NHK大河ドラマ「八重の桜」第34回「帰って来た男」

君にもみえるあの星、怒涛の魂の五つの誓い!ってのは帰ってきたウルトラマンでしたか・・・。今作で帰ってきた男とはすなわちレディーキラーのジョー様!いやいや、でもでも、先週前の旦那様と魂の交歓をされたばかりなんですけど、八重様~。

横浜の林様当選確実・・ってのはちょっとこっちに置いといて!横浜に帰って来たのはやっぱり新島襄様!十年ぶりのご帰還です~。木戸様のつてで戻って来られたんですか。早速御報告のお目通り。木戸様相変わらず政府に参加しないかとのお誘いですが、襄様はきっぱりお断り、学校をつくるために帰って来たんですと。はい。え、頭痛もちですか木戸様?
そこで不敵で無敵で前向きな襄様がおっしゃるには、聖書を教える学校を作りたい!木戸様が知恵を絞って返答されたのは、京都に作ってはどうじゃ?木戸様の脳裏に浮かぶ、襄様に力を貸してくれそうな人物とはすなわち・・先週のやり取りが伏線になってましたか、今作の脚本の方はなかなか手練れの猛者ですよ奥様・・すすす、すなわちそのお方とはあああっ!!!
覚馬兄様が八重様に手渡す書物はカムイ・・・いえいえいえいえ!失礼失礼!マタイ伝!ね!マタイ伝です!耶蘇教の宣教師の所に行って勉強して来いとの仰せ?なじょしてまた私が耶蘇教を学ばねばなんええのです?と八重様が問えば、いいがらやれ!とまあ、頑固な会津のオノコの本領発揮でして、これが~。
OPもなんだかめっきり解放感いっぱいな感じにおなりで、飛んでる傘も愛らしく~。

 八重様が派遣された聖書訓読の塾の講師はゴードン様。アメリカ人の宣教師。悲しむものは幸いなり・・・んなわけあるか~~~いっ!八重様これには納得できない反発心!でもでもゴードン先生の仰るには、人は悲しみ絶望した時こそ主の愛の深さに触れる事が出来るので~~す♪ななな、なっとくできにゃ~~~い!悲しい事なんかない方がいいに決まってるうううう!
 特についこないだ理不尽に国を追われた会津者には、キリスト教のこの考えが納得できないのでごぜいやす!ほらほら、母上様も納得できない表情よ?耶蘇の神様は国を追われだこどがねえお方なんだべ、って~~~!
 そりゃあそうですよ旦那も息子も戦争で殺されて、悲しんで幸せとか!敵に手向かってはなんねえとか!右を殴られたら左も出せとか!すおおおんなキレイゴトで世の中やってける訳がねええええ!ってえええええ!
 腹に据えかねて八重様は覚馬兄様に直談判を狙いますけど・・・あら、みねちゃん、いつの間にやら大きくなられて!もうお嫁に行くお年ごろ?あらまあ、じゃあじゃあ八重様は?もう30?あいやああ!まだまだお若いじゃないですか!みねちゃんとも同年代みたいよ・・・みたいな未練はスパッと切って、さあさあ兄様覚悟してくださいまし・・・と思ったら、来客中?うううむ。

 覚馬兄様のお客様とはすなわち新島襄様!さっきの木戸様の紹介先はやっぱり覚馬兄様だったんですねええ~。ものすごく饒舌に言葉を尽くしてキリスト学校設立を訴えるジョー様!なんだかちょっと詐欺師っぽく見えてしまうんですけど、でも、この国の良心を担う青年を育てたいのだと言う所が、覚馬兄様御自身の実践してきた理想と、その元ネタの佐久間先生の象山塾の教えとリンクして胸に迫りましたか覚馬兄様。
 いろいろ話すうちに、そもそも覚馬兄様も耶蘇教の教えに力を得て己を支えてきたみたいな裏事情まで暴露されて、妙に気の合う兄弟カモメ~~~・・みたいに意気投合しちゃいましたよ!
 この先政府の都合に左右されない確たる良心を持った人間が必要です!あなたの学校を是非京都に作ってください!と兄様が言えば、ありがとう~~~と叫んで抱き着く新島襄様!いやあああん!男が男に抱きついてる~~~!兄様も時栄様もお目目真ん丸口あんぐり~~~!!!

