NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第29回「女たちの挽歌」

本日のビックリドッキリタイトルは・・香港ノワールのあの映画から!渋い男の二丁拳銃、カッコ良かったですねええ~。んだけどたぶん当作の「挽歌」はホントの挽歌で、迫力アクションではなく、あの方の・・・(涙)

 先週の振り返り、永禄十年武田家では義信様がご自害!武田と今川の盟約解消へ!上杉と組んだりしようとする今川家。って、そんな中、家康様に向けて、上杉と結んで武田を囲い込めという書状を出した直虎様。驚きの瀬名様&家康様。家康様からのお返事は、考えてみようという内容で、使者となられた傑山先生は好感触。家康様もなんだか嬉しそうでした~。マコトですかと喜ぶ直虎様、ちゃっちゃっちゃ~~ん♪

 永禄十一年三月!文机に臥せっていると見える寿桂尼様。だがしかし!しっかりと遺言を書いてご逝去だああ!尼御代ともおんな戦国大名とも異名を取った寿桂尼様が!とうとう帰らぬ人となられまして候~~!いよいよきたかっ!もう何回も死にかけては蘇って、化け物かあのバ・・と武田信玄公に言わせしめた傑女の尼御代様に、井伊谷の尼小僧様から挽歌代わりのお経が手向けられておりました。井伊家の家臣たちも、今川家の皆様も、そして徳川家の皆様も、夕日に向かって手を合わせ、実に美しい音色の直虎様の読経が続きます。
 駿府はもう終わりだ、武田が攻め込んでくる、という状況を報告する政次様。やっぱり三河は上杉ではなく武田と結ぶ方向?と、ここでスパイ山伏の松下常慶様がやってまいりました。これは三河からの使者としてですね!今三河は揉めているんだとか。直虎様の書状を受けて家康様は上杉と結ばれようとなさいましたが、しかし同じころ武田からもよい話が到来したのでございます。
 武田からの申し入れは、一緒に今川を攻めよう!今川を滅ぼして、大井川から西を徳川、東を武田で切り取ろう!おおよそ駿河の方は武田で遠江の方を徳川領にしようっちゅう魂胆ですねえ。これは徳川家にとってもとっても良いお話でございます。
 家康様は上杉と結ぼうと言うご意向乍ら、家臣の皆様は強硬に武田と組もうと言うご意見で、結局織田家への慮りもあって、武田に従う事になっちゃった!じゃあやっぱり戦になるのか~。困惑する直虎様でございます。
 常慶様はさらに恐ろしい事を問いかけます。おそらく今年の内、遠江には徳川が攻めいることになる、井伊はそれでも今川方として戦うおつもりか?来たよ!謀略の匂いが~。ライトさんグッジョブ!
 あの書状は今川に味方するもののご意見ですよね?いや戦そのものを避けたかっただけじゃ!では徳川に御味方なさいますか?常慶様の厳しいおっつけに、とうとう直虎様は土俵ならぬ口を割られまして、できればさようにと考えておる!寝返り宣言か~~。
 でもこの時代ただの口約束で収まるはずもなく、常慶様が持ち出す条件は・・人質差出!しかもたぬきもいのししも、その候補として名指すのは、虎松様の母君!しの様!井伊家跡継ぎのご生母を寄こせとの申し入れでございます。
 あの書状はつまり今川家を助けるためのもので、井伊は今川から離れないのではないかともみられると、直虎様を追い詰める常慶様。今川家の手前三河に人質を出すわけにはいかないと抵抗する南渓和尚ですが、ならば私の実家の松下家に!ちょうど兄が後添えを探しております、と~。
 直に徳川家臣ではなく、裏で徳川と通じている松下家なら、今川の目にもとまるまいと言う方策で、どさくさに紛れて自分の家のこともちゃんと考えていた常慶様でございます。お考え下さいませまたまいりますと、いったん帰る常慶様。この次返事を聞きに来るよっていう事ですよねえ~。

 政次様と相談タイムの直虎様。虎松様の母を奪う事になって困り顔の直虎様。勇み足になってしまいましたなと容赦のない政次様。あの書状がかような事になろうとは・・と仰る直虎様ですが、そのおかげで徳川と結べそうなんだから少しは喜んでもいいんじゃないですかねええ。
 人質の件だって、この時代ですからむしろ普通の事じゃないかと~。そのおかげで徳川と裏でむすばって、徳川がこけたらこけたでシレっと今川についてればいいわけで、城主としては願ったり敵ったりやないですか~。
 こうなったら私から言いましょうか?太守様から下知があったとでもという政次様。だまして嫁がせようって?悪い人だな~~。直虎様曰く、我から言う。せめてののしり位は受けねば・・。あ、正直に真実を話すつもりですね、直虎様的には~。直親も草葉の陰で怒っておろうの・・。いやあ~そうでもないかもよって思うのは私だけですかねええ。

