NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第25回「羽運ぶ蟻」

誰がために荷物運ぶや秋の蟻。時として自分の数倍もある獲物さえ運んでいく蟻たち。そのほとんどは自分の腹には入らないわけです。群の繁栄のためわが身を顧みず働くさまは、戦国の兵に通じるのかもしれませんねええ~。閑話休題。

一乗院覚慶様をゲットした藤・藤兄弟、だがしかし先週ラストで逆転されてしまいましたね。三好義継様の意を受けた近衛前久様が傀儡・足利義栄様を征夷大将軍に推挙されちゃいました!
朝倉義景様は覚慶様を越前で引き受ける覚悟があるとか言ってましたから、その言葉を頼って身を寄せる覚慶様ご一考。だけどこれまた先週ラスト近くで十兵衛様が、覚慶様は将軍の器ではないみたいに申し上げちゃったから一大事。ドジョウ髭の義景様はすっかり優柔不断ですよ!

永禄九年、還俗された覚慶様は足利義昭様と名乗られて越前に入られましたが、半年以上敦賀に留め置かれております。優柔不断の朝倉義景様。義景様が義昭様を担いで上洛する気配はございませんねええ~。生殺し?このままでは義栄様が征夷大将軍になってしまいます!支度ができずに摂津で足止め状態になっている?でもそれって支度が出来たら即決でしょう?一刻の猶予もないじゃん!
義昭様は・・・お庭で蟻を見て笑ってござる。蝶々の羽を運ぼうとして悪戦苦闘の蟻さんたち。本日のタイトルに繋がる思わせぶりなシーンですねえ。いったい何を悟られましたか、義昭様。
細川藤孝様は十兵衛様を訪ねて愚痴をこぼされております。義景様が仮病を使ってあってもくれない!上洛をせっつかれるのが煩わしいのでしょう?上洛する気があるのかないのか!私に聞かれても困りますと返す十兵衛様。家臣でもないですからねえ。でも義景様をそうさせた元凶は自分じゃないの!あなたが覚慶様は器じゃないなんて言ったから!シレっとごまかしてるけど、自分に正直なだけなんだろうけど、藤孝様が御気の毒ですよ~♪でんっででんっででんっででん・・・

 いっぽう織田信長様は難攻不落の稲葉山城をとうとう攻略されまして候~。ついに美濃を平定!侵略されたわけですけども、とにもかくにも美濃の地に平穏な日々が戻ったわけです。どうせなら強い人に支配される方が平和なんだ・・・。信長様、お髭が馴染んできましたねえ~。
 そこで活躍、藤田伝吾どの。元・明智家の家来でしたね。伝吾殿からお手紙到来。美濃は平和になり、明智の里は昔に戻り、明智館も立て直しました!いつ帰ってきても大丈夫?うううむ、心惹かれるよなああ。
 特に母上の牧様は、生まれ育った美濃に帰りたいと希われるご様子です。当然ですねえ。十兵衛様はでも、越前に残りたいご様子。奥様もおっしゃいました、子供達にはここが故郷ですから!月明かりの青いシーンは最近の大河のお家芸ですねえ。
 孝行息子の十兵衛様は母上を連れて美濃の地に戻られました。伝吾殿、いい顔してるわ!年取って味が出てきたよね、徳重様。母上の石川様もいい顔を出されて涙涙~。たちまち始まる大宴会。暖かいお出迎えの宴でございます。

 伝吾殿が話すその後の美濃の来し方。高政様こと義龍様が亡くなり、後を継いだ嫡男・龍興様。だがしかし、龍興様は当主の器にあらず。人心は離れ、家臣たちは裏切り、とうとうこういうテイタラクに~。
 母上大はしゃぎの宴が終わって皆々帰り、飲みすぎてへべれけの居残りはおりますけれども・・・まあまあ落ち着いたところで母上の言うよう。これまた月明かりや篝火の夜の風景、よくできてるよね。
 感謝する母上に対し、言ってみればニート状況の十兵衛様は遠慮がち。そなたは明智家の当主、土岐源氏の血を引く明智家の当主として誇りをもって思うまま生きよ!その先きっとやるべき事が見えるはず!これからは私がいなくてもやって行けよとのお別れのお言葉にございます。母上の御覚悟やよし!こうなったら男道の勝負をかけてみましょうよ!十兵衛様~♪