 さっそく覚馬兄様の暗躍が始まりました。京都府知事の槇村様には・・大阪では断られてしまったと・・なにいい?大阪府知事が断っただとおお?ってな按配で、だったら俺は京都は断固支援すると言う、なんとも単純明快な豪放磊落な槇村知事が即断即決・・・え?じゃが金はどうする?いいええ!お金の心配はご無用です、先週アメリカ人のお仲間を言葉巧みにペテ・・い、いえ、言葉巧みに援助を持ちかけて成功してましたから!お金もかからないとなれば槇村府知事、もうまったく心配ご無用!どんどんやれ~~~!ってな。
 え?どうされましたか槇村様、余計なお世話の出しゃばりおよね?新島さまに嫁を取れとお勧めしますか!?好みはどんな女子じゃ?新島様が答えて曰く、東を向いていろと言われたら三年でも東を向いているような夫人は御免です?・・・うわああ・・・それって既に退場されたあの方に対してはあまりにも無礼な・・・無知な襄様に罪はないですけど・・・(汗)
 とにかく、学問があって自分の考えをはっきり言う人!宣教師はどこで死ぬか分からないから一人で生きていける人!もしも私が間違ってたら教えて導いてくれる人!かなり当時の日本人としてはいろいろはっちゃけた感じの理想の奥様像ですねえ、新島様。
 そげな恐ろしげな女子、わしは大の苦手じゃとおっしゃる槇村様。いやまてよ、わしの苦手な女子と言えば・・・思い出されますねえ、山本せんせ~~い妹御を何とかして下さ~~~い♪

 なんとなく視聴者的には君こそスターだと白羽の矢の立った八重様!ゴードン先生のところに聖書の講義を受けにいらっしゃいます。革靴で!そこに居合わせたのはそれとは知らず新島襄様!え、すでに生徒は八重様一人?嫌だ嫌だと言いながらもやり始めた事は全うする、八重様のそういう所、好きです。
 本日のゴードン先生の講義は「ジャッジナット」!人を裁くな許しましょう!みたいな。なじょしてですか~~~!だったら警官も司法省もいらなくなってしまいます~~~!納得できませんよねえ。でもゴードン先生ったら、今は魂の話をしましょうと・・・わ~がんね~!!!
 そんな所に入ってらっしゃったのが先生ご婦人様withクッキー!アア~~ンド新島襄様・・・。襄様が宣教師と聞いてびっくり仰天の八重様です。てっきり雇い人かと思いました!だって靴なんか磨いてたから!それは下男の仕事だから?
 何でも自分でやるアメリカナイズな襄様、そして甘いお菓子をパクパク食べてゴードン夫人と気さくに話してます!なじょしてですか!にしても八重様、まだ「川崎八重」と名乗ってい居る辺り、尚之助様の存在が胸を離れてはいらっしゃらないご様子~~。
 そんなこんなのやり取りの後、八重様が女紅場の舎監だと聞いてぜひ見学したいと言い出す新島様。ノオオオ!女紅場は男子禁制!みたいに抵抗する八重様ですが、襄様は委細動ぜず!強引だなああ!で、さっそく来ちゃった!展開早い!なんと最早大胆不敵!しょうがないので八重様ご案内してらっしゃる!こんなイケメンに声かけられたら初心な女生徒はたまったもんじゃないでしょおおお!ほらほら、みんながみんな黄色い声援~~~!
 ここはいい、女学校はここをお手本に作りましょうと襄様。男子の学校を作るなら女学校も作るっていう開けた考えの襄様なのでした。うわああ、襄様、英語の授業に乱入だわ!乱入して勝手にお歌の授業にしちゃったわ!イエスジーザスラブズミー!アメリカの讃美歌ですね。歌から入って英語を覚えるって言う成り行きに英語先生のウエットン先生もご満悦?困っちゃうけど見どころのある青年じゃないですか新島襄様・・・。嫁取りの件はすっかり忘れていた?いえいえ、府知事が進めていた方とはすでに・・ってのは全然気づいてなかったっていう成り行きでしたか~!

 久しぶりの山川家・・本当に久しぶり!どうしてらっしゃいますかねえ、頼母様とか平馬様とか官兵衛様とか・・・。山川健次郎様、米国留学からご帰還!ご立派におなりで!これはめでてええ!あらでも、二葉様、健次郎様のお帽子を取ってどっかヘ行っちゃった?なんてせっかちさんでしょう?相変わらずツンデレだなああ!かわいいい~~い!
 あ、佐川官兵衛様!やって来られた!お懐かしい!洋風の制服姿も凛々しくって!え?でも健次郎様兄上の浩様、左手がご不自由に?これは去年江藤様が起こした佐賀の乱で負傷した傷?そうでした・・まず佐賀の乱が起きたんでしたっけ。そこに政府軍方に参戦して陸軍中佐ですか。官兵衛様も、西郷さん様鹿児島行に際して薩摩種湿疹の巡査がいなくなって、手薄になった帝都の巡査に志願して政府の一員となられたご様子。士族の反乱を鎮圧する側に、元会津藩の皆様が参加されるという皮肉!
 佐賀の乱に続いて、神風連の乱、秋月の乱、萩の乱と来て、明治10年運命の西南戦争!かつて会津を蹂躙した方々もこんな運命に・・・ですよねえ、閑話休題。
 浩様がおっしゃるには、かつての会津藩士の面倒を見ているので当家は貧乏だ、覚悟しろと。ではさっきの帽子も最早質屋に入れられましたかと苦笑いの健次郎様。学問を究めて研究の道に進みたいと言う健次郎様に、それは良いとおっしゃる浩様。のちの帝国大学総長の若き日のエピソードなのでありました。してやったりいい!

 さて京都で学校設立に動いている新島襄様、後ろ盾の山本覚馬様のお屋敷にいらっしゃいまして、そこで出くわす八重様です。出くわし方がまたすごかった!いっかに暑い夏とはいえ、井戸の上に板を渡してそこに座ってお裁縫!ここが一番涼しいですから!って!
 おおお、落ちたらどうするのです?と襄様がおっしゃれば、平気平気~と板を揺らして!嫌ああ!怖い怖い怖~~い!ああああ!危ないとか怖いとか言いながら!どさくさに紛れて八重様を抱きしめちゃったわ!襄様!いいんですか!ジェントルマンとしてえええ!
 ご婦人は守るべしと教えられたので・・と襄様が言い訳すれば、私は人に守ってもらうような女子ではねええ!私は会津の戦で鉄砲を撃って戦った、男と同じように敵を倒し大砲を撃ち込んだのです!!・・七年過ぎた・・だけんじょ敵のために祈れと言う耶蘇の教えはわがんねええって、キリスト教への不平不満まで襄様に叩きつけてしまった八重様なのでありました~~~。
 あらためて覚馬様から、八重様のご事情を教えてもらっている襄様です。兄様の真意としては、恨みや憎しみを越えて行く耶蘇教の教えに八重様をいざなったのも兄心の真心の思いやり、みたいな・・・。
 そして今にして判明した驚愕の事実!いつぞや象山塾に豚騒動を引き起こした往年の悪ガキちゃんがすなわちこちらの新島襄様だったのでありました~。なんたる偶然!あの時には尚之助様も西郷様もいらっしゃって・・うううう。兄様大喜びよ!そうかあの時の!あなたが京都に来たのは何かの導きかもしんね!かつて薩摩藩邸だった土地をあなたの学校にいたしましょうと、いやああ、すっごい展開!

 そしてしばらくして、新島襄様が山本家に居候にやって来られて・・・いつぞやのエピソードと重なりますねええ。襄様の入るお部屋のお掃除をしていた八重様、改めてご挨拶ご挨拶。
 御厄介をかけます、が、キリスト教を嫌う人たちが押しかけてくるかもしれませんみたいにおっしゃる襄様。それぐらいのごとうちではだれも驚きませんと八重様。そもそもキリスト教の始まりだって反対されてもひるむことなく教えを広めたって聖書に書いでありましたよ・・とまったく動じない八重様。イエスジーザスラブズミー・・・聖書にそう書いてあんべ?
 そこにそもそも教えの根本に通じる聖なるものを感じてしまったんでしょうか、新島襄様!なんとなんと南斗六聖拳!いきなり言い出すプロポーズ!私の妻になっていただけませんか?いやああああ!うまらやしいいいいいっ!
 とまあ波乱バンジョージャンジャカジャンな成り行きですけど、今回はお肌の色合いがなかなか綺麗に出ていた感があり、効果のほどがよくよく出来てらっしゃったなああ、って~。

この記事へのコメント

鹿二郎
2013年08月26日 09:13
おはようございます。鹿児島はようやく雨です。
新島襄さまお帰りです。いや、いい男。木戸様とカフェでしょうか、絵になってますね。ところで木戸様、たしかこの頃、虫歯、軽い脳梗塞でお苦しみだったはず。顔色お悪いですね。
キリスト教、私の母校の中学校の近くに、歴代島津家御当主の墓所があるんですが、その左手高台の森の中にも、この頃のキリシタン墓所があります。(幽霊出没の名所ですが)笑
 しかし、マタイ伝の教え、いや、左を殴られたら右のほほも差し出せ? 敵の為に祈れ? いやー、欧米列強の方々に言われたくないような。薩摩の人間から言わせてもらうと、生麦事件の報復に薩英戦争がありましたし・・きっちやり返してるじゃありませんか。まぁ薩英戦争は勝敗がはっきりしない終わり方でしたが。
しかし、襄様はすこし危ないですね。時代の変わり目、襄様のような方は命を狙われやすいですし。
 
そして山本家に居候。しかし広い邸宅ですね。火消し、ろ組の辰五郎親分の元邸宅だけありまして。
そして、そして求婚。いやー、唐突。笑

最後に、会津の方々、後世言われるような冷や飯ぐらいを強いられる境遇だったんでしょうか?普通、そういう境遇の人たちが、戊辰戦争勝者の薩摩の巡査の後釜に納まれるのが不思議なんですが?
2013年08月26日 21:40
鹿二郎様、おはこんばんは~~~!!!
イイ男のそろい踏み!ね!新島様と木戸様!って、歯痛だったんですか木戸様!どうりで苦虫を潰したようなところがございましたわ~。え!しかも脳梗塞まで?うわあ。
血で血を洗う帝国主義の西欧列強から言われたくはないですよねえ、右ほほを叩かれたら左も差し出せの教えは・・・。そんな状況だからこそこういう教えが必要なのかもしれませんけど~。
襄様が居候!そして求婚!さらにゆくゆくは・・はあああ!山本家に居候するともれなく屈強な妹様がお嫁についてくるとかあああっ!?
会津の皆様は、ええきっと、明治政府の中にもたぶん、アレはやりすぎだったとか、会津が悪者とは言い切れないとか、そんな風に思われる方がいらっしゃったのではないかと・・っていうか、そんな風に思う方がいてほしいなああって思われてなりませぬ。不遇の最期を迎えた皆様の事を思うともう涙が・・・

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