NHK大河ドラマ「いだてん」第2回「坊ちゃん」

夜明け前、坊ちゃん…次はもしかして、舞姫かあああっ!ゴホン、閑話休題。巨大オリンピッカーが東京の街を圧倒して、背広の半魚人が泳ぐOP、これ、ワタクシは大好きです~。

 血みどろと思いきや、帽子の色が流れただけで、んでも疲労困憊!大東京大運動会で見事優勝の韋駄天、金栗四三様!いよいよ本日から本場所開催です~!

 浅草ロックの志ん生師匠。金栗四三さんとの縁が深いと得意げな師匠、ここで若かりし頃の自分にバトンタッチ~。遡る事西南戦争!なんすかこれ、去年の大河につなげる気?そんなこんなの九州熊本!
 明治42年熊本県玉名郡春富村に生まれた四三君。稼業は酒蔵だったところを父・信彦の代で倒産!倒産が父さんです!貧乏子だくさんで子供は七人。下から二番目が四三君なのでありました~。
 この「四三」の名の由来は…生まれた年ではないですよねえ明治42年なんだから。実は父上がそのとき43歳だったから!うう~む。
 遡ること壱年前、東京神田、後の古今亭志ん生事、渡辺孝蔵君も生まれました~。ってな小話を挟みつつ、四三君、生まれつき病弱だったとか~。丈夫にならんといかんバイと言い聞かすのはお婆上か~~。
 んでその頃、若き嘉納治五郎先生は熊本にいらっしゃった!第五高等中学の校長に就任!小泉八雲や夏目漱石も先生を慕って付いてくるって!

 四三君五つの頃。お婆上のスマさまの言うには、病弱な四三も治五郎先生にだっこしてもらえば丈夫になっと!金栗兄上の実次様…すでに町役場に勤めてるんだそうな~。年の離れた兄上ですなあ、閑話休題。実次様はお婆上の話を一蹴。迷信に近いですもんねえ。
 んだけど金栗父上信彦さまは大乗り気だ!そんなんだから稼業が潰れるんじゃないのかなああ~。齢五つの幼子連れて熊本市中の五高まで十里の道のりを…十里って40㎞うううう!そりゃあ韋駄天の戴宗だったら一日五百里走るでしょうけど、まだ韋駄天覚醒前の五つの四三君には酷だよ~。…え?むしろ父上の方がへばってる?四三君の方が保護者みたいよ?
 田原坂?いやああ、昨年の大河が思いやられますなあ、父上~。金栗家にも官軍が押し入ってきた?嫌な思い出ですわなああ~。ご先祖の刀は守った?これはまあ、言いようでございますなあ。

 ようよう五高の柔道場へ着きまして候。んだけどすでに大有名人の治五郎先生にしてあれば、見物人が十重二十重!とてもとても信彦様では近づくこともままならず。んだけどそばにいた肥後もっこすのお兄さんが四三君を抱きかかえて向こうを見せてくれました。え?これ肥後もっこすではなく、某夏目大先生?いやあああ~~!そんなはずは…。
 四三君がちょおおっとだけ目撃した治五郎先生は…後ろ頭だ!後は帰り道の遠目のワンショット…結局それだけですごすごと帰ってきた金栗親子。さっそくスマお婆上が嘉納先生に会ってきたかと尋ねると、金栗父上はシレっと嘘をつく!そのために行ったんだから!嘉納先生にだっこしてもらったからもう大丈夫!って…嘘も時に人を救うんだなあ。幼い四三君には納得できてないようですけど~。全てを悟っている感じの兄上が、結構頼もしいお方なのかもしれませんなああ~。

 翌年尋常小学校に入学するも、案の定の矢吹ジョーで、体が小さく虚弱体質の四三君でした。登校拒否?兄上に叱られてる~!逃げてる~!逃げ足だけは速かった!!閉じ込められた?二畳ほどの「学校部屋」!学校に行かないならここに閉じ込める?厳しいなあ、お兄ちゃん!四三君泣いてるし~~!
 そんなある日、金栗兄上実次様の奥様の、つまり義理の姉上がご出産!この当時ですから家でサンバでちゃんちゃかちゃっちゃ。義理の娘の妊婦のキヨメ様に指導されてる母上直伝の呼吸法!ひっひっふ~ひっひっふ~…ってやつか!あ!やっぱそっから来るのか!
 さっそく学校までの山道を駆け上りつついろんなパターンの呼吸法を試してみる四三君。結果としては、すーすーはーはーが一番よろしいと分かりました。病弱ながら習うより慣れろで足は丈夫になってきた様子です。やがて高等小学校に進学した四三君は、往復三里の道のりをすーすーはーはーで登校下校。だんだんと韋駄天の領域に入ってまいりましたねええ~。

