒されるわあ~。

 北条親子と対面する後白河法皇。すべての責任は義経様にあるとホッカムリです。んだけどそれをそのまま受け入れるわけにはいかない義時様。法皇様は日の本一の大天狗、お言葉を信じて良いものかと我が主は疑っております!強気の攻めです、内角高めでのけ反らせます。
 そして義経追討を命じられた以上、捜索逮捕の為には畿内から西国諸国にかけても頼朝様が治める必要があると、国の一つ一つに地頭を置き米を集めることを、法皇様に認めさせることができました!ホームベースを横切るスライダーでストラックアウト~。

 首尾よく立ち回ったと北条親子が語り合っている夜の部屋に、突如現れる義経様!お前は忍者か?捕まえたければ捕まえろと仰る義経様に対し、お前は偽物だ捕まえる気はないと宣言する時政様。笑顔が素敵…。でも悲し過ぎ…。
 兄との関係修復、今からでもなんとかならないかと頼む義経様。実はすでに法皇様が義経追討の宣旨を出していると聞いて落胆する義経様。後の祭りだ~!無駄だったか…平家を滅ぼしたのはついこの間ではないか!私の何がいけなかったのかと問われて返す義時様、人を信じすぎたのがいけなかったのだと~。策に長けたものはかえって騙されやすいものだと諭す時政様です。
 今後は奥州に帰ると言う義経様。それでは戦の火種になると忠告する義時様。戦のない世に自分の居場所はないだろうと嘯く義経様。御台所つまり政子様に、九郎は御台所の膝の暖かさを生涯忘れないと伝えて欲しいと願う義経様。
 時政様が別れ際、自信がないなら経験を付ければいいとご忠告。いつぞやの義経様のお言葉、経験もないのに自信も持たなかったら何もできないと言うのに返歌したお言葉です。まだまだこれからだ!と、エールを送る父上!御曹司立ち去りし後、まるで平家を滅ぼす為だけに生まれた様なお方じゃと言う父上!今日もいろいろ良い言葉をいただきました~。
 そこから立ち直る目はでも、御曹司にはないんでしょうねええ。九郎殿はまっすぐ過ぎたのですとつぶやく小シロー義時様でありました~。