NHK大河ドラマ「いだてん」第34回「226」

いよいよ来ましたね。二・二六事件!錦の御旗は昭和維新だったわけですけど、その実陸軍内の派閥抗争だったみたいに語られますよねえ。まあその派閥抗争の裏に国を憂える真心があったのかも知れませんけど、肝心の陛下がこういうのはお嫌いだったそうですからもう、何ともかんとも…っていうか○○維新とか○○新選組とか言い出されると、思わず疑いの海鼠で見てしまいがちな今日この頃でございます~。
オリンピック東京招致へむけて仁義なき戦いを繰り広げてきた治五郎先生以下のジャパン勢。あまりに露骨な招致合戦を快く思わないIOCのラトゥール会長は頭を冷やせと決定延期。逆らわずに勝つ流儀の治五郎先生はYOU日本へ来ちゃいなよとラトゥール会長日本へ招待。四三御大は先生の誘いに乗って家出しちゃうし、孝蔵君は暮らしが上向いて長屋を出ちゃうし、なんやかんやの大騒ぎの中!今週はなんと何と南斗六聖拳、二・二六事件勃発です!

お淑やかな感じの田畑の新妻奥様。お外では軍靴の音が!熊本では兄譲りの赤いケットで家出決行の四三御大。雪よ雪。引っ越し風景は孝蔵君御一家。昭和11年2月26日、陸軍の青年将校が決起して、昭和維新!尊王斬奸!さっそく向かうのは総理大臣と大蔵大臣!大蔵大臣って…高橋是清様だ~!軍隊の予算を削ったから…過大な軍事費の負担は国民を苦しめてしまうわけで、農村救済を考えたらいきなり殺しちゃうのは余りにも乱暴!クーデターが乱暴なのはアタボウでしたか?むううううっ!
いつぞやの是清様との謁見を夢見ているのはまーちゃん政治君。栄光の瞬間でしたものねええ~。そして当作的にはショーケン様の命の花が異様な迫力でしたね、ダルマ大臣。視聴者から惜しまれつつも、陸軍・中橋中尉の手により惨殺!家の外は物騒な雰囲気の軍人さんのご一行で、オットリガタナのまーちゃんはさっそく会社へと急ぐ、雪の早朝。綺麗なだけに余計に怖いよ雪景色。ぱんっぱぱぱぱぱぱぱんっぱぱぱぱぱぱぱんっぱぱぱぱぱぱぱ~~んっ!

 警視庁も占拠されましたそうで、クーデター!昭和維新!次はマスコミですね!そのマスコミの朝日新聞、事件を号外にする準備にかかる!と、そこに内務省からの通達、一切の記事差し止め!こんな大事件は一刻も早く知らせなければと思うんですけど、混乱を避けるために情報を差し止めるってか!
 
 さて熊本では。今や不良中年のたまり場としてすっかりおなじみの「カフェ・ニューミカワ」。四三御大は小松君とともにお茶してます。家出して駅まで行ったら、東京大混乱だって!これじゃあ家出は中止、行ったら迷惑だろうから~。孝蔵くんも引っ越し中止の助三郎。
 朝日新聞にも決起軍到来!先頭に立っているのは中橋中尉ですよ。さっき高橋是清に天誅を加えてきた所だ!国賊新聞を叩き壊すのだ!交渉に立つのは緒方部長。個々には社員もいれば、女子供もいる、抵抗しないから人間を避難させてくれと懇願。
 われらが“まーちゃん”田畑政治君は弱腰の部長に反発!ここで踏ん張らなければ言論の自由は終わりですよ!血気盛んですなあ、まーちゃん。んだけど銃持った兵隊さんに抵抗のしようが…ほらほら殴られた!今回は同情しちゃう!部長からも出ろと促されてしぶしぶ撤退の一幕でございます。いきなり殺しまくったりしないあたり、決起軍の皆様も理性を失っているわけではなさそうなのが少し救いがございましたかねえ。んで話は中断?志ん生師匠曰く、あの時代はシャレになんねえ!後を引き受ける五りん君はヤケのヤンパチやゐゆえよで、「目黒の秋刀魚」とまいりますかああ?
 緘口令が敷かれて新聞もラジオも真実を伝えられない中、寄席も中止の助三郎。やがて臨時ニュースがラジオで流されます。日本全国、むろんオムロンダイアポロンで熊本でさえもラジオに夢中よ!
 四三御大が池辺家に戻れば、奥様も大奥様もラジオを視聴中!だって東京で大事件なんだもん!四三旦那の家出の件…は気づかれてもおりませんでした!置手紙も見ずにラジオにかじりついてたわけですよ!スヤさんナ~イス♪それにしても幾江大奥様、何時までもお元気ですなあ。…あ、いえ、何より何より、何よりでございますねええ~え。

