NHK大河ドラマ「西郷どん」第7回「背中の母」

戯れに母を背負いてそのあまり重きに潰れ一歩も歩まず・・いえこれは我が家の話我が家の話。西郷どんではやっぱり、その軽さに驚き泣かれるんでしょうねええ~~え。っていうか今作ではかなりの泣き虫ですよねえ、吉之助どん。後年あの偉大な大西郷に、この人がどう育っていくのか、そこに注目!・・・んだからこそ無茶なコイバナは当分棚上げにしといてくれたらなああ、ってな感じも~・・。

本日はアバンはナシヨのいきなりOP!相変わらずドローン大活躍でんな~。

 嘉永五年・・坂本龍馬様は江戸遊学前年の修業の身だったころ、我らが吉之助どんは既に下っ端ながらお役目を得て斉彬様にお目見えが叶った頃合い。ここでトンカチ崑ちゃんお爺上の龍右衛門様ご逝去!吉之助の嫁の顔が見れなかったのが心残りだったとか~。
 貧乏な西郷家には嫁の来てがないと躊躇う吉之助どん。んだけど先週ございました!ちょいと身分が上の伊集院家のパパさんが御前相撲で吉之助どんを気に入ってくれたんでした!善は急げと西郷パパ上吉兵衛様が話をまとめにかかりましたよ~。

 謹慎中ですが若者に勉強を教えている正助どん。いつぞやの松下村塾みたいな感じでしょうか?そんな正助どんがふと見ると、嫁取り問題でもめている西郷家。興ざめじゃな~。このままでは戦争になるのかと問われて、そんなことはなかろうと応える正助どん。頼りにされてますなああ。
 んで、木に登っている吉之助どん。正助どんも登って一緒に語り合う・・今は嫁取りどころではない、殿と一緒に参勤交代で江戸に登るのが吉之助どんの当面の夢!おいも江戸に行きたか~!と唐突に叫ぶ正助どん。謹慎が解けなければその夢すら見る事が出来ない境遇なのでした~。

 吉之助どんの目下のお役目は、少しでも多く米が取れるようにする事。徒に搾取するのではなく、経済の根本は勧農であるとする斉彬様の方策で、牛を貸したりして新田開発を保護援助。だんだんと米がとれるようになってお百姓もやる気を出してらっしゃる。つまりそこで泥まみれになって地べたを這いつくばって世のため人の為に働くのが吉之助どんの武士道だ~。気持ちの良いお顔をされてますなああ~。
 一方その頃、いよいよメリケンの黒船が日本に向かってまいりました!第一報を受けて深刻なお顔の斉彬様。いよいよ動く!んで次の出府のお江戸行きには見込みのある二才を連れて行くとお決めになりました。知らせを受けて浮き足立つのは配下の若者たち!江戸へ行けるのか~!
 おいが選ばるっかも知れもはんと期待に胸を躍らせて帰宅する吉之助どん。このセットがいい感じだなああ~~。閑話休題。だがそこにバッドニュース!アレン!母上の満佐様がお風邪をひいて寝込んじゃいました。
 実はずっと具合が悪かった?気づかなかったのか吉之助どん!父上が仰るには、どうやらお爺様の死病つまり労咳をもろうたみたいじゃ・・この間も血を吐いただああ?ヤバいじゃんよ!
 一刻も早く吉之助に嫁を貰ってくれというのは母上の命がけのお願いだ!だからどうか母を安心させるために嫁を貰ってくれと?そうまで言われて嫌だと言ったら人間失格だもんなあ・・吉之助どんもお首を縦に振らざるを得なくなりました。

 一方斉彬様は、於一様を呼び出されまして、御前相撲の経緯を話し合って、その上で、斉彬様に靡いた於一様を、これからは斉彬様の養女とするとのご差配。それはつまりあの御前相撲でバクチに強い事が分かったから!運の強い者が欲しいわけ?島津家当主の娘として輿入れして欲しいとの仰せ!そのお相手は!こっちは既に丸わかりですけどおおお!

