NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第10回「ひとりぼっちの若君」

ひとりぼっちの若君…斎藤高政様はお仲間いっぱいですし、織田信長様は嫁の帰蝶様と気が合いましたし、この「若君」とはつまり松平竹千代君に相違なく~。先週金魚を見て自分と同じだとお嘆きでしたねえ~。

先週のラストは十兵衛君との別れの痛手でぼ~っとしていた京の駒さん。天正18年夏…一人ふらふらと歩くうち、賑やかな囃子の音が聞こえてきた、そこら辺の振り返りからスタート。音の元は旅芸人の華やかな一座。踊って練り歩いて、火まで吹いて。この人は多分座長の伊呂波太夫。そうそう、駒さんは戦火で一人ぼっちになった所を旅芸人の一段に拾われたって話でしたね。でんっででんっででんっででん…

 駒さんを探す東庵先生。旅芸人の一座は公演の準備中。あらま、駒さんったらお茶目に綱渡りをご披露?綱の上で新体操まで始めたで!普通の町娘にしか見えない駒さんの妙芸に一同あんぐり。駒さんを探しに来た東庵先生も驚いております。星三つです!
 え、この旅芸人が例の旅芸人?こんな偶然あるかしら~♪小さい頃旅芸人から東庵先生に引き渡されたと言いますから、三つ子の魂百…ま、まあまあ、十九、二十歳までも~♪

 先生とも駒さんとも、かねて顔見知りの座長・伊呂波太夫、駒さんを助けた座長さんはきっとこの方の父上なんでしょうねえ。伊呂波太夫の言う事には、東は常陸から西は薩摩まで回ってきたそうです。尾張にも行ったって。織田信秀様と直々にお会いして、東庵先生と双六勝負の一件も聞いてるって。顔が広いなああ~。
 東庵先生も華麗な二重スパイみたいな振る舞いをなさってましたし、菊丸君は真っ向勝負の忍びの者ですし、伊呂波太夫もなかなか一杯食わせ者なんでしょうねえ~。
 美濃にはいかなかったが、明智十兵衛と言う若い家臣と会ったかとお訪ねの太夫。駒さんビックリ!どうして十兵衛君を知っているかと言うと、松永久秀様から聞いたそうです!松永様と言ったら足利幕府の実力者三好長慶様の有力家臣。伊呂波太夫、お~そろしく顔が広い~。東庵先生の名前もあちこちで聞きますよと返す太夫。和んでますなあ~。

 このところ駒の元気がないと東庵先生に相談された伊呂波太夫。駒さんを伴ってお団子屋へ…。ちゃんと時代っぽいお団子ですねえ。ここで団子三兄弟が出たらびっくりするもの!
 伊呂波太夫には十兵衛君への思いを残らずコクる駒さんでございます。好きなお方がずっと遠くへ…。団子相談室のお姉さん曰く、世の中辛い事があると必ず良い事がある、と~。
 良い事…一つありました!火事から助けてくれたお侍、どうやら美濃の方だと分かったのです!嬉しかったと話す駒さん。それならすぐ見つけられると請け負う伊呂波太夫。どうしてかと言うと、そのお侍が駒さんを連れて来た時着物の紋は「桔梗」だった!衝撃の事実~!
 桔梗ったらあの方のご紋だよ!ね!ほら、視聴者は皆覚えてますって!さっそくこういうのかと描いて見せる駒さん!まさにそれ!

 太夫の言葉を受け、いそいでお部屋に帰って、こないだ十兵衛君から貰った扇子を開いてみれば!この紋所が目に入らぬか~♪桔梗のご紋でございます。そうそう十兵衛君の父上がさああ…って所まで駒さんが断定することは出来ませんが、ご一族であった可能性が高い事は分かります、分かります。分かって感動の涙を流す駒さんなのでありました~。見切れた感じに映る東庵先生のボケた佇まいがステキ。そして太夫とともに見守るところでピンが来た!手慣れたもんですよねえ。

 天文18年11月、ザビエル様が来日したころですかねえ…、三河で戦が勃発。当時織田信広様が守っていた安城城が今川義元様によって落とされまして候。信広様は捕らわれの身に?この方は信秀様のお子様にして、信長様の腹違いの兄上だから!絶体絶命?なんかこのシーンは少し…安っぽかったかなああ。

