NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第15回「道三、わが父にあらず」

いよいよ利政様改め道三様!斎藤家の家督は高政様に譲られてすぐさまこれですか、父さん、我が父にあらず~!深芳野様の死をきっかけに僧形となられた道三様。けれどもそれが破滅の始まりだったんですねえ~。

天文23年…先週の振り返りからのアバンですね。家督を継がせろと迫る高政様。よかろうと受ける利政様。そして頭を丸めて得度する利政様、家督は嫡男・高政様に。頭を丸めてもイケメンはイケメンで変わりのない道三様。これからは高政に万事を託す!以後は高政の声をわしの声と思うて従うてもらいたい!潔いなあ~。拵えの良い黒いお召し物に赤い袈裟、おっしゃれ~♪
でんでんでんでん…皆々それぞれに思う所がありそな御様子。でんっででんっででんっででん…

 二か月後…十兵衛君に呼び出しがかかりました。道三様ご次男の孫四郎様が夜更けの光安様の館を訪れられました!人目を忍んでこんな夜更けに何用でしょう。一大事だと呼ばれた十兵衛く…様付で行きましょうか、こっからは。十兵衛様でございます。薄暗さの表現はもうお手のものですね。さて孫四郎様の相談は、高政様の家督相続にご不満!姉上も同じじゃ。兄・高政が家督を継げば美濃は危うい!
 尾張清州の織田彦五郎の配下と繋がってましたね、高政様。彦五郎様といえば、こないだ道三様を唆してましたっけ、信長殺してくだチャイナって!つまりこのままいけば高政様は信長様と戦になると!したら信長様にお嫁に行った姉上の帰蝶様の身が危ない!と~。
 そこで帰蝶様は高政様を動かしたわけですね。まずは明智一党に相談せよ。相談して高政様を守護代から引きずり下ろせって。その先陣を切るのは…明智殿に立ってもらいたいのじゃ!どんだけ頼りにされてるのよ、十兵衛様!あ、叔父上の光安様も忘れちゃいけませんね!
 どうするどうする?明智十兵衛様のお答えは、断固お断り!道三様は高政様がどう動くかくらい分かっていたはずで、よくよくお考えの上家督を譲られたに相違なく、わずか二月三月で、さような断は下せませぬ、と~。
 孫四郎様はすっかり期待外れでご立腹!孫四郎様が帰られた後、マズい事になったと困り顔の叔父と甥。内紛となったらどちらについても…マズいですよねええ~。美濃を揺るがす嵐の前触れですもん…

 さて数日後、今度は高政様に呼ばれた十兵衛様です。戦は嫌じゃ平穏が良い、尾張に行って、孫四郎に近づくなと帰蝶に釘を刺してこいとのご下命でございます。こないだの孫四郎様との密会はマルバレやった!いやいや、それ以前に、帰蝶様と高政様、どちらからも頼りにされてましたっけ、十兵衛様。織田彦五郎様と組んで、信長様を潰す魂胆でしたな、高政様。じゃあじゃあ!帰蝶様はどうなるのよ?
 でも十兵衛様が向かったのは道三様の館です。鉄砲撃ってゴキゲンの道三様です。このまま帰蝶様の所へ向かっても丸く収めることは出来ず、追い返されるに決まってる!この混乱は道三様が今後の道筋を決めないまま家督を譲られたからですと、一言文句を言わずにはいられなくなったのでしょう。信長様との盟約をどうなさるおつもりだったのか~!って。
 道三様のお答えは、道筋などあるのか?と逆質問。自分が正しい道を歩んできたとは微塵も思わぬ!戦は勝ったり負けたりじゃ。無我夢中で進んできた!そうするしかあるまい?高政に力があれば生き残る事が出るだろう、と~。ワシはいずれ消えてなくなる!
 帰蝶には伝えてある、信長様が彦五郎様に負けるようなら身一つで美濃に帰って来いと!高政は食い扶持くらいは寄こすであろうと~。つまり力があれば生き残る事が出来ようと言うのは、信長様にも同じことなんですねえ。
 しかしあの信長と言う男は、易々とは負けぬと思うと、高政と上手くやれ、孫四郎はしかっておくと、後を託す道三様。殿は何故今家督を?という十兵衛様の問いかけに、そのような大事な話、ただでは話せぬわぁと突き放す道三様・・・。神ならぬ身の道三様にはご自分を待ち受ける運命までは見通せてなかった皮肉!

