NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第23回「人質秀忠」

ちょっとちょっと、このタイトルって一体・・・いきなりここまでスポットを当ててしまいますか!じゃあほら、AKIRA様の秀勝殿の立場がないじゃないのっ!んもう、にしてもしかし、ここでこれほどプッシュされるとは。言ってみればテコ入れのキラーコンテンツでもあるのでしょう向井様の秀忠様。どこまで魅力的にググッと迫るか迫らぬか乞うご期待の決戦・七色星団の巻~~~!!

 本日のアバンタイトルは・・・待望の跡取り!チョンマゲ一本ピピンと立てた秀吉様、次は北条攻め!関東の雄徳川家康様も味方につけて準備万端。そして自分の娘の嫁ぎ先への攻撃に参加する家康様に対し、皮肉な目線の後の秀忠殿の竹千代君。で、いよいよ江様と運命の出会いですって!でもこの時竹千代君はまだ十歳くらいだったんでしょうに・・・つくづくご出演の皆様には厳しい試練が続く今作でございます~~~。

 天正十八年、京都の聚楽第に呼ばれた江様。そこには病に伏した旭様のお姿が・・・。なんかもう息絶え絶え?ここに山内千代様がいらっしゃいましたっけねえ、いつぞやは。ってな所に控えてらっしゃるのが徳川竹千代君。義理の母に付き添って来たという格好。うわ、イッケメ~~~ン!お目目がうるうる、いい演技ね、竹千代君。
 あ、あれ・・・でもそれほどの思い入れがあったのかしら?旭様が江様を臨終の枕もとに呼ぶほどの思い入れというか何というか、それ程のつながりはなかったような気もする今日この頃・・・(汗)
 ま、まあとにかく、皆皆涙涙のご臨終シーン。先に行くじゃニャード親不孝もんじゃで、とおっしゃる大政所様がやっぱり存在感抜群でしたねえ~。いつぞやは生き別れの前夫の野口五郎丸様とご対面なんてシーンがございましたが、今作ではそこまでの思い入れもなくあっけなくご臨終の旭様でした・・・。
 深刻に打ちひしがれちゃった感じの江様・・・ああこういう表情もできるんだ・・・ゲフンゲフン、ってなところに偶然ばったり出会った竹千代君。先ほどとは打って変わってニヒルに皮肉に冷酷な笑顔。私は人質としてここに来ているのです、見舞いはその序ですと言い放たれました。二面性のある人物って設定ですねえ。
 旭様の亡くなった次の日、秀吉様は竹千代君を自らの手で強制元服執行。そして大政所様を使って御髪を整えてもらいました、つまり元服の儀式で頭を剃って大人のヘアスタイルにする重要なお世話係ですね。これでまた徳川殿に恩を売ってつながりを強めようって魂胆丸見え~。
 先程の二面性を見ちゃいますと形ばかりの恐悦至極な様子に見える竹千代君。対して大政所様は心の底から旭様へのお見舞いに感謝の言葉をかけてらっしゃいました、好対照ですねえ~。何だかむやみにお手手が震えてらっしゃったのは、柄にもなく古式ゆかしき儀式の進行役になってしまった緊張感だったのかしら?そしてお名前も竹千代君から秀忠殿に出世魚の改名でございます。
 またまた江様、秀忠殿とばったり出会い、秀忠殿の解説によりますと、本来なら義理の母の旭様に元服の世話係をさせたかったところ、出来なくなっちゃったから大政所様にさせたのでしょうと。身内が亡くなったのにその次の日にそこまでするのですと・・・。対して、殿下はそこまで悪い人ではないと、いつもの毒舌はどこへやらの江様。そう言えば義理の仲とは言え秀吉様は父上ですものねええ、今日は父の日でもございますし~~~。
 どこまでも斜に構えた態度の秀忠殿。信勝様のお子様の5歳の子どもとの縁組が出来あがったそうで、いったん秀吉様の養女にしての縁組。子どもを政治の道具にしてどこまでも汚い大人、見たいな~。どっちもどってでバカバカしい、我が父も同じようなものなのですと。なんだかちょっと現代的な反抗心ですねええ~。
 徳川様はそのようなお方ではありませんと思わず言ってしまった江様。どうしてあなたにそれが分かるのですか?と涼しいまなざしで言い返した秀忠殿。思わず言葉に詰まりがちな江様の判定負けでしたねえ、これは~。
 そして、殿下が帰れと言うので私は帰りますという秀忠殿。殺しても良いという気持ちで私を差し出した父、その気持ちだけで良いと言う思し召しなのでしょう。でもまるで猿芝居です。でもこの態度、言ってみれば江様のお考えをもっとあからさまにしたようにも見えて、対立する江様にはいつものパワーが一向に出て参りません。そこんとこ、侍女のヨシさんにも突っ込まれちゃって、江様立つ瀬なし~。
 もう会う事もないでしょうと江様を切りきり舞いのケムマキの術でやり込めて風のように去って行った秀忠殿でございました。江様曰く、なんと小賢しい奴!!あ、ツンデレ路線ね?いやあでも、そもそも、十歳くらいの子どもの人質がこんなに自由にできるわけがないと思うんですよお、私~~。それを言っちゃあお終いかもしれませんけど~~。

