NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第37回「夫の忘れがたみ」

どこからともなく現れてお握り作って去っていく、その名は美和様!神出鬼没の御中臈~。本日は何と!鳥羽伏見の戦いにだって乱入よ♪ちょいと無茶な展開をしっかり受け止めて演じきってる井上様が素敵~。

先週の振り返り、京に久坂の子がおる!豪雨被害のテロップは・・こればかりは私、何も言えません・・合掌。
久坂の子を探しに参りますと美和様一人で京へと旅立った。じゃんじゃんどんどん騒がしい京の町、長州薩摩が幕府を討つまさに決戦の真っただ中!女が一人で来るとこやおへんえ~。楫取様率いる長州軍の陣にやって来た美和様。お薬届けてそのままドッカへ行っちゃった?久坂様のお子の事、お相手の事を品川弥二郎様が喋った!手がかりを与えたからすっ飛んでったわけ?余計なこと教えたなああ品川様~~~!
にしても、この頃って将軍は慶喜様で、天子様はすでに明治天皇になってらっしゃったわけでしょう?四候会議とか公武合体とか大政奉還とか・・端折りましたね~。
んで、辰路様を訪ねる美和様ですが、皆様疎開しちゃってて巡り会えず。美和様の事を話し合うのは敬親様と都美姫様。実の子でもないのに探しに行くのがいじらしいから許したと都美姫様・・・うわ!大殿が倒れた!きっかけは美和様か~い!
銀姫様は都美姫様の胸中を慮って遠くを見る目線。美和は今どんな思いか・・。妙にセット然とした京の夕暮れに立ち尽くす美和様、胸中に去来するのは高杉様の、久坂の子を育てろと言う遺言のリフレイン。
OPの雷が妙に強烈に感じまして候。やっぱりいろいろ変えてきてるよね~。金魚とか出てるし~。

 京の町中大騒ぎで、女一人の美和様、よせばいいのに不貞浪士に注意して・・ほら!襲われた!追いかけられてる~~!ハンディカメラと辰路様の目線アップと、力の入った画を作ってらっしゃいますよねええ。
 逃げる美和様を助ける女子・・・もちのろんでうらどらど~ん、辰路様でした~!この人が辰路さんだと私は知りませんでしたと余計な美和様のナレーション。お礼を言う美和様、京へは何故?と聞かれて身の上話をし出す美和様。夫が作った子供を探しに来た、夫は久坂。会ったらどうする?・・・いやいやこんな話をしてたら気づくでしょう辰路様。これが副題のまさかの出会い?お子様もお目見えで!この子よ!あなたが探していた久坂様の忘れ形見!干し柿あげてる美和様。こんな可愛い子供なら引き取って育ててもよろしいかも・・・ゲフンゲフン。
 お顔の色をうかがいますに、まるっきり悟っている辰路様です。美和様は気づかないまま、ほんならねーと別れる義理の母子。辰路様の複雑なお顔は見ものでしたけど、こんな偶然ありえへんって~~~!回る因果の風車はビュンビュン回ってますけど~。

 長州の陣に戻って来た美和様。楫取様に怒られてます。こげえに危ない所に!どんだけ心配したかわかっとんのか・・。美和様言い返して、兄上久坂のこの事しっとったでしょ!もうっ!他所の人が生んだとはいえ久坂の忘れ形見、その子が無事かどうか気になって来たんです、と~。それに約束・・・高杉様のアレか~~。どっちにしろ仕方ない、私は久坂の子を産めんかったんです。久坂にあの世でおうたら文句言うてやります!私には何も残してくれんかったと~~!楫取様気の毒になって何も言い返せない~。とりあえず久坂様のお子様探索は不発で岐路に着く美和様でした~。
 井上ちゃんの力演。良いね凄いね魅力だね。これが無かったら私、今年の大河レビューは断念してたかも・・・。

 鳥羽伏見の戦い!って事は錦の御旗!岩倉具視様に依頼する役が、薩摩の大久保利通様と長州の品川弥二郎様ですけど・・そういうのが残らずスルー。水戸藩ゆかりの慶喜様は当然尊王思想の方でしょうし、錦の御旗を出されちゃあ逃げるしかなかったのでしょうけど、そこもナレーションとイメージ映像で~。兎に角鳥羽伏見の戦いで戊辰戦争で 薩長勝利で慶喜様への追討令がでて江戸へと迫る連合軍って言うか新政府軍。そして無血開城もスルーして時代は明治!まさかこんな歴史の大事件がこのテンポで進むとは!主人公様にとっては他所事なんでしょうけど。これでもう明治!野村様はちゃんと刀のつばの片割れを拝んでましたし、赤い志の巾も映って、前々からの繋がりは感じましたけど・・・いえホント、井上ちゃんの熱演が無かったら私きっと挫折してますから~!