 天文23年夏。尾張清州で異変勃発!織田彦五郎様家老の坂井容疑者が守護の斯波義統様を殺害された模様です!守護代が守護を亡き者にして完全支配者を目指す!どっかのマムシ様と同じ発想ですわ~。
 んだけど彦五郎様はしくじった!斯波家嫡男・義銀様を打ち損じました!義銀様は犯行当日お城を留守にしていたそうです。そうなるともう彦五郎様と敵対する勢力に保護を求めるわけで、当たりきヤマキのカツオブシ、信長様に助けを求めました。
 信長様はここぞとばかりに取り入った!清州攻めの先陣を切ってごらんに入れます!いやいやここで帰蝶様が暗躍ですよ!織田信光様を調略だ!味方に引き入れるホステス役を断固執行!だんだんと調略してまいります。
 彦五郎様から碁の誘いを受けていると言う信光様。碁を打ちに行って、彦五郎様を討つサンダンス軍曹!正面突破ではなく、信光様が彦五郎様の所に行ってお討ちになれば万事解決~♪ってな成り行きで信光様を味方に引き入れた帰蝶様!信光様は、いったん彦五郎様に付くと見せかけて、彦五郎様を不意打ち!見事首級をあげられまして候。
 さあこうなると主を亡くした清州方は崩壊です。そこへ信長様が義銀様を擁立して清州城入城!これで尾張は、岩倉織田家を除いて信長様の支配下となりました。岩倉織田家ってのも守護代で、彦五郎様と分割して治める格好だったようです。って事はまだ強敵が残っているわけでもあり~。

 彦五郎様と通じていた高政様はビックリ仰天です。目論見は見事に崩壊いたしました。父・道三様は信長様を手放しで我が子のように自慢していると聞いて切歯扼腕されてるみたい。いやでもそこは、義理の息子であることには変わりなく~。しかも弟の孫四郎様は、気の利かぬ兄に代わって、帰蝶様へのお祝いに名馬二頭を贈られたとか~。まるで孤立した感じよ、高政様。信長様が成りあがって、帰蝶様-孫四郎様ラインで押し出して、孫四郎様が城主つまり高政様にとって代わろうとするかも?
 用心なされた方が良い、国衆の中には正室のお子は孫四郎様で高政様は所詮側室の子だと申すものもあり…家督など道三様の腹ひとつでどうにでもなります。尾張がこうなった以上孫四郎様から目は離せませんぞ…と囁くのは家臣の稲葉様。
 道三様が次男孫四郎様、三男喜平次様を誘われて、親子三人仲良く鷹狩りへと向かいます。得意満面なお顔の孫四郎様。それを見ちゃったもんだからもう、高政様の孤立感と不安感はマックス状態。
 でもこれ、高政様を誘う訳には行かないですよね。みんな一緒の所を襲われたら斎藤家は崩壊しちゃいますもんね。疑心暗鬼を拗らせちゃいましたか、高政様~。

