NHK大河ドラマ「いだてん」第37回「最後の晩餐」

なんですかこの意味深なタイトル「最後の晩餐」!さてはこの中に裏切者がいるのでしょうかあああっ!ああっと、いえいえそうじゃなくてこれきっときってかってきての…いよいよの「巨星墜つ」?いやあああっ!そんなあああ~っ!
いやでも歳勘定から言ったらそうだよね!やだあ~。主人公交代を経る中、ずっと第一線で活躍してきたじゃないですか先生!先生のいない「いだてん」なんて!まさに心にぽっかり穴の開く心地でございます。

てんつくてんつく…お馴染みの五輪寄席でございます。志ん生師匠はジャイアンツの優勝パーティーに呼ばれて欠場ですか?五りん、後は頼んだよ~!ってなところから…河野一郎君が国会で、オリンピック誘致に大反対の大演説開始!先週盧溝橋事件!そして日中戦争がおっぱじまって、んじゃあオリンピックどころじゃねえじゃんよという声が湧き上がってまいりました!
しかもまだ競技場だって決まってないて言うじゃないですか。こりゃあ無理ったいね~。この日のために神宮外苑競技場を作られたと言うのに、ベルリンを見たからでしょうか、国民は小ぢんまりとした大会など望んでおらんと言い張って、もっと大きな箱を欲しがっているのは舌切り雀のお婆さん…ではなく、言わずと知れた治五郎先生。
紀元2600年のお祭りはちゃんとやらなきゃって…なんですかこの、先週から人柄が違ってきているような、柄にもない事をやり出したらフラグが立っちゃうんですかねえ、ここらへんは。そんで日中全面戦争ですから、お国の予算にも余裕はなく、大きな箱を作るお金の算段が立つはずもない状況なのでございます。
河野一郎様はカッパのまーちゃんを襲って問い詰めて、まーちゃんは必死になって治五郎先生を擁護しております。その頼みの綱は、いだてん・金栗四三だ!走るんだってよ!聖火ランナーとして東京の町を!
スヤさんも上京してイイ感じの夫婦の邂逅です。出征兵士を見送る明るい画像。こん時はすぐに方が付くとみんな思ってたんですな…あっまあ~~いっ!
ぱんっぱぱぱぱぱぱぱんっぱぱぱぱぱぱぱんっぱぱぱぱぱぱぱ~~んっ!

 この年、足袋の播磨屋・黒坂辛作様の奥様が身罷られました‥合掌。リクさんと初対面のスヤさんももう、かねて見知った乳仲間。小松君はリクちゃんに惚れとるバイ!すべてお見通しのスヤさんなのであります!小松勝、ちゃんと監督せんといかんバイ!
 いやあ、ずいぶん積極的にリクちゃんに迫ってるなあ、今更気づいてインターセプトの堅物師匠だ~♪日中戦争の方は拡大の一方だ!
 切羽詰まった末治五郎先生に反旗を翻すのは副島伯爵だ!近衛文麿師匠に、補助金がもらえないのなら開催返上だと言い募った!
 怒りの治五郎先生に対し、返上するなら今のうち、ギリギリで返上となったら代替開催国が擁立できずオリンピック自体が中止になって、そうなったらもう二度と日本で開催する事が出来なくなってしまうから、と言いつのる副島伯爵!…良い読みしてるじゃん、副島伯爵。
 だけどベルリンの亡霊にすっかり取り付かれている治五郎先生に正論をいくらぶつけても一向に引く様子はございません。何が何でもやるんだよ!…あれあれ?逆らわずして勝つのが信条の先生にしては随分強引グマイウェイですなああ。

