NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第41回「いざ、群馬へ」

そうだ、群馬に行こう。富国の富岡製糸場!温泉はあるし、うどんも美味しいし、ひもかわだってあるし、トンカツとかもつ煮とか、ネギとかコンニャクとか、それから舞茸!ね、良い所ですよ~、群馬県。でも予告を見る限りではその前に、萩の乱の予兆が描かれるご様子で。乱自体はまだ先の事みたいですけど。
吉田松陰的な熱さがあればこそ成功した明治維新だと思うんですけど、そういうモノが今度は粛清の対象になって行くようにも見えてしまいまして、ああ無情。後には西郷ドンもああなられますし、そういう過程がまた大河の醍醐味・・ま、まあ当作でどこまで描いてくださるかは視聴してからのお楽しみ、っていうか私心臓がバクバク言い出しましたよ、心配で心配で心配で~。

出て行きんさい!母上~!先週ラストの振り返り、秀次郎君との別れシーン。徴兵令で内輪揉めの明治政府首脳陣。改革のひずみが大きくなってきたって所で!民治兄上がコミカルに駆け込んできておっしゃるには、明倫館に反逆者が大集合だそうで!その先頭に立っているのは何と前原一誠様だそうで!・・・故・寅兄様が老中殺害計画をぶち上げてた時には、当時は小田村様だった楫取様から、それが君の志か?それがどうして日出村の民を飢えから救う事が出来るのかと戒められて己を取り戻し、その後「伏見要賀策」を自白した位な穏健派でしたけど、そこまで追い詰められてしまったってわけでしょうか?風雲急を告げる短いアバン!アバンはやっぱり短くまとめて小粒でピリッとしている方が締まりますねええ~え。

 決起集会!徴兵令で侍はいらないのかと怒っている、チョンマゲ交じりの散切りアタマーズ。天子様に直訴をとぶち上げてるのは前原様だ!いやああ、まるで往年の寅兄様のようですねえ。徴兵令で対立して政府から追い出されたの?徴兵令って、この国は皆で守るっていう考えなら、遊撃隊を率いてた前原様だったらむしろ賛成しそうな感じもしたりして・・。その様子を見に・・危ないなあ、川の様子や決起の様子を見に行くのは~~、とにかく様子を見に来た民治様と美和様。
 うわ!一団の中に小太郎君と久米次郎君が参加してる~~!盛り上がってる~~!でもこれ、コンサートとかじゃあないんですからねえええ!杉家の皆様は心配顔ですよ~。やがてお家に帰って来た両名は前原様も連れてまいりました。亀母上怒ってるねえ~!
 松陰先生にお会いしたいと、例の肖像画に向かって座る前原様。美和様は、今んとこ養子の久米次郎様をお取り調べです。久米次郎様は、松陰先生の志を継いで事を起こす!自分の志を世に問うて何が悪いんですか?どうせ私には継ぐ家もありませんし~!いやあ、そこんところは久米次郎様がお気の毒だわ~。小太郎様の方も断固事を起こす派みたいで民治様も困り顔です。シリアスなお顔もイイ顔してるんですよねえ、原田様。
 文之進大叔父上はむしろ決起に賛成してますけど、ちょおおっと空元気の空回り気味でございます。幾つになっても雲の上の滝母上は前原様をお風呂に入れてお背中流しの大サービス。サービス映像・・ではないなあ、こちら様の場合は。いつか前にもこんな風になさってましたねえ。ほのぼのと越し方を思い出す前原様。松陰先生に希望を頂いたみたいな。
 お風呂上りに美和様がお茶をお持ちして、重い口を開く前原様。越後の府判事をしてた時、民の暮らしが苦しいので税金下げたら首になったとか?政府は民の暮らしを考えていないってこと?そういう考えは筋が通ってますねえ、前原様の中でちゃんと繋がってますねえ、じゃあ徴兵令に反対したのも民の暮らしを守るためですか、なるほど~。前原様も美和様もイイ顔してるわ。セットの作りも細かくよく出来てて好印象です、このシーン。
 先生が生きていたなら新政府に対して命がけの行動を起こしたでしょうと言う前原様。しかし美和様言い返して、それが唯一の道なんでしょうか、と~~。かつて版籍奉還&兵制改革で内乱が起きて長州人同士で血を流しあった悪夢!力で事を起こせば力で押し返されます!力ではなく心です!ってのが美和様のお考え。前原様は一瞬はっとして、でも、私は士族も百姓町人も皆が暮らしやすい世をと願うだけなんですと、じゃがあなたのおっしゃる通り力では動かせんかもしれん、もう一度話合うてみますと言い残して、去りにけり去りにけり~。史実的にはでも、そうはいかないんだよねええ~~。