 つまが問う、ねえあなた…無反応、ねえまーちゃん、こっちむいてと囁けばたちまち目覚める政治君♪戒厳令下の東京では、決起軍が各種施設を占領して立てこもり睨み合いが続いております。体協の山本陸監がまーちゃんを訪って報告するに、IOCのラトゥール会長がサンフランシスコ出発、二週間後に到着!こんな時に?
 俺は怖い。俺が関わった政治家は次々に殺された。話せばわかると言った犬養さんも殺された。次はだれか?緒方さんか?河野さんか?俺かっ?記者になんかなるんじゃなかった!記者でなかったらもっと能天気にオリンピックをやれたというまーちゃん。
どんどん悲惨な状況になっていくのを、記者の田畑は見過ごせない…そりゃそうですよねええ。
 奥様曰く、だったら止めたらどうです?え?どっちを?どっちでも井伊直弼?夫婦の時間が増えればそれで井伊直虎?河童のまーちゃん奥さんに大反発、冗談じゃない!オリンピックは今しかない!結局そっちか~~。とにもかくにも丸にも点にも、オリンピックに邁進だ~Z!

 治五郎先生はこんな時だからこそオリンピックだと強引に事を進める…いやむしろ戒厳令にも逆らわない構えなのかな?東京市庁舎で開催されるオリンピック招致委員会会議です。治五郎先生、牛窪市長、副島伯爵、山本陸監、そして田畑まーちゃん水監、大多数はIOC会長来日に浮足立つ様子?んだけどまーちゃんここで先生に食って掛かる。
 何時戦が始まるか分からないこの状況、あんた本気でこの日本で、今オリンピックをやれると思っているのか!?俺無理だと思ってる正直!寝てないし!怖いし!死にたくないっ!…でもやりたいっ!!すでにまーちゃんの腹は決まっている様子でしたから、先生の本気を試したんですねえ、これは。あんたが本気ならついてく!やるのかよ!
 ンだが柔道の父の気迫は河童のまーちゃんを凌ぐものでした!やれるとかやりたいとかじゃないんだよ!やるんだよ!そのためならいかなる努力も惜しまん!よおお~しわかった!やりましょう!今後一切後ろ向きの発言はしませんっ!気合が入ったで!まーちゃん以下皆々熱気を放ってラトゥール会長おもてなし大作戦だ~~!
 これ家内が作りました!…ベルギーの国旗だ~~!やるなあ奥さん!ここで五りん君の振り返り…は、割愛。男子三日合わざれば割愛して見るべし!抜け道に詳しい運転手が要る?それならいる!ライトマンがね!だれですかそれ、治五郎先生~♪

 二・二六事件から二週間、反乱そのものは鎮圧されましたが、暗い雰囲気が世情に影を落としている頃ですけど、ラトゥール会長いよいよ来日。東京市庁舎ではバンザイと合唱でお出迎えでございます。友好ムードの中、因縁の杉村様を見るや、会長の顔色が変わりましたよ!ものごっつ嫌われてますなあ、杉村様~。
 国内視察は人力車で!車夫は誰あろう往年の清さんじゃないですか!久しぶりみたいだけど大丈夫?昔取った篠塚?治五郎先生以下、まーちゃんも写真集「日本」をもってご同行。ガイドよろしく!って、歩きか~~~い!ライトマンの清さん。襟元の「セイ」の刺繍が可愛いわあああっ!

 隅田川の桜を眺めて輪行。そんで歌舞伎を見物させてランチを奢って、いよいよ神宮競技場へと向かいます。ここは関東大震災の時には避難所となっておりました。清さんもそこにいらっしゃいましたよねえ。あれから13年…。東京はようやく立ち直った。だからこそ私はやりたい!ここでオリンピックを!治五郎先生の怒涛の攻めだ!
 マラソントレーニングの選手。カナクリ?と会長が仰るが、これは朝鮮から来た別の若手選手。カナクリを目指して、ハリマヤの足袋で頑張っているのでございます。
 明治神宮参拝の後、会長のたっての願いでお参りするのは、今は亡き岸会長のお墓です!あんなに熱くて愉快な人だったのに…合掌。死せる岸様生けるラトゥールを泣かす…。この日最後は寄席見物。出番だよ!孝蔵君!今は馬生か?これが秋刀魚か?演目は目黒の秋刀魚!そんなん外人のラトゥール会長にはわかりゃせんってばああ!
 いよいよ腹が決まったんだなと盟友孝蔵君に檄を飛ばす清さん。ああっと、そこにいるのは河童じゃねえかと驚いている孝蔵君。いやあ、いろいろ繋げてきますなああ。

