NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第24回「将軍の器」

永禄八年・・・運命の時は来ました。いつぞやのドラマでは畳にいっぱい刀を差して次々に抜いては打ち振るいつつ、壮絶なご最期でありました剣豪将軍・義輝様ですが、本作ではいかがなりましょうや?
夏は終わった、ワシの夏は・・・と嘆息の上様。なきの涙の十兵衛様。十兵衛また会おうと涙のお別れ。そして三好家を継いだ義継様が二条御所を襲った!躍り込む敵方を優雅な太刀筋で応戦する将軍義輝様。この世に麒麟を呼ぼうと頑張ってきた悲劇の将軍。まるで舞踊りのような殺陣の果て、障子で三方を囲われて串刺しに!なんと多勢で惨いことを!・・・麒麟がくる道は遠いのう。
その報を受けて怒り心頭なのは我らが十兵衛様でございます。誰がやった?三好の軍勢が御所に押し入ったと報告するのは左馬之助殿。何故じゃ!気合のこもったお顔でござんした!なんたって先週松永久秀様が将軍の命は奪わないって請け負ってましたからね!嘘つきだ!何故じゃ!でんっででんっででんっででん…

 永禄の変により将軍の座は空位となり、三好一派は将軍弟の覚慶様を幽閉し、自分たちの思い通りになる義輝様の従兄弟にあたる四国の義英様を傀儡に仕立てるサンダンス軍曹。ここまで先走るとはワシの手落ちじゃと後悔する松永久秀様。藤・藤兄弟が詰め寄っております。三好の方は何とかする、何としても覚慶様のお命を守ると意気上がる久秀様でございました。
 さっそく覚慶様にお見舞いを申し上げる久秀様。そして将軍になる気はあるのかと問いただす!筋から申せば次の将軍は覚慶様でございます!覚慶様曰く、私は6歳で仏門に入った。嫡子以外は仏門に入る習いだから・・・。それ以来刀など持ったことがない。将軍になどなれるはずがないとおっしゃる。
 それは通じませぬ、ご末弟様も容赦なく討たれました、ここで座して死を待つおつもりですかと問いただす久秀様。障子を開ければ両側から槍!まだ悟りには程遠い、死にとうはないと答える覚慶様。僧として生きる以上悟りは得たいものでございますねえ確かに。
 そして久秀様の手はずに従い、変装した藤孝様が担ぎ出す輿の中には・・・ご仏像。あれえ?担いでた中の一人が覚慶様でした!見事だルパ~~ン!じゃなかった!藤孝様~♪

 越前でまたもめごとが・・・大和へ行って久秀様に直談判したいんですか十兵衛様?そんな事したらご自分の命が危ういように思われますけど、そこまで久秀様を信用されてる?うう~む。ただただ久秀様と会いたいというだけの申し出を朝倉義景様が受けるや否や、あっさり素直にOK牧場!あのヌルリとした表情の裏で何を考えてらっしゃるやら。一見やる気なさげに見えて腹に一物アリス館?嫌な笑顔だ~。この人全部お見通し?明智十兵衛おかしな男?怖いわ!

 さっそく大和へやって来たテンションマックス十兵衛様を迎え撃つ・・・のではなく、静かに出迎える久秀様。わしの読みが甘かった、息子たちのしでかしたことの責を負わねばと鉄砲を持ち出したよ!火縄を付けたよ!これで俺を撃てと?砲筒をもって自分の額に当てたよ?これは有馬温泉ですけど久秀様らしい演出ですな。ここで撃ち殺せるような人柄ではないと十兵衛様の性格を見透かしてたんですかね?
 十分貯めて、うおおおおっと叫んで庭に向けてぶっ放して、すっかり気を抜かれて大人しくなった十兵衛様に久秀様が言うよう。このままでは幕府が滅ぶ。幕府あってこその我らだと近頃そう思うのだ・・・。その言葉本心かと詰め寄る十兵衛様に対して、半分は本心だという久秀様。幕府、将軍の威光というものが人を武士を動かすのだと思う。あとの半分は・・・迷うておる。まことにそうなのかどうか・・・
 ここで十兵衛様に問う、一乗院覚慶という名に聞き覚えはあるか?さっき藤孝様が救出したね?甲賀の和田惟政様のところに匿っているんだとか。久秀様ったらそこまでする?三好一派から離脱しちゃいそう。まあもともとそんなに忠実ではなかったんでしょうけどねええ~。

 そもそも根っからのお坊さんにしか見えない覚慶様が将軍になれますかね?あ、今川義元様が似たような経緯でしたっけ?にしても~?ここで久秀様が取り出すお手紙。これ、義景様から?覚慶様が将軍にふさわしいお方なら越前で引き受ける覚悟がある!ついては十兵衛に甲賀に行くか聞いてもらいたい、行くならそこら辺を見極めてもらいたい!ついてはその路銀は越前で持つ・・・まあ当たり前じゃの♪
 うわあ、だったらはじめっからそう言えよ!腹に一物アリス館!十兵衛様は少々お冠?そう言ったら拒否されたかもしれないから?自分の意志でここまで出張って、その先でこう言われたら引き受けざるを得まいって?
 このまま越前で座して待つつもりかと十兵衛様に問いかける久秀様。武士の世は大きな曲がり角、どう道を開くか、お主もワシも正念場じゃ、とまあ、最後に説得するのは久秀様ですよ。そこまでお見通しだったか?義景様?さっそく甲賀へパカラッパカラの十兵衛様でございます。