 翌日稲葉山場に向かう十兵衛様。当然そこに君臨するのは織田信長様でございます、が、その途中親しげに声をかけてきたのは稲葉様じゃないの!いつぞやは義龍様のお味方で、明智家とは血みどろの戦いをした仇敵・・・ですけどもう水に流そうって?龍興様は器が小さかった!信長様は段違い平行棒!
 ともに織田家を支えていこう!?これが戦国武将のお家芸、手のひら返しや~!十兵衛様にそのスキルは・・・ないんだよなあ~。っていうか無言劇カンパニーで稲葉様を軽蔑したお顔よ♪うまいね!だからこそ主役なんでしょうけど~。

 信長様にお目見えして御礼の御挨拶。十兵衛様に対して信長様がおっしゃるには、そなたワシに仕える気はないか?おおお~~!これで活躍の芽が出てきましたよ・・・って、お断りか~~!なんでなんで?信長様の家来になって美濃に戻ればいいのに~。信長様、ちょいと偉くなった貫禄がよく出てます。細かいところの描写がよく出てるわ、今作は~♪
 十兵衛様曰く、自分は義輝様に仕えたかった。その義輝様が暗殺されてしまった。それを悔いるあまり、どうしてよいのかわからないって?正直すぎて可愛いなあ・・・ゲフンゲフン。
 信長様も心憎からず・・・ゲフンゲフン、い、いえ、共鳴する心があったようです。美濃を平定したら何をするのか、かつて十兵衛様に問われて答えられなかった。今もわからぬ。だがわしは戦が嫌いではない。今川義元を討ち果たした時、皆が褒めてくれた、喜んでくれた。皆に喜んでもらえるのが好きなのだ!そのための戦はいとわぬ。ただ、この先どこを目指したらよいものか、それが判らぬ、と~。
 稲葉山城から逃げおおせた龍興様は六角氏や三好衆に助けを求めて、また美濃を奪還しようと虎視眈々の担々麺。東を見れば武田だ!朝倉おる!周り中敵だらけだし、今度は美濃を護るために戦をせねばならぬ。きりがないわ!

 ここで明智十兵衛光秀様のターンが来た!上洛されてはいかがでしょう?無駄な戦を終わらせるには、新たな将軍に力を貸し上洛して幕府を再興すれば良いと説く十兵衛様。だったら堺も手にできるのかと乗ってきた信長様。堺を手に入れて南蛮と貿易をする!面白いこと考えてたな!信長様!
 将軍を軸にした平らかな世を築くのです!武士が誇りを持てる世になれば、皆が大いに喜びましょう!と十兵衛様が攻めれば、人に喜んで承認してもらいたくてしょうがない信長様は大いに気持ちが動いた模様でございます。
 そうそうこれ、道三様のプランニングでしたね。誰にも手出しの出来ぬ大きな国を作るのじゃ!つまりあれですよ、畿内一円を掌握する!天下統一!天下布武~!って、そこまで信長様を唆すなら素直に家来になってやれよ~って思ったのはワタクシだけですかねええ。
 ではでは新しい将軍候補、義昭様はいかなるお方かと問われて、思わず顔を曇らせる十兵衛様・・・ダメじゃん!そなたが良いと言えばワシは神輿を担ぐぞとまで言ってもらっているのに、ゴマスリ戦法に出ない十兵衛様・・・やきもきしますなああ!まあそれはそれとして、大きな国談議で場を収める十兵衛様。ギリギリセーフの営業ぶりでしたねええ。