 その頃政府の木戸様たちは、鹿児島の西郷さんに不穏な動きがあると憂い顔。ってことはすでに征韓論で下野で、佐賀でも乱が起こってるくらいな時期ですよねえ。ずいぶんすっ飛ばしちゃいましたなあ、マッハGO~。木戸様たちは富国強兵策!生糸貿易が要なりと、上州に富岡製糸場建設!グンマちゃん、キタで~~!しかし上州はもともと群雄割拠の地でまとまりにくく手を焼いているとか。そこを治める事の出来る人物に一人心当たりがあると木戸様が向かった先は・・
 農村風景の中に場違いな正装の木戸様、相対する野良着姿の御人はご存じ!楫取素彦様だ!お茶を運んできたのは敏三郎様だ。寿様は寝たきり?うわあ・・。幾松様を妻に娶ったと言う木戸様のご用件は・・群馬の県令になって欲しいと?しかし寿様も闘病中なれば首を縦には振らない楫取様でした。
 萩の政庁にて、井上様はこの度の楫取様のお返事は、一時中央官僚であった故プライドから断ったのかみたいに仰いますけど、いやそうではあるまい政府に愛想が尽きたのかもしれんとおっしゃる高杉パパ上様です。だが諦めないと粘り腰な木戸様でした。このシーンは高杉パパ上様への手向けなのかしら・・?

 ここで主人公様現場に登場!美和様が寿様の看護にやって来ました。楫取様は県への要望書作りで看護にまでは手が回らないようで。この村をもっとよくするために頑張る!敏三郎様もここでずっと働いてたんですねえ。さすがの猿飛図面作りはお手の物~~~。と、そこに突如現れた村人たち。中心は例の中原様です。
 楫取さん二条窪から出て行ってもらえませんか?あなたはお国のために働くべきだって?この村の事はワシらが何とかする?さらばウルトラマン!じゃなかった楫取様?その気持ちを汲んで群馬へ行くことを決意した楫取様なのでした~。ズームとカメラ移動と美和様の記憶で考えをまとめる逡巡を表現されてますねえ。でもちょっと調べてみた所、群馬の前に足柄県参事になってるみたいですけど、まあこれも花燃ゆ忍法・すっとばしの術~。
 美和様に言い訳する楫取様。ここで地に足をつけるつもりに嘘はないって。美和様それを良しとされて、主人公の認印もいただきました~~。
 行動する前に学ばなければならん、お前も一緒に群馬に来いと楫取様から申し渡された久米次郎様は、だったら東京で勉強がしたいとのことで、青春の旅立ちでございます。彼のために着物を縫い始める寿様。病を押しての親心、泣かせますねえ。最近の大河でお手の物の夜景の行燈の灯り、うす暗いお庭の描写。
 縁もゆかりもない上州に向かう寿様を気遣って実家に帰ればと言い出す美和様。寿様は返して、一緒に来てもらえんかねと逆提案。自分は十分旦那様のお世話が出来ないから、この通りですと頭を下げて、どこまでも妻として付いていきたいんです、旦那様のおそばを離れたくないんです、お願いします・・ウンと言うてくれるまで頭をあげないってか~。番組当初は出来すぎちゃんでツンツンしてた姉上がここまで・・(涙)。
 やっぱりあれですね、血は水よりも濃いんですね!美和様一も二もなく、世話あない!私でお役にたつのなら、一緒に群馬に参ります!ありがと、ありがととおっしゃる姉上も良いお顔だ~。うあ、展開早いぞ!もう旅立ちの日が来ちゃったぞ~!村人総出でお見送りだ~。
 敏三郎様は萩に戻って、学校を作るって?自分のような人が学べる場所を!良い志だ!寅兄様も雲の上で喜んでくれるよ、敏ちゃん!杉家では、横浜まで船で行って、東京まで汽車!そっからどうすんだろうと話す滝様と亀様。群馬は遠いですものねええ。でも世話あないと受け流す滝母上は最後までこれを通すんだなああ。