 清さんのルート選定…こっちが近道だと下町の細い道を通ります。と、子どもたちが遊んでおります。これが身構えのない本当の日本の姿よ♪ゴム飛び、竹馬、ラトゥール会長は車を止めさせて見とれております。と、勝者の頭に花輪が乗せられました。雑草のお花で作った冠ですけど、これって…オリンピック!君の写真集より良いぞ?まーちゃん立つ瀬なし~!
 そこにサンマを焼く香ばしい匂い!予約してるうなぎ屋につく前にすっかり腹ペコだと言うラトゥール会長。ならばつなぎのしのぎにと清さんが自分のお弁当を差し出します。そのお弁当こそ!実は実は実は実は~~…

 オリンピックの偉い人が東京に視察に来ていると言うニュースは熊本にも伝わっております。そこで四三君が見せるお手紙、治五郎先生からの召喚状ですな。オリンピック招致の力になって欲しいと言われていると、奥様、大奥様に切り出されます。
 最初っから素直に言っとけばよいものを、いつも何かと回り道をされますなあ四三御大。まあそれが人物に陰影を加えるわけで、視聴者的にはOK牧場ですけどねええ。すでにすべてを見抜いていた感じの幾江大奥様、そぎゃん行きたかなら行ったらヨカ、そん代わり立派にきっちり成し遂げてこいと、あっさりとご了承。
 良かった~、四年後の大会ば見届けたらすぐ帰りますと仰る四三御大。んだけど安心のあまり口が滑った!俺なんかおらんでも寂しくなかでしょうが…。大奥様怒った!箸を叩きつけた!寂しくなかこつ、あるわけなかろがっ!
 大奥様は怒り心頭、な~し他人行儀な冷たかことを言うかこの男は!もう観念して息子になれ!働かず走ってばかりの息子でも四年も居らんかったら寂しか!それが親じゃ!アホが!アホが!
 こっちは息子を無くして、お前は産みの親を亡くして、養子として引き受けたからには息子なんだって!幾江大奥様はそういう人間じゃんよ!おっかないけど情が厚いんだよこういう人は!分かってんだろうにもう、つくづく余計な事を言ったなああ、四三御大…。
 おもわず大奥様を抱きしめる息子の四三君。すみまっせんお母ちゃ~ん!すみまっせん!すみまっせん!袈裟固めからのグランドコブラった~~い!…お父ちゃんの号泣に子供らは大喜びでんがな~~~♪はっ、この展開、なんだか悲しい顛末になりそうな予感が…

 東京視察中のラトゥール会長、今度は講道館に連れて来られて柔道のお稽古です。そんでこれ、杉村様に通訳を頼んだ上で、治五郎先生の告白タイム!実はムッソリーニを説得させたのは自分なのだすまん、と頭を下げる治五郎先生。岸君は志半ばでこの世を去った…自分も年だ…若い世代につなげなければならないと焦ったんだ…エクスキューズミーと謝りつつも、東京でオリンピックをやってくれたら最高の大会にして見せると説得につなげます。杉村様も平身低頭お詫びを申し上げ、そこを救うのはまーちゃんだ!杉村様の功績をたたえつつ、お疲れさまでしたと送り出す構え~。なんか少しこう、ちゃっかりした感じがしちゃうところは流石のまーちゃん河童天国だわなああ~。

 やがて視察のシメの記者会見にいどんだラトゥール会長。この国では子供でさえオリンピックを知っている…あああの花輪ね。戒厳令の町でスポーツに熱中している…ゴム飛びか~。弁当箱の中にまでオリンピック精神が満ち満ちている…件のセイさんのお弁当!言わずもがなの日の丸弁当を!そう見ましたか~~。このことをベルリン総会で力説する…いやそれ殆ど誤解だってば!
 …美味しいんですかい?それは光栄!日の丸弁当の旨さは白人の方にだってわかるんですなああ!だからオリンピックはアジアに来るべきだってか?上出来すぎやで~~!
 結局のところ皆が知恵を絞ったオモテナシの懐柔策ではなく、何気ない日本の下町風景を勝手に誤解して味方してくれることになりましたとさ。まああれだ、これも例の「逆らわずして勝つ」だから!結果オーライ!って事で~。
 オリンピックは東京に限る!五りん君のガッツポーズ!盛り上がって来たで!清さんカッコイイ!奥様も大喜びさああ!そんで会長の人力車の横を通るマラソンランナー!「カナクリ」?いいえ、金栗は熊本ですよと否定するまーちゃん政治君ですが、いやいやこれ、金栗御大と小松君じゃないですかあああ!まだまだ走るで!金栗四三~~~!

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