NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第32回「大逆転!」

大奥編のキャッチは、志まげませぬ?・・って、その志ってのがしっかり感じられないので、長州の人は仲が悪いんだねみたいな印象になってしまって何とも残念~。志は何ですか~それより戦始めませんか~フフフ~みたいな。

幕府恭順椋梨藤太様のプチ大獄の振り返りから、高杉挙兵で伊之助様の処刑取りやめの顛末。こうなったらもうタイトル通りの大逆転?ビックリマーク?座敷牢の美和様にも知らせが参りまして、じゃあ高杉様のご家族はどうなったのかと心配顔。そして姫様をお守りせよと牢から出された美和様なのでありました。緊急事態とは言え何だか適当なお裁きだなあ毛利家ご家中。っていうか同じ時期に牢屋に入っていた同士なんですねえ、伊之助様と美和様・・・。
鉄砲一発!兵隊を集め出した高杉様。って事はちょっと時間をさかのぼったシーンですね?これで高杉晋作大逆転斬り炸裂となるのでしょうそうでしょう。元治元年の年の瀬も迫った雪の日の事でございました。

 功山寺に立ち尽くす高杉様。鎧姿がカッコええで。何だか仮面ライダーみたいで。やがて一人・・伊藤利助様がやって来た!私の志は立身出世、だが義のない出世などはいりません!お供します!伊藤様率いる力士隊が集結!前原一誠様以下の遊撃隊もやって来たで!無骨だけど強そうなお兄さんたちだ!もしかしてこのシーンに全日本プロレスの猛者たちも?
 聞け!幕府恭順派の椋梨らから長州を取り戻す!と出撃の激!さらに馬上で兜姿の高杉様が五卿を前に大音声、これより長州男児の肝っ玉、お目にかけ申す!出陣じゃ~!・・こういうイメージシーンで終わっちゃいそうな予感がするのが何とも痛い。
 肝心要の奇兵隊はどおおしたのおおおっ?先週起たぬと出した結論は微動だにせず?品川様も山形様も、ちょおおっと喜んでる風ですのに~。
 兎にも角にも丸にも点にも、反乱軍はたちまち藩の拠点を攻め落として武器やら食料やらを入手、さらに三田尻の海軍を襲って軍艦ゲットだぜ!そうそう、そういう戦略が肝心ですよ高杉様エライっ。でもこの顛末、奇兵隊の皆様の噂話とかでお茶を濁しちゃって、やっぱりイメージ映像と切れ切れシーンでお終いかな~~~?
 こないだ伊之助様から教わった新しい時代を作る歴史観と言うか今後の展望を打ち出してくれたら、志って感じでこの戦いの意義がはっきり伝わってくるのですけどねえ・・・。

 奥の皆様も緊急事態宣言。軽挙は慎めとの都美姫様のお言葉。銀姫様がもたらす朗報は、高杉挙兵の驚愕ニュースに驚いた敬親様は小田村伊之助処刑差し戻し?なんでそうなるのかが良く分かりませんけど、差し戻し~って事はもしかしてソウセイ候様は日和見主義なのかなああっ?
 銀姫様曰く、これで当分椋梨も動くまい・・・そこまで表の事を女中と話すか、もはや心の友ですねえ。お子は私がお守りいたします、と美和様こないだうちの行動から考えて、あんまり当てになりそうにはないですけど、いってやるだけでも安心するわけですねえ妊婦ですもの。んで、銀姫様おそば突きが必要だと言う重大な相談を美和様になさいますか?どおおして?牢屋に入ってた人ですよさっきまで。ここで美和様何やら策略?

