NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第33回「花となるために」

いよいよ藩政の大転換が来そうな気配でございます。幕府への恭順と抵抗との間を行ったり来たりの揺り返しでまた何人もの方が失脚落命されるのでしょう。こういう成り行きでは優秀な人材を失うばかりかと思いきや、ちゃんとその後を引き受けて舵取りをする方がいらっしゃるんですから、層が厚いですよねえ、長州藩。

長州を取り戻す!高杉様挙兵!椋梨を討つ~~!緊急事態の内戦状態の長州藩。美和様尾の進言で、都美姫様の仲立ちで殿さまへのお目通りが叶った梅兄様。停戦のご進言でございます。この成り行きって事は梅兄様も結構な大人物だったんでしょう。彼のお仕事ぶりがあんまり描かれてこなかったんで実感がわきませんけど、きっと周りの人から信頼される存在だったんでしょうねえ~。七五三みたいな歩き方でしたけど~。
戦を収めるためには、椋梨様始め現権力者を一掃して民情を鑑みた政に改めて欲しいとストレートにおっしゃる梅兄様です。その赤子のような素直な物言いは、もし私がお殿様だったら文句なしのソウセイ一本やりですけど、さてさて敬親様のご沙汰は如何に?
やがて都美姫様の御前に手を突き、殿が全て預かられると、戦は終わりでございます、と報告する梅兄様。ウマく行ったんだね!大出世だよ兄様。都美姫様にお礼を申せば、私はあのものに請われただけと美和様を示す都美姫様。思わず、こたびは真に・・・ありがとあんしたとカジュアルに呼びかけちゃった梅兄様。兄妹と、都美姫様と、三人そろってウフフのフと、心の交流です。
勝ったぞ~大勝利と喜ぶ諸隊の皆様。立役者の原動力の波動エンジンだった高杉様もさすがに大歓喜。あの夜功山寺へ駆け付けてくれたお前たちのお蔭じゃと前原様と伊藤様に大感謝でございます。
一方、突然失脚と言われてお城にやって来た椋梨様。そりゃあ納得できませんよねええ。でも門前払い?こうしてみると結構惨い措置かも。都美姫様がお取り継ぐつもりなのか殿に向かって、奥でならお目通りが叶うのではと持ちかけますが、会わぬ、ワシは会うてはならぬとソウセヌ候様。
座り込みの椋梨様に非情な申し渡し。七つ時で閉門の時間です・・。となって、しょうがない帰ろうかと見せて置いて、脱兎のごとく駆けだした!奥への強引な進入!美和様もおっとり刀で飛び出してお止にかかる!最後の砦が出て来ちゃった!都美姫様オン自ら椋梨様を止めた~!ならぬ!殿の御意志である!椋梨様のお目通りを断ってから殿は飲まず食わずであると。自らへの罰・・・?殿も痛みに耐えておる!と~~~。
これを聞いちゃあ椋梨様も引き下がらざるを得ず、んでこの者をお送りせよと命じられたのがやっぱり美和様だ~。お前が俺を追い出すのか~~、椋梨様感無量~。お前に何が出来る?女子の分際で?と苛めた相手だもの、皮肉な巡り合わせですよ。美和様ここぞとばかりに伺いたい事がございます・・・って、ここでアバン終了か~~い!引くだけ引いてこういうアレか!コリャまたウマく切り刻んできた~!アバンが8分!いやあ~。引っ張るなああ~。

 美和様が椋梨様に問うのはつまり、兄を貶め夫を追い詰め、多くの方の命を奪ってまで守らねばならぬものは何だったのですかと。前に言っていた、どうして兄が夫が死ななければならないのか聞いてやるって目的が達成かっ。
椋梨様の心情吐露タ~イム!政とは変わらぬ営みを守る事じゃ!保守派の良心ですよねえ~。その道をひたすら生きただけだと言う椋梨様。美和様返して曰く、それは夫久坂も同じ事です!と~。
 言われてカチンときた椋梨様。うぬぼれるな、お前は無力だ何も変わらぬ、そもそも人の力など所詮無力じゃと言う椋梨様。美和様は、何も持たぬのが私の力、おごらずただ目の前の者を敬い出会う方から学び、そうやってここまで来ました!え・・・そうなの?ちょっと違和感を感じずにはいられませんけど、ご本人の意識としては皆様から学んでここまで来ました!ってことなんでしょうねええ~~~。伏し目がちの上から目線!これやられたら相手は傷つくよなああ~。
 お引き取り下さいませ!と、ビシィッと椋梨様に言い放って追い出す美和様でした~~。あれ、これで大奥編の志は潰えちゃったよ?後何するんだろうなあ・・。なんか別の作品で見たようなセットだと思ってしまったのは私だけでしょうか・・・(汗)。アンバーな色合いとかボケ具合とかはよく出来てましたけど~~~。

