NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第38回「追い込まれる軍師」

いえもう先々週くらいから追い込まれてきた感のある黒田家ですけど、とうとう秀吉様の命によって宇都宮家を滅ぼす構えです。長政様が独断で鎮房様を打ち取った展開でしたけど、それを受けて父官兵衛様がどう出るか、から始まる今回のお話。
まあ言ってしまえば、秀吉様の許諾を得ずに宇都宮と和睦したのが不味かったんですかねええ。でもこうなったからにはもう腹をくくって徹底的に相手を潰すしかないと思われ・・・。どんなに辛くても非難の元になろうともやるときはやらなきゃ・・さもなければ潰されるのは黒田家の方になってしまいますからねええ。生きていたいと言う生物としての最低限の望みの為には自らの手を血に・・・あら、これって戦国時代だからってだけの事ではないような気もしてまいります今日この頃・・・なまんだぶなまんだぶ・・・(涙)

 アバンは振り返り、驚愕の官兵衛様、秀吉様の非情命令なり!宇都宮成敗を!加藤清正様は心からのご忠告、殿下の逆鱗に触れてはなりません、と~。しかし今一煮え切らない感じの官兵衛様に対し、長政様はさっさと討ち取っちゃった!血しぶき浴びても美男子ですねええ。

 中津城では大騒ぎ、宇都宮の残党を討つための血気ですね。後藤又兵衛殿は一人大反対の大激怒で長政様に抗議してます!ですが黒田が滅んでは元も子もないだろうと長政様一喝!官兵衛様の所には宇都宮成敗のニュースがもたらされまして深刻な雰囲気に・・・。だって朝房殿をどうするのかって言う問題が・・・それとお鶴殿!あらま牢屋?光様は謝ってますけど、だまし討ちの黒田の詫びなど受けぬとお鶴様。必ず助けますとおっしゃる光様ですが・・・
 長政様はいよいよ城井谷へ出陣・・・って時にまかり出ました母上光様。怒ってんの?殿下の命に背けばこの黒田家が潰されてしまいます!光様はこんなところで秀吉様大批判ですけど、それはいくら言っても大坂には届きませんよ~~~。

 官兵衛様は覚悟を決めた!朝房を呼べと・・。残酷な軍師のテーゼだ!異様な雰囲気を察してか妙に堅苦しい感じの朝房様。あ、戸を閉めた!朝房殿監禁状態だ!心して聞けよと善助殿が話す中津城の顛末!朝房殿の表情が変わった!お主にも死んでもらう腹を切れと官兵衛様!本当の事とは信じられない表情でせつせつと訴えてはらはらと涙を流す朝房殿。
 朝房殿小太刀を抜いた!抜いて官兵衛様に襲い掛かって太兵衛殿や九郎右衛門殿に押さえつけられて、殺せ~~~!ならばと官兵衛様、無表情の凍りついたお顔で、でも悲しそうなお目目で、ゆら~りと立ち上がって、お顔が白いけど大丈夫ですか官兵衛様?朝房殿に刀を突きたてた!暗転!お二人のアップ!そして亡骸となった朝房殿。効果音もセリフもなくかえってとんでもない悪事を働いた感が胸に迫ります。九郎右衛門殿も思わずお口を押えて・・・惨い・・・

 大坂では茶々様にゴマをする秀吉様。ならば茶々様の為に新しいお城を作ってはと進言する三成様。だったらそこで殿下の子どもを産みとうございますと、茶々様等々言ってしまいましたねええ~。大喜びの秀吉様
 ここに長政様よりグッドニュース、宇都宮討ち取りました~~!秀吉様更に大笑い!長政はこのワシの言う事に逆らったりはせん~~~。
 宇都宮成敗に殿下大喜びで豊前は引き続き黒田に任せるとの仰せ。それを伝える善助殿も辛いですけど、聞いている官兵衛様もお辛そう。そして牢屋のお鶴殿。いやでもこれ、助けたりするのはスイーツ過ぎるんじゃないかなああ。
 帰ってきた長政様を迎える糸様。つんけんしてる?怒ってんの?ご飯の支度もできてませぬと?女たちは殿に愛想を尽かして何のお世話もしたくないと・・・ストライキですか!くだらん!と長政様が言えば、何がくだらないのかと光様が言い返してご登場!母上も怒ってんの?あり得ない気がするのは私だけ?
 しかも母上、お鶴殿を牢から出しなさいと無茶をおっしゃる!お鶴殿を助けては殿下の命に背く事になりますと言い返す長政様に対して、助けるのではない、と光様。
 お鶴殿の牢屋が開けられて、又兵衛殿がお逃げなさいと言い渡す。静かに慈悲深く言い含める又兵衛殿、助けるのではないお主が勝手に逃げたのだと。そして・・お金ですか?情けは受けないとお鶴殿。恥を忍んで生き残るのだと強い目線でしっかりと言い聞かせる。ずいぶんいい役目を仰せつかったなああ又兵衛殿~。
 でもどうなんでしょう?こんなに無茶な事をせず、ここはきっちりお鶴殿もご成敗なさった方がよろしかったのではないかしら?その方が、戦のない世にしたいって言うセリフにも重みが出て引き立つのではないかと~。