 楫取様や木戸様は新政府の参与として活動開始な訳ですけど、結構な激務みたいで。木戸様のお着替えを持ってくる幾松様、後の奥様ですよねえ確か。ここぞとばかりに楫取様が問いただすのは久坂様の女子と子供の事。困り顔の幾松様。だまっとってスマンと言う木戸様。でも辰路様母子は行方知れず何ですって。
 興丸様と遊んでいても、畑仕事をしていてもふっと胸をよぎるスキマ風。美和様やられてますねえ。そんな所に大ニュース!大殿様がお倒れになられました!元徳様もあたふた駆けつける!こうなりますと元徳様に権力移譲?代替わりって事?奥の皆様も戦々恐々。これからは私の時代だみたいに仰る銀姫様!そうなれば美和が奥御殿を取り仕切るのじゃと取らぬ狸の皮算用。美和様でもちょっと心配なのは、篤姫様が大奥を閉じられたと言う報せ。これからどうなるのか不安が募る美和様。時代の流れから言ったら藩なんてなくなっちゃうんだしねええ~~え。
 敬親様から楫取様に帰藩命令が出されまして、楫取様は萩へと戻られます。私と長州を支えてくれぬかという口説き文句にやられちゃったんですねええ。新政府の事も大事だが、殿には恩義があると~~。

 新政府の職を辞して山口に帰って来た楫取様。そして時代は版籍奉還!全ての領地を天皇陛下にお返ししますって、幕藩体制の崩壊ですよ奥様。新政府となる以上中央集権でいかなくちゃ財政的にも軍制的にも成り立たないって事でしょうか。こんな事になるなら倒幕なんてするんじゃなかったと思われる方もいらっしゃったんじゃないですかねええ。もちろん楫取様は敬親様に、進んで版籍奉還をなさいますようご進言です!
 大変な事を言い出しているって心境がしっかり伝わる楫取様の顔つき、ご発言。ここは見どころでしたねええ。ええ、ええ、最期に物言う役者の気構え!そこん所が見えるだけで私も何とかついて行けますから~~。
 難題はもう一つあると意味深な事を言う敬親様。木戸孝允様が正式な版籍奉還の使者としてやって参りまして、元徳様は驚愕!殿は知藩事となります!重臣を集めて協議しようと言う元徳様を押しとめて、重々しく己の意志を込めて「そうせい」とおっしゃる敬親様。新たな知藩事は元徳、ワシは隠居する、身を辞す、と~~。そうすることで皆の反発を押しとめるっていう魂胆ですか~~。
 でもここ、これまでにない決意のこもった「そうせい」でした。こうしてソウセイ候様も一歩一歩成長していたんだなああ、って~~。

 知藩事と聞いてメガテンの銀姫様。楫取や木戸は何を考えておる?勝手にそんな事を?奥御殿の暮らしはどうなる?興丸は知藩事の後を継げるのじゃろうな?ああ~~~、そういう世の中じゃなくなっていくんですよねえ、徐々にですけど~。今の目から見ると浮き足立ってヒステリーしてる銀姫様がお気の毒ですねええ~。
 藩士の皆様も浮足立ってて、父祖伝来の土地はどうなる?こうなったのも楫取の所為?お家を潰すつもりか?ピンポ~ン、最後はそこにたどり着きますよねええ。そんな藩士を押しとどめる高杉小忠太様。晋作様の月命日にやって来た楫取様に、そこん所を問い詰めます。結局新しい日本の為にはそうするしかないのだと楫取様。だがその流れについて行けぬものもいると忠告する気持ちの小忠太様です。
 梅君健気に剣術稽古。雅様は高杉様の遺言を楫取様に伝えて、久坂様のお子や塾生のお子たちを育てよと美和様に言ったのは大変な事であったと告げ口・・・はは~~んと思い当った楫取様。それで京で約束とか言ってたんか~。

