NHK大河ドラマ「八重の桜」第37回「過激な転校生」

いよいよ西南戦争前夜に入って来ましたねえ。でも今作的にはその前にやっとく事がありそうな感じの予告編、嵐の謎の過激な転校生がやって来る~~?

山本家の朝餉の支度・・・久栄ちゃんもお手伝い。可愛いなああ。ってなところに洋装の八重様ご乱入!似合ってはいるけど皆面喰ってます。ベーコン焼いてるの?火がぼうぼうですよ?卵焼きも?ベーコンアンドエッグですか。八重様随分サービスが良いねえ。後ホットコーヒーもお願いできたら最高なんですけどねええ。
襄様はお洗濯。そんなの私がやりますと言う八重様に対して、夫婦は平等!とアメリカ式を言い出します。旦那様と呼ぶのも禁止?じゃあ襄様・・・もだめ?襄と呼べ?自分は八重さんと呼んでおきながら!困った旦那様だこど~。キッス一つで全てを受け入れた感の八重様ですけど、いやああ・・・妬けるにゃあ・・・くそう・・・

 襄様と大垣屋様、新しい学校校舎の図面を見てます。そして襄様ご夫妻の新居の間取り。ベッドを置いて菜園を作って、便所はイスに座ったまま用を足せるようにする!その方が足が楽なんです!八重さんもきっと・・・止めてくなんしょ、人前で厠の話なんてえええ!大垣屋様ウケてらっしゃるw!おもろい夫婦や~。襄って呼び捨てなのは、私たち夫婦を通じて西洋の良い所を知ってもらいたいという深謀遠慮!さっすが襄様ですねええ~。
 さっそく山本家に持ち込まれたベッド、シングル?八重様は傍らに布団を敷いてますけど、ベッドは柔らけえ、ってむしろ八重様大喜び。襄様は一緒に寝ましょう!いやこれはほら、ご夫婦ですからねええ。愛おしげに八重様を見つめて、あなたが怖い妻で良かったと襄様!八重様は目が点!
 私は私の隣を歩く妻が欲しかった、時によっては夫を導き前を歩くような・・・うわああ、八重様その物だわ!尚之助様も同じような事を仰ってましたわ!こりゃあタナボタでしたけど、結構良いご夫婦なんですねえ。
 翌朝、いきなりベッドから落ちる襄様!慌てて起きて笑う八重様、違います!八重さんに蹴っ飛ばされたんです~~~!ひいいいい、笑えるご夫婦だわ!良く眠れた?良かった!良いものは良い!・・・ならぬモノはならぬものですの真逆ですねええ・・

 人力車で夫婦一緒にご出勤、先生を譲と呼び捨てにするハイカラ八重様に生徒たちはびっくり!仰天!英語を教える襄様、後ろから見守る八重様。勇次郎様は結構できる方ですねえ。外人先生はでもお悩み中、生徒それぞれの習熟度が違いすぎて授業が進みません?その上、熊本洋学校から請願のお手紙?生徒たちがクリスチャンになっちゃって反発の迫害で廃校になるので、行き場の亡くなった生徒たちを受け入れてほしいと・・・。
 八重様、覚馬兄様は受け入れ慎重派、八重様は人手の点で、覚馬兄様は世間の風向き的に難しいみたいな。ようやくキリスト教禁止は解けましたけど、世情はまだまだそう開けてはいないんでしょうねええ。でも襄様は喜んで迎え入れたいというお考えのようで~。世間では廃刀令で不平士族の反発マックスみたいな・・。

 その頃山川浩様は、会津出身の竹村様が政府批判の過激な新聞を出すのを諌めて止めさせようとしますが、竹村様は断固拒否!仕官したお前は薩長の犬だみたいに浩様を非難して、最後通告のお別れで物別れです。

 一家団欒の山本家にやって来た揺れるカメラ・・・倒れた!八重様のドレス、本当にシック素敵ですねえ。新島先生のお宅はこちらかとおっしゃる行き倒れみたいな訪問者は、熊本から来られた由。夏ミカンか何かを貪るように召し上がる金森様です。
 熊本洋学校の生徒たちの窮状を訴えて、信仰を捨てさせずに受け入れてほしいと平身低頭。よくよく読み込まれてボロボロになった聖書を見ては、襄様これは捨て置けません。熊本洋学校からの生徒たちを受け入れる約束をしてしまいました!

