NHK大河ドラマ「八重の桜」第47回「残された時間」

残された時間!八重の桜終了まで本日を入れてあと4回!急げ八重様八重様急げ地球は君たちの帰りを待っている~~~・・みたいな。でもまあ残り少なくなって慌ててしまいますけど、人生たかが二万五千日と植木等様も歌ってらっしゃいますように、生まれたからにはいつか死ぬ、始まりのあるモノには必ず終わりがございます。こうなったからには堂々と、八重様らしいラストをお迎えにならんことを祈念いたします~~~。

 1888年の明治21年・・と言えば八重様は40代半ばに差し掛かった頃?大日本帝国憲法発布が秒読み段階になってまいりました。そして不平等条約撤廃しよう運動!伊藤博文総理大臣様や大隈重信外務大臣様が大活躍の段!一度は政府から追い出しておきながら今度は力を貸して欲しいと大隈様におっしゃる伊藤様、ずいぶん虫のよいお考えですけど、口説き落としてしまいましたねえ今作的には黒い伊藤様。大隈様もまた悪の総統みたいな存在感で、伊東様とのやり取りのシーンはまるでもう悪の組織の内乱みたいな・・・。

 いきなり八重様の百面相!先週お亡くなりになったみね様の遺児平馬君は祖父の覚馬様の養子となってゆくゆくは家督相続?祖々母の佐久様がまたまた大はりきりなり~。久栄様もゴキゲン直してニコヤカなり~。襄様は相変わらず病の体を酷使して大学設立の茨の道を歩んでらっしゃいます。八重様の和服姿を久しぶりに見た感じ。襄様は相変わらずスマートでダンディーでカッコいいですねえ。

 襄様愛弟子の徳富蘇峰様が作った雑誌、国民之友では福沢諭吉先生と新島襄先生を並び立てて記事にして大学設立の側面支援、心強いぞ弾幕厚いぞ!襄様照れてらっしゃるけどこういう事は目立ってマンボですって!蘇峰様、本当に大人になって偉くなって、頼みの味方になってくれましたねええ。
 東京での募金集会を開催したいと蘇峰様。あ、大隈重信大臣まで支援の輪に入って下さいましたか!大隈様と言えば言わずと知れた早稲田大学の父でしたっけ。この時すでに前身の東京専門学校を設立されていたのでしょう、これは頼もしい限り。襄様は病をおして上京する構え!当然八重様は鬼の形相で心配顔で、襄様からは大警視様だと揶揄されつつも、夫と同行する算段が成立です。
 久栄様は神戸の英和女学校に進んで学問の道を自由に生きて行けとのお父様からのご差配を受けて、前途洋洋!卒業したら学校で働こうかな、ウチやっぱりおばさまに似てるんやろかなどと話されて八重様ともすっかり関係修復ですねえ。
 襄様と大警視様の八重様とで連れ立って大学設立支援をお願いする東京行脚の夫婦道、いい夫婦ですね。久しぶりに対面する山川健次郎様、会津の角場で八重様の指導を受けていた頃とは見違えるようですよねえ。あの角場は私の出発点でしたとおっしゃる健次郎様でした。
 同志社でも大学になるにあたって理学部を作ってサイエンスを強化したいと言う襄様に、協力を約束してくれました健次郎様。ただ、金のかかる学問ですよと釘射して・・・。
 大隈重信様のお屋敷で開催されましたお金集めの支援集会、大隈様の太い声でガガンと援助をぶち上げて開始。大蔵様とか渋沢様とか、そうそうたるメンバーを前にして、とつとつとして素朴な感じの襄様の精一杯の熱弁はちょっと迫力不足な感もございましたが、大隈様は率先して千円もの大盤振舞!これを先途と皆様も続きまして、結果は大大大成功!億を超える額が集まった?大隈様ったらお金集めの天才ですね!
 集会が終わって宴会で、禁煙でも分煙でもなくって、もうもうたる煙草の煙、体に悪そうだなあと思っていたら、ああやっぱり!襄様倒れた!心臓のご病気でしょう?心配ですよねえ、八重様。