 奥へとやって来た楫取様。美和様とご対面です。これからどうなるのかと美和様。全ては変わる、身分の隔ても無くなり強い日本になる!みたいにおっしゃる楫取様。新しい日本国を一刻も早よう作り上げねば!
 美和様曰く高杉様もそんな風に言ってました。楫取様返して、じゃから新しい国を作るもんを育てろとお前に言ったのか、と~。なになに、妙にフレンドリーな笑顔よ楫取様。私には無理ですと言い出す美和様。久坂の子を育てる覚悟が出来ません、見つけられなくて良かったと。
 じゃが分かった事がある、お前も一人の女子じゃと分かったと楫取様。義理の兄が粉かけ始めたで~~!一大事やで寿姉様~~~!そして楫取様の言うよう、久坂は何も残してくれんかったと言ったが本当にそうなんか?お前が大事に抱えて生きて来たモノがあるじゃろ?
 美和様の胸に去来する松下村塾の楽しい一時、そして久坂様の言った、新しい国!おまえが婆さんになっても握り飯握って人と笑うて暮らせる国を作れたら!それが志だ~~!
 みんなが夢を見られる世を作りたいと久坂は私に・・・。ではその世こそ新しい日本国ではないのか?世話あない大丈夫じゃ!新しい日本人を育てて見よと元気づける兄様。私だけではない、寅次郎も久坂も高杉もみんなそう思うとる・・・お前はどう生きる?そげな国が作れたら。それが天命じゃ。三者三様に美和様に託した志の欠片。
 天命・・高杉さんがそう言った?ならばなおさらやらねばならんな!と妹を手なずける楫取様。これからは私がそばにいてお前を支えてやれる!いやいやいや、何ですかこの親近感!なんかもー暑苦しいくらいなんですけど~~!
 ってなところに、楫取様大変でございます、とご伝言。若い者たちが騒いでます!そして、美和様大変でございます、銀姫様が此度の事で御前様に詰め寄られてます~!そりゃあ藩内が大騒ぎですよねええ~。今週は杉家の皆様が登場せず、逆にこの事態にどうしてたか興味津々シンノスケなんですけど・・閑話休題。
 まずは目の前の事じゃな。藩が明治という新たな時代を生き抜いていけるようにせねばと言う楫取様。ではまず奥御殿から、女が変われば男も変わりますと美和様。女幹事が戻ったな♪皆が見たかった明治と言う新しい時代を私は歩いていきますと、シャア様を押しのけてナレで〆る美和様なのでありました~~~。

 かつてこれほど何の感慨もなく迎えた日本の夜明けがありましたでしょうか、明治編突入~~~!

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この記事へのコメント

鹿二郎
2015年09月14日 21:40
 こんばんは。

 いよいよ明治維新、しかし御指摘のとおり端折りすぎで消化不良でしたね。鳥羽伏見の戦いのシーンも史実は激戦で、旧幕府軍と一進一退、錦の御旗で旧幕府軍戦意喪失って感じだったのに・・八重の桜の時が断然良かったです。

 一方、美和様は久坂様の忘れ形見を探しに・・他の女性が産んだ子でも、会いたいという気持ちには御主人に会いたいという気持ちと同じでしょうね。
 一方、辰路さんも子を取られるかも・・と感じで、この不安も理解できますね。

 長州では勝ったはずなのに、版籍奉還・・「ふざけんな」と、いわんばかりの長州の武士達、薩摩も似た状況だったようで、島津久光様も「勝手な事を・・」と怒りまっくてたそうです。

 しかし、”知藩事”という地位、廃藩置県後も名誉的地位として残し、地方君主としていれば、面白かったのにとも思います。天皇陛下→内閣総理大臣みたいに、知藩事→知事みたいに。
2015年09月16日 06:33
鹿二郎様、おはこんばんは。
まさかここまでやられるとは・・・美和様、恐ろしい子!みたいな~。八重の桜の時には、八重様が関わらない部分もきっちり描かれていたと思うんですけどねえ。
辰路様の顔色がようございました。内心の動揺、って感じで。
新政府の考える新しい国には、藩主も武士も邪魔者だったんですかねえ。中央集権富国強兵殖産興業四民平等、時代の流れについて行けなくなる者が・・っていう小忠太様の心配顔が印象に残りました。

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