NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第3回「命の使い道」

先週登場の栗山善助殿、これから官兵衛様になくてはならない家臣になられるんですって?そうとは知らずぞんざいな扱いのご無礼の数々、どうかどうかご容赦くださりたく、へへ~~~。いえだって、あまりにも唐突なギャグ要員みたいな、まるでプチ藤吉郎様みたいな描きようで、てっきり雑魚キャラかと・・・はあああ!済みません済みません!平にご容赦のほどを~~~。

 官兵衛様とおたつ様のお別れシーンのリプレイ、そしてお輿入れ、さらに突然赤松様が浦上様を強襲されて、お嫁に入ったばかりっていうかご婚礼真っ最中のおたつ様の身に危険が近づく嵐の予感で、すっかり悪役の石川源吾殿大活躍!ぱっからぱからとお馬を飛ばして官兵衛様!駆けつけまするが・・・っていうか若!小寺政職様ご近習のあなたが勝手に出奔しちゃあまずいでしょおお!

 官兵衛様駆けつけるも時すでに遅く、累々と転がっている死体!血の祝言!そして当然おたつ様も?ほぼ丸腰で戦場に駆けつけるって狂気の沙汰ですか!若!お供の武兵衛殿がもう気の毒で気の毒で~~~。それでおたつ様、官兵衛様の腕の中で息絶えられまして候。声が裏返っちゃって尋常じゃない挙動ですよ官兵衛様・・・あ、でもこういう経緯なら何も幼馴染でなくても、史実の通りの妹様で良かったような気がいたしますけど、血を分けた兄弟姉妹を殺される悲劇でも十分に悲しみと怒りが渦巻くと思うんですけど、まあそれはこれ以上は言いますまい言いますまい。

 御着の小寺様の御前にて、今後どうするかの評定です。おのれ赤松めと政職様もお怒りですが、さてここで・・・怒りの攻めダルマになってしまった官兵衛様は断固攻撃するべしと僭越ながらもご進言されますが、ご主君の政職様はしばらく様子を見るとの御沙汰。まあそれが常識的な判断でしょうねええ、戦で疲弊しきったからこその和平締結だったんですから・・・。
 職隆様の弟様お二人も断固敵討ちをと申し出ますが、職隆様は苦渋の非戦の決断。柄にもなく荒れる官兵衛様。左京進殿に掴みかかったり、一人で刀を振るったり・・・己を見失うにもほどがあるでしょう若!

 さて信長様って言うか秀吉様のターンです。稲葉山城攻略の苦戦の段!だがその時、斎藤家に謀反が起きておりました!家臣の竹中半兵衛様がご謀反にてお城が落ちちゃった!ご兄弟の病気見舞いを騙ってお城に入って斎藤龍興様を脅かしてハイジャックなり~!
 さっそく信長様、その城を明け渡したら美濃の半分を与えようとの好条件で凋落します。信長様母上様の土田御前様、お前は鬼かとまたおっしゃってますが、その鬼を産んだのは誰なんでしょう?っていうかちょっともしかしてボケが入っちゃってますか、母上様・・・?
 お濃の方に父の仇討をと言われて、仇討など下らんと一蹴する信長様。そもそも半兵衛様の謀反の真意は主君を諌めるためだったとのことで、そんな義に生きる男ならなお面白いと言い放つ信長様。そして自分の義はこの腐れ切ったものすべてを叩き壊して新しき世を作る事だと宣言する信長様なのでありました。シュターンと矢も的に大当たり~。
 半兵衛様は信長様の誘いには乗らずに、主君の斎藤龍興様にお城をお返ししちゃいました由。官兵衛若様と武兵衛&善助殿の主従が魚釣りをしながらの天下談義です。面白い面白いと若の心を癒そうとするお二人が健気。でもすっかり餌を取られて坊主の若・・・なさけな~い。

