NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第15回「塾を守れ!」

タイトルにビックリマークで盛り上げようと言う意図でしょうけど、それ以上に放送時間が繰り上がってビックリですよ!いつもより45分も早い!選挙だからっ!特番だからっ!でも休めないんだからっ!とまあ、今宵は夕食時間をずらして何とかかんとか視聴です、はい~。

安政の大獄!帝の勅許を待たずに開国条約締結の井伊直弼様。反対派に血の粛清!間部老中暗殺を企てた寅兄様は野山獄に際投獄。新しい年が来たって事は安政六年、横浜開港の年。松下村塾はなくなり、活きのいいアンチャン達もいなくなって杉家はひっそり。前に黒船に乗り込んだときは外国へ行って見聞を広めたいみたいに仰っていたと思うんですけど、今度は開国反対って落差がどうなんでしょう?視聴しているこちらとしてはもう少し心境の変化なりを教えて欲しかったなあ。松陰先生齢30、もう少し落ち着いてもよろしい年齢ですけど、過激ですよねえ。
嘗ての野山獄囚人で居残っているのは高須久様のみ。この人は帰る家がなかったですものねええ。んで、松陰寅兄様が何をしても決して見捨てない愛の一族杉家の皆様は相変わらず差し入れをするんですね。母上が大福餅を拵えたと梅兄様、文様もお握りにキンピラ!美味しそう!泣けて来るなあ、優しすぎるよ杉家の皆様。でも前の時と同じで獄中の松陰先生は書物を読んで学問漬けだ。今日は今日しかない無駄にはついやせん正月だろうと学問するんだと?しぶと~い。いつぞや懲役すれば糖尿病が治るとうそぶいていた昭和の大物がいましたっけねええ・・・。
家族への感謝の言葉もそこそこに塾生へのお手紙を渡す松陰先生。まさかまだ間部老中暗殺を?まああの、それ以上に大物の大本命を水戸藩浪士の方がやっちゃうわけですけどねえ、後々。
にしてもしかし、真心を尽くせば必ず伝わる?その性善説が分からないなああ、だったらその真心で地道に説得するべきで、いきなり暗殺するのがどうして真心?みたいな・・・。
京では吉田松陰が御政道を批判していると言う噂?間部老中が大老井伊直弼様にご報告です。噂ではなく証拠を探せとおっしゃる井伊大老。
今回の処分に反発する者があるから身辺に気を付けてくださいと言い出す間部様、井伊様は返して言うよう、心配無用死は覚悟の上じゃ、戒名は既に用意した!凄味と厚味がまるで別のドラマのような井伊様のシーンです。ここでやらんでいつやる?命を狙われようと一歩も退くつもりナシ!惚れ惚れしますねえその覚悟。
梅田雲浜はは拷問に次ぐ拷問で仲間を売れと命じられるも一切口を割らず!悲惨!いっそ水戸藩が仲間だ位に口を割ってくれたら思うツボなんでしょうねええ、井伊直弼様的には。
お江戸の久坂様&高杉様にも松陰先生のお手紙到来。中身は相変わらずの「間部暗殺」!でも高杉様は乗り気ナッシング!間部一人を殺してなんになる?桂小五郎様も割って入って今はダメだぞって。久坂様も頷くしかありません。だって無理でしょ~~。
杉家に届いたご両人から松陰先生へのお手紙。さらに文様に久坂様からの別便・・・たちまちお顔を曇らす文様、って事は、今回の事を伝えて口添えしてくれってお願いでしょうか。待ちに待ってた夫の手紙がこれですよ、んもうっ!せっかくの初物のタケノコだってのに味わう余裕も無くなっちゃう。・・相変わらずアバンでストーリーが結構進行しますなああ、今作は~~!