 お城に呼ばれる叔父上・光安様と十兵衛君。相変わらずお部屋で槍なんか振るってはるわ斎藤利政様~。吊るった銭を真っ二つ…大リーグボールかよ!今川は信広様を人質にして竹千代君との交換を要求しているとか。したらもう三河全土が今川のモノに!したら今川は虎!織田は猫!猫を守るために虎と戦わなければならない美濃!迷惑!恐るべし今川義元!
 信広を見殺しにできるのならまだ信秀にも見込みがある…。怖いなあやっぱり戦国。利政様は十兵衛君に向かって尾張への出張命令です。帰蝶様を通じて情勢を探って来いって訳ね。鬼め!命がいくつあっても足りぬわっ!十兵衛君もさすがに怒ってますねええ。

 我が子を見殺しにはできないと仰るのは織田信秀様。ですが、嫡男の信長様は自業自得だと反対されます。竹千代殿を我が城に移して守る!今川に渡すわけにはいかない、と~。いち早く松平広忠様を討って危機を引き寄せた張本人が良く言うわ~。
 父に反抗した信長様。人の上に立つ器量にやや欠けておるかのうと信秀様。ここぞとばかりに、後を継がせるのは信勝の方がヨロシイと言い縋る奥方様の土田御前。物事には天の与えた順序があると諭す信秀様。そなたから生まれた最初の子どもに家を継がせる。多少の器量のあるなしで順序はかえないよ、と~。

 困ったときの菊丸頼みで熱田の市へやって来た十兵衛君。まさかの忍び・菊丸君はシレっと出迎えております。十兵衛君が菊丸君に頼むのは味噌を売ってくれとのご商談。お味噌を手土産に、帰蝶様のご機嫌伺に参りましたという言い訳で会いに行くサンダンス軍曹!
 いやでも~。これって熱田のお味噌で大丈夫なの?美濃のじゃなくて良かったんですかねえ?味が違うでしょ、た、多分…。はあああ!これが後々のお料理打擲の伏線だったりしてえええ~!…うがちすぎてましたか?こりゃ失敬。
 忍びの菊丸の情報網は完璧です。竹千代君が今川に送られそうだと既にご存知!帰蝶様に会うまでもなくこいつに聞いといたらことが済むんやないですか?十兵衛様。竹千代様が気になるのかと問えば、自分たち三河の者は今川に言われるがままの状態。せめて竹千代様に無事に戻っていただかねば。今はじっと我慢をされ行く末三河に戻られ、立派な国を作られるのがワシらの望みですと答える菊丸君。竹千代様の無事を確認する任務で使わされてる忍びであれば当然のお言葉。でもそこまで家臣風を吹かせたら正体が勘付かれるんじゃね?

 首尾よく帰蝶様にお目通りの叶った十兵衛君。父上のお指図か?有難きお心配り云々…の後、もうよい白々しいぞよ!とまあ、なんのために来たかすべてお見通しなのよ帰蝶様。
 そんな所に信長様ご帰還!前に漁船で帰ってきた所を目撃してましたよね、十兵衛君。今回のコスプレ…しっけい!今回のいで立ちは~…なんか着物半脱ぎでショート袴よ。そんで裸足だから、なんだか幕下の行司さんを連想しますねええ。んでヘアスタイルが何時ものアレだ!吹き出し花火みたいな…茶筅髷って言うんでしたっけ?これまさに、メイキングオブノブナガ!スットンキョウバージョン!
 走る猪を鉄砲で仕留めた!って嬉しそうでしたねえ。そんなに帰蝶様に褒めてもらいたいって?試合に勝った小学生みたいよ♪この者こそこないだ話した鉄砲に詳しいモノでございますと、十兵衛君を紹介する帰蝶様。
 そなたが十兵衛かあ…信長様イキナリ鉄砲を見せて、どこで造られたものか当てて見よですって。よおおっく見聞した十兵衛君、渡来ものではありませぬ、近江国本村のスケダユウかトクザエモンの手になるものでしょうと見事言い当てた!そうじゃ!スケダユウじゃ!信長様ご満悦~。あがれあがれと十兵衛君とご歓談。後々の主従の運命の出会いですよ!

