NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第41回「男たちの覚悟」

先週は北条家の滅亡アーンド秀吉様迷走中みたいなラストで・・・。でもほら、決して絶対的な滅亡じゃあなかったみたいですよ、北条様。一時は謹慎の身であった氏直様の態度が神妙であると助命の後に大名として復活させられたらしいですし。それから、玉縄城主の氏勝様もいち早く降伏の後、徳川家の家臣として生き残られましたようですし、御家臣の方々も後々家康様に召し抱えられたり地方で名主になられたり・・・血も涙もないご沙汰ばかりではなかったような気もしてくる今日この頃・・・。まあでも今作的には迷走極める秀吉様押しで!んで、その首に鈴をつけるのは、果たしてだれかニャあ?みたいな~~~??

 アバンは小田原城開城の交渉の段の振り返りから。二か国安堵を条件に交渉成功の官兵衛様!しかし手のひら返しの秀吉様、二か国安堵は白紙にして氏政様にはご切腹!
 北条を潰して家康様をそっくり移封すると言う秀吉様のお達しを憂える家康様と側近家臣の皆様。そこに官兵衛様到着!ご挨拶に伺いましたと~?此度の関東への移封、迷惑でしょうと水を向ける官兵衛様。するっとスルーする家康様。あら官兵衛様平伏低頭よ!此度の国替え、天下の為になるかどうか徳川様次第・・・要するにあれですね、天下の為に大人しく受け入れてくださいとおっしゃる?
 家康様は優しく受け止めて、関東で力を養っておくとしよう・・殿下の手綱を頼みますぞって・・うあああ、後々を示唆する重要なシーンをシレッとアバンに持ってきたか~~。

 天正十八年ですよねえ。関東の北条様を落とし、今作ではスルーでしたが東北の雄・伊達様にも臣下の礼を取らせて本当の天下統一が成立した秀吉様の現況ですが、淀様&鶴松様を溺愛するあまり実は三成様のシークレットコントロールでお怒りのおね様つまり北の政所様。誰が猫鈴?秀吉様にご諌言申し上げる貧乏くじが回ってくるのはやっぱり主役の官兵衛様?
 おね様がお膳立てで三成様を引き離して、考えてみたらひどいことするなあ、おね様・・・。これで心置きなく言いたい放題諌言できますって?画面が黄色いなあ、夕暮れまじかの明るい一時の情景?それに黄金仕立てのインテリアが映えて相乗効果?みたいな~。
 いまは亡き半兵衛様を持ち出して、戦無き世を目指した半兵衛様の御心を思い出させて、ちょっとウルルっときた秀吉様です。殿下が下す命は天下万民が得心できるものでなくてはならず、万民が力を蓄えなければならぬいま他国を攻めるなど余りにも無謀!半兵衛様が生きていたらそう言うに違いなく、って、ここら辺までは良かったんですけど、淀様鶴松様への過ぎたるご寵愛に言いつのるや、秀吉様大激怒!!いやあ絶対権力者がおかしくなったらこんなものなんですねええ。人治主義の限界なのでしょうか・・・。淀様鶴松様の事は別にしといたら結構ウマく行っていたかもしれませんけどねええ、ここら辺。

 秀長様、利休様、官兵衛様で豊臣家の行く末を憂えて話し合ってます。秀長様は相当お悪いご様子。これはもう風前の灯ですねえ。障子越しの柔らかな光で暗い室内・・あら、お涙のお芝居で心をつかむわ秀長様、御両名のお手を取って、頼むと~~~。
 爽やかな逆光気味のスッキリした感じのお座敷で元気に駆け回る鶴松様は・・おね様の元から淀様の元に奪還された!そりゃあ産みの母ですからねええ~。鶴松様をしっかと抱きしめた淀様はさらにおね様を蹴落としそうな雰囲気・・・(汗

