NHK大河ドラマ「麒麟がくる」最終回「本能寺の変」

昔は悪い人じゃあなかったんだけどなあ。みんなに喜んでもらいたいと漁をしていた男ですよ。それが今や天下布武でやり放題。帰蝶様からは見放され、将軍は追放しちゃったし、帝とも距離も置く感じだし、これからいったい誰のために戦うのでしょうかあ~。
そして十兵衛様には饗応の料理の事でいちゃもん付けて折檻しちゃうし!森蘭丸君が殿に粗相をしたなと押さえつければ、怒りの形相で反発する十兵衛様!いよいよかっ?信長様が登る「光る樹」を斧でフルスイング~!野球で言ったら、某柳田か山川かっちゅう感じでしたねええ。

饗宴での狂演にはまだ続きがあるのです。十兵衛様を呼んで信長様直々に仰る打ち明け話。あれこれ言うたが気にするなと…家康を試すためにやったのだと!いやああ、わけわかんないなああ、信長様。
それはそうとして、秀吉が言うてきた、長曾我部様のおかげで毛利攻めができないと~。ワシは決めたのじゃと仰いますのは、三男の信孝様を讃岐へ送り…長曾我部を攻める!そんな大事な事を取り次ぎの十兵衛様に言わずに決めたの?やりたい放題じゃなあ~。
そもそも長曾我部元親様に、四国は切り取り放題と請け合っていたのを撤回した信長様。
んで関係がギクシャクして、取次の十兵衛様と実務担当の斎藤利三殿はエライ苦労をなさっていたわけですが、ようよう長曾我部様が矛を収める方向にもっていったわけですが…。信長様はあっさり反故にして攻めると仰る?
しかもその上信長様が十兵衛様に命じる一件。舟で鞆に行き、足利義昭を殺せ!それが此度のソナタの役目じゃぁ。どどど、どうしてそんなことが言えるんすか~!
 到底できそうにないご下命!だって将軍ですよ?かつての主君ですよ?…まああの、信長様目線で言ったら盤石の戦略なのかもしれませんけどおお…。でんっででんっででんっででん・・

 ここで鯛を釣っておれば殺されることはないと笑っていた義昭様。そなた一人の京であれば帰京も考えようと仰ってましたっけ…。館に戻っても浮かぬ顔の十兵衛様。左馬之助殿と密談。将軍を討てと言われた!細川藤孝様と会いたい!蹴鞠の席で京に来てるの?
蹴鞠の宴では、近衛前久様は信長様と十兵衛様の隙間風を警戒して、藤孝様にご忠告。そなたはどっちに付く?返す刀で伊呂波大夫にも、十兵衛様の最新ニュースをもたらしております。
 伊呂波大夫曰く、背けばいいのですよ!明智様に背いて欲しい、信長様に勝ってほしい!明智様に五万貫全て賭けても良いって!ムッチャ買ってますなああ。

 十兵衛様に去来するのはさっきの会見の続き…。そなたと戦のない世を作ろうと話したのは何時の事じゃ…将軍を討てば戦が終わる。二人で茶でも飲んで暮らさないか?夜もゆっくり寝たい!子供の頃のように長く眠ってみたい、長く…。と仰る信長様。ワタクシには将軍は討てませんと抵抗する十兵衛様…
 いやでもこれ、ある意味信長様の意向ですよねえ、長く眠りたいって。じゃあじゃあ、永遠に眠らせてあげようじゃないの!ゆっくり眠りたいんでしょ?その願い、叶えて進ぜましょう…ってのもまあ、一つの本能寺の動機になるのかなああ~?

 ここで時間軸が現実に戻りまして、細川藤孝様がご降臨~。にこやかだ~。ご嫡男の忠興様と、十兵衛様の娘の玉ちゃん様もご同行だ~♪イチャイチャだわ~♪
 信長様が毛利攻めに加わるため本能寺に滞在。藤孝様は息子忠興を向かわせる所存だと仰る。上様はそれに乗じて将軍を一掃するご意向だが…と問いかける藤孝様。十兵衛様はそれを断ったのですが…上様は納得せず!再び説得するのだけど、あなたはどうなの?と持ちかける十兵衛様。
 以前、上様の行き過ぎをお停めする良しには自分も声をあげると仰ってました藤孝様。その覚悟が今でもおありなのかと念を押す十兵衛様。藤孝様は…ごまかしてる!こいつ裏切り者だ~!
 んで藤孝様ったら、秀吉様に使いを出す!あるやも知れぬと伝えよ!つまりこれ、本能寺があるかも知れないって密告した張本人はあなたかあああっ!
 そんなこんなの主従の傍らを通り過ぎる旅の商人が、菊丸くんだ~!家康様には筒抜けじゃ~い!