 椋梨様は高杉様の妻子を寄越せと高杉家にやってまいりました。息子の挙兵で小忠太パパ上さぞや慌てふためくのかと思いきや、こないだ息子に「行けぇ」とお別れ&エールを済ませてらっしゃったゆえ、そうでもなく。息子は義絶したからもう知らないよと、見事高杉家を守る体制でございますパパ上様。
 雅様は息子とともに杉家に居候・・・。どこまでお人よしだ杉家の皆様~~!反乱軍の首領の家族を匿うか~~!ここで美和様からのお手紙到来。美和様の策略は、雅様を女中として奥へ入れるうう?もう入ってるうう!これ、史実なの?ニャンたるウルトラQ!っていうか銀姫様、あなた利用されてるよ~~~!
 雅様のベビーシッターを買って出ている美和様。銀姫様の新しいおそば付きの子と聞いて都美姫様お冠!どうしてそんな人を奥に入れるのかと~。子育ての参考になるかもという美和様に対し、子育ては乳母がするからと!余計な事をスンナと念押し念押し。ですけど銀姫様は、雅様のお子様梅之進君を抱いてまんざらでもないご様子。

 表では椋梨様が諸隊追討令言上した模様ですが、敬親様は追討ではなく慰撫するために出陣せよ?これ以上藩内で争うなというお心でしょうか?しかししかし、そんなのんきなこと言ってられる状況でもないような気がしてなりませぬなりませぬ。
 しかしさすが当作では悪の権化の椋梨様、出陣しちゃえばやり放題だとほくそ笑む。さらに反乱軍に支援するなよと村々に触れを出されました。そしていよいよ長州藩正規軍三千名が出陣でございます。あっちは数十人、こっちは数千人、こりゃもう勝負は目に見えてる?
 村の農家に食物を所望にうかがった奇兵隊の玉木様と敏三郎様。農民はお上の重税にむかっ腹を立ててるの?ワシらの仕返しをしてくれんか?と持ちかけた?
 村の百姓がなけなしのイモや大根を分けてくれたと奇兵隊本体に伝えに来た玉木様と敏三郎様。村人は藩政に不満を持っているのだと言いつのれば・・・ここで山県狂介様が重いお腰をお上げになって、奇兵隊も参戦!もちろん反乱軍の高杉様の元へ!さあ勝負は分からなくなってまいりました~。
 歳明けた正月七日、とつじょ長州藩正規軍を奇襲した奇兵隊、油断していたのか正規軍はあっさり退却~~。でもそこはやっぱり正規軍、体勢を立て直して再戦勃発!激しい戦いとなりました。じつに細切れの狭い画面で済んでしまってちょいとアレですけど。一進一退~~!
 奇兵隊に米俵をいっぱい持ってきた高杉様たちご一行。このお米は街道筋の庄屋の皆様からのお志。村人に続いて庄屋様たちまで、つまり全民衆が反乱軍に味方していると?反藩政の気持ちで一致したって事?いやあ~一般庶民には勝てるかどうかなんてわからないでしょうし、どちらかに肩入れするのは大バクチですよね、よくぞそこまで・・っていうかそんなにみんな今の藩が嫌いなんだねっ!それが志か~~!?
 この戦いはもはやわしらだけのモンやない・・勝つぞ!全ての民、草莽の力で~!勢いが付いてきましたよ!高杉晋作様はやっぱり時代の主役よ!こっちメインでもっと描いて欲しいなああ。
 正規軍を待伏せの反乱軍。霧雨に紛れて一人で進み出てピストル連射捨て身の攻撃高杉様。そして槍持って向かってきた政府軍を一斉射撃!敏三郎様もテッポウで活躍だ!少~し戦争っぽくなってきた!激しいシーンになったと思ったら・・
 ここで玉木文之進様ご子息の彦介様が斬られた!重傷!瀕死!こりゃもうあかんわ・・。前~に今生の別れみたいなシーンがありましたっけ玉木様親子。激戦の末、派遣正規軍を打ち破った感じの反乱軍。少し悲しいお顔でお三味線でお歌を歌う高杉様。戦場で三味線弾きも達成だ~。
 玉木彦介様は泥だらけの血まみれで父上の幻を見上げつつ・・静かに息を引き取られました。看取って上げたのは敏三郎様、号泣!