 そんな秀吉様の所に朝鮮国の使者が到着。お召し物が原色で派手派手しくって超豪華よ!被り物も涼しげで高そうな感じ。小西行長様がお呼びしたわけ?で、実は二枚舌!朝鮮国王の服属の使者と秀吉様には言ったけど、実は大嘘で日本国天下統一のお祝いを述べる使者として派遣してもらっただけなんです~?それを官兵衛様に告るの?お茶室で・・利休様も同席なんですねえ、これが~。
 秀吉様はこの後、明国制圧の道案内を朝鮮国にさせるおつもりで、そんなつもりで出国したら即戦争ですよ!そのウソがばれた時点で行長様も処刑ですよ!何で官兵衛様に告るの?何とかして欲しいの?みんな官兵衛様に期待しすぎですよ~!あらでも引き受けちゃった?無理!無茶!無謀!やめときゃいいのにいいい!
 こないだに引き続いて半兵衛様の軍配をじいっと見つめる官兵衛様。この乱世を終わらせる軍師の仕事を受け継いだ心の師!嫌われても殺されても言うべきことを言えみたいな軍師の教え・・・。さらにダメ押しに利休様の先週のお言葉・・・(汗

 お茶室で、意を決して諌言再開の構えの官兵衛様!ですがここで利休様が割って入った!秀吉様に差し出したお茶碗が諌言爆弾炸裂っ!これは先ごろ殿下の怒りをかって死罪にされた我が弟子山上宗二愛用の茶碗でございます!そんな酷い事をなさってましたか秀吉様・・・。
 顔色を変えてお怒りの秀吉様に対し、殿下をお諫めするためでございますといけしゃあしゃあと言ってのける利休様。近頃の殿下の目は曇っておられるようで・・と言い放ち、官兵衛様が言おうとしていた朝鮮は殿下に従う気はないという事も言いつくしちゃって、官兵衛様は命拾いなり~。
 この上無謀な戦に走れば人心は離れるばかり豊臣のいくすえもアブのうございまする!言っちゃった~!実に痛快ですけど、これは後が怖いで、利休様!うああああっと雄叫び上げて席を立つ秀吉様!
 あら、ここで更に三成様がダメ押し?利休様の悪口を吹き込む?よく言われる茶道具を高く売りつけた件と、大徳寺の山門の上に自身の木造を作らせた件と、特に後者には秀吉様改めて大激怒!この俺に、利休像の足の下をくぐらせるつもりであったのかと~~~!

 天正19年となりまして、秀吉様のなさりようを憂えてらした秀長様はとうとうご逝去されました。ご遺体に添い寝する秀吉様、ご兄弟の愛情がなかったわけではなかったんですねええ。でもこれで、ますます三成様の権力拡大・・・。 利休様は蟄居謹慎の身となられました。利休様に蟄居を申し渡す三成様を、逆に戒める利休様。豊臣家のために天下があるに非ず、天下の為に豊臣家があるのだと、利休様の人物の大きさが丸わかりのシーンとなりまして候。
 おね様から派遣されて利休様を訪った官兵衛様。おね様も仲立ちするから頭を下げて欲しいとのご伝言でございます。しかし利休様、茶道の心得の神髄を伝承しつつも、首はタテに振らず!この世にやり残したことはございませぬとまあ、すっかり死を覚悟した感じ~。落ち着いてお茶をたてているお姿からは一変の未練もうかがえません!
 戦では役に立たない自分だから官兵衛様の代わりに苦言を呈するのだみたいにおっしゃる?後の事はお頼み申します?お茶を飲む官兵衛様に以心伝心、覚悟のほどがうかがわれるシーンでございました。お茶室としては割りと余裕を感じましたけど、カメラの目線もゆったりとれて良い感じの光と影のわびさびで~。
 そしていよいよ利休様ご切腹!例の黒いお茶碗でお茶をたてる!いやあ、またこれ、なんと申しますか、嵐!嵐!大嵐!雷!雷!雨ザーザー!ベタな演出が続きますねええ、ここら辺・・・っていうか、その割になああんとなく扱いが軽く思えてしまうのは・・・どうなんでしょう、利休様ご逝去!合掌。
 鶴松様とお遊び最中の秀吉様に、三成様が報告する利休様のご最期・・ここも雷鳴?さらし首にいたせ?ニコニコしている淀様がかえって不気味でしたねええ・・・。

