NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第34回「焼討ちの代償」

明智十兵衛様と摂津晴門様との対立はもはや修復不可能!そして織田信長様と比叡山との対立も修復不可能!ってな成り行きで比叡山焼き討ちにまで進みました先週ラスト!信長様の命に反して女子供を見逃した十兵衛様の、明日はどっちだ~~!
まああの、厳しい仕事からうまく逃げやがった感がちょおおっと漂った十兵衛様ですけど、坊主焼き討ちに関してはきっちり仕事をしている模様です。信長様の凄惨な皆殺しブルースが響き渡りまして、どどんと大勝利でございます。覚恕様はほうほうのていで逃げ出されましたようで~。戦シーンはダイジェスト!
事の次第に上機嫌の信長様。累々と転がっている坊主の首in手拭い!女子供は逃がして・・・実は命令に背いていた十兵衛様ですが、浮かれ気味の信長様はあっさりお許しになられました。まあほら、この人はまだ幕府の配下の奉公衆でしたもんねええ~。以後は皆殺せと釘はきっちり刺されました信長様。
って、そればかりか!格別のお手柄に対して志賀の近江の二万石を与えられちゃいましたよ十兵衛様!琵琶湖の畔の拠点ができたわけですな。祝着!だけどこれ、かえって荷が重いのかもなあ・・・でんっででんっででんっででん・・・

 一方京の義昭様は大激怒!叡山焼き討ちに大激怒!そして負傷者の避難民でもう大変!比叡山を焼き討ちした罰当たりな信長様への反発感も高まってきた様子です。
 将軍は摂津晴門様に八つ当たり。どうして焼き討ちを止めなかった~!んでもこれ、晴門様にしたら、キタカチョウサンマッテタホイ!義昭様が信長めを恩人として持ち上げているから遠慮があって強気に出ることができないのです!この際はっきりと織田とのかかわりを断つべきなのです!まさにこれ、晴門の逆襲~!
 ちょいと冷静な三淵藤英様が問うて曰く、それが果たしてできるのか?できますと答える妖怪・晴門様!大和で対立している筒井順慶VS松永久秀が戦になれば良いと?そしたら幕府は筒井順慶に援軍を送れば良ろしいのです~。さ~す~れ~ば~、松永推しの織田信長とは自然に縁が切れるサンダンス軍曹かああ!
 そして織田が幕府の敵と分かれば近隣の大名たちがはせ参じましょうと、大軍を集めるのは難しい事ではないと、これで勝負はこっちのもんだと目論む晴門様だったのでありました。
 重要なのは・・・義昭様にそのお覚悟がおあり~かなき~や~でございます~♪もうすっかり足元を見られて追い詰められておりますな、将軍・義昭様。

 駒さんは負傷者の看護で大わらわ!すっかり凛々しくおなりですなああ。公方様のお差配で二条城で介護することになったとか。そこに筒井順慶様ご登場。事態を憂えるご両人。実は大和も松永のために焼き尽くされているんだとか。そのために公方様の力を得たいと訴えに来た順慶様。これはもしかして大事になるのかも・・・。