 え?前にあったことがあるって?熱田の海辺にいただろうって?運命の出会いは2度目だった~!よく覚えておいでで、信長様!よく見てるなああ!ちょっと声をかけられただけなのに!一度でもあったら忘れぬ。これはもう凄い記憶力だなああ。
 あそこで何をしていたのじゃと問われた十兵衛君。あるお方に命じられ信長様のお姿を拝見しようと…。あるお方とは誰じゃ?私でございますと帰蝶様。お前かああ!帰蝶になんと申した?よくわからぬお方じゃと!信長様ウケてる~。よくぞ申した!ワシも分からん。難儀なお方ですと帰蝶様が言えば、難儀で堪らんのじゃ。はっはっは~。ごきげんですな、若。

 信長様は朝早くからどうして釣りをなさっていたのか、釣りがお好きなのですかと十兵衛君が問えば。さほど好きではない。ワシは母上のお気に入りではなかった、母上は色白でご自分によく似た弟の方に目をかけておられた。ワシはそれが口惜しかった。
 ある日釣りに行って大きな魚を釣り母上に差し上げたら、ことのほか喜ばれた。それからワシは大きな魚を釣るため海に出るようになった。だがその後いくら大きな魚を差し上げても母上は良い顔をなさらなかった…むしろ遠ざけられた。母上は信勝に家を継がせたかったのじゃ。
 それでもワシは釣りを続けた!見事な魚を釣り上げて浜に帰って分けてやると皆が喜ぶ。嬉しくてたまらん!だからワシは釣りを続けるのじゃ、と~。寂しくって、いい奴だなあ信長様…。そして帰蝶様、信長様への思いがより深くなったってお顔でしたよ~。こういうのでいいんですよ、大河は。はでなCG なんてなくてもちゃんと心に残るもんね!

 そこに竹千代様ご降臨。将棋をしましょうと信長様にすり寄る~。そなたとはもう将棋はやらぬと突き放す信長様。もう童と将棋をせぬ事にした。どうして前のように遊んでくれなくなったのかと問う竹千代様。深刻なお顔で受ける信長様。
 先週この子の父親を殺めたんだもんなあ、一緒に遊んでやれないのも当たり前だのクラッカー。気まずいから十兵衛君や帰蝶様を残らせたんですね!ここで竹千代様曰く、信長様は私の父、松平広忠を討ち果たしたと聞きました。でもお気遣いはご無用。父上は母上を離縁して追い払い今川に付いたのです。大嫌いです。それゆえ討ち果たされても仕方のないこと!歳の差を感じさせないヤリトリ。
 よし将棋をしようと思い直し、十兵衛君には席をはずせと言う信長様。凄い英雄のスリーショットだ。ここで信長様が急に走り出す!なんだかやっぱりスットンキョウだなああ。

 明日また来い、鉄砲の話をしたいと十兵衛君に約束させる信長様。そして銭はあるか?銭は?城下の宿は高い、少し渡してやれと帰蝶様に命じてまた走って帰る。明日だぞ?この人も随分人たらしかも。っていうか信長様ちょいと小さい…それやこれやで、なんだか秀吉様っぽいような気がいたしますねええ~。
 帰蝶様曰く、信長様はまこと分からぬお方、まるで子供のよう。だがいずれこの国の主となるお方。聊か不安があると言えばある…。帰蝶様、夕陽に映えて綺麗。んで、もう帰ったと言っていたのに、菊丸君!信長様と竹千代様の将棋を天井裏からのぞいてはるわ~。

 信長様が竹千代様に打ち明けるのは、織田信広様⇔松平竹千代様、人質交換の段でございます。ワシは不承知じゃ。そなたを今川に行かせたくはない、が、兄上は…この話を潰せば兄は斬られる。迷いはある…。
 と、ここで竹千代様のご発言。今川は敵です。いずれか討つべきと思うております。その懐に入り見て見たいと思います。敵を討つには敵を知れと申します。信長様がお迷いなら、私はどちらでも構いません。…うわああ、栴檀は双葉より我慢強し~。
 信長様のお城を去る十兵衛君。イイ感じにきれいな画のなか、少し憂いを湛えた十兵衛君なのでありました。美濃の国が危ういんだもんねええ~。
 最初竹千代「君」と書いてましたが、菊丸君につられて、そして子どもにしてはもの凄いご覚悟に打たれまして、竹千代「様」となってしまったワタクシなのでございます~。9784149233833.jpg

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