 さて秀忠殿が家康様の所に戻られまして、旭様を身内の間で死なせてやったのがせめてもの慰めとおっしゃる家康様。やっぱり皮肉な笑顔で返す秀忠殿。なんと白々しいみたいな表情・・・。面白い女子と会ったと言う秀忠殿。それが江様と聞くや相好を崩す家康様。父上を随分買い被っておられましたとまたも反抗心を見せつけて立ち去る秀忠殿。なんだかジェームズ・ディーンの映画みたいな父と子の対立ですねええ。家康様曰く、子どもの頃は明るかったのにすっかり人が変わってしまったと、身内を道具のように利用して来たわしが気に入らぬのよ見たいに・・・。まあ、長男を切腹させ、二男を人質に差し出し、更に三男まで・・・家族としてみたら随分惨いお父さんですものねえ~。

 利休様のお茶室、秀吉様とお連れ様・・秀次様、三成殿、官兵衛殿がお茶をされてます。北条攻めの小田原に同行せよと秀吉様がおっしゃれば、これををむげに断る利休様。ここぞとばかりに追及する三成殿。利休様は関白殿を見下しておいでなのではないか?と迫ります。同席の官兵衛殿がいなされますが、やっぱり鉾を収めない三成殿。不承不承小田原への同行を了承した利休様ですが、差し出した茶碗がまずかった!秀吉様のお嫌いなまっ黒な黒楽茶碗。たちまち機嫌を悪くしてお茶をぶちまけて立ち去った秀吉様。官兵衛殿は利休様を宥めつつ諌めてますが、分かったような分からないようないかにも気にくわないのを押し殺した感じの利休様なのでございました。
 子どもが出来てから伯父上は気が短うなられたと独白気味におっしゃった秀次様、セリフは少なかったですけど印象的でしたねええ~。

 いよいよ小田原攻め・・・はイメージショットでお茶を濁してますねええ、多重撮影のスローモーションの行軍シーンの後、北条親子が天主閣で困った顔をしてるだけで・・・。

 豊臣陣営では、こっそり大きなお城を作って北条をあっと言わせてやりましょうと軍議が固まり、いよいよ一夜城ですか。官兵衛殿の作戦が採用されて、苦々しく妬むような表情をしていた三成殿。今後への複線なんでしょうねえ、これが~。
 茶々様に小田原にいらっしゃいとのお手紙がまいりまして、戦場になど行きとうないと言いつつ出かけて行かれました。関東にやって来て、富士のお山が見えまする・・・って!何で江様が?ほらほら、秀吉様も、なんでそなたがおるのじゃ?とおっしゃってますよ~~~。
 あ、あら、ここで?またまた秀勝殿と再開した江様。二人の間に漂う微妙~~な気配になあああんとなく気づいた秀吉様?そしてお二人仲良く利休様のお茶をいただいてます。いつもの茶室とはまた違った雰囲気ね、普通のお部屋で妙に明るい感じで。影が柔らかく表現されていて、照明さんグッジョブ!鳥の声も良い感じね~。
 あああああっ!こおおおんなところで!またまた秀忠殿ご登場!江様まさに両手に花!?秀忠様曰く、あきれたなあどこにでも顔を出すのですね。元服したばかりの子どもに茶の味が分かるのですかと攻めれば、はねっかえりの女子にお茶が分かるのですかと返す秀忠殿。いやあこれは厳しい。十歳くらいのオコチャマとしてのご発言でしょうに、見た目はほぼ同年代よ!三人とも!
 ひょっとしてお二人は出来てるの?と言う秀忠殿。秀勝殿はまんざらでもないご様子。すかさず茶化した秀忠殿に、とうとう手を出した!!必殺江突っ張り!相手は十歳のお子様ですのにねええ・・。
 ここに家康様もご降臨すれば、すかさず逃げるように立ち去る秀忠殿。相変わらず反目する青春ですねええ。
 一方秀吉様の御前。利休様の所に家康様をはじめとする有力武将が入れ替わり立ち替わり入り浸っている、これは利休様の陰謀が進行しているのではないかと告げ口をする三成殿。嫌味な小者の厭らしさ全開?これに対して、妬んでいるのかと嗜めて突っ込む秀次様。一触即発?殿下を守るというその気持ちがいずれ殿下を追いつめる事になると・・・いやあ、今日は活躍してますねえ秀次様。