 八重様、帽子に着物にブーツです。率いてきたのは熊本バンドと呼ばれるようになった熊本洋学校からの転校生たち。えらいぼろぼろななりでっせ。いきなり大人数になられましたなあ、同志社英学校。先生はたったの二人、生徒たちは寄せ集めっぽく、これはなかなかしんどそう。八重様が襄様を「襄」と呼ぶのにもちょっと反発する感じですよ熊本バンドの面々。
 手の揚げ方からしてちょっと違うなああ、人差し指を立てて挙手するんですねえ。どっかの甲子園球児みたい。何から何まで襄様が教えると聞いて、教師としての経験もない人が我々に指導できるのかと批判します、しかも聖書の授業がないのはおかしいと文句がいっぱい!うううん、そんだけ文句を言うのに一体どれだけの授業料を収めてたんでしょうねええ、バンドの皆様~。
 そんななか熊本バンドの一員の猪一郎様がちょっと皆とは違う意見。自分は牧師ではなく他になりたいものがある・・・ごにょごにょ。そこはちゃんと言わなきゃとツッコむ八重様に対し、鵺には言えん!へ?鵺って何?
 鵺たい!頭と体と足が寄せ集めのバラバラ妖怪の鵺、八重様の和洋折衷バラバラなファッションを揶揄してそうおっしゃるわけね!失礼しちゃうっ!のっけから態度悪いなああ熊本バンド。・・・え?猪一郎様が後の徳富蘇峰様となあああっ!これはこれは見事なばかりの大人物じゃないですか!!!
 バンド内では、こんなんじゃあ我々の学問は遅れるばかりだと、手引き役の金森様が責められてます。猪一郎様がおっしゃるには、金森様も厳しい境遇だととりなします、が、さてじゃあどうするどうすると・・・。
 授業中の同志社英学校、先生の質問にすらすら答えるのは熊本バンドの面々。さらにその先までとうとうと述べ立てます。習熟度に差があり過ぎて太刀打ちできない元からの生徒さん達。熊本バンドはとうとう、我々は自習にさせてもらいますと授業ボイコット。その上寮内での喫煙飲酒をとがめる熊本バンドの面々、こりゃあいよいよ関係決裂ですかねええ。
 夜・・ベッドに襄様がいない。またお庭で一人で悩んでますか!八重様が見守ってます。
 翌朝、同志社生徒の朝食づくりに佐久母上までかり出されてます。長々と祈りをささげる熊本バンド。お祈りの後にかわるがわる説教を繰り返し・・・八重様がインターセプト!佐久母上も加勢!米粒が神様の御恵みなら神様もおいしく食べて貰いてえのではないか~?さっすがおっか様だ~~。
 ちょいと具合の悪そうな猪一郎様をそれと見越した八重様、さっそくお薬を服用させてます。・・・八重様の優しい言葉にとうとう自分の夢を語った猪一郎様、新聞記者になりたい!世の中と自分の目で見て本当の事をみんなに伝える仕事がしたい。皆知らないから攻撃したりするんだと・・・。素晴らしいドリームですね!八重様と猪一郎様の間に何か交流するモノが見えてきました。かかか、くどいようですけどこの方が後の徳富蘇峰様なんですよねええ・・・。いい仕事したわ、八重様~。

 生徒の着物を縫っている八重様、それにも加勢する佐久おっか様。でも学校では、退校すると言う生徒が二人も!もうあいつらには我慢できまへん・・・落ちこぼれは去って当然たいと言い放つ熊本バンド、やな感じ。こんなぎすぎすした学校を作りたかったんですかねえ、襄様。
 一人悩む襄様に、夫婦は対等だって言うなら夫が弱音を吐いたっていいのではないかと言う八重様。自分に腹が立つと心情を吐露する襄様。
 私の力不足で生徒を辞めさせてしまいました・・・。熊本バンドの望む授業のできない私が未熟なのです、受け入れたのが間違いだったのかも・・・八重様の返答は、ならぬ事はならぬと会津で教わって来ました、だけんじょそれをそのままひっくり返してみる事にしました!ベッドバンバン、良いモノは良い!聖書の言葉も生意気な生徒も、全部は受け入れられなくても、良いと思う事は誰が何と言おうと受け入れてみる事にしました!私を鵺だと言った猪一郎様は新聞記者になりたくてここに来たと話してくれましたた、教師はそんな生徒たちに何か一つでも良いものを伝えられれば良いのではないですか?