 僕たちは泳いでいていいのでしょうかと選手から問い詰められるまーちゃん。必至に激るけれども、中国に決死の出征をしまくっている若者を尻目に体育にいそしむなんて…。
 この一大事、朝日新聞に単身殴り込みの金栗四三御大!ベルリン大会は中止になって、当時絶好調だった自分は涙を呑んだ!今度はあれ以上だ!ドンパチやってる国が当事者で平和の祭典?矛盾の極みじゃん!返上!反対!絶望!まーちゃんだって矛盾の極みに胸を振るわせてて、言いたくはないが河野の言う通りですと白状!
 自分は今、若い選手の育成をしている、調子も上がっている。こん真夏の東京で真っ黒になって走ってる!田畑さん、梯子ば外される選手の気持ち、わかりますか田畑さん?と言いつのる四三御大。戦争になろうがどうしようが、矛盾してようが何だろうが小松君ば走らせたか!
 矛盾じゃない、いや、矛盾だ、スポーツに矛盾はつきものだと、訳の分からんことを言うまーちゃん。そうか、四三御大はなんとしてでも選手を走らせてやりたい派か…わかるけどねええ。そもそも、なぜ走るのか、なぜ泳ぐのか、答えはない!あんたもおれもないじゃんねえ、戦争で勝ちたいんじゃない!マラソンで勝ちたい、水泳で勝ちたいんだよ!こういうとこでは心の通う両主人公でございます。だからって結論はたやすく得られなんですよねええ。

 小松君は国内大会で大活躍だ。若い頃の四三さんと同じだとスヤさんが太鼓判!よおおおっし!がんばれ小松!がばだした!小松君ようがばだした!世界で通用するいだてんばい!リクちゃんも大喜びですよ!
 河童のまーちゃんも水泳を率いて、矛盾の中思い悩む毎日。あれが何がってわけがわからんけど、全てを悟る奥様。分かってますよ、なにでしょ?あ、いよいよ治五郎先生に反旗を翻すのか?朝食はキュウリ尽くし!河童に戻って下さい!近頃のあなたは見るに堪えません…。いい奥さんを貰ったなあ、河童のまーちゃん!

 IOC総会で強引に東京大会をゴリ押しする構えの治五郎先生。徒手空拳ながら、日本は大国!必ず開催すると宣言する治五郎先生。そこにまーちゃん、返上するなら同行します。開催すると言うなら行きません。この通りです!おおおお、土下座だああ!この通りです!嘉納さん、返上してください!ダメだ、こんな国でオリンピックやっちゃあオリンピックに失礼です!普段唯我独尊の河童のまーちゃんがここまでへりくだってんですから!分かってやってもいいんジャマイカ治五郎先生。
 まーちゃんさらに言いつのる。こんなみっともない事をできるのは嘉納さんしかいません!胸が締め付けられるなああ。治五郎先生はでも、オリンピックは…やる!今の日本はあなたが見せたい日本ですか?口先だけで大風呂敷を広げる嘉納治五郎なんか見たくない!前向きに返上して欲しいんだ!今あなたが潔く返上してくれたら戦争が終わったあともう一度オリンピックを招致できるっ!
 んだけど…残念です…まーちゃんの心からの説得も、治五郎先生には届きませんでした。必死に走っている四三御大の画像がいたいけでしたねええ。

 エジプトのIOC総会に乗り込んだ!案の定の矢吹ジョーで抗議の声が渦巻いております。いつまで戦争をしてるんだよ!競技場はどうなったんだよ!ってな感じに責める声を全て押しかえ~す治五郎先生!
 オリンピックと政治とは無関係、私を信じてください…泣き落としだ~。世界中から愛されている自分の立場を嫌味なくらいに利用しております。トラストミー!この人が本気になったら世界が動いちゃうんだよねええ。そんでやっぱり東京オリンピック開催再決定!ばんざ~い!…で、良かったのかなああ?