 正規軍は総崩れ!こうなるとみんな勝ち馬に乗りだしますよ!椋梨様の余裕がなくなったああ!諸街道の口を固めるのじゃ高杉たちを萩に入れてはならん!と激怒される椋梨様。追い詰められた感がお顔に現れてます。後ろの人たちはちょっとやり過ぎかなああ・・・
 当然皆の気になるのは高杉の妻子はどこ行ったって件でしょう?まさかたまさか八坂のムサカでご自分の足元におったと知った都美姫様!ビックリしてますけど、雇い入れた時点で誰かお耳に入れなかったのかしら?スパイとかおいてないわけ?意外と都美姫様もツメが甘いようで~。
 反乱軍の大将の妻を奥に匿うなど言語道断とばかりにお怒りの都美姫様。美和様がまた出過ぎた真似をしたと知って更に怒る!雅様を追い出せとのご命令ですが、腹をくくった雅様が返して言うよう、私を人質になされませ!さすれば高杉晋作は決して奥には手を出しません。これこそ奥の者たちを守る最善の策!なるほど確かに、これは良い使い道。都美姫様も息を呑んでます。
 すぐさま銀姫様がノリノリで、面白い!以後この者は私の人質とする!この子を守るためでございますと都美姫様に直談判だ。一件落着だ~!この成り行きは美和様的にも意外だったようで、銀姫様を見直しちゃった感じのお顔。
 月夜の中庭一人たたずむ美和様。銀姫様に問われて曰く、私にも子があったらと悩んでましたって?今日の姫様や政殿のようになれない?母となるとこのように強うなれるのかと羨ましゅうございます~。ほほ~う。

 杉家では玉木文之進様が息子彦介様由緒の原稿を持ち出して感無量。慰め顔で付き合っているのが弟杉百合之助様でございます。すでに彦介様ご臨終の報を聞いてらっしゃるご様子。鬼の目にも涙の文之進様でございました~。子に先立たれて親は辛いのうとの思いを共有するご兄弟でもあり~。
 高杉小忠太様が伊之助様に何やら伝えにやって来られました。大殿様の御下命で伊之助様の処刑は正式に取りやめとなったと。やっぱり日和見ソウセイ候?まあ、不平分子への見せしめのために殺しとこうかって感じでしたし、こうなった以上殺す意味も無くなったって事なんでしょうか?反乱軍は勢いをマシマシ肉マシ油ニンニクで、その数千人を越えまして候。これはもう止まらんかもしれないねー。
 でもそれで反乱軍のご子息様は萩まで攻め上られるのかと心配顔の高須久子様。相変わらず牢にいるんだ!もうなんというか牢の妖か・・妖精妖精!妖精みたいですよ久子様。高杉様曰く、そうならぬように動いている者がおる・・?