 パパ上職隆様は政職お殿様と囲碁をやりながら鉄砲購入のご相談。赤松様も鉄砲購入?じゃあやっぱりこっちも買わんといかんなあ・・みたいな。ひょっとこみたいな役作りの鶴ちゃん政職様と干からびた渋さを漂わせ始めた柴田様の職隆様。なかなか面白い絵でした!そしてやっぱり、お約束通り、きっちり負けてますよ職隆様!いいなあ、接待囲碁。和やか~。
 そして鉄砲買い付けの役目は我が子官兵衛にと話を付けられまして職隆様、官兵衛様に殿の命であると境に行って鉄砲買って来いとおっしゃいます。そして近習のお仕事はどうするのとおっしゃる官兵衛様を諌めます。そもそもその近習の仕事に全然身が入っておらぬ!まだおたつの事をひきずっているのか~~~!
 パパ曰く、怒りはまた喜ぶべく憤りはまた悦ぶべきも、亡国はまた存すべからず死者はまた生くべからず・・一時の怒りや憤りで戦を起こしてはならん滅んだ国や死んだ者はもう戻らないとの教え・・・これって!第一回の冒頭で官兵衛様が小田原北条家に言い放ったお言葉ですね!元ネタはやっぱり孫子、学があるなあパパ上様。そしてこれ、先ほどの信長様の仇討などくだらん!俺は俺の義のために戦う!宣言とモロリンクなり~!
 今のお前は黒田家の恥だ!と官兵衛様を切って捨てちゃったパパ上様。そんな官兵衛様を癒す役目はお爺さまの重隆ゴリさん様。お嫁入りの前日おたつ様がやって来たと、おたつ様がおっしゃるには、官兵衛様をお慕い申しておりましたが悔いはないです吹っ切れました、官兵衛様は弟ですと・・・。強いなああ、やっぱり女子はこうでなくっちゃ!
 さらに重隆様が諌めて言うよう、怒りに任せているだけでは赤松には勝てないと、命を無駄に使うモノではない、お前は命の使い方が分かっておらん!広い世の中を見て己が何をなすべきかよく考えなさいと言い置いて、この後すぐに重隆様は身罷れました由。ゴリさん・・・合掌。
 ちょっと絞りの入ったイイ感じのお着物ですねえ官兵衛様。この生地で作務衣かなんか作って着てみたいかも・・・。そしてこんな風に海岸でおじい様と語り合っちゃってる官兵衛様・・近習のお仕事はどうしちゃったんでしょう?やっぱり全然身が入ってないや!こりゃあパパに怒られても当然だよ若~!!

 兎にも角にも武兵衛殿と善助殿を従えて、ちょっと自由な感じの旅立ちです官兵衛様。武兵衛殿を戒める父の小兵衛殿に対して善助殿が言うには、心配いりませぬ私も付いておりまする!いやあ、武兵衛殿にはいちいち癇に障る存在だろうなああ善助殿!なんだか往年の山田孝雄さまのような雰囲気も漂いますねええ。
 あらやだいい感じの野外セットじゃないですか。チンチロリンの水場の饅頭屋!家来の二人の諍いの言い合いで金をたっぷり持っていると吹聴しちゃってちょっと危ない感じよ?大黒様みたいな饅頭屋のオヤジ様も変な雰囲気・・・。
 ああああ!やっぱり!さっきの饅頭屋が山賊の頭です!すっかり取り囲まれちゃって緊急事態ですよ官兵衛様ご一行!
 ってなところにたまたま・・・ここ重要なとこですよね、たまたま居合わせて助けてくれた見ず知らずのキップの良い男!これすなわち荒木村重様!・・・あ、後々官兵衛様をアレしてどえらい事になる因縁のお方ですね!運命の出会い!これが強いんだなあ、無精ひげで!なんだか往年の三船敏郎様みたいな頼りがいですよ。
 村重様がおっしゃるには、松永久秀&三好三人衆の謀反で将軍足利義輝様が暗殺されちゃってもう乱世の極まり!凄い時代になってます!畳に一杯刀を立てて応戦する将軍様・・・いつかどっかで見た景色・・・。乱世もここに極まれり!
 荒木さまは天下の様子をうかがって、いつか一国一城の主になる!北条早雲や斎藤道三のようになる!夢はでっかい噴火山たい~~~!明るいキャラだよ荒木様。
 みちみち戦の傷跡で累々たる死体・・・悲劇の時代です。戦は絶える事がなかった・・・。愚かしい、何のための争いだ、民百姓だけが苦しむのだ~と憂える村重様です。
 境の地は商人の町、つまりお金が物言うナニワの源。なんですか最近の大河でお馴染みの大道芸人ズと、明治初期の坂の上の雲と言っても通るくらいのしっかりした街並みです事。
 鉄砲商人の一番はすなわち今井宗久様。と、親切に案内してくれた恩人荒木村重様とはここでお別れ。たっぷりと謝礼金をお渡しして労をねぎらう官兵衛様。今度会う時には城持ちになって十倍にして返すぞと景気の良い事を言って去って行く村重様・・・皮肉やなああ・・・。改めてお腰のモノに目が行っちゃって・・この時代の刀って反りが凄いんですねえ、ぐるっと回って良く斬れそう・・。