 今度は勝海舟先生の元を訪ねた襄様と八重様。私的に思い出すのはいつぞやの長屋の尚之助様、あの日からの時の流れが大河なり。同志社大学設立には好感触の勝先生ですが、政財界からの寄付に頼っているところにちょいとダメ出し。せっかくの大学をひも付きにするつもりかい?人民のための大学なら国民の力を借りて作っちゃあどうだい?一人から千円もらうのも千人から一円ずつ集めるのも同じ千円だと!なるほど~。
 これまで襄様はキリスト教布教陣営を頼り、政財界のお偉方を頼り、とやってきましたが一般国民に寄付を募るってのはまだやってませんでしたか。国民之友にこの同志社大学設立の旨意を載せて日本国中に訴える戦略伝授!ナイス!勝先生!趣意書を作ったら最後は徳富に仕上げてもらえと、徳富蘇峰様をやけに買ってると思ったら、お隣が蘇峰様のお家でしたか!これまたナイス!勝先生!
 勝先生の紹介で、鎌倉で静養中の新島ご夫妻。七里ヶ浜かしら?材木座かしら?良い風景ですねええ。縁日で射的で百発百中の八重様!射撃の腕は落ちてねえなああ~(笑)。襄様はもう泣きそうの大はずれ!可愛い夫婦だなあ。あら八重様、景品のアカベコや首ふりトラや姫ダルマ!かわええかわええ。・・・あ、でも思い出しちゃった!いつぞやの尚之助様と行った旅行先でのダルマ購入の段!昔も今も可愛い人形が好きなのね、八重様!
 ってな感じの新島夫妻を待ち受けていた坊主頭。やけに熱くてむさくて空気読まずに浮いているあの方!元京都府知事の槇村様!なんでワシを訪ねてこんかったんじゃいとお冠です!あ、そうか、健次郎様、大隈様、勝先生を回って助力を頼んどいて昔なじみのアタイには挨拶ナシかよ水臭いじゃんよって?そもそも同志社英学校の生みの親じゃワシはと支援の輪に加わる宣言!そして札束!相変わらず羽振りがいいなあ大先生!坊主にした頭からは湯気が立ち上りそうな勢いです!変わらねえなあこの人は!あはははは!これが最後と思えばわざとらしい役作りも今宵ばかりは気になりませんでしたよおお~。

 京都に帰って来た新島ご夫妻。襄様がまたお加減よろしく無いようで、主治医のこれまた昔なじみの明石先生、治る見込みがないと八重様にご通告。心臓がえろう弱ってます次に発作が起きたら破れるかもしれんと。夫が死ぬかもしれないと聞いて愕然として茫然とする八重様。悲しいけれどもイイお顔でしたよ。力の入ったお芝居だったと思量いたします。
 ワザとらしく鼻歌なんか歌っちゃって明石様から告げられた宣告を襄様には伏せる八重様です。でも襄様さすがに気が付いて、隠し事は困ります!私にはやる事があるんです!怖いのは死ぬことではない、覚悟も決めず支度もできないまま突然命を絶たれる事です、とおっしゃいまして、とうとう涙ながらに全てを白状した八重様。そしたらさすがはキリスト教徒ですね、そんな話を聞いて驚いたでしょう可哀想にと八重様のために涙を流す襄様!命は主の御手に委ねてあります恐れる事はないとおっしゃる。良い覚悟なり。そして互いを思いやって涙で抱き合う美しい夫婦のシーンでした。こんな風にしてお互いに看取りあいたいものですねえ、夫婦なら・・・

 勝先生から賜った一般国民に支援をお願いする大作戦ですが、襄様着々と実行中。国民之友に載せる原稿を蘇峰様に送れば、蘇峰様は無我夢中で読みふけってます。先生が心を砕くのはこの国の将来、一人一人の国民がしっかりしなきゃ学ばなきゃと言う新生日本への檄文たい!怒ればでっかい噴火山たい~!と感激して早速掲載。国民之友ばかりではなく全国の主要新聞にどどんと掲載されちゃって!大反響だったそうで!イイ感じの滑り出しじゃないですか、大作戦。だがそれは襄をますます仕事へと駆り立てることとなった?ああ~ん!
 案の定の矢吹ジョーで、襄様の容体は悪くなるばかり?眠っている襄様の息がある事をついつい確かめてしまう八重様。深刻ですねえ。お互いを思いやってる麗しき夫婦愛。あ、でも襄様、祈りを捧げようとしてベッドから転げ落ちた!
 やはり間に合わないのか!?ここまで来て学校が出来るのを見届けられないのか!こんなところで死ぬなんて!暴れてモノに当たってますよ襄様!主は何故もう少し時を与えてくださらないのだっ!死が私に追い付いてしまう!あらま、さっきの覚悟がどっかヘ飛んでっちゃった!でもそれもまた人間・・だからこそ人間・・なんてらら~ら~らららら~ら~・・。もう耐えられないという襄様の告白を残らず聞いてくれる愛妻の八重様、そういう存在がやっぱり必要なんでしょうねえ、誰にでも。
 いつになく興奮して弱る体を押してまだも支援の手紙を書こうとする襄様を押し留めて八重様の言うよう、大学なんかいらね!私は襄を失いたくねえ!同志社は大事だ日本は大事だだけんじょこの世のどんな事も襄の命と引き換えにはできねえのだし~!こんだけ労わってくれる人がいるってありがたい事だなあ。
 でも襄様、愛妻の訴えに返して曰く、私がいなくなっても後に続く人が作り上げてくれる!でもそのためには誰かが種をまかなければ!一粒の麦を地に落とさなければ!私がやらなければならないのです!・・いつぞや兄様も似たような事をおっしゃってましたっけ?種をまくのだって。
 八重様少し立ち直りまして曰く、これは襄の戦だった、戦なら怖気づいで逃げるわけにはいかねえな、と。最後の一日まで共に戦ってくださいとおっしゃる襄様。夫婦の愛と覚悟を確かめ合った瞬間でした。

 さて翌年の明治二十二年、大日本帝国憲法発布!大喜びの街の衆。時代の歯車がまた一つ回った感がございますねえ。襄様はまたも募金集めの関東巡礼の旅に立たれます。今度は八重様は居残りで襄様母上登美様のご看病だとか~。具合の悪い時には無理をせずに休むこと、はがきを必ず送ること、八重様との二つの誓いを立てまして、悲壮な旅に赴かれる襄様。やつれた感じがいろんなことを予感させるお姿でございました~。

 ・・・え?来週グッバイですかっ!ついに来るべきものが来るのか~~~!今宵の夫婦和合のシーン強調からして、そうなるんじゃないかなあとは思いましたが・・・(涙)



この記事へのコメント

長兵衛
2013年11月24日 22:22
こんばんは☆

お久しぶりです!!

毎週楽しいドラマの実況ありがとうございます!!

何だかなぁ…勝海舟って何時も善い人に描かれるよなぁ…。

このドラマでも襄さん達の最大の支援者の様に描かれてる(苦笑)

実際(史実)はビタ一文お金を出して無いのに集まった資金にケチ付けて色んな連中に『同志社は潰れる!!』って言いふらして潰れる様に仕向けてたじゃん!!

襄さん可哀想
だよなぁ(泣)


鹿二郎
2013年11月25日 19:02
こんばんは。
伊藤閣下はしたたかかつ、大物な政治家ですね。自分で追い出した政敵を、事情が変わればあっさり呼び戻して取り込んでしまうんですから。さすが、長州の下級武士から、初代首相にまで上り詰めた方です。

襄様は死にかけているのに・・・確か6万円、現在価値で4億以上集めて、人を魅了する方なんでしょうか?

 しかし勝様、長兵衛さんの言われるとおり何もしてないどころか、邪魔してたんですがねぇ~
 徳富蘇峰様のほうが、同志社大学設立によっぽど貢献してますよ。
2013年11月25日 19:33
長兵衛様、お久しぶりのお今晩は~。
勝先生が実はそんな?まあ、実際のところは良い所も悪い所も両方あってこそ、人間!なんてらら~ら~らららら~ら~・・なんでしょうねえ。
ひとたび良い人という設定をしてしまったらもう何から何まで良い人っていう筋書きは、浅薄っちゃあ浅薄ですけど、ドラマ的にはしょうがないんですかねええ~え。
2013年11月25日 19:38
鹿二郎様、いらっしゃいませ今晩は~。
伊藤様は今回は黒い!でもそこが魅力よ!一国の総理大臣たるもの、そういうしたたかさも持っていたに違いないですからねええ~。
襄様のお金集めの才能は神がかり!アメリカで、ヨーロッパで、そして日本でも!どうしたらそんなにお金が集まるんでしょう!・・・私利私欲のない熱意の塊だからだとか?(赤面)
勝様や龍馬様をしたたかでピカレスクロマンな人物として描き切ったらこれまた新たな魅力が出てきそうな気がします。そんな大河があってもいいようなものですけどねええ~。

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