 中津城に戻った官兵衛様。勝手に宇都宮を滅ぼしたことを詫びる長政様。神妙で思慮深い感じに成長されておりました。お鶴殿は勝手に逃げたのですとまた浅知恵をおっしゃる光様ですが、官兵衛様はご納得。
 そして母上がもたらす父上の告白・・もしも中津城に居たら長政と同じことをしていたろうと。悲しみの果て父と子の心が通い合いましたか?長政様哀しいような嬉しいような微妙なお顔に見えてしょうがありません。官兵衛様はかつて半兵衛様からいただいた軍配を押し頂いて、何を思われますか・・・

 ヒョウタンの池に映る月、良い風情ですねえ。秀吉様とおね様がお月見ですか。赤い毛氈が鮮やか~。肥後は二つにして小西行長と加藤清正に分け与えたとおね様に報告する秀吉様。おね様は大喜び。我が子として育てた方の躍進ですもの、嬉しいですよねええ~。
 でも秀吉様の言うよう。皆このワシに認めてもらおうと懸命に競い合う、それが豊臣家の為になるのじゃ。競い合えば力を出す事、このやり方は信長様から教わった?それが面白い?人は将棋のコマじゃ、ワシがそれを自在に操る、神のように!信長様もそれを面白がっていたに違いない、はっはっはっは・・・と。まるで人が変わってしまったような秀吉様。これが天下の魔力って奴なんですかねええ。

 佐々成政様には切腹せよとのご下命。申し渡すのは何時もの通り三成様。肥後の地侍も切腹と聞いて、秀吉様の掌の上で戦っておったのじゃなあ・・とやけくその大笑いなり~。
 官兵衛様は秀吉様とお茶を一服・・・お主は命拾いしたなと秀吉様。長政に感謝せよとの仰せでございます。もたもたしてたら官兵衛様も切腹させてたって言う事でしょうか秀吉様~。そしてさらに秀吉様、行長・清正を肥後に入れたは、明国を攻めるため?無茶言うなああ。それが信長様の夢であったと?ちょっと違うんじゃないかなああ~。
 官兵衛様ここは毅然として反論申し上げる?民は今疲弊しております、なにとぞしかと民の姿を見ていただきたい、と~。ここで口答えする三成様をご一喝!迫力に押されて三成様一言も言い返せない~~♪なにとぞお考え直し下さいと再度秀吉様に反対する官兵衛様、これ以上申すなと押しとどめる秀吉様!一触即発?
 ここで利休様が割って入った!耳の痛い事を行ってくれるお方がおられる内が花でございます・・と絶妙の水入り~。ですが秀吉様、今度は利休様の差し出した黒い茶碗が気に食わないと難癖付けて腹を立てて、お茶碗を蹴り飛ばすかと思いきやなんとか我慢されて、お帰りあそばされまして候~~。

 お城で行き会うおね様と茶々様、廊下の真ん中で鉢合わせで、しばしにらみ合いの後イヤミな笑いを残して避けて行く茶々様。挨拶もせず無礼なとおっしゃるのはおね様の侍女の方・・・コレダレヤマグダレナ殿でしたっけ。
 おね様を訪った官兵衛様、ウリを出してもてなすおね様。長政様のおやりになった事を案じてらっしゃる?心が傷ついてはいまいかと?武将となっても子供は子供、みたいな?
 おね様がそれ以上に案じているのは豊臣家の事、急に大きくなり過ぎた?秀吉様も天下人になられて少々お人が変わられたと~。そして侍女の方がおっしゃるには、殿下の茶々様へのご執心振り。それに取り入る三成殿の事も・・・。殿下は瞬く間に天下人となられ、家中が割れてしまうのではないかと、これがおね様の心配の種でしたか、なんだか遠~くに関ケ原が見えてきた心地がいたします。