 宗久様は懐の深い大人物って感じですね。一見の官兵衛様にも銃を売ってくださいました。その宗久様がおっしゃるには、先ごろ大量に鉄砲を買った人が織田信長様であるとの事。そしてお使いとして購入にやって来たのは猿に良く似た木下藤吉郎という家来の人。面白い男であったと宗久様。境の栄華は武器を売る死の商人みたいな因果な事だとおっしゃった藤吉郎様、ですが、これこそまさに商人の戦なり!宗久様も戦国の世を必至に戦ってらっしゃると・・・。宗久様のお屋敷のお宝の数々、ギヤマンとか有田焼とかもう超絶な贅沢三昧でしたねええ。
 今回の旅で見聞を広めつつある官兵衛様。でもまだいろいろ思い悩む青春の蹉跌のさなかなり。一人彷徨う堺の町中、って、そんな所に面妖な鐘の音?ここは南蛮寺?ってつまりキリシタンですか?あ!これが噂のルイス・フロイス様ですか、顔デカっ!オールスターですね今夜は!
 デウスのもとに身分の差はなし、みんなおんなじ神の子キリシタン!あら・・・似たような感じの方がつい去年いらしたみたいな既視感が・・・(汗)。デウスを信じよ!デウスの救いを望め!そしてお互いを労われ!我が身と同じように隣人を大切に思え!慈しめ!さすればこの世から争いはなくなるのデ~~~ス!そりゃそうだ!でもなかなかできないんだよなあ、これが・・・
 聖歌響く中、官兵衛様の心中にリフレインする祖父や父の戒めの言葉、おたつが仇討を望んでいるのか?一時の怒りや憤りで戦をしてはならん死んだ者が生き返ってくることはない・・・官兵衛様は感極まって泣いちゃった!いやああ、若いなああ。そのキリスト教のお蔭で逆に戦争が・・・ってのはうがち過ぎた見方かしら?ゴホンゴホン、とはいえ!世界は広いよ宇宙は広いよひんびきからからひびりきり~!みたいな~。
 若!若!家来のコンビが困惑顔ですよ!少しは思いやってあげてくださいねええ~え。

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この記事へのコメント

鹿二郎
2014年01月20日 03:32
おはようございます。
おたつ様は可哀想でしたね。結婚式の日が命日なんて・・
でも、はっきり分っておらず、生きていた可能性もあるとか。可能性ですが・・・
しかし、官兵衛様の憤激も分るような・・・ここが成長期ですね。のちの老獪な軍師に成長する第一地点でしょうか。

赤松様もいくら乱世とはいえ、結婚式当日に襲わなくても・・・まぁ赤松様も、奇襲攻撃をかけて殺害した浦上様の御親戚、備前の浦上家に、小寺家との負け戦が続いた最中に攻撃されて、あえなく陥落、降伏し、後年何者かに一服盛られて殺害されますから、戦国時代は分らないですね・・・

一方、堺、言い方は悪いですが、今で言う死の商人の倶楽部みたいな所ですね・・しかし、戦国大名が重視してたのは、鉄砲より、弾薬の原料の硝石だったとか・・毛利家も、石見銀山から得た資金で硝石を大量に仕入れてますし。

しかし、前作に続き出てきました、キリスト教

この時期、白人の皆様のほうが好戦的かと・・・
2014年01月20日 09:49
鹿二郎様、おはようございま~~~す!
おたつ様は悲劇!亡くなり方としては上出来でしたけどお気の毒でございました。官兵衛様、怒っていいのよ怒っていいけど戦国の世でゴーフォーブロークはないわ~。死ぬ覚悟はいいけど確実に相手をやっつけなかったら家がつぶれちゃいますものねえ。
赤松様も宗久様も戦国乱世の申し子みたい。まあ後のグラバー様とかだって死の商人であることは同じことですけどねえ。
あ!そうそう!私本文で有田焼何て書いちゃいましたけど、この時代に有田はないわ!中国かどっかからの輸入品のお宝ですよね、あれは~。
キリスト教はむしろ前作よりも濃厚な感じがする不思議・・・。その宗教のおかげで何万人の人間が死んで来たのかと思うと涙。自分の心を支えている分には無害で素敵な教えですのにねええ。

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