 そんなこんなで迷走激走大暴走の秀吉様ですが、悲劇が!歴史的にはもう明白な事ですけど、鶴松様が御病気に!しかも重いご病気に!加持祈祷も効果なく、ご逝去~~~!わずか三年の命でございました・・・合掌。淀様もさすがに堪えてらっしゃる?
 見る影もなくやつれてらっしゃる殿下。何事も鶴松様の為にと考えるあまりおかしくなった殿下、因果な事じゃと官兵衛様。でも秀吉様はまたいっそうおかしくなられたようで!つるまつつるまつつるまつつるまつ・・・って、気がふれたとしか思えないルックス!マゲも切っちゃったのおおっ?
 天罰じゃ、利休に腹を切らせた罰が当たったんじゃ・・と嘆く秀吉様。このワシが間違っておった、鶴松はこのワシの所為で死んだんじゃと~~~。ワシにはもう何もない、望みも消えてしまった~~~!官兵衛様が元気づけてますけど、そんなんじゃあ立ち直れないよなああ~。うあああ!鼻水ダダ漏れだ~~~!!アンバーな夕焼け光線、落日の象徴なシーンなのでしょうねええ。

 そして・・・え?青空?家臣一同マゲを落として秀吉様を出迎えるや、活力あふれる明るい秀吉様が大復活?どおおしましたか?カラ元気ですか?それとも本当に本格的に頭がおかしくなられたの?
 官兵衛様に下される築城の御下命!肥前に城を作って秀吉様が出向かれて、朝鮮出兵の指揮を執る?朝鮮国はそんなの受け入れるつもりはないですのに、出兵=大戦争ですってば!無謀無謀無謀~!と畳を叩く官兵衛様!
 ・・・え?宮崎県で避難勧告?うわあ・・台風が大変ですねええ、閑話休題。
 でも、従わねば滅ぼすのみと、むちゃくちゃなテンションでブチ上げる秀吉様。やる気を出してる感じなのは三成様だけですよ!この人の自己愛的な秀吉愛が暴走した結果でもあり吾亦紅。明国を我が物にするのじゃ~~~・・・と、子どもを亡くした悲しみの代償をソコに求めてらっしゃったんですか秀吉様。もっと真正面から悲しんであげればよかったのに~。
 官兵衛様は九州に戻って名護屋の地に築城計画着手です。官兵衛様のお心やいかに・・黒田が支えねば豊臣が滅びこの国が滅んでしまうとの思いから、この無謀な戦いに参加するご覚悟を固められましたか。でもこれ、ホントに無謀ですよねええ。

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この記事へのコメント

鹿二郎
2014年10月13日 11:00
おはようございます。
明国征服を企図する秀吉公と、否定派の官兵衛様、これは考え方の違いでしょうね。劇中では秀吉公の老いの狂気みたいな描かれ方でしたが、当時は自国を統一したら、他国に侵攻して版図を広げるのは当たり前の時代でしたし、秀吉公も当時の常道により行動しただけと思うのですが。

利休様の切腹。謎ですね~ 一説には、朝鮮出兵に関し、博多商人との結びつきを強めるため、また反対的立場の利休と堺の粛清とか言う説もありますが。
2014年10月13日 21:22
鹿二郎様、おはこんばんは~。
史実についてどうこう言うつもりはないのですけど、今作のドラマ上に限って言えば、やっぱりちょおおっと準備不足って言うか侮り過ぎている感が・・・
っていうかそう言う状況下で鎖国政策で260年の太平の世をもたらした徳川様が凄いのかなああ、ともおお~。
利休様の切腹、絵に描いたような・・難癖なんでも付け放題~よ~れいひ~・・みたいな。堺勢力へのけん制ってのも結構ありかも知れませんよねええ~。
鹿二郎
2014年10月14日 04:01
おはようございます。
書き忘れてたのですが、朝鮮出兵に関しては、やる前に組織改編が必要だったと思う次第です。大名の私兵の結集ではなく、中央軍の設置、海軍の建設、統一規格での武器生産等。船に関しても、生産が間に合わず、既存の国内用の船まで使ったとか。

徳川氏の265年の治世は、意外と欧米等に評価されてるそうです。「あの動乱の時代に260年以上も平和な治世を敷いたのは凄い」とか。
2014年10月16日 07:57
鹿二郎様、おはようございま~す。
準備不足って事ですか、なるほど確かに。っていうか自分一代でなんとしてもやり遂げようって焦りがあったんでしょうかねえ秀吉様。
徳川様の体制はお子様お孫様まで働いて作った徳川三代!子供を作って育てるっていう生物的な強さもお館様には必要なのでしょうねえ。

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