 政治とスポーツを別に考えられない軍事国家か?日本はどうしてこうなのか、自分は返上してくれと言ったのに、嘉納さんは持って帰って来てしまった!助けてくれ、河野!バー「ローズ」で悩めるまーちゃん、こういう人が弱気になってると、何とかしなくちゃって思っちゃうんですよねええ。

 帰国の船に乗り込む際、治五郎先生に自己紹介する紳士…外交官の徳川秀忠…様じゃないって!平沢和重様!…後々超大活躍をされた方ですよねえ、当作の第一話で既にご登場でございました。え?治五郎先生の最期を看取った方?看取ったって事は…がが~~~ん!船中にてにこやかに親交を深める治五郎先生と平沢様。んだがしかし、ひどい時化で!海が荒れ!治五郎先生随分弱ってしまいました。
 体調を持ち直して、船内社交場復帰の治五郎先生。船長招待のお茶会にて…人生で一番面白かった事をお話ししましょうとのご提案。すでにご自分の運命を悟ってらっしゃいましたか?
 さてさて…平沢様の人生で一番面白かった事は…今朝私の大便が平沢の平の字に…なんじゃそりゃ!閑話休題!治五郎先生の面白かった事は、羽田のオリンピック予選だ!真っ赤な顔して「いだてん」が現れたあの時だ!しかしこれ一番ではない。ストックホルムのオリンピックも面白かった!日本の旗を掲げて、金栗君と三島君と行進した一件…だがこれも一番ではない。
 ロサンゼルス大会、田畑ってのがいてね…口は悪いが言っただけの事は必ずやる!すごかったからね、ロサンゼルスの競泳は。毎日のように日の丸が上がって君が代が流れるんだよ、鼻が高かった!俺は日本人だ!現地の日系人に感謝されたのが一番でしょうか…いやいやいやいや、一番ではない、田畑が一番だなんて、そんな事はない。難しいね、一番となると~。
 一番は東京オリンピックじゃないですか、と平沢様が問いかけると、そこだよそこ!これから!一番面白い事をやるんだ!東京で!本当にできるのかなって眉をひそめた西洋人どもを「あっ」と言わせるような!みんなが驚く、みんなが面白い、そんなオリンピックを見事にやってのける!うんっ!これこそ一番!最高傑作はネクストワンの精神ですな、治五郎先生。
 これを聞かされちゃっちゃア後には引けんでしょう平沢様も…。え?治五郎先生随分咳込んで、お加減悪そうですけど、大丈夫…じゃアないんですよねええ~。

 金栗四三御大の足袋の紐が切れた!どうしました金栗しぇんしぇ…。昭和13年5月4日、嘉納治五郎先生は帰らぬ人となりました。享年七十七…ダメだ、笑いに持って行けませんと詫びる五りん君。
 帰国の船に駆けつけるまーちゃん。あれもう棺に入ってんじゃんよ!遺影が飾ってんじゃんよ!なんだよもう!いきなりすぎるって!平沢様は、田畑まーちゃん政治君に先生の形見の品を渡します。「ストップウォッチ」!これを田畑に…後を引き継げってお心かあああ!まだ動いてます!
 オリンピックは…やる!生前の先生を思い出しつつ、副島伯爵もおお泣きだ。棺にかけられる五輪のマーク。これが予告の映像だったか~。
 治五郎先生がストップウォッチを押したのは何時ごろ?なんじごろ?なん治五郎?などと訳の分からない反省をしている五りん君の元に齎されるバッドニューズ・アレン!師匠が倒れた!脳梗塞よ!

 柔道だけの偉人ではなく、日本のスポーツ界の偉人の愉快な大先生がいた!それがわかっただけでもう、今年の大河は良い大河!っていうか、嘉納治五郎!堂々のばんざい人生だ!ばんざいばんざ~~い!…あれ?二枚目!とか、男前!とか、後家殺し!とかってコールした方が良かったですかねええ。
 けん引役がいなくなって東京五輪開催は風前の灯火、つーか歴史の事実としてアカンようになるわけですが…とにもかくにも丸にも点にも、あと何年も先になるけど、オリンピックは必ずやったらあああっ!やるったらやるったら、やったらあああっ!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント