NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第38回「届かぬ言葉」

届かぬ言葉・・・きっとこれ、内乱の予感!先週版籍奉還だったわけですし、まだ「萩の乱」までは行かないけれど、その前触れで一悶着ございましたんでしょう?・・とても一悶着なんてレベルではなかったですか!こりゃ失敬!
にしてもしかし、「皆が夢を見られる時代」ってのにはまだほど遠いんだろうなあ、って・・・

ばばばばば、ばばばばばん・・・え、これで倒幕の戦いの総括?時は明治の幕開け!新しい時代を生きる長州藩を!決意表明の楫取様と美和様です。
先週反対意見を押し切って版籍奉還を決断した敬親様。ご自分は身を引くと、ご隠居されまして、後を継ぐのは元徳様。これまでは割りと聞き分けの良い息子様でございましたが、一本立ちしてどうなるものかと・・。
お殿様が代替わり、とうぜん奥様も代替わり。いよいよ銀姫様の時代がやってまいりました!版籍奉還してもこれまでの暮らしが続けられるのかどうかは、神のみぞ知る~。
とはいえとりあえずは美和様だって肩身がググッと広くなるのでしょう。って、そなたはそこじゃと示されたのは潮様の次席?大した出世でございます。え、でも美和様緊張して顔がこわばってました~~。
OPで花を盛り足す明治かな・・

 なす!大きい!こんなに立派なナス!お城の農園は上出来みたい。偉くなっても畑仕事で美和様エライと懐いているのは鞠様でございます。美和様はご病気の敬親様に、できた野菜を持っていってのお見舞いです。笑った顔が何だか楫取様と似た感じよ美和様。
 実家でもお百姓をやってたと言う美和様に、家来にも苦労を掛けて来たなと思いやる敬親様。めっきり気弱になられたと憂い顔の都美姫様。今日はやたらしおらしく受け答えの美和様に、久坂の子はまだ見つからぬのかと都美姫様。そしてそなたと私とは何やら通じるものがあると、そこまで杓子定規にツンデレせずともおお~~~。にしてもつくづく、井上様の魂の演技があってこその当作なんだななって~~~。この人でなかったら、ここまで持たなかったんじゃないかとも思われ~~~。

 その頃長州には兵制改革命令!つまり軍を縮小しろって事ですね。そもそも長州藩は財政赤字で苦しんでらした!そりゃああれだけ・・・ってのが描かれてこなかったから今作的にはピンと来ませんけれど、あんだけ大きな戦争をなさって幕府を転覆させたんですもの、戦費だってかさみますよねえ~。
 で、それに加えて兵制改革命令、財政赤字解消のためには一挙両得の好機・・ってつまりクビきりか~~~!武士だけ残して全部クビ?草莽の士とか言って採用して働かせてきた兵隊を切るか!寅兄様の粋な発明「草莽の志」も、結局体よくつかわれて使い捨てられるためのモノに貶められちゃうの?
 穏健派の楫取様は、長州のために戦ったもんの言う事を聞くべきですと訴えますし高杉小忠太様もお味方しますが、一刻も早く立て直してイイ顔したい感じの元徳様は断固解雇へ!?優れた者が中央へ引き抜かれ、後に残された役人は青二才ばかりと嘆く小忠太様。藩の政治は超困難?若殿をせかす青二才の皆様!困り顔の元徳様です。

 奥が閉じられるかも知れぬ、江戸城の大奥だって〆られましたと進言する美和様。超不機嫌で聞く耳のない銀姫様ですけど、これは美和様の読みが当たってるんだろうなああ。っていうか予知能力まで身に着けた美和様すっかりエスパー様!テレパシー、瞬間移動、予知能力・・次はきっとサイコキネシスかなああ?閑話休題。
 園山様は、取り立てられたらむしろ主の耳に痛い事を進言する美和様の態度にちょっと感激しつつ、それを隠して、銀姫様が頑なだと心配顔でございます。

 楫取様は美和様を訪ねて、諸隊のクビ解散を報告。百姓町人を切って捨てるの?いやいやいやいや、これは怒るで~。ちゃんと説得するとか後の暮らしが立つように計らってやるとか、そういうのが足りてないんでないの?っていうか、下層階級を切るなって!こういうのは上から始めなさいよ、上から!まずは奥に贅沢禁止令とか・・銀姫様が黙っちゃいないか!?うううむ、閑話休題。
 説得するのも大変な事とおっしゃる美和様。銀姫様の説得がウマく行かないと?奥が変われば城も変わる、女が変われば男も変わると言ってたではないか、頼りにしておるぞと楫取様。そこに、大変でございます楫取様!前にも見たような景色が~~~!