 いろいろございましたがようよう吉之助どんと伊集院家の須賀様の婚礼の義が執り行われまして候。ぎこちなくご挨拶をする当事者二人。んだけどこの花嫁さんは愛想がないなあ。嘘でもいいから口角あげて笑ったふり位しそうなもんですけど、徹頭徹尾のむっつり右門ですよ~。
 婚礼の宴席で話題になるのはやっぱり新たに選ばれる江戸詰の件。吉之助は選ばれるだろうという上鍛冶屋町青年団に対し、んにゃ分からんと言葉を濁す吉之助どん。さては母上を案じて江戸行きを断念したか~?
 だけどやっぱり表情が硬いわ、新婦様~。お酒は飲むの?結構強いの?んだけどお愛想はないんすか?これって、うまいことお愛想が出来ないから飲みに飲んで場をごまかす一手なのかも~~。

 やがて花嫁のご家族が帰り、上鍛冶屋町の面々も気を効かせて早々に退散すれば、あとは西郷家の面々ばかりなり。お着替えでお布団しいて、いよいよ婚礼の初夜の段でございます。んで、姑の満佐様は、もうあまり時がなかかも知れんでと弱音を吐いてらっしゃる・・。
 吉之助と西郷の家の事よろしく頼みまもうすと嫁に頭を下げる姑!ここでさすがに不調法な新婦も心情告白!こげな愛想のなか嫁ですんもはん!笑おうとしても笑えない性分だそうで~。性分なら仕方なし、よかよかと笑って受け止めるのは新郎の吉之助どんだ。
 こんな貧しか大所帯に来てくれて有難いと言う吉之助どん。貧しさは恥ではございませんと必死に笑おうとして、でも笑えない須賀様。無理に笑わんでもヨカという吉之助どんの言葉を背に、若いもの同士を残して部屋を去る満佐様なのでありました。いいえ!けっして!立ち聞きやのぞき見などはいたしませんでしたからねええ~~。
って、弟どもが乱入じゃ~~!これじゃあ新婚のみそぎができまへんえ~~!

 翌日から新妻の地獄のブートキャンプが始まりもっそ!大家族のお勝手を任されるのはそりゃあもうそりゃあもう、味噌づくりなにからすべて手作りの時代ですからなあああ!西郷兄弟はウナギ捕りで喜んでるし~~。ここらが西郷家の生命線なのかもなああ~。
 どうにも不器用な須賀様ですが、今の私の目からしたらごくごく普通のお嫁さんですけど、もううんざり?この家になじめそうかと聞かれれば、まだなんとも~と、本音を吐く新妻なのでありました。ここで吉兵衛父上がご介入。自分も親から言われた縁談で結婚したが、妻の満佐にはすっかり惚れて、もう何十年も楽しい夫婦であった、と~。男と女は分からん。まず相手に惚れる事、そっから夫婦は始まるのだと~~。
 よくもまあぬけぬけとのろけ話を言うもんだとあきれるババ様に対し、日の本一の嫁の自慢をして何が悪かと!さらにのろける体たらくだ~。しかしまあここまで開き直られるともうなんともチャーミングな中高年に見えても参ります。・・・あ!まさか!
 やっぱり!まさかたまさか八坂のムサカ!悲劇は続くよどこまでも!あんなに朗らかにしてた父上・吉兵衛様がご逝去!起きないと思ってたら死んでる!うう~ん、やっぱり原因は飲み過ぎか~~?母上はまた倒れちゃうし~~!厄落としに人形を埋めろと埋めないとかでまた浮足立つ西郷家の面々~。

 やがて斉彬様がお江戸に向かわれまして、後を追って誰がお江戸へ行けるか皆がワクワクとしている頃、西郷家では再び寝込んでしまった母上のご看病でしめやかな雰囲気。そこに空気を読まずに飛び込んでくる上鍛冶屋町青年団・・大山格之助どんと有村俊斎どん。二人が江戸詰に選ばれもした~~!
 そりゃあよかったと喜ぶ吉之助どん。だが・・おいは選ばれんかったと言う吉之助どん・・。ショボーン。もしかして願い出なかったのおお~?