 文様が届けるお江戸組から松陰先生へのお返事は・・今は伏して時を待ちましょうとのまっとうなご意見を送って来ましたよご両人、血判まで押してある!
 松下村塾の両翼と言うか龍虎と言うか助さん格さんと言うか金さん銀さんと言うか、とにかく二大高弟からダメ出しされて、文様からも説得されて、でも松陰先生大激怒だ!?自分も生徒から学ぶんじゃなかったんですか松陰先生?これはちょっとオカシクなってるよなああ。

 行き場を亡くした青春エナジーの鎌足の塾生の皆様は小田村伊之助様への抗議行動です。先週仰ってましたよねえ伊之助様、寅次郎を入牢させるよう進言したのは俺だって。ですが伊之助様は言い返します、君たちは一度でも老中暗殺の是非を自分の頭で考えたか?サルでももちっと頭を使うぞと煽って問いかけます。
 命を懸けて国を守りたいなどと言い張る若者たちですが、伊之助様は一人一人の名前や出自を覚えてらして、前原一誠様には、君は故郷目出村の民を守るべき身であったはずだが、幕府の老中を暗殺することで目出村の民がどうして飢えから救われるのか説明してくれたまえ、と~~。玉木彦介様には、父・文之進に認められたいから猛々しいことをするのか?と。亀太郎様には、素晴らしい絵かきが筆を刀に持ち替えて人を殺すだけの意味が君の中にあるのか?等々、言われて何も言い返せなくなっていく塾生たち。
 キミたちは己の本心から動いていない。誠に何かをなそうとするなら、世間を知り人を知り藩と言う組織の動かし方を知ろうとするもんじゃ。そういう人間が君らの中から現れた時藩は初めて君たちを恐れその声を聞くじゃろう・・・こうなると松陰先生以上の教育者だわ伊之助先生。

 久坂様&高杉様に松陰先生から届いたのは絶交状!久坂様の上半身裸の僧帽筋が厚めで素敵!あ、失礼、んんで先生のお手紙は・・君たちは志を亡くしたみたいに書いてあるの。久坂様はヘタレてる・・高杉様は萩の田舎に引きこもっている先生は世相が分からなくなっていると言い放てば、先生を愚弄するのかと瞬間湯沸かし器の久坂様が胸倉掴む!じゃあどうせえっちゅうんじゃ~~~!先生のご機嫌取りに二人で事を起こして死ぬか?塾はもうないんじゃ俺たちに帰る場所はないんじゃと言い放つ。
 杉家にもたらされたお江戸の桂小五郎様からのお手紙は、松陰先生と塾生との手紙のやり取りを止めさせるようにとのご忠告です。生徒を煽っていたらそのうち大変な事になりますよと。野山獄は相変わらずお手紙自由なんですねえ、検閲もしてない感じ?まあ取り次いでるのは文様ですけどねえ。杉家としては今後手紙はインターセプトで留め置く事になり、野山獄では松陰先生の筆と硯が没収ートッ!相変わらず獄吏は福川様で、帰るお家がなくて居残りの高須久様は松陰先生へのシンパシー。
 あ、でも松陰先生の過激思想にすっかり心酔している弟敏ちゃんがやっちゃった!松陰先生の書状を塾生の皆様に配達です。前にも出て来た神社の境内ですねえ。今度は「ふしみようがのさく」。参勤交代でお江戸へ向かう長州藩のお殿様、毛利敬親様を拉致して伏見の御所に連行して帝に直談判で攘夷決行のお許しを得ようっちゅう・・・無茶だ!こんな少人数でそんな事やったらたちまち捕まって全員死罪だ!藩をあげて軍隊を繰り出して攻め込むくらいの勢いなら・・・それは後々やらかすわけですけど、今はまだそこまで藩の覚悟もできてませんしいい~。
 それよか公家の誰かに繋がりを付けて地道に朝廷工作をすれば、孝明天皇でしたらすぐに攘夷の勅許くらい出してくれそうな感じがするのはまあ、後世からの後出しジャンケンですね、失礼。んでも!やっぱ無茶です!ムリです!出来ませんって!松陰先生~~。
 伊之助先生の叱責も効いたのか塾生の皆様も今回は沈黙してます。俺は行けんと一抜けしたのはやっぱり松浦亀太郎様でした~。
 いつまでたってもお返事来なくて松陰先生黄昏てる?文様が持ってきた吊るし柿にも目もくれず・・。さっき取り上げられた筆と硯は文様に手渡されました。ここんとこの皆の言葉を振り返って、どうして分かってもらえないのか分からんと嘆く松陰先生。最後に叔父上・文之進様の言葉が蘇ります、お前は学んで長州を守れ、お前が守らんかったら家族が死ぬんだぞ!凄まじい教育ですなああ。そして文鎮で壁に何か刻んでる~~。

 明倫館で本の整理をする伊之助様。そこに文様やって来て言うよう、どうして寅兄にあんな嘘を?先週の「進言したんは俺じゃ」発言ですか?よく見抜かれましたねえ文様、時々大河の主人公の人ってエスパーみたいですよねええ。やっぱりお前には嘘は付けんと苦笑いの伊之助様です。
 友にそうされたのなら寅次郎も少しは自分を顧みてくれるかもしれない?伊之助様の至誠も松陰先生にはなかなか伝わってないご様子ですなあ。因縁の「海防臆測」を手に、友を、兄を、それぞれに思いやるお二人なのでした。

 寅兄様が壁に刻んでいたのは「至誠」の文字!つまり、伝わらんのは僕の至誠が足らんからだ?いやあ、相手の立場に立って説得するのでなく強引に自説をごり押しするから伝わらないんじゃないかなああ・・・。
 そんな松陰先生を弟の敏ちゃん敏三郎様が尋ねます。自分がこないだの計画を決行しますと旅立つ覚悟?身振り手振りで覚悟を伝えるカワイイ弟ですよ!っていうか実は一番弟子?こういう弟が吉田松陰にいたんだって事が分かっただけでも大河冥利につきるってもんですよ~。一番悔しいのは伝えようとしても受け取ってもらえんこと、と敏ちゃんの伝えたい内容を言い当てた兄上。視聴者にはちゃんと字幕で説明があって親切でした。
 覚悟を決めて一礼して立ち去る敏ちゃん。だがここでさすがの松陰先生も止めた!待て敏三郎!福川様弟を止めてくだされ~!と、やがて福川様に連れ戻された敏ちゃんの肩を抱いて、行ってはならん、お前には大事な仕事を頼む。母上に伝えてくれ、吊るし柿有難う御座いましたと。一緒に柿食べよう、って・・・
 弟が死ににいくのを止めた心・・それが人間の情ですよ松陰先生。あなた他人の家族にその思いをさせて平気な顔してたじゃないですか、それが人として正しい事なのでしょうか松陰先生・・って思わず画面に説教しちゃいましたよ私も。
 杉家では獄中の寅兄様にお手紙を書いてるの、皆して。塾生からの手紙はダメでも家族からならOKでしょうと?せめてものお慰めに?って!甘いなああ!寅やの羊羹よりももおっと甘いご家族様だ。そして相変わらず雲の上の母上滝様は、たとえ野山やしきにお出で候ても云々。「野山やしき」と来たもんだ!コリャまたビックリ雲の上どころか成層圏まで上がっちゃってるよこの人は~。文様が持ちだした硯は兄上の硯・・・アンバーで優しい画像でございます。

 殿の参勤交代の時が来ました。松陰先生の「伏見要賀策」を実行しおうとする者が現れました!伊之助先生にやり込められてもまだ目が覚めないんですねえ。何時もの境内です。
 すみちゃん兄上の入江九一様と野村靖様を中心に、寺島様や前原様や玉木ジュニア様・・・。先生を裏切れないし、うちは二人いるから僕が行くと言うのは入江九一様。このメンツの中では一番堂々とした格上感満載。でも結局弟の野村様の方が脱藩して京都へ向かう?うわあ・・一人で?死ににいくようなもんだよ~。そこに野村家妹のすみちゃんが乱入だ!なんでそねなことせんといけんの?無駄死にやろ!泣き崩れる妹を置いて脱藩する靖様です。
 杉家にやって来たすみちゃんは大激怒!例の硯を掃除してた文様を問い詰めます!塾生を危険な目に会わせるような兄ではないと先週請け合ってましたからねえ、文様。嘘つき!!そりゃ怒るわ~、入江家にしてみたら大迷惑だもの~~。
 一方小田村家にやって来たのは前原一誠様です。あの松陰先生はもうおられんのじゃろうかとぶつぶつ言いながら・・・。伊之助様に向かって土下座して、助けてください野村を止めてつかあさい京で騒動を起こす前にっ!
 文様から事の次第を聞いた松陰先生、ご満悦ですか松陰先生?と、そこに絶妙なタイミングで伊之助様登場!藩から追手が出て野村は直に捕えられるじゃろうと、それを察した野村の兄・入江九一は首謀者として自首して来たぞと、兄弟そろって岩倉獄に繋がれる運びだぞと、冷静な状況解説。またもお弟子を岩倉獄に入れてしまうか松陰先生。金子様で懲りたかと思ったんですけど・・・。
 さすがにヘタレた松陰先生。そんな兄に硯を返す文様。これはやはり兄上のおそばに?前には人を救ってくれた寅兄様のお言葉?文様も、久坂様も、高杉様も稔麿様も、みんな寅兄様の言葉で救われてきた。目を覚ませって教えでしょうか文様?帰ってきてつかーさい英雄になんかならんでイイから!私たちの家にただの兄上として~~~!流石の寅兄様もマジ泣きしはじめましたよ~。
 文様の顔を撫でて神妙な寅兄様、みんな寅兄様が大好きなんですどおおか帰ってきてという文様ですが兄様まだ強情張る!それは僕の人生ではない!文よ兄は死にたいんじゃ。こねな僕でも死んで見せれば心を動かして立ち上がる人間もおるじゃろう。僕はもう死ぬことでしか生きられん・・・。斜め上の遥か上を行っちゃってんだなあこの人は。母上の雲の上っぷりともしかして似た者母子なのかもなああ。
 伊之助様は追いすがって、お前の死に場所はこげなところではない!と説得しますけど、まだ言い返す松陰先生、君は僕を止められないよ死ねぬ人間だからだと御しゃる。久坂たちも死ぬ覚悟はあるが無駄死にはせんなどと言うがそれは嘘だと。今ではないと言い続けて何をなすこともなく人生が終わるんじゃ~。
 声をあげんもんに声が届かんもんの気持ちは分からん。傍で見物するだけのお前など藩の犬だ、友ではないと言い放ちます。口先だけで立派な事を言うて何も行動もなさぬものを僕は憎む、僕も同じじゃ、僕は僕を憎む!世のため人のために何の役にも立たん~~~!荒れるなあ兄様・・・。
 僕には真心が足りんのじゃ、だからいつも間違えた!猛々しいことをすると口先で言いながら何をなすこともできん!何もなせずに生きる事が恐ろしいんじゃ?いやあなた、カウンセリングとか受けられた方がよろしいんじゃないですかねええ・・ちょっと入ってますよ?いろいろと・・・
 まっすぐな気持ちは分からなくもないですけど、自分の思想をごり押しして人を不幸にするのが至誠かって思うなあ私は~。松下村塾が始まった頃とはまるで別人みたいな感じもしますねえ。
 やみくもに攘夷して条約を踏みにじったら逆に戦争になりかねませんし、そうなったら当時の日本がとても列強に太刀打ちできるとも思われず、開国の断を下した井伊様は間違ってはいないと思うのもまた後世からの後出しジャンケンですかねえ。もちろん手続的には、朝廷の勅許を願っておきながらそれを待たなかったのは間違っていたんでしょうけど。
 家族の愛を跳ね返す松陰先生に、文様はたまらず泣き崩れまして候。彼には思いやりの言葉も届いとらんかったということでした・・松陰先生、いろいろ酷いよ~。

この記事へのコメント

鹿二郎
2015年04月13日 06:58
おはようございます。

松陰先生、憑かれてしまってますね。「僕がなんとかしないと。」という叫び、「なぜ分かってくれない。」との叫び、真面目な人ほど憑かれてしまう典型ですね。生き急ぎ過ぎてるというか。思うに、叔父上の教育が一種の洗脳に近いもので、それが影響したのかとも思えてきます。幼い頃の強烈な記憶は一生を左右しますし。

筆を取上げたのは失敗でしょうね。ああいう人は書くことで衝動を発散しますし、取上げれば余計衝動が抑えきれなくなると思います。書いたものは焼き捨てればいいですし。

しかし、置いてきぼりの感がある家族はいたたまれませんね。
2015年04月13日 23:03
鹿二郎様、おは今晩は~~~。
憑かれてるって言うか、いっちゃってるって言うか、
真面目な人が思いつめ過ぎちゃってもう大変な感じの松陰先生!
先生ったって何から何まで万能じゃないんですから、生徒の皆様ももう少し自分の頭で考えたらよろしいですのに・・今の所高杉様くらいしか師を乗り越える気概が見えておりませんようで~~。
でもまあ、間違いでも蛮勇でも、それが幕末維新の原動力とはなりましたわけで、歴史って複雑かつ意外といい加減な成り行きだったのかも・・・
いずれにしてもご家族の皆様にはお気の毒!大変でしたよねえ、私的には誰よりも梅太郎様にシンパシー。

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