 ほらやっぱり!心配的中!若殿が諸隊の百姓町人を切って捨てちゃった!思いっきり首にしちゃった!成果が欲しいから焦っちゃった!んで、斬り捨てられた方たちが反乱しちゃった~~~!藩のために命をかけてくれたものを犯罪者に追いやっちゃったか。かつての草莽の士、約2000人が決起集結。前にも藩内が対立して血を見る事態がございましたっけ。同郷の人同士で戦争・・悲しい事態でございます。
 楫取様が雲仙様に・・こちらが反乱軍のリーダーらしいですねえ、直談判の話し合い。何とか事態を収集しようとなさいます。まずは頭を下げて謝る楫取様。そこまでされたら雲仙様も帽子を脱いで話し合いに応じております。草莽クッキ!藩から配った文書もあって藩のために命を懸けた人たちを、どうしてゴミのように切って捨てる?我らには帰るところもございません!
 必ず善処する、身の振り方を考えると楫取様が申し立てているさ中、藩の軍隊が向かってきてますとの報告!何やってんの長州藩!足並み乱れまくりまクリスティーじゃないですか!百姓の言い分など聞けるかと言い捨てる青二才ども!そうやって後で士族も大変な目に合うんどすえ~明治政府を甘く見ん方がよろしおすえ~~~。
 しかし反乱軍はお城を目指して進軍してきた!一触即発!ワシは動かぬと言い出すのは敬親様。全ての責任を負うべきは殿さまですもの!銀姫様も断固お城にとどまるご覚悟!それを受けて美和様、かしこまりました!ではこの美和、命に代えてもお守りいたします!美和様の策士発動!兵糧の備え、防御の備え、奥の女たちが一つにまとまっております。こういうのは気持ちいいんですけど、お花のアップの挿入は唐突過ぎて・・。

 でも怒りの電流の差で二千の反乱軍が長州軍を破ってお城を包囲だ!浮き足立ってるのは中央政府の、和洋折衷のヘンテコリンなお部屋の木戸様と井上様だ!政府軍を派遣する?指揮は木戸様がとる?一大事だ~~!
 反乱軍にも一理あり、話し合って事を収めようと言う楫取様。青二才様は断固制圧と言い出しておりまして、決定できない元徳様!政府軍の鎮圧軍がやってくる?だったらダンコ弾圧と言う青二才様。地方のいがみ合いに中央が出てきたらもっと大変な事になるから早急に解決せねばと申し上げる楫取様。元徳様はだんまりだ~~!

 すやすや眠る若君様。見守る侍女の皆様、っていうか美和様。見回りに行ってくる?ここで美和様、今度は人寄せの術だ~。反乱軍の若い兵士が食べ物を求めてお城に迷い込んで美和様とばったり!どうしてそんなにたやすく迷い込めたの?このお城はダルダルだ~~!
 美和様得意のオニギリ戦略。食べながら、お百姓から兵隊になった若者の身の上話。俺は異国に行ってみたいんじゃ!生まれや身分で一生が決まらん夢のような国、アメリカ!夢のような国じゃ!日本がその夢のような国になれば良いと言うとった人をしっとると言う美和様の脳裏に浮かぶ在りし日の松下村塾。このあとこの若者をみすみす返したの?やっぱりこのお城はダルダルだ~!

 楫取様は元徳様を諌めておりますが、元徳様は門前払い!ここまで来て後には引けないって?反乱軍ももうやる気満々ですよ。そしてこういう事態が飛び火したら大変だと慌ててやって来た明治政府の鎮圧軍、っていうか木戸孝允様!とうとう力の政治を繰り出すサンダンス軍曹!力で制圧してさらに犠牲が大きくなる予感がします。倒幕が成った後のこの産みの苦しみ期間、ここが明治日本の国づくりの肝心なところで、ウマい事スポットを当てて掘り下げたら実に面白くなりそうなものですけど・・今作にそれは期待できそうにない感じですよねえ。