 銀姫様ご出産!あ、ここに新たな道を見出すんでしょう美和様。それにしてもいいタイミングでお生まれになられましたな若様。潮様号泣!嬉し涙の大感激~~。お世継ぎのお名前は興丸様だそうで~。元徳様ののんきな笑顔が喜ばしかった~。
 そんな所にやってきた亀様。義姉上のご訪問で告げられる杉家のバッドニュース!父・百合之助様のお加減がお悪いそうで!わざわざ告げに来るって事は今のうちに会っとけって言う?でも新人の美和様は外出禁止でしたっけ。でもでも、知らせずにはいられなかった亀様の心情も分かるわ~。イイ人ですよ亀様。
 興丸様をオン自らお風呂に入れてる銀姫様。奥方様が自分でこんな事をするのは前代未聞。さすがはやっぱり新しい風様でございます。でも美和様ちょっとぼんやり?父の事を考えておりましたと言い訳してます。孫が生まれたら慣れぬ手つきで湯あみさせてた父、それはもう大騒ぎでしたと在りし日の杉家の様子を語る美和様。良い家族じゃのうと微笑む銀姫様。
 ってなところに都美姫様乱入!姫がどうして手ずからそんな事をと目を丸くする都美姫様。出来るだけ己の手でこの子を育てたい感じの新しい風様。古いか・・ゴホン、都美姫様曰く、お世話は守役に任せよ!銀姫様はかる~く受け止めて、では守役とともにこの子を育てま~す。守役の美和とともに~。と、突然守役の大役に美和様バッテラ!美和様やっぱり戸惑ってら~。潮様も園山様も、もちろん都美姫様も大驚愕!どうしてそんな新参者に~~~?
 噂を聞いてお女中たちも浮足立ってら~。日出様はヒステリーだ!もしかして自分が守役になると思ってた?いやいやそれって~~。
 誰よりも当の美和様が断固固辞されてます、お守役!奥に入った動機がそもそも、ちょおおっと不順でしたしねええ~。私は気まぐれで言ってるんじゃないと銀姫様。これから城の政は変わる、ならば興丸を育てる守役も古いしきたりにとらわれず臆せず物事に向き合う者に託したいのじゃ!興丸と私と皆の為に力を貸してくれぬかと頼まれて、とうとう守役就任許諾の美和様。大大大出世だ~~~!?

 野山獄では恩赦の山、っていうか残らず釈放ですか?いやでも断固居残る方のあり。久子様だ~!伊之助様から、あなたは出ないのかと問われて答える久子様。私はここに残ります、と~。もう13年にもなるんですか。命を懸けて世の中を変えようとする人たちを見続けて、こうなったら皆様が作ろうとした世の中がどうなるのか見て見たくもあり~~。ぜひ、ぜひ、と言葉をかける伊之助様。結局寅兄様の後始末をしまくる係りが伊之助様なんですねええ~。出獄する伊之助様を見送る獄吏の福川様。こないだ命を救った相手、良かった良かった~。

 伊之助様が登城すれば、杉梅太郎様、高杉小忠太様、前原一誠様、品川弥二郎様、井上聞多様、山形狂介様、役がそろったって感じのメンバーですよ~。これからの方針は、ひとたび事あらば武力を持って決然と幕府にあらがう!威勢がいいなソウセイ候様、ここにきてお殿様のリーダー属性が強化された感じです~。縁の五卿様からお墨付きを頂きましょうと進言する前原様、戦に備えお城は山口に移しましょうと伊之助様。今度は貫録十分自信満々で、ソウセイ!とお沙汰の敬親様でございました~。

 奥ではまた引っ越し準備でてんてこまいのあさだまい。そんな時にまたも亀様が面会願い?これはきっとよっぽど悪いんだ、父上・・。でも美和様、面会拒否。聞いてどうなる事でもなく、奥もそれどころではなく~。ここで日出様なぜか美和様にシンパシーみたいな?潮様に事の次第を報告して、美和様はお宿下がりがしたいのでしょうお可哀想に、こんなに心労が重なったのでは守役が務まりますかどうか・・そういう悪巧みか~。でもだからってあなたに役が回って来るとも限りませんけどねえ、なんたって銀姫様がああですし~。
 んで、そんななか急に美和様に向かって、もしお前が身を賭して勤めるのなら守役を認めても良いとおっしゃる。今後一切私情を捨てて奥と興丸のためだけに尽くす覚悟があるのなら!都美姫様もテレパシーかい?あ、日出様の噂工作がお耳に入ったって事か~。
 イヤミなだけの日出様だけど、それが通っちゃったらむしろ敵に塩みたいな流れになってしまいそうな気もしちゃいますけどねええ~。

 寿様は椋梨邸を訪ねてます。いつぞやの意趣返し?寿様の用向きは、椋梨様逮捕のニュースを告げるため。捕えられたのですか~。イヤミかい?いやいや、ただ夫を信じ仕える心を教えてくださったのは美鶴様でしたと持ち上げる寿様。
 美鶴様曰く、椋梨様は逃げたのではなく、自分の配下の者を逃がしてやりたかっただけだと~。美鶴様は将棋盤を前に、今後何があろうと私は椋梨の妻・美鶴ですと、強がりを張り通して最後の笑顔でございました。