 いっぽう京では、賊に襲われケガをされた東庵先生&心配で駆け付けた駒さん&商売を持ちかける伊呂波大夫のターンです。こないだの駒さんの丸薬をもらって売りつけたら大儲けで注文殺到。いっぱい商品が並んでるわ!モチのロンでポンでチーで、最後に儲けるのは伊呂波大夫ですけどね!
 ケガが治るまでの手立てであると東庵先生でしたけど、あまりの人気に少々話が違うというお顔でした。これも人助けだからと丸め込まれて丸薬を丸める羽目になった駒さんですが、調合するのは私一人ですから!っていうか、これがホントに人助けなのかと、こちらも少しお臍を曲げてらっしゃる?ひょっとするとこれは大きな仕事になるよと思わせぶりに言う伊呂波大夫。やっぱり人を増やそう!ね!
 そんな所に関白様の近衛前久様がやって来た?伊呂波大夫を探して?傍らには物騒な付き馬?なになに何があったん?あれ、東庵先生のお宅が取り囲まれとる?これって三好一派ですよね?義輝様の従弟を四国から連れてきて傀儡の将軍にしようとしているっちゅう渦中の本中華~。
 ついては関白の自分が許可を出さねばならない立場だと言う前様。そこら辺を相談に来たのか~。筋から言ったら義輝様ご実弟の覚慶様ですもんね。んで、どうしても従弟の義栄様を認めろと言われて困っているんだ?
 伊呂波大夫のお答えは、そうしろってんなら認めてやればいい。どっちが将軍になろうが私たちは痛くも痒くもないでしょう?命がけでこだわっているのは武士だけ。そんなことで関白が命を落とすのはバカバカしい、と~。
 四国の方を将軍にしたら戦になるという前久様。戦をしたければすればいい、そして戦った挙句武士が滅べばいい。前様も私も武士じゃない!なるほど~。

 近江の国の甲賀の里へやって来た十兵衛様。さっそく出迎える大騒ぎ。騒いでいるのは三淵藤英様と細川藤孝様の藤・藤兄弟!そこに連行されて来たのが件のお坊様、一乗院覚慶様じゃあございませんか!はだしよ?大和へ戻ろうと思った?戻れば討ち取られますよおおお!?
 名乗りを上げる十兵衛様。明智十兵衛光秀と申します!藤英様が、義輝様の信用厚かった者にございますとお口添え。すると覚慶様は問うて曰く、自分に将軍の大任が務まると思うか?
 死にたくない一心で大和から出てきたが、私は戦が好きではない、死ぬのが怖い、人を殺すなど思うだに恐ろしい!私は兄とは違う・・・。弱音ばかりを吐く覚慶様に、支度が整い次第還俗してもらいますからねと通告する藤英様!覚慶様大丈夫?泣きそう?
 覚慶様を還俗させて上洛して朝廷に願い出て征夷大将軍に任じてもらうわけですね。でも藤英様ご自身が迷ってらっしゃるご様子です。弟の藤孝様はもう後戻りはできないとはっぱをかけてます。血筋からしたらそうですよねえ、確かに。
 さあそのためには諸大名の支え、後押しが必要不可欠!頼む十兵衛殿、義景様に口添えをしてくれと、そしてともに上洛をしてくれるよう頼んでくださいと頭を下げる藤・藤兄弟!十兵衛様も後戻りできなくなっちゃった?だけど・・・ホントに覚慶様でいいのかなああ~?

 十兵衛様はどうお考えでしょう?覚慶様が麒麟を呼べると思う?義景様に報告の段となりました。相変わらずドジョウ髭で人を食った感じの義景様でございます。覚慶様には会うたか?ことと次第によってはこの義景、次の将軍を我が越前にお迎えしてもよい!まあこの十兵衛の返答次第じゃがのう・・・ちょいと能天気だなあ。
 覚慶様は誠将軍のお器であったか?どうじゃ?と問われた十兵衛様が答えて曰く、正直に申し上げてもよろしゅうございますか?私が見聞きした限りですが、次なる将軍の大任、あのお方はいかがとは存じます!ダメなのか~?まことにそう思うのか?任にあらずと?
 僭越なれど今はそうとしか申し上げられません!そりゃそうだわなあ、あの方を無理やり将軍にするのは気の毒すぎるもんなああ~。義景様曰く、そうか・・・しかしなああ~。あれ?将軍としてお迎えする気満々だった?

 藤・藤兄弟にもたらされるバッドニューズアレン!先を越されました!京で大事件勃発!義継様の突き上げに対して関白様が動いた?関白・前久様が帝に奏上する一件は、空位となっている征夷大将軍職に足利義英を推挙申し上げます!と~!

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この記事へのコメント

2020年10月20日 01:33
こんばんは。

この回はアバン死の義輝の「舞」が見事すぎて他が霞んで見えてしまいましたw

実際、刀よりも薙刀メインで戦った説の方が有力なことを今回知りました。