 事ここに至って大殿敬親様にご出馬を願い出る楫取様・・・となぜか一緒の美和様。大殿が乗り出す決意を固めた!これ以上一人の命も無駄に散らさぬため!同時に元徳様も楫取を呼べと言い出されまして、ちょいと遅かったですけど正しい判断を下されだす元徳様。反乱軍との和解戦略に舵を切りまして候。藩の政治を中央に牛耳られてはならぬしこれ以上命を散らしてはならぬ!と~~。
 グッタイミンで敬親様が乱入して言うには、よく決心した!危機一髪の差で自ら悟った元徳様を褒めて称える敬親様。親子が和合しまして、さらに維新を指揮したものの勤めとしてワシに任せろと敬親様。反乱軍の前にオン自ら姿を現されまして候。これにはさすがの反乱軍も居住まいを正して平伏~。
 大殿様よりおぬしらに大事なお話がある!と、楫取様。大殿様曰く・・皆の者、先の戦大義であった。心より礼を言う!うわああ!大殿が頭を下げたよ!ソチ達が命懸けで働いてくれたおかげでこの長州は日本国は生まれ変われたんじゃ!気持ちは分かった!じゃからどうか争う事なく事を収めてくれ、元徳は皆の声を聴くと約束してくれておる、どうじゃ?ワシからの頼み、まげて聞いてはくれぬか?雲仙様も恐れ入って土下座だ~~! 
 ってなところで、カラスを怖がった反乱軍が発砲!えええええ!?木戸様が攻撃開始じゃ~~!そおおおんなことで戦争勃発か~~~!花に血のりのイメージ映像とかちょっと変な感じよ~~!
 結局このイメージ映像とお花のカットで一戦が終わっちまいまして・・・。大殿様若殿様はどうやって救出されたの?なんだかわけのわかんない繋ぎ方だよ演出の方~~~!

 全てが終わった後、雪の降る中、木戸様を責める楫取様。でもそもそもこのような事態を防ぐために、あなたは藩に戻ったのではないかと静かに逆切れる木戸様です。そう言われちゃあ己の力不足を恥じるしかない楫取様でした。んでも木戸様、ちょおおっと卑怯かも~~~。
 雲仙様ほか連行される反乱軍を何故か首実検しているみたいな美和様。その中にはこないだお握りをあげた彼もいらっしゃって、残らず処刑なんでしょうねええ。これが明治の現実だよ!美和様愕然!楫取様悲しみに立ち尽くす!私の所為じゃ・・と楫取様。私が負うべき責めじゃ・・・うん、ちょっとそう思いますよ私も。同じような事があちこちで起きてたんじゃないですかねえ・・・。とにかく楫取様の愚痴を受け止めている美和様なのでした~~~。

 明治初期のこういう経緯はちょっと興味があって面白うございます。ただあの~、花やカラスを使ってのイメージ演出はなくても良かったかも~。

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この記事へのコメント

鹿二郎
2015年09月21日 06:47
おはようございます。

 諸隊兵員解雇、5千人のうち、2250名名弱だけ残し、ばっさり、論功行賞なしでと言うから凄いですね。リーマンショックの直後に大問題になった”派遣切り”を思い出します。しかし長州藩って財政難だったんですかね? 戊辰戦争終結後でも余剰金が8万両あり半分を朝廷に献上したほど金満だったって聞きますが。

 しかし、脱隊兵も相当強かったようで、木戸様の鎮圧軍を一旦は後退させるほどだったとか、しかし無意味な流血でしたね、鎮圧後は133名が処刑されたとか。
まぁ、甘い事を言ってられない事態だったでしょうが。

 楫取様も美和様も「こんなはずじゃ・・」と、いう思いに囚われた事かと。
 しかし、そうせい候が直に説得とは、本当なんでしょうか? 
2015年09月21日 09:25
鹿二郎様、おはようございます~~。
惨い解雇ですよねえ。国の命令なんだから国軍として再編成するくらいのアレがあっても良かったような気がします。
もしこれで長州が財政難ではなく、むしろお金がいっぱいあったなら余計に許すまじって気持ちに・・・。
維新の英雄たちが反乱して鎮圧されて、勝ち組はただ一握り。現実は厳しいですねえ。民衆に向かって起てと呼びかけた寅兄様の志も、こうなってしまうと皮肉なものに思われてなりません。
ソウセイ候様はどうなんでしょう?無謀だと思いますし、今作的にはあの状況で発砲→開戦の流れで、一体どうやって避難できたのか不思議ですよねえ。

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