 帝の『光る樹』の教えがリフレインする十兵衛様。信長が道を間違えぬようしかと見届けよ。あれ?歌声が響くわ。玉ちゃん様だ!忠興様とのイチャラブぶりが胸を打つわ~。前は父が戦で死んだら後を追おうと思っていた。でも今は忠興様と生きようと思っている。命が二つあったら良いのに…。
 父上十兵衛様曰く、命は一つで良い。忠興様と長く生きよ!だよね~♪そのためにワシは戦うてみせるって?父上、長う生きてくだされ…後々の運命を思えば、涙なしには聞けないやり取りでしたねええ。

 帝に織田と明智の対立を奏上する前久様。帝はしばしお考えの後、己の行くべきところに行くものをただただ見守るだけぞ。見守るだけぞ。意味深だ~。

 さっきの会見の続きですねえ、十兵衛様が信長様に意見具申…殿は多くの間違いを犯しておられる。初めてお会いしたころ殿は海でとった魚を安く売り、多くの者を喜ばしておかれた!若い家臣を大事に育てておられた!心優しきお方と思うておりました。
 しかし殿は変わられた!戦の度に変わって行かれたと諫める十兵衛様。先週の帰蝶様のお言葉がリフレイン。作ったものが始末をするしかあるまい…。
 信長様返して曰く、ワシを変えたのは戦か?違う!乱れた世を変え大きな世を作れとワシの背中を押したのは他ならぬお前じゃないかと怒る信長様。そなたであろう!そなたがワシを変えたのじゃ!いまさら引かぬ!そなたがやらぬならワシが一人でやる!将軍も退けて万丈の主となる!またも光る樹の幻想の末、何かを決した感じの十兵衛様ですよ!

 思えば…松永様から心美しくあれと平蜘蛛を託され、帝からは信長を見届けよと釘を刺され、亡き奥様からはあなたが麒麟を呼ぶ男であったならと期待を寄せられ、将軍様からはお前となら麒麟を呼べるかもしれんと粉をかけられ、帰蝶様…に憑依した道三様からは作ったものが始末をつけるしかアルマイト毒を盛れと唆され…皆そんなに謀反させたいのかよ~!

 信長様はわずかな供を連れて宿所の本能寺に入りました。丹波の十兵衛様は近習三人と会議中。我らは備中へは向かわん、京へ参る。左馬之助殿、伝吾殿、利三殿に対して十兵衛様が明かす真の敵は…
 わが敵は本能寺にある!その名は織田信長と申す…!信長様を討ち心あるものと手を携え世を平らかにしていく!それが我が役目と思い至った。ワシが間違うておると思うならこの太刀でわしの首をはねよと真剣を差し出す十兵衛様。
 ご主君の血を吐くような本音のお沙汰。列した近習のお三方ともすべて同意!運命を共にする覚悟を示されまして候~♪気持ちええなああ~。

 十兵衛様のご前にお目見えのお方は…左馬之助か?いえいえ違います~♪菊丸くんでございます~♪家康様からのご伝言。十兵衛様をお守りするように命じられました!ほほ~う。本能寺についてもおおよそ分かっているご様子。
 この戦は所詮己一人と思うておる。ただ、この戦に勝った後、何としても家康殿と共に天下を治めたいと宣う十兵衛様!いやああ!じゃあもう家康様への禅譲じゃないですか!この戦に自分がまけても、その後を頼みたいとまで仰る!
 堺は危うい、急ぎ三河へお戻りなるのが良い!菊丸もここから去れと命じる十兵衛様!天下に名だたる伊賀越えをプロデュースしたのは十兵衛様だったのだああ!
 新しき世になったおり、また会おうぞ!と菊丸君の肩をたたく十兵衛様。家康様への一生一度の願いをしたためて、菊丸君に託しまして候~。

 6月1日夜、明智光秀十兵衛様の軍勢は亀山城を出発。奥様からの、麒麟を呼ぶものがあなたであったならというお言葉がリフレイン。信長様は油断しきってて、秀吉様は細川藤孝様からの文を見て驚愕!明智様が信長様に歯向かう恐れ?
 やればよいのじゃ!明智様が上様を、やれば面白い。黒田官兵衛様に対して曰く、これは毛利など相手にしている場合じゃないと、さっさと片づけて帰り支度じゃってなご算段。明智様が天下をぐるりを回してくれるわい…。ニコヤカにほくそ笑んで真剣な表情の秀吉様です。

 未明の闇を突く松明の軍勢。信長様は一杯ひっかけて良い加減で就寝。天正十年6月2日早暁。本能寺門前にわらわらと集結する軍勢。お馬の十兵衛様の貫禄がいい感じね。こっそりと取り囲んじゃって万全の明智軍。かかれえええ!
 例によっていつも通りの丸太の門破りっすよ!なだれ込む軍勢。ビックリして起きる信長様。なした?何がどうした?軍勢が取り囲んでおります!水色桔梗の旗印、明智殿の軍勢かと!
 十兵衛か…と嘆息するいと間もなく矢ぶすま!近習が盾になって信長様を奥に逃がすも、肩に矢が刺さった信長様。や~ね~!十兵衛、そなたが…そおおかああ、十兵衛か!と大笑いの泣き笑いの信長様。なんかこう、少し覚悟されてましたか?
 ご自分の血をすすって、であれば是非もなしと宣う信長様。さああこっから信長様の見せ場ですよ!多勢に無勢で戦況はどうしようもない中を、殿自ら槍を取って逆襲じゃ~い!蘭丸君も頑張ってんね!殿の赤い槍が素敵!大広間が広いから存分に振り回すわ!

 門前で睨む十兵衛様。門中は修羅場よ!寝巻で矢を射る信長様よ!そしてまたも槍裁き!下手なナレなどない殺陣の連続で、魅せるわ~。でも槍が折れた!やりやがったな!とうとう追い詰められて、でもなんだか笑顔よ、信長様。ありゃ今度は鉄砲だ!信長様被弾!こりゃあいよいよダメかな?
 蘭丸君を伴って奥の間へ引き下がった信長様。ワシはここで死ぬ、ここに火を付けよ、ワシの首は誰にも渡さぬ!ワシを焼き尽くせ!はあっ!と請け合う蘭丸君です。
 ワタクシは芸能関係にはとんと疎くて、染谷様も今回始めて拝見したんですけど、諸事振舞やセリフ回しに驚愕!こんなに面白い若手の役者がいるんだって、目から鱗でございました~。合掌。

 本能寺に火の手が上がった!それを見ている十兵衛様の胸に去来するのは若き日の信長様!漁師のまねごとをしてた頃ですよ!今川を倒した後を見送ったエピ。大きな国構想を進言して、意気投合して笑いあった青春の日々!泣けるな~。実に良く燃えている本能寺。信長様の最期の姿もフィーチャーされて、十兵衛様は胸の痛みに耐えかねるご様子。

 伊呂波大夫が東庵先生を訪ねて、本能寺の変をご報告。明智様がご主君を?と絶句する東庵先生。一方本能寺では、何もかも炭化している焼け跡。焼け跡繋がりで、若いころ京で大火事を助けた時の思い出がよみがえる十兵衛様。そうそう、駒さんが「麒麟」エピを語ってくれたんですよねえ。麒麟を連れて来てくれる人が必ず現れるって、命の恩人のお武家様から聞きました!そのお武家様はきっと恐らく多分そこらは十中八九の四苦八苦、十兵衛様のお父上だったっていう~。

 焼け跡に立ち、もうよかろうと検分を切り上げて引き上げる十兵衛様。結局信長様の首は見つからなかった!そこに駆け付けた伊呂波大夫。きっとこうなると思ってましたよ。帝もきっとお喜びでしょう。明智様なら美しい京を取り戻してくださると…
 それは約束する!駒殿に伝えてもらえぬか、必ず麒麟がくる世にしてみせると!麒麟はこの明智十兵衛光秀が必ず呼んでみせると!しょってるねい~。っていうか、馬の扱いに手慣れた感じが良かった!
 この日、明智光秀は天下を取った!本能寺の変は事態を一変させた。柴田は身動きが取れなかった、が、明智の味方と思われていた武将たちは沈黙した。徳川家康は三河へ帰った。
 しかしここで、秀吉がとんでもない大返しで帰ってきた!光秀の天下は覆された!まさかたまさかやさかのむさか、主人公様までナレ死で済ますのかあああ!…っていやいやこれは、あえてはっきりと描かない演出なのかあああっ!

 あれから3年。世はまさに秀吉様の天下なり。まさかこんな事になるとはと語りつつ双六を振るう、帝と東庵先生です。世が平らかになるのは何時の事であろう…。
 駒さんは義昭様と再会です。日ごと釣りに明け暮れる毎日?駒さんは小早川様の茶会に向う?あんな男と茶をするのかとちょいと批判する義昭様。世を変えるのは志。大嫌いだったが信長にはそれがあった、明智十兵衛にはもっとあった!と褒めたたえる将軍様。
 ご存じですか?十兵衛様が丹波の山奥で生きているとのうわさを?と持ちかける駒さん。んで、その帰り、にぎやかな市の中で十兵衛様らしき侍を目撃する駒さんなのです!
 生きていたのか!十兵衛様!と追いかける駒さんですが、行き止まりの塀の中に、十兵衛様は失せにけり失せにけり~。そんで田舎道を疾走する恰幅の良い十兵衛様のシーンで!今作の完結ですよ~!

 ってつまり、ホントはどうだったのかはみんなが感じて考えてねって言う!まるごとマルちゃんマルティネスの丸投げじゃ~い!
 とは申せ、いやああ、いろいろありましたよ!今年の大河は大変でしたよ!大変だったでしょう?アクターの皆様も、スタッフの皆様も、お疲れさまでした!でもでもほらほら、逆境が人を成長させるっていうアレもございますし、出来はよかった!実によかった!
 作ってくれた皆様も、当ブログをご覧くださった皆様も、ああありがとおおおございましたあああ!

 んで、来週からは新作なんですよね?いやいや、これはも~、気持ちを引き締めて対応しなくちゃ!やられちゃうから!がんばろ~!