 まるで地獄の惨状のような比叡山。それをやったのはあんただかんね十兵衛様。って、犠牲者の中に我が子が!たま~~!って、夢だったか~。十兵衛様は久方ぶりにお家に帰って心温まる安らぎの時かと思えば、叡山焼き討ちの惨い景色が蘇ってトラウマみたいよ?ううう~む、大変でしたねええ・・・。赤ん坊の泣き声は惨たらしく殺された犠牲者ではなく、可愛い嫡男・十五郎君でありました。
 娘の長女のお岸ちゃんは左馬之助殿が家庭教師の真っ最中。そんでこないだうち存在感を増してきた次女のたまちゃんは?伝吾殿をエスコート役に頼んで、珍しい鳥を見に市場へ探検に行かれましたって?行動派でらっしゃる!んで、そのたまちゃん様が怪我をした!誰かに石をぶつけられてケガさせられた!血が出た!どおおお!だれじゃああ!手打ちにいたすソコへナオれ・・・ってな事にはならないんですか?
 叡山焼き討ちで十兵衛様に恨みを持つ者がたまちゃんに石をぶつけた?どおおおして!この子が十兵衛様の娘だと分かったのかあああ!「明智十兵衛が娘『たま』」って名札を付けてたわけでもあるまいにいい!
 ままま、まあまあ、画面のこっち側がこれ以上熱くなってもしょうがないので、閑話休題。たまちゃんは東庵先生のところで手当てをしてもらっておりました。そこに駆け付けた十兵衛パパさん。
 たまちゃん姫ちゃんはパパちゃんを見上げて曰く、伝吾を叱らないで~。そうか・・・自分がねだって連れてきてくれた家臣の身を案ずる姫様。こういう人のためなら、骨身を惜しまず力を尽くしましょうぞ~~。
 パパさんは返して曰く、分かっておる悪いのは父だ!父が叡山で戦をしたからだ。皆気が立っておる、そうさせたのは父だ。あやまる!父が悪かった~~!甘いなああ・・・。
 んだけど玉ちゃんはその上を行く知恵者でした!父上は悪くない!やむを得ず戦をされている。悪いのは戦じゃと!お母様の教育のなせる業ですなああ。
 お父ちゃんが一所懸命働いてくれているから、こうしてご飯が食べられるんだと教えるか、お父ちゃんは夜遅くにしか返ってこない、私たちより仕事が好きなのよと教えるか、この差は絶大ですよね!閑話休題・・・
 父と娘の魂の会話が胸を打つ局面ですが、駒さんが割って入ります。何やら重大な話がある模様です。

 駒さんの話では、先週の悪ガキが死んじゃったって!比叡山焼き討ちに巻き込まれて死んじゃった!家族のために丸薬を売ってたあの子ですよ!いやあああ!映すなって!涙が駄々洩れになるから!死んじゃってるよ、あの子・・・。さっきの首の包みと、このシーンの薬の包みと対照して印象に残ります。こういう演出、嫌いじゃないのよねええ~。
 戦に良い戦も悪い戦もない、14歳の子が8文残して死ぬのが戦なのです。そして今、公方様が信長様から離れようとされている、それが怖いと言う駒さんです。つまり次の戦の目が出ているよっていう話ですね。それを防ぐために自分は幕府にいるのだという十兵衛様です。
 幕府は筒井順慶をサポートして松永久秀に戦を仕掛けようとしているんだとか~。そんなことをしたら幕府と信長様の関係は決裂して修復不可能!両方の配下になってしまっている十兵衛様にしてみたらなんとしてでも回避しなければならない事態でもあり~。
 いえいえそんな、己の身の事ではなくて、天下泰平のために!何としても止めなければと思う十兵衛様なのでありますよ!ええ、ええ、世のため人のため!ですよ?ここ重要だから二回言いますよ、世のため人のために!何としても止めなければならないと決意する十兵衛様です。
 幸い順慶様は今京に滞在中。駒さんを伴って強襲する十兵衛様!説得のためですからね!暗殺じゃないですよ!そんなキャラじゃないですから!平和的に理を尽くして説得するための訪問ですからね!

 十兵衛様&駒さんが会ってみれば、筒井順慶様にしても少々困惑気味?幕府の人は、松永と戦になれば信長も順慶様の味方になると唆しているんだとか。でもそれはホントかな~?すおおおんなわけ、ねえええじゃん!
 十兵衛様は理路整然と、信長様が順慶様に加勢するはずはないと断言いたします。そうなると順慶様的にはさらに悩ましい!信長様と敵対したくはないが、父祖伝来の地所に踏み込んでくる松永久秀を放ってはおけませんと胸中を明かす!
 こおおなると主役発動ですよ十兵衛様!帰り道の途中回り道をいたしませんか?と持ちかける。今井宗久様のお茶をいただきませぬか?駒さんも同行すると仰って、順慶様はご納得。何か策略があるのねええ~~ん?

 堺の町じゃ!獅子舞じゃ!龍舞じゃ!なんだかこの、こういうシーンに既視感が漂っちゃうのは大河見過ぎの副作用ですかね?宗久様は万事わきまえた感じで、明智様が会いたいと言っていた方はすでにご逗留だと仰る。さっそく順慶様と会いに行く十兵衛様。もう相手は丸わかりの松永久秀様だ!直談判で何とかしようってか?
 大商人にして大茶人の力を借りて、直接対決の話し合いで事を治めるサンダンス軍曹なのかあああ?こうしてみると、茶道ってば、ものごっつ政治なのねええ~。
 易を立ててる久秀様。戦は勝ちますかと問う十兵衛様。敵を前にして教えるわけにはいかぬわ、のう!順慶!茶道具を使ってヤバヤバなやり取り。結構道具を見る目はあると面目躍如の順慶様であります。

 十兵衛様を連れ出して相談に及ぶ久秀様。わしにどうしろと言うのだ!戦をやめてくださいって事ですよ!いやいやそうは問屋が卸しまへんで!大和の国を切り取り次第と言われて頑張って来たんだから!小声で喧嘩するご両人、仲がいいんだなあ君たちは~♪
 信長様と公方様の決裂を避けるために我慢してくれ、信長様からもらった近江の志賀を譲るから、何とか停戦を飲んでくれないかと言い募る十兵衛様!もともと当惑気味だったもんねえ。
 座れ、座れ、座っております!ほんっと良いコンビなのねえ。久秀様曰く、なんでも壊してしまう信長様と、古きものを大事にする公方様とは所詮水と油、いずれは決裂する定めだと~。それはそうなんだけどさあああ。
 信長は好きだが叡山焼き討ちのずぶとさはワシにはないと言う久秀様。それは私も同じだと泣きべその十兵衛様。あの戦のやり方は私には・・・。だけど信長殿をこうさせたのはそなたではないか、ここまでやらねば世は変わらんと思っているよな。しょせん信長殿とそなたの根は一つ!公方様とは相いれぬ者たちだ。いつか必ず公方様と争う時が来る!全部見通してるよ、このおっさん。
 だけどそなたの心意気は涼としよう!とまあ、十兵衛様の覚悟にほだされたみたいに仰る久秀様。停戦の話し合いに応ずる構え!茶の支度をせよ!やった~~♪かたじけのうございましたと頭を下げた十兵衛様なのでありました。

 久秀様が和議に応じたと聞いて大喜びの信長様。でも久秀様は近江の土地はいらないとの仰せで拍子抜けだったと言う十兵衛様。信長様曰く、筒井を助け松永を討てと公方様から言われて困っていた・・・松永様を討つつもりだったんか~~い!
 帝の心を騒がせないために!今や信長様の胸の内は帝のために何ができるか、が最重要。もはや公方様なんてどうでも良いのよ!帝の意に即して褒めてもらうのが大事なの!んでこないだも褒めてもらったのおお!
 帝から・・・覚恕はわが弟にして、まことに痛ましき戦であったが、京が静謐になるのならやむなし、了承!大義であった、頼りにしていると言ってもらって天にも昇る有頂天な信長様なのでありました。誰かに褒めてもらいたくてしょうがない人ですから、それが天下の帝であればもう・・・絶好調ですよねええ~。

 当の帝は東庵先生と碁を打ってらっしゃる。朕が信長を使って覚恕を追い払ったと言う戯言があると関白が言いに来た。そうかも知れぬと言ってやったら呆れていた。信長は荒々しきものだと言うが、信長の他だれが覚恕を叡山から追い払えただろうか?確信犯か!
 参内した信長は褒めてほしそうだった。だから褒めてやった。まことを申せば無残な戦じゃ・・・帝の目にも涙・・・

 甲斐の国に逃げ込んだ覚恕様。これは、武田信玄様のお尻ですね!熱き心で切々と窮状を訴える覚恕様。信長は仏法の灯を消した鬼じゃと返してメートルをあげる信玄様。この信玄がにっくき信長を打ち滅ぼしてごらんに入れます!覚恕様は数珠をぶっちぎって怒り心頭!剥げたイノシシみたいなルックスの信玄様はおっそろしい存在感!
 今回はほら坊主頭の三連ちゃん、色っぽい坊主頭と、軽妙な坊主頭と、荒々しい坊主頭と、坊主三兄弟の頭が夢に出そうで怖いわ!それと、帝のお口元!魅力でした~♪ちょいとツンツンしたくなるような・・・。