 ようするに、殿が大それたことをおやりになったせいで私が人質ですか!とお怒りのしの様!そりゃあまあびっくりしたり怒ったりするのは分かりますけど、それだけ自分の価値が高いっていう事でもあり~。少しはハナタカしてもよろしいんじゃないですかねえ。
 とは申せ、しの様だって戦国女子・・いつまでジョシでいるつもりか?ああつまりこれ、オナゴって呼んでくださいまし~~・・戦国のオナゴでございます。虎松にはなんと話せばよろしゅうございますか?と、不承不承のご了承~。ホッと胸をなでおろす直虎様でございました。

 母は殿のお申しつけで嫁がねばならなくなりましたと、虎松様に言いだすしの様。したら今度は直虎様に、小さなミサイルが飛んできた~!虎松様が直虎様に詰め寄ります。母は行きたくないそうです!今すぐ取り消してくださいませ!行きたくないなんて言ったのおお?だったらこうなるわな~。しの様の嫌がらせか~~?
 幼いモノにもわかる様事の次第を話して聞かす直虎様。・・・虎松様ってここんとこ成長してませんよねえ?役者起用上仕方がないのかもしれませんけど~。聞き終わって、それは人質ではないのかと問う虎松様。武家の婚儀はそういうモノだと仰る直虎様。何故母でなければならないのかと虎松様が再質問。井伊にとって大事なお方なら構わぬがと返す直虎様。
 南渓和尚の問いかけに応えるしの様。これは虎松様の修業のためにあえて行ったことなんだとか~。
 虎松様は考えて・・人質候補にはババ様の祐椿尼様!出家しておられる。姉様の高瀬様!あまりにも年が釣り合わぬ。殿も女子ではないですか!ワレが行ってしまっては誰が殿をやるのじゃ、とまあ虎松様の案をことごとくジャストミートの直虎様なのでありました。
 だけどまあ、ご自分が人質が嫌で出家までした人が・・寿桂尼様が今のやり取りをお聞きになったら、どの口が言うておるのじゃと笑われるんじゃないですかねえ~。

 結ぶ先を武田に代えるのはどうかと政次様に問いかける直虎様。それはアブニャイ!徳川のモノとなる遠江の中に武田家と結んだものがいては!アブニャイ!いずれ武田と徳川がぶつかる時が来るかもしれないし、しの殿が本当に嫌だと言っているのか確かめるべきだと進言する政次様。いっぽう虎松様は・・アヤメ様と何やら密談?
 新たに気賀に蔵を立てると申し出る方久様。戦すなわち稼ぎ時だと、一人ほくほく顔だ~~。何か裏がありそうなお顔です。一方虎松様は、人質にはアヤメ様!アヤメ様に母だと偽って嫁いでもらっては如何かと~~!無茶やがな~~!もしそれが嘘だとバレたら私もアヤメ殿も叩き切られてしまう、井伊の為にもならぬと、一蹴する直虎様。そりゃあそうだわなああ。虎松様少し悪あがきですよねええ。
 虎松様の強襲を受けて、しの様に事情を聴きに来た直虎様。詫びは要らないと直虎様のオデコを抑えつつ、しの様曰く、近しいものを人質に出さねばならぬ事を考えさせようとして虎松様を焚きつけたんだとか。つまり教育のために敢えて行きたくないと言うてみせたのです、と~。ホントかなあ?
 んでもしの様は、私は嫁ぐし虎松にもちゃんと言い聞かせますとお約束。うまく取引にお使いください、井伊のためになるようにと、覚悟を決めたご様子です。

 嫁いでしまえば今生の別れ。泣きべその虎松様ですけど、しの様今度は静かに凛々しく、母はやはり行きたくなってしまったのですが行っても良いですか?と申されれば、驚きふためく虎松様。下から虎松様目線で撮ったしの様のアップ!ええ仕事してはるやないですか、カメラさ~~ん!おっかちゃ~~ん!って思いましたよ、お茶の間虫でも~。
 何故ですかと問う虎松様に、父上の望みだからですと答えるしの様。あなたの父上は、あるお家と仲良くしようとして殺されてしまいましたと、此度母が嫁ぐのはそのお家と再び仲良くするためなのですと、うまいこと説明するしの様。
 嘘じゃ・・母上は虎松と離れたくないはずじゃ、母上は虎松の事が一番お好きで一番大事なはずじゃ!と駄々をこねる虎松様・・・成長感がやっぱりないですかねえええ。でもでも、この顔で、この声で、泣きわめかれたら注目しちゃうのよ!この子天才!
 その通りですっ!虎松は母方からです!お前が大事だからこそ味方を作ってやりたいのだと言い含めるしの様。母が嫁げばそこは井伊のお味方となり、子が出来ればそなたの兄弟が増えます。虎松にたくさんたくさん見方を作ってやりたいのです!そうだよねえ、これは本当に良いご縁ですよねえ、後々の事を考えればまさに良縁ですよ~。
 とうとう虎松様も涙・涙のご納得。難題解決!しの様を差し出すことをうまく使えと言うご意向を受けて、井伊家秘密会議の直虎様&政次様、そうしましょうと話がまとまりました。しの様は、直親様遺品の横笛を虎松様に託して、音を出すのがまず難儀だと諭されます・・・。