 彦五郎討たれるとの報に際し、駿河の雪斎様は、織田信長が尾張を支配するのかと驚愕。東庵先生は薬草が切れたと困り顔。信長が成りあがって攻め込んでくるかもと心配する雪斎様。んでも、いつもの療治をとの仰せ。織田信秀のせがれは大ウツケと言われておったが、そのウツケが尾張をその手中に収めようとしている!大事態!
 いっぽう藤吉郎君は未だに字のお勉強。字を教えてくれた礼がしたいと迫られて、駒さんが困ってます。藤吉郎君、イイ奴なんだけどなああ~。春次君は藤吉郎君に少しジェラシー?藤吉郎君ったら、いっそ侍になる!尾張の織田信長様に仕える!尾張に一緒に行かぬかと駒さんに粉かけまくりマクリスティー!春次君と闘争勃発かああっ!
 とにもかくにも丸にも点にも、あと二日でも字を教えてと願う藤吉郎君。春次君は面白くねえってなお顔でしたね~。

 とうとう美濃でも大事件勃発!病気だと言う嘘情報を流して誘き出して、高政様が孫四郎様と喜平次様を殺しちゃった!弟二人が謀反を企んだと言って!いやああ、道三様怒り心頭だ!槍まで持ち出して駆けつけて!喜平次、孫四郎~。孫四郎様の出血を手に受けて、誰が誰が誰が、このような仕打ちを!申すな!分かった!申さずとも分かった!顔を拭いて顔面も血まみれで!
 美濃を手に入れた褒美がこれか?マジで嘆いている道三様!ワシが全てを譲ったのに全てを突き返してきた!こんな血まみれにして!これが孫四郎の血じゃ!喜平次の血じゃ!高政~!許さんぞ~!高政様に怒鳴り散らす!怒髪天を突くと申しますが、その髪の毛がもうなかったですね道三様。失礼!でも、鬼のような凄い形相です。許さんぞ―――!って、もうもうもうもう、悪い予感しかしないわ~。

 道三様は直ちに大桑城に立て籠もって、高政様を討つ構えですって?高政様も家来を稲葉山城に集めてる?内乱必定!さあ困りますよ美濃の各位は。国を二分する戦!ワシは弟を切ったのではない、道三の子を切ったのだ!道三は我が父にあらず!悪しき芽は摘んだ!と宣言する高政様!危ういよなああ~。
 十兵衛様は考え中。どっちに付くの?どっちに付いても、危ういよなああ~。
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この記事へのコメント

鹿二郎
2020年04月28日 04:18
おはようございます。またずいぶんご無沙汰してしまいました。
さて、いろいろあった挙げ句家督を高政様に譲った道三様。正妻の男子がいるのに、側室の生まれの高政様に家督を譲るのは結構特異なことで、父子不仲説が伝わるわりに不思議ですね。
 しかし恐ろしい時代ですね、守護がいきなり乱入してきた部下の兵に殺されたり、これは身内でも信じられなくなるのも当然かと。しかし清洲城の織田家が崩れるのも速すぎですね。まだ若造だった信長公にあっさり清洲城をとられてしまいますし。でも美濃でも同様ですが、尾張みたいに狭い領域でも内乱で、信長公はよく潰されなかったと思う次第。
 一方美濃、とうとうやってしまった高政様、弟たちを惨殺。道三様は悲しみ鬼の形相ですが、道三様もやってきたことですからね・・・長井新九郎規秀時代に総領を討ち殺して総領に自ら収まったらしいですし。
 高政様、道三は我が父に非ずって、いやいや似たもの親子ですよ。
 道三様が逃げ込んだ大桑城、土岐様が道三様を警戒して石垣まで組んで整備した山城ですね。土岐様が整備した山城に逃げ込む羽目になろうとは皮肉ですね。
真田のよもやま話
2020年05月03日 21:08
鹿二郎様、お今晩は~。
次の回では、老いたから譲った、譲る相手を間違えたと仰ってましたねえ、利政改め道三様。時代の流れが速すぎて追いつけない感じがいたします。
なんでしょうこの、二重の権力構造みたいな危うさがあったような気もいたします。守護と守護代、とか、将軍と公方、とか、公方と管領、とかとか~。
土岐様が石垣を築いたところに逃げ込む道三様!まさにこれ、皮肉でございました~。