 校長室に乱入する熊本バンド!要望書を突き付けた!改革要求!生徒の能力別クラス、授業内容見直し、寮内は禁酒禁煙、成績のよくない生徒は退学、襄先生は更迭!受け入れられないのなら我々は退校する!!!
 襄先生応えて曰く、分かりました、授業の見直しは早急にします、しかし成績を理由にした退学は認めません。私が目指す学校は学問だけではなく心を育てる学校です、国つまりピープルを愛する人間を育てるためにこの学校を作りました。目の前の他者を自分と同じように愛する心です。汝の隣人を愛せよ!型どおりでなくても歩みが遅くても、気骨があっても大いに結構、良いモノは良い、しかし己のために他者を排除する者は私は断固として許さない!出た!涙の説得!泣き虫先生in明治時代だ!
 我が同志社はいかなる生徒も決して辞めさせません、あなた達も含まれてます、その信念ある限り私が辞めることもありません!他人を裁くことなく共に学んでいきましょう!!これにはバンドも意気消沈!納得すのかと思いきや・・・
 ここまでの事をした以上我々は辞めさせていただきますと金森様。そこに八重様の鵺の・・ゲフン、鶴の一声!一緒に作って行きませんか?ここはあなた達の学校です、教師任せにしないで自分たちでかえて行けばいい!どうか力を貸してくなんしょ!!!女子がそげんこつばと捨て台詞で退出する面々。いやその言葉はちょっと問題っていうか、九州の昔ながらの頭の固さ、みたいな~。
 人前で泣いて情けない校長たい!ひどい言いようの熊本バンド。ですがそこに猪一郎様が持ってきた包み、鵺が俺達に・・・。着物だ!愛情のたまものだ!俺はかっこつけんと生徒んために涙を流せる先生ば男らしかと思った。着物を羽織ってその温かさを実感してます。雪解けの予感です~。

 一方歴史の表では、不平士族の明治政府への反乱、神風連の乱、秋月の乱、萩の乱・・・いよいよ来ました。敗れた人たちは薩摩に流れる・・・。そして東京では、山川邸に入ってきた官吏の佐川官兵衛様や藤田五郎様。こないだの会津の残党の竹村様一派が警官を斬り殺して大問題の大事件ですって!幼馴染だった山川浩様にも嫌疑がかけられているんだとか。
 知らなかったことにしろみたいに言う官兵衛様ですが、浩様がおっしゃるには、共犯にもなれなかったんだ、仕官したものは薩長の手先だと腹を明かしてもくれなかったと。竹村様は同志を募って会津で挙兵するつもりだった・・・いやいや大変な事態だなあ。

 同志社英学校では、新聞が用意されてて、それにもちょいと感激する熊本バンドの面々っていうか猪一郎様。鵺が来た!と身構えれば、機先を制して、新島鵺でごぜえやす!と遥か斜め上を行く八重様のご挨拶!みんなちゃんとあの着物を着てますねええ、これは八重様の大勝利なり~~~。さああ授業始まっぞ!嬉しそうだなあ猪一郎様。

 学校的には大事件だったんですけど、それ以上に各地の不平士族の件も大大事件だったんですから、今宵のエピソードは歴史の表舞台をもっと増やして二話くらい使って描いてほしかったかなああ・・・。

この記事へのコメント

鹿二郎
2013年09月16日 03:34
こんばんは。
いよいよ同志社、本格始動って感じですね。と思ったら、熊本バンドは態度悪い。ですが、この態度悪い人達が、襄様亡き後、同志社を成長させるんですよね。まさに坂の上の雲。熱いですね。襄様への退任要求はいけませんが、現代人も上司にこれくらい意見をいう度胸を身につけねば。

 しかし、徳富蘇峰様の鵺発言、実際は教室じゃなく、講堂での演説の中の発言だったような。八重様は表情1つ変えず、堂々と蘇峰様を見据えて余裕だったとか。熱いですね・・・・怖いですね・・笑

 そして士族様達も熱いですね。溜まったマグマが爆発して・・・・
 しかし、薩長士族様達のほうが不満を煮えたぎらせていたようです。なんせ、新政府樹立に血を流したのにリストラされて・・・・まあ、大久保利通卿は、自らの俸禄をつぎ込んで、士族様達救済の雇用促進産業を興そうとしていたのですが・・・西南戦争へ・・・

次回は、薩摩人最大の同士討ちとも評される西南戦争。吉川西郷さんが潔すぎて・・・今から涙が・・・
2013年09月17日 19:15
鹿二郎様、こんばんは~。
態度悪かったですよねえ、熊本バンド!牧師を目指して熱く一途になるのは確かに頼もしいですけど、こんなに他人を見下す牧師さんてちょっと嫌かなああ・・。
ただまあ、きっとこの後で、校長ジョー様やヌエの八重様に感化されたりなんかして、人に優しい牧師様になっていかれるのでしょう!ええ、ええ、きっとそう!
八重様ってついこないだまで鉄砲もって戦場で血で血を洗う戦いを潜り抜けてきた方ですもの、良く喧嘩を売りましたよねえ、蘇峰様の猪一郎様!命知らずですわ~。
勝利者だったはずの薩摩の士族たちが決起自滅の道をたどって、彼らを敵と思ってきた会津の皆様はどう思われますかねえ。特に西郷隆盛様の自決はかなりショックなんじゃないかしら。
予告編の西郷さん様がもう母親のような優しさで、きっと来週は涙・涙のめんぱっちん・・・

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