 中津城にやってきた大出世の加藤清正様。子供のころからのお付き合いですもの、長政様とは意気投合。しかし清正様が言うには、茶々様の所為でおね様が肩身の狭い思いをされている。茶々様の後ろで糸を引いている元凶は三成だ、と~。黒田が窮地に追い込まれたのも全て三成の所為だと。ここらへん、関ヶ原の下準備みたいな感がまた漂ってまいります。兎にも角にも改めて豊臣家のために働こうとメートル上げるご学友でした。又兵衛殿の不安顔が最後を締めてました、これもまた後々の暗示なんでしょうねええ~。

 家康様は・・・薬草を粉にされてますねえ。お馴染みの薬研ですよ!ご家来衆と相談しているのは北条をどうするかって言う・・・いまだに秀吉様になびかない北条家、次の秀吉様のターゲットですね。北条に嫁いでる家康様の姫様も返していただこうかっちゅう・・・。そして家康様は、旭様の母上お見舞いにかこつけて上洛する構えでございます。しっかり脇を固めるうるさ型のご家来衆のチームワークも悪くないご様子でしたねええ。
 あらもう来ちゃった!真っ赤っかなお部屋、聚楽第ですねえ、かつての信長様の広間を彷彿とさせる配色でございます。そして黄金のヒョウタン!壁も黄金ですねええ。
 北条がいまだに上洛せぬと憤る秀吉様。娘が北条に嫁いでいる縁で私が説き伏せますと約する家康様。秀吉様怖い声で脅しにかかってますか?家康様は方目を細めて心の読めないご表情。

 官兵衛様が利休様に呼ばれて茶室に来れば、そこに入って来たのは家康様だ!名高き軍師の官兵衛様に会いたかったと言う家康様、戦で秀吉様に勝利したあなたに私も会ってみたかったと返す官兵衛様。
 そう遠くない将来に戦のない世が来ると言う官兵衛様、果たして太平の世が来るかなあと疑問で返す家康様。豊臣の天下を奪い取ろうとするものが現れぬ限り・・・と言いかける官兵衛様に、そのような大それた野心を持つ者など顕れぬであろうとニッコリ返す家康様・・化かし愛かああっ。家康様の手が全くご老体って感じで、黒い茶碗が引き立つ事~。
 ここで、こんなうわさを耳にしたと言い出す家康様。あるとき秀吉様がお伽衆に、このワシが死んだら次の天下人は誰じゃと思う?と問いかければ・・・徳川、前田・・と皆が上げる武将たちの名前に対し、肝心な男を忘れておると否定する秀吉様。その男はこのワシが何日も考えた策を瞬時に思いつき百万の兵士を率いる・・・・気がふれたような大げさなジェスチャーです。こういうのは竹中様の独壇場です!家康様がそれを受けて伝える秀吉様のお言葉は・・・官兵衛じゃ、次の天下を取るのは官兵衛に違いない!えええええっ?つまり官兵衛様に野心アリと思ってらっしゃるって事ですか!?成程これまで以上に追い込まれたなああ官兵衛様~~~。

この記事へのコメント

鹿二郎
2014年09月22日 05:26
おはようございます。
宇都宮氏征伐、やはり凄惨ですね。実行役の黒田親子も不本意なことというのが、また痛々しいです。まぁ、鎮房様の弟や、朝房様の妻や子どもは逃げ切ってますから、それが唯一の慰めかと。

にしても、早くも豊臣家は落日の前兆が・・秀吉公、茶々様への御執心と、実子への執着が過ぎますね。後継体制の構築が欠落してる気がします。
個人的には、スペインのフランコ総統みたいに、自分の死後は織田秀信様に権力回帰。なんてすれば、かっこ良かった。と思うのですが・・

官兵衛様、いよいよ、「あやつに大禄を与えたら、天下を乗っ取られてしまうわ。」と、秀吉公に言われた状況になってきましたね。時の権力者に警戒される。官兵衛様、常日頃から頭良すぎる言動・行動だったんでしょうか。
2014年09月23日 08:35
鹿二郎様、おはようございます~。
凄惨でした宇都宮征伐!あれならむしろ和睦せずに攻め滅ぼされる方がよっぽどマシでした。人質も殺せとの命令でしたからそれ以外は見逃せたのかしら。少し救われた感が・・・
秀吉様は大分おかしくなられて、でも竹中様的にはノリノリの予感ですねえ。官兵衛様の事は有能なだけではなく、自分に堂々と口答えする所を悪くとられているような気も致します。でも耳の痛い事も言うのが軍師の役目、半兵衛様もそうでしたのにねええ~。

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