 この頃明治政府はもう、富国強兵を着々と、地租改正に徴兵令だ。産業振興だ!不平等条約改正だ~!条約、反対!条約、反対!なんかすごい大きな落とし穴がありそうな気もする吾亦紅。伊藤様、いよいよお髭を生やした!え?萩の乱に楫取様を巻き込ませないって言う意図もあったの?木戸様あっちこちに気を使う方なんですねええ。

 その頃銀姫様は安子と名を改めて東京で和洋折衷な暮らし向き。元徳様もビシッとスカッと洋風よ♪銀姫様はビスケツト!優雅に召し上がってる~~。

 んで、もう着いちゃった!群馬の前橋!この頃はまだいないんですよねえ、グンマちゃん・・。でも山がきれい~。こっからからっ風が吹き下ろすんですねええ。っきっとあれが赤城山。楫取様は早速快速準急特急で和風な県庁に入ります。仕事熱心ですけど家族にはちょっと冷たいなああ。前からだけど~。いきなり順番順番並んで待てと言われちゃった新県令様、前途多難だなああ。って、県令が住民の列に並んでる~~!群馬県庁は大騒ぎだ~~!まるでほら、某さすらい署長様のOPみたいなドタバタコントですよ奥様!さっそく本格的な仕事を始めようとする楫取様。官僚たちはメガテンだ。書類を管理している黒幕っぽい方がアクザワとおっしゃる?
 楫取様を降ろして進む馬車の旅。と、とつぜんストップ?荒々しい音声だ!銃声だ!え?唐傘一本で立ちふさがったオナゴのあり?華麗に優雅に立ち回ってますけど、まるでご存じ物の時代劇みたいなあああっ!
 って、馬車扉が開いて顔をのぞかせた頭巾の女性。うちの馬車に乗らないから追剥に狙われる?この方がどういうお方なのかはまだ分かりませんけど、そこら辺は以下次週っ!ハトがまめでっぽの杉家シスターズ。
 なんかちょっとチープな雰囲気がラスト漂っちゃったのも、来週何とかリカバーするはず!・・と、思います・・

この記事へのコメント

鹿二郎
2015年10月13日 19:29
こんばんは

 徴兵令発令、いよいよ武士はお払い箱・・武士の皆さんは怒り心頭ですが、徴兵令で当初組織された日本軍は全軍で5万人程度で、40万人にもいた武士を抱えるほどの財政的余力がなかったとか。
 しかし、劇中では西郷さんは徴兵令に積極的でしたが、実際は士族の不満を抑えるため、志願兵制を考えていたとか。
 しかし、前原様はじめ、温厚で真面目な御仁ほど考えすぎてしまうんですかね・・
 地租改正に生糸業、明治はそれまでの既存の体制から新国家への転換期、皇城のシーンが、それをよく現してました。木戸孝允の帝への上奏のシーンでは衣冠束帯の姿なのに、政庁ではスーツ、面白いですね。
 楫取様は、いよいよ群馬県令就任、当時はまだ藩の時代の名残を引き継ぎ、なお中央政府からの派遣ですから、県令となると重く見られたんでしょうか・・今じゃ知事に”閣下”なんて敬称はつけませんし・・
 ところで明治日本の一大産業生糸、日本産の生糸が世界中に流通すると、それまで欧州でシェアを持ってたイタリアの生糸業は見事に衰退したとか。
2015年10月15日 00:17
鹿二郎様、おこんばんは~~~。
あたらしいお国では国民等しく徴兵の義務を負うと。これつまり特権階級の士族はお払い箱~~~?
まあお怒りになるのは分かりますけど、そもそも天子様を担ぎ出した以上武士階級が安泰でいられるはずもなく。どうしてそのくらいの見極めがつかなかったんでしょう、不平士族の皆様~。
ここはカクッと頭を切り替えて、ワシは世界と商売をするがじゃき~くらいに構える度量が必要・・ま、まあの、後世からの後出しジャンケンだから気軽に言ってますけど、当時の当事者だったらそうはいきませんかねえ~。
楫取様が群馬県令で、殖産興業で生糸増産で富岡工場で、多分今年の大河がこの大河になったキモがこれから展開していくんでしょうねえ。
イタリアから奪った生糸の王座、しかしその生糸が思うように売れなくなったとき、また新たな悲劇が!ってな顛末は今作の後の時代の物語~~~。

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