 いよいよ山口城へと旅立つ前日、銀姫様が美和様を呼んでおっしゃるに、半日の宿下がりを許す!恐れながらと遠慮する美和様。これは温情ではない、命令じゃ、お前の家族の話を聞かせて欲しい、興丸に「家族」のことを話してもらいたいからだと言い出す銀姫様。父母の愛を知らない銀姫様ご自身はそういう話をしたくてもできないんですねえ。潮様も乗って来て、お家にはすでに連絡してあります!これは日出様の悪巧みが裏目に出たか~!
 でも、違うんです!遠慮してるんじゃありませんとおっしゃる美和様。今家に帰ったらもう二度とお城に戻れなくなってしまいそうだから?無力な私はここにいるのが怖かったんです~~!
 そうなったらなったで、それでもいい!とまで銀姫様に言われてしまって、半日の宿下がり~~。実に立派な上司だなあ銀姫様・・でも、他のお女中の皆様にもそういう心配りをしてくださっても良いような気もする今日この頃。涙涙で頭を下げた美和様、もうこの姫様は裏切れませんねええ~。

 ただ今戻りました~!文さんが、文さんが帰って来ました~!まるで往年の「寅帰る」のリフレインみたいな杉家のご家中。・・・あかん、亀様に惚れてまう・・。
 んで、風呂に入れ!帰ったらお風呂に入るのが杉家の決まりですか!パパ上様ったらもうすぐ沸くところだって?ってことはまさかのサービスシーン?美和様こと文様の?いやいやそれはいっくらなんでもタラコでもてんてんてんかのNHK!やらないでしょうねえ~。
 杖を突く百合之助様と一緒に畑でカブを抜きに向かう文様。ふらつく父を支えて、時は春。土が温いぞとおっしゃる父上。昔、幼い文様に、寅次郎の力になれと教えたことを悔いて謝る父上。もっと早く解き放ってやれば、お前はもっと穏やかで幸せだったろうと。
 文様返して曰く、この家に生まれて父上の子どもで幸せです!文、はい、と呼び合う父娘、冒頭の兄妹のムフフと共鳴して、家族愛の巻ですねえ今週は。そして、文様のランクアップしたお召し物が成長と飛躍を物語ってますよねえ、このシーン。
 見上げる空には花吹雪。さっきからちらちらと花が散ってましたっけねえ。まことは私、戻ろうと思って来たんですと弱音を吐く美和様こと文様。返して父上、見よ・・桜の花は散っているのではなく解き放たれておるんじゃ、人も同じじゃ放たれて旅立つのじゃと粋な事をおっしゃる。娘の新たな旅立ちを祝福する感じです。翌朝家を出る文様こと美和様、それを見送る絵のような父と母。覚悟を決めて新たな一歩だ~。

 奥では美和がおらぬと騒ぎ出す都美姫様。相変わらずテレパシーのような・・・ってな所に当の興丸様を抱いて出て来た美和様。どこに行っていたとお怒りの都美姫様。興丸に何かあったらいかがいたすつもりじゃ!美和様穏やかに返して曰く、そのような事はありませぬ私がおそばについております。これからもずっと~!
 都美姫様は美和様に向かい、興丸は新しい長州を一つにまとめる希望であると、この命守れるかと、質します。美和様決意を込めて、この身に替えましても!
 最後にシメるのはやっぱり都美姫様、本日この時より美和を興丸の守役といたす!・・・これが正式な大役就任でしたか~。皆様そろそろ出立でございます、と鞠様、いよいよ美和様の大出世街道の道行きだ~~~!旦那様これからが始まりでございますと久坂様に語りかける美和様ですけど、いやいやもう既に時代は次のフレーズに進んでしまったような感が~~。
 次週、寅は野に放たれた・・ではなくううっ!薩長同盟だ~~~!!長州藩の起死回生だ~~~!

この記事へのコメント

鹿二郎
2015年08月18日 21:33
こんばんは。

 長州は政権の変遷が激しかったんですね。そうせい候がもうちょうと指導力を発揮していただければ、周布様や椋梨様以下長州藩政務役の方々も命を落とす破目にならなかったような・・

 一方、銀姫様御出産、興丸様を自ら入浴させるシーンは史実だったんですね。いいお母上さまだったとか。

 一方、美和様のお父上様も最期の時が・・
死せる者あれば、生まれる者あり。って感じでしょうか。
 新しい長州の象徴とはまさにそのとおり。
美和様も大出世ですね。

 そしていよいよ薩長同盟、起死回生の策とはいえ、意外すぎる策を考える当時の政治家は外交上手ですね。

2015年08月23日 01:30
鹿二郎様、こんばんは~。
変遷が激しいっていうか、超極端から超極端へって感じです~。ソウセイ候様がもうちょっとぶれないでいてくださればと・・・両陣営ともそんな風に思ってたりして~。
美和様の父上百合之助様。いよいよ運命の時がやってまいりますようで・・。ひたすら我慢して耐えて生きて来たみたいに見えちゃってお労しい・・(涙
薩長同盟の主役が誰になるかにもちょっと興味があったんですけど、予告とか見る限りではどうやらやっぱり、定番のドラゴンホース様みたいですねええ。

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