 ようよう完成いたしました一夜城、完成と同時に山の樹木を切り払って突然お城が沸いて出たと見せて相手の度肝を抜く戦法。北条親子は動揺しまくり、北条の旗のストップモーションで北条攻め完了!低予算で上げちゃいました~~~。

 かつては自分たちがあちら側であったと感慨深げな茶々様。勝とうと負けようと戦は嫌じゃとおっしゃる江様です。お城の皆は歌って踊って祝勝パーティー。秀勝殿も枡酒飲んで嬉しそう。酔っぱらった秀次様がすかさず通せんぼ!弟に何か用かな?って、いやああ、今宵の秀次様はホントに大活躍ですねええ~。北村様を秀次様役に起用した理由が今にしてよくわかりました。このキャスティングは大成功でしょう!?
 秀吉様が江様も誘って利休様の所にやって来れば、そこには一足早く家康様が!秀吉様は随分カチンと来たご様子。しかも家康様にはちゃんときれい寂びな感じのお茶碗よ!!よそよそしく寿ぎ合う秀吉様と家康様。これでもう殿下が天下を収めたも同然ですなああと家康様。祝いの茶にございますと利休様が秀吉様に差しだしたお茶碗がまた大嫌いな黒茶碗。これはワザとでしょおおお!!!そもそも、もてなす相手が嫌いな茶碗をわざわざ用いる事のどこに茶道の心がございますのやらああ~~~?
 ますますカチンカチンときちゃった秀吉様。利休様は更に秀吉様に反抗いたしまして、赤い茶碗は雑なる心と言い放ち、更に更に、もう引退させてくださいとまで申し出られました。二人の仲はもう修復不可能な感じです。
 でも秀吉様は意地になって引退願いを許されず、そなたは死ぬまでワシのために茶を立てるのじゃとおっしゃれば、利休様は利休様で、それではもう死にますかな、それとも殿下に殺していただきますかな、と徹底抗戦!怒り心頭の秀吉様のお顔に凶悪な陰が!風雲急を告げる利休様の運命!そして次週いよいよおおおっ??

 北条攻めがイメージで終わっちゃったのは予想してましたけどやっぱりちょっと残念でしたねえ。秀吉様と利休様の亀裂決裂複雑骨折と、暗躍して告げ口しまくる三成殿の厭らしい小者ぶりが印象に残りましたねえやっぱり。秀忠殿のお目見得人物紹介はさもアリナミンでしたが、秀勝殿秀忠殿を両手に花の江様ってのはあんまり・・・何と言うかなくても良かったような・・・あ、それじゃあ主人公様の出番が無くなっちゃいますか!失礼!
 あとはあれですね、徳川父子の対立とか、豊臣父の子どもへの盲愛ぶりとか、父ってのが本日の隠れテーマだったのかしらねえ~?

この記事へのコメント

2011年06月19日 20:56
唐突過ぎる話の展開についていけません…。
それだったらもっと徐々に利休vs三成をやってほしかった…。
真田
2011年06月19日 23:17
ryi様、今晩は~~~。
ええそう!まさにそう!要するに散文のストーリーなんですから、重要なのは構成だと思うんですよ~。
それぞれのシーンが他とどうつながるのか関係するのか全体の中でどういう意味を持つのかっていう。
今までそうなる伏線がちゃんと描けてましたか?みたいなところがもう私、気になっちゃって気になっちゃって!
まあそれは何時ぞやの天地人でもそうだったんですけど~~~(汗)
やっぱり脚本の方には年間通じてみている視聴者もいるって事を考慮していただきませんとねえ・・・

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