 その者とはすなわち梅兄様!杉梅太郎様がとうとう立ち上がった!いつも笑顔でサポートばっかやってたけどとうとう梅兄様に大活躍の時が来ましたようです奥様!これつまりケンカ仲裁内戦調停和平交渉命がけだ~!
 まず高杉晋作様を説得に来た梅兄様ら一行です。民たちも元々は藩の安泰を願っていたはず、何としても大殿様にお目見えして藩政をあるべき姿に戻すよう働きかけるから、これ以上萩への攻撃はせんでつかあさい、と~~。そこそこの手ごたえ好感触?
 ってその帰り道、突如何ものかに襲われた!悲鳴を上げて逃げ惑う梅兄様!何とか梅兄様だけは助かった模様ですけど、この下手人は藩政の揺り戻しを好まぬ勢力・・椋梨派だと見破る寿様と美和様?いやいやしかし、反乱軍の諸隊だって寄せ集めなんだから、どっちの所為かはわからないのではないかと~。と、ここで!どーん、どーん、と火薬のハネル音!
 怒り心頭の高杉様、とうとう萩城に大砲発射だ!海から!軍艦から!何だか軽そうな砲撃音で花火みたいだけど、砲撃だ~~!海からの攻撃には弱いって?あ、そうそう、それだから一時山口城に引っ越してたんでしたっけ長州藩首脳部。とにかく萩城危うし!っていうか海からの攻撃を計算に入れてなかった模様の椋梨様!これはもう勝負あったかあああっ?
 当然奥だって危いっす!具合が悪くなられた銀姫様は美和様の手を取って、この子を守り無事に産んだら私の手で育てる!オノコであろうがオナゴであろうが関わりない、わたしのことして己の手で育ててみたいのじゃ~~~ってなんだかわけのわからない事を言い出したよ銀姫様。でもそれもひとつの志?美和様は万事良いように解釈されましたようで、毎度おなじみ覚悟のお顔で駆けだした!
 美和様が向かうのは大殿・毛利敬親様の御前!直談判か~、いっくらなんでもその場で手打ちになりかねぬ暴挙でっせ!無茶するわこの後家はん~~。
 美和様の前進を止めるのは都美姫様。進むことまかりならぬと~~!美和様口答え!私の兄がこの戦の和議を無そうとしております!どうかお取次ぎを!やったよ梅兄様。とうとう大仕事の表舞台に躍り出れる時が来たっ!梅兄様を押し上げる格好で都美姫様に直訴する美和様。でも傍らの侍女がナギナタ構えてるよ!
 美和様言い返して、ありがたきお言葉、されど・・今城を攻めているのは名もなき民たちでもあるのです!民たちが立ち上がったのでございます。高杉様が戦っているのはこれら民のためでございます!ちょおおっと戦の意味が変わって来たかなあ~?っていうか、よくまあそこまで世の中の事をお見通しで~。それとほらほら、それならもうちょっと椋梨様の藩政で苦しむ民の姿を描いといて欲しかったなああ・・・。
 ここで高杉様のカットイ~ン!船から大砲撃ってます!ドンドン撃て!どうせ空砲じゃ~~!あ、なるほど、だからあんなに音が軽かったんですねええ~~~。
 戦で身内を亡くしたものは皆、これ以上誰ひとりの命も失いとうはないと思うております。その強い思いがあればこそ、私たちは新しいお命をお世継ぎ様をこの身に代えてお守りする事が出来るのです!どうかお目通りをっ!
 都美姫様と美和様のにらめっこから都美姫様の足が徳俵にかかった感じのご表情で、今週のラストとなりました~~~。・・・いやいや、ここまで美和様が頑張らなくてもいずれそういう流れになるんじゃないのかと思ってしまったのは私だけでしょうか?そう思ったらなんだか緊張の糸が緩んで空気が抜けちゃって・・・(汗)。でもでもとにかく主人公!歴史的ご決断の裏で常に暗躍するのは美和様だったようです、はい~~~。

この記事へのコメント

鹿二郎
2015年08月12日 07:49
おはようございます。

 いよいよ内戦状態になった長州、3千人もいる萩政府軍にくらべ、力士隊に遊撃隊、奇兵隊を加えても最初は300人ちょとだったとか。それでも萩政府軍を撃破できたのは、民の支援のほか、欧米列強・幕府諸藩の軍勢と戦った実戦経験にくわえ、欧米式の戦術をとりいれた戦法が効果的だったようですね。NHKでもやってましたが。それにくわえ、軍艦3隻で海から威圧するとは効果的ですね。萩の陸地側では、いつ上陸してくるか、言い知れぬ恐怖感が漂い、事態を収拾できない椋梨様幕府恭順派へ市民の反発は必死だったでしょうし。
 椋梨様、諸隊を侮って、軍艦も萩に回航させずに放置って、冷徹にみえて意外に詰めが甘いように見えます。高杉晋作様の妻子も人質にしてませんし。

 
 しかし、こうなるまえに、当面の危機回避は椋梨様、回避後は高杉様、という具合に、政権内での担当のすみわけが出来なかったのでしょうか?・・

 あと、銀姫様、砲撃音で産気づかずよかったですね。ひとによっては、産気づく妊婦もいるようですし。
2015年08月16日 18:55
鹿二郎様、遅ればせながらおは今晩ちは~。
とうとう来るべきものが来ちゃいました長州藩。
技術の差が明らかになって反乱軍の大勝利。
っていうか、そういう理論的な戦法が請われてたんでしょう幕末日本。
時代の流れが保守派の椋梨様には逆風であったんでしょうねええ~。敬親様がウマい事両者を取り持って舵取りが出来ましたら、犠牲者ももっと少なく済んだのかも~~。

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