 常慶様再来。直虎様がこないだの話に応えて、しのは松下殿に差し上げまする!まずは目出度く手打ち・・え?まだ何かあるの?直虎様が強引に続ける条件交渉。徳川が攻め入って来た折我らは城を明け渡し決して逆らいはせぬ。されどその先兵を出すこともせぬ、と~。そもそも出せる兵もないような気がする吾亦紅。
 常慶様曰く、それでは新たな地の安堵などは出来かねますが?直虎様は領地を増やすような野望はなく、今以上の安堵は望みませぬ、我等の望むことは喜びに満ちた日、井伊の目指すところは民百姓一人たりとも殺さぬ事じゃ!と理想論をぶち上げた~。常慶様何だかハートを射抜かれたお顔でご承知。
 いよいよ三河と結ばれたのですかという六左衛門様、直之様。これは家臣にも大変な事態ですからねええ~。近く戦になるのは間違いないですし。六差は虎松様のお守、之の字は表向きの戦支度を頼む!とまあ、城主っぽくお沙汰を下す直虎様でございます。

 やがてしの様は嫁いでいかれまして候。そこに響き渡るヘタクソな横笛の響き!これは虎松様に間違いなし!涙のしの様、ええお顔や~~♪しの様がこっそり植えていたお家発展を祈る苗木、直虎様と虎松様と仲良く並んで見守っておりまする。

 一方駿府では・・無理難題を申し入れる態の武田家ご使者。何故にそんなに無体な事をと声を荒げる氏真様。そこにいきなり生首が投げ込まれた!武田に調略された者の首!和睦を破っているのは武田の方だと攻め立てる今川家の御家臣!あまりの言い草に腹に据えかねました!これで今川武田の決裂は表ざたとなり、アユを食いながら笑っている信玄公の思い通りの展開だ~!
 もうよいワシとて思いは同じじゃ、もはや戦しかあるまい!とまあ、決死の表情で武田家との戦に舵を切った氏真様!と同時に井伊家に対して寿桂尼様が言い残されました件、最後にしかけた罠が動き始めた・・

 井伊谷では、虎松様に直虎様がお声をかけられます。今日からはワレがソナタの養母となるが、母とは思わんで良い。しの殿の代わりはできぬし、ワレの事は父と思うてほしい。前にも誰かにそんなこと言われましたっけねえ直虎様・・。虎松様はもう覚悟を決められたのかきっぱりと「はい!」とお返事。井伊に戦国史上まれにみる数奇な運命が迫っておった。つづ く・・

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この記事へのコメント

鹿二郎
2017年07月24日 22:06
こんばんは。
 とうとう寿桂尼様逝去、最後の大黒柱が折れてしまいましたね。”死しても今川の守護たらん”とは、心残りだったかと。せめて孫のために、優秀な参謀将校団を組織してくれれば・・・
 一方、直虎様は領主のくせに「人質」という点を忘れていたのは痛いですね。でも高瀬様でも別にいいのでは・・この時代、ひと周り、ふた周り年上の男性に嫁ぐなんて普通にありましたし。
 でも結局、この婚儀は今後、虎松様避難に有効に作用しましたし、まぁ良かったのかと。
 一方、マツケン信玄公に上杉との同盟をネタに、遠江割譲を迫られるとは・・信玄公が一枚上手でしたね。氏真太守様も、いっそ織田と結べばよかったのでは?と思えてきます。信玄公と信長公はこの時期、友好関係を結んでますし、下につくことになっても、織田と結べれば、武田を抑えることができたのでは?と。
 印象的だったのが、信玄公が食されてた鮎。あの鮎は氏真太守様と今川家なのでしょうか?
2017年07月25日 19:24
鹿二郎様、おこんばんは~。
とうとう身罷られてしまいましたねえ。寿桂尼様。いなくなってその存在の大きさが知れるって感じがいたします。実に大きな存在感でした、私的には。いっそ、女大名寿桂尼!でやって欲しかったような気もしてまいります。
尼御代様と比べるとまだまだひよっこ感の漂う尼小僧様。まあ結果オーライかも知れませんけど。
今作の氏真様、あれだけパパ大好きでは織田と結ぶ事は不可能かも~。あの回想シーンの義元様の表情が実にようございましたっけ。
信玄公が召し上がっていたアユ!笛吹川とかで捕られたのでしょうか。季節的に・・・ジュルっ

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