 母上の病状は悪くなるばかり。食べ物も当時も要らないと仰って、ただ一つ言い出すのは・・。

 んで、母上を負ぶった吉之助どんがやって来たのは海岸です。その向こうには桜島がよおおっく見ゆっど!
生きている間にもう一度ここに来たかったと言う母上。吉之助どんが生まれてすぐ、夫と三人でここに来たことがあるんだとか。回想の映像が涙、涙・・。あの時自分は幸せだった、あの赤ん坊が・・こげん立派になってくれて、一緒に桜島を見る事が出来て、もう思い残すことはなかと仰る母上。
 自分を気遣って江戸を諦めてくれたのだなと、吉之助どんが自ら江戸行きを断念して願いを出さなかったことも見抜いてらっしゃる満佐様です。お前は心が熱すぎて情に負ける、だけどこれからは自分の好きなように生きやんせと諭す母上なのでありました。
 後々のあれやこれやを鑑みますと、情にほだされて自らの身を差し出す性分は、もしかして生涯を貫いているのやも知れませぬ知れませぬ。

 錦江湾岸の母と子・・あたいは西郷吉之助の母親で本のごて幸せでした、と言い残して、吉之助どんの背中で静かに息を引き取っちゃった!背中の母上が死んじゃったよ!吉之助どんくしゃくしゃのお顔でございます!これは泣くよなああ~。
 半年足らずのうちに、お爺上、父上、母上までも亡くして、こりゃあ本のこて江戸行きどころん話ではあいもはんやったなああ~~。西郷どん、チェスト!気張れぇ!

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この記事へのコメント

鹿二郎
2018年02月24日 11:25
おはようございます。
 労咳患者はやはり隔離しないと駄目ですね。この時代でも分かってることでしょうに。
 そして一刻も早く嫁をと。でも経済的に不安定なのに、嫁をというのも酷かと。
 でもこの時代の花嫁さんたちは大変ですね。味噌・醤油手作りあたりまえで、一家の人数も5人以上はいたでしょうし。レンジや洗濯機、電気ポットなんて便利な道具もないし、冷蔵庫もないから作り置きも出来ませんし。 挙句にお父様も突然死。借金のこして・・・
 西郷どんも心細くはなかったんでしょうか? いきなり家長・・ これを考えると、斉彬公のほうが父上が頑固で十分準備期間があっただけマシですね。
 そしてお母様まで、あんなに温和な母親が「これからは自分の好きなように生きやんせ」と言い残して死なれたら、大泣きでしょうね。 一年で両親が死ぬとは。精神年齢の高い当時の青年でもショックかと。
2018年02月24日 19:17
鹿二郎様、おはこんばんは~~~♪
情にほだされたのかもしれないけど、ちょいとガードが甘かったですねえ、西郷母上・・。
この時代の花嫁様は超大変!まあでも男衆も超大変だったわけでもあり・・。今とは全く違ったライフスタイル、生産性とか機械化とか段違い平行棒でしたから~~。
今の視点で男尊女卑だとか人権蹂躙だとかって突っ込む方がタマにいらっしゃいますけど、それはちょいと無理すじかなああって思ったりする今日この頃の私なのです~。
イキナリ家長!いきなり団子はあんなに美味しいのに!家長は確かに心細くなりますよねええ。
好きなように生きろって、西郷家の内情を垣間見てしまった身には・・少々無責任な遺言かもなああって思ってしまう今日この頃の私なのでもございますう~~。
幾つになっても親は親。自分を慈しみ育んでくれた守り神の滅んでいく様を見るのは、何時の時代であっても腹の底が冷たくなる心地がするんじゃないですかねえ・・・(泣

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