 ここで高座の志ん生師匠。親の金を使い込んで勘当された孝蔵君。どうしようもなくなった末の逃避行…

 明治38年、四三君は満14歳になる年の事、父上が血を吐いた!さっそくかかりつけのお医者さんを呼びに来た四三君です。先生は馬を使って急行!んで、取って返して徒歩で家路を急ぐ四三君。もうくらくなった夜道の坂道、四三君の身を案じたお医者の娘の春野スヤさんは提灯をもって追いかける…青春の甘い香りがしてまいりましたな、こんな時になんですけど…
 今わの際の親父に向かって、四三を上の学校にやりたいと言い募る兄上様。この人もイイ人ですなああ。
 スッテんコルゲンのスヤさんを伴って…父危篤のこんな時にアレですけど、青春の甘い香りがますますやって来ましたよ!超濃厚なのが!四三君!
 四三は嘉納治五郎先生にだっこしてもろたけん、とっつけむにゃあ男になるバイ。生きろよ四三、父ちゃんの分まで走れ…と言い残して父上絶命!親の死に目には会えなかった四三j君ですけど、これが次のステップへの羽ばたきか~!すっす、はっは、すっす、はっは…。

 四三君は中学校へとご進学。寄宿舎で暮らしますが週に一度は5里の道のりを走って実家へ戻ります。ご学友の美川君は、戦争の日本の勝利に大喜び!にしてもしかし、病弱っちゅう割にはかなりの健脚ですよねえ。四三君が家族に明かす進路希望は海軍兵学校!ここなら授業料が要らないから!卒業したら即将校だし!当時としてはなかなか魅力的な進路ですなあ。父親代わりとなった兄上の実次様も喜んで納得してくれた様子。
 良かった良かった…って、まだ合格してなかった!四三君の心配は身体測定の体力検査。中学校の五条先生は四三君に、何とも荒々しい風邪予防を伝授です。それは冷水浴!朝起きたらとにかく頭から水を被っとったい!なんの修業かああ~~~!うわあ…綺麗な裸身ですよ、勘九郎様~~!とにかくカブっとたい~!そして…風邪をひきました。あにゃ~~ん!
 とにもかくにも丸にも点にも、荒々しい男として自己改造の日々の四三様。ご学友の美川君がいろいろ唆している気配~。

 さあさあやってまいりました海軍兵学校の入学身体検査の日!四三君は橋の上で黄昏てるの?そんな所を待ち受けていたかのようにタイミングよく通りかかる自転車のスヤさん!っていうか待ってたでしょこれ!どっかの陰で四三君を!やるなああ…って、そんな演出ではなかったですか?こりゃ失敬!
 あいたかばってんあわれんたい…たったひとめでよかバッテン…これってハイカラ節?の替え歌ですって。一名、熊本自転車節だそうな~。なんとも弾けたハイカラ娘ですなああ。海軍兵学校を受けるんですってと問いかけるスヤさんに応える四三君、落ちました…ショボーン。目の検査で不合格?あいやああ~~…皆に合わせる顔がないと萎れちゃってもう。
 スヤさんが励ます励ます。将来四三さんの妻になる人は喜ぶ!戦死したりする心配がないから!って~。そんでも合わせる顔がないと言う四三さんに対して、
 大丈夫ならそれでよかたい!将来四三さんの妻になる人ならそう言うですよ!どうしてそんなに千里眼?これはもう、やる気満々なスヤさんですよ!丈夫な体を国の為に使うか自分の為に使うか。決めるとは四三さんたい!怒ればでっかい噴火山タイ…ってのはキレンジャーでしたね?失敬失敬。
 なんだかもうデキる寸前の二人の会話が続きます。そぎゃんたいなあ、丈夫でん病弱でん俺の体は俺のもんたい!
スヤさんは自転車で、四三君は後ろを押して駆け足で、仲良く帰宅のコーラスは、やっぱり歌うよハイカラ節ヨ。ち~りり~んち~りりんと出て来るは~…。景色がいいなああ~。

 さてさて舞台転換、若かりし頃の志ん生師匠の美濃部孝蔵様のターンでございます。ハイカラ節の響く中、芸者遊びが建て込んで、小梅さんをうまい事使って、付き馬の借金取りをまんまと撒いて、逃げて逃げて、入ったところが寄席の客席。噺はちょうど名人の橘家円喬師匠でございます。演目は正にその「付き馬」!その語り口に魅了された態の孝蔵様、これは…既に突入してしまいましたか、落語名人への長い長い旅路の旅立ち~~。この人の弟子になるって?たまにはスポーツも悪くないもんです…うう~~む。

 四三君のご学友、美川秀信君…あ、今思い至ったんですけど、前回の志ん生師匠のターンにも出てませんでしたかこの人…間違ってたら御免ですけど…。美川よぉ~!じゃなくて、美川君が言うには、東京高等師範学校を受験する!って~。美川君から渡された冊子には…なんとなんと!南斗六聖拳!嘉納治五郎先生の名前があったあああ!進・路・決・定!
 いだてん、熊本を出て東京へ!次回もまた急展開!テンポ、速いなあああっ!

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