 一方京では、丸薬づくりに精を出す皆の衆。工房はうまいこと回っているみたいですねえ。駒さんは丸薬の又売りが横行していると聞いて抗議に向います。ってのは、貧しい人にはタダで配ってねという条件でお寺に卸していたわけです。そこにやって来たのは堺の大商人の今井宗久様。駒さんの事を聞いて顔を緩めております。今後色々かかわってくる予感ですねえ。
 丸薬また売り・・・今で言ったらマスク買い占めテンバイヤ~!みたいな事なんでしょうけど、当の本人を訪ねて戒めようとする駒さんです。でもその子ったら結構しぶとくて、もらったものをどうしようが俺の勝手だろ!こっちだって貧乏なんだいという主張です。
 おばさんと言われたのも腹立たしい駒さんですけど、稼いで何が悪いんだ、それで弟や妹が飯を食えるんだと言われて何も言い返せない駒さん。東庵先生に相談されておりますが・・・
 誰も間違っておらんよ。お前もその子も。また売りしたってかまわない、それは駒とはかかわりのない事じゃ。薬を買うものには買うだけのゆとりがあった、売る方はその金で助かる。お前の知らぬところで薬は独り歩きをして人を助けているのだ、いい薬じゃあないか?一里も二里も十三里もあるお言葉ですけど、どっか胡散臭いんだよなああ!東庵先生!

 それやこれやで越前に帰った十兵衛様。を訪うたのは細川藤孝様とお連れの方・・・ってのは当の義昭様!なになに?タイマンでも張ろうっちゅう魂胆・・・な訳はないですよねええ~(汗)。義昭様はちょいとシュッとした感じになってますね。お子様たちとにこやかに遊んでらっしゃるのも好感度大。
 庭で蟻を見ていた。大きな蝶の羽を一人で運ぶ蟻、だがそううまくはいかず、仲間の蟻が助けに来るが頑として拒んで一人で悪戦苦闘・・・意地になっておるのじゃ、アリは私じゃ。将軍という大きな羽は一人では運べん。つまり助けがあればできるかも?
 義昭様がおっしゃるには、将軍になれば今までできなかったことができるかもしれん。今まで手が届かなかった人々を救えるかもしれん。そう考えると将軍になるのも悪くはない、と~。もっと言ってもっと言って、そういう言葉が聞きたかったの~!私は優しい将軍になるのじゃ~~!そんで「ザケル」を放ってええ~~!
 ついては朝倉義景によしなに伝えてくれぬか?つまり自分を担いで上洛して欲しいという懇願ですねえ。ここ、義昭様を見直した感じの十兵衛様でございました。説明的なセリフはなくても、おおこいつ見込みがあるかもと思う十兵衛様の心中が、わかりやすく表現されておりました。演出が親切ですねえ。にしても義昭様、いいお顔になりましたね。

 さっそく義景様にお目見えする十兵衛様。ちこう寄れと示されて、もそもそと遠慮がちに進む十兵衛様、床しき所作でございます。義昭様を見直したという十兵衛様。義昭様は弱き者の心が分かる方、強き大名の支えがあれば・・・と~。
 実は義景球に松永久秀様からの文が届いてて、信長とともに義昭様を担いで上洛したらいいじゃん♪みたいに誘われているんだとか~。致し方なしか~!わしも考えが変わった。美しい神輿を担ぐのは自分たち。だから神輿は軽い方がよいのだとまでおっしゃる!
 予算的に上洛は如何かと諫める家臣の山崎様。つまらぬことを申すなと返す義景様。だけどこんだけ盛り上がったところに義景様のご嫡男、阿君丸様がご来襲!チュー太郎がいなくなった~~~ええ~んえんえん・・・
 たちまち対応する義景様!はて、チュー太郎様とは?山崎様が顔をしかめて、様ではない、ネズミじゃとおっしゃる。ペットか~~~!総員総出でチュー太郎様の行方を追う朝倉家ご家中。「だめだこりゃ」と顔で語る十兵衛様なのでありました~。
 その一方、三好勢は暗躍されてまっせ!とうとう足利義栄様を征夷大将軍に仕立てあげちゃった!足利十四代将軍の誕生にございます~。

 羽運ぶ蟻を助ける存在ってのはもしかして、蟻をを羽ばたかせるための助っ人も暗示しているのでしょうか?じゃじゃじゃ、じゃあじゃあもしかしてあれですか・・・はぁいタケコプター!

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