大河ドラマ「天地人」第27回「与六と与七」

 先週は楽しみにしていたお茶会のシーンが途中で切れちゃって、なんだか肩すかし~。でもその分、秀吉様vs家康様の濃厚な化かし会いがみられてちょっと留飲が下がりました。にっこにこしながらお互いに匕首を忍ばせている緊張感。濃厚重厚なベテランの味わい、やっぱりここらへん、「役者やのお~~」って感服つかまつりまして候~。

さあああって今週のお習字は~~~「猿と狸」!うわあ、先週ラストのそのまんまじゃないですかあ~。武力の徳川vs凋落の豊臣!おまけに超恐ろしいお嫁さんまで世話しちゃって、いまのところはやっぱり秀吉様が優勢ですよねええ~。

 ちょっちょっと調べてましたら、先週の段階で景勝様は秀吉様に人質まで差し出したとか。そして実はこの間ずううっと越後では新発田氏と抗争が続いていたとか~、今年のドラマには描かれていない事がいっぱいあったようでございます。その新発田氏との抗争に終止符が打たれまして、これもひっきょう秀吉様の威力があったればこそ!とにもかくにもようやく越後を統一した景勝様でございます。
 そんなおだやかおめでたムードの中、兼たんに新たな妹誕生!あの若奥さんが産んじゃいまして、うわあ、兼たんパパさん、頑張りましたねえ~。そんな中でも一人浮かないお顔の与七くん改め、小国家・・「しょうこっか」じゃあないんですよ、これ、「おぐにけ」と読んでくださいねえ。小国家の養子となってその名も小国実頼殿。
 あごひげなんか生やしちゃって、それもなんだかちょっと今風に生やしちゃって、でもそれに見合ったお手柄もなく、養父母様の受けも良くなく身の置き所のない辛い毎日。奥様がお綺麗なのがせめてもの幸せ・・・。
 そんな実頼殿にスポットの当たる出来事が湧きおこりました。花の太閤秀吉殿下ご自慢のお城、聚楽第がいよいよ完成!お祝い口上申し上げる景勝様名代の出張任務が実頼殿に下されました。はなばなし~く上洛デビューですよ!ようやくツキ目が回って来たかと大喜びですが、鬼の奥様はまだご不満。京で大きな働きをするまでは喜んでももらえないみたい。うずうずしてますうるうるしてますかっかとしてます実頼殿でございます。

 実頼殿を迎え撃つビックリドッキリキャラは見目麗しく妖艶なドロンジョ・・じゃなかった、秀吉様の御側室の茶々様でございます。いやあ・・秀吉様がこんな・・ねえ・・(汗)。
 そして今週の山場~・・じゃなかった落とし穴!茶々様からの改名アドバイス!苗字を変えろですって、小国では景気が悪いから大国にせよと、小国家ではなく大国家を目指せって?それ、まるで上杉家に謀反を起こせと言わんばかりのイワン・ツルゲーネフ~~~!!!婿殿の分際でそんなこと、大丈夫なんですか~?
 家康様もいらっしゃって、また秀吉様と歯の浮くようなお世辞合戦!これに全く付いていけない実頼殿でした。豊臣と上杉のつながりを見せつけるために家康様を呼んだとか、心理戦の駆け引きなんですかねえ、これ~。
 さらに秀吉様ったら実頼殿にもお世辞放題!お褒め放題!そそのかし放題!お前の気持ちはよくわかるみたいに言って、わしを京の父と思えとまで言っちゃって、おまけに官位まで授けてやろうって!?それ、まるで上杉家に謀反を起こせと言わんばかりのイワン・ツルゲーネフ~~~!!!いつぞやの義経様を陥れた後白河戦法じゃないですか!って、ひっかかっちゃいましたよ実頼殿。官位も受けて、改名も承諾して、相手の為すがままなりキュウリがパパなり、考えなしのこんじょなし・・・。

 越後に戻ればやっぱり起こった兄弟げんか!勝手に官位を受け取るとはどういう了見かと、そりゃあ怒られますよねえ。お前は誰の家来なのかって非難されてもしょうがない状況ですよ、実頼様。でも日ごろプレッシャーを感じ続けてきたお兄さんの兼たんからのお叱りの言葉はなかなか実頼殿の心に届きません。僕をねたんでいるのかい?みたいな斜め上の受け答え。で、兼たんとうとう鉄拳制裁!ダーーー!
 景勝様のお情け采配にて事は丸く収まって小国家改め大国家では大喜びの宴の舞い踊りですが、与六・与七の兄弟の心にははっきりと亀裂が残ってしまいました。

 さて翌年、今度は景勝様と兼たんに官位を授けるから上洛せよと、秀吉様からお誘いのお手紙。なんとまあ面の皮の厚い事よといささか気を抜かれたお二人ですが不承不承またもまたまた秀吉様のもとに向かいます。今度は実頼殿も御同行。
 三つにゃんに頼んで、秀吉様と事前交渉の下話の兼たん。上杉のには官位の褒美など無用、了見違いでございます、と言い放ちます。褒美で釣ろうというのは、我らの忠義を疑っているのも同じことだと直球勝負に出られました!対する秀吉様、素直に詫びられてしまいました。けどまあ、お詫びしただけで結局官位は授けられてましたけど、とにもかくにも天下人の秀吉様に頭を下げさせた兼たんでございました。
 さてさて本日のビックリドッキリ初顔合わせ~~~!家康様の魔の手が兼たんに!?利休殿のお茶室に招かれましてのご懇談、っていうか腹の読み合い探り。やっぱり話題は「」!って何さと問う家康様。それは仁、家族の隣人人間みな身互いみたいに返す兼たん。でも、親兄弟でも殺しあう乱世がの一字だけでおさまるのかと言い返されて、実頼殿の事もあって言葉に詰まった兼たんでした。
 件の太閤様をピシャリとやった兼たんの様子を見て、実頼殿はトラウマスイッチが入っちゃったみたいです。こんなに立派なお兄さんのそばでは、自分は所詮日陰者みたいな。しばらくお兄さんと距離を置きたいということで、実頼殿は上杉家京都事務所への転勤を志願しました。今日は眼がよく見開いていて、大国・小泉・実頼殿のターンになりましたねえ。ちょっと頑張りすぎてて痛々しくも感じてしまいましたが、久しぶりに力が入って存在感が出てましたよお~。

 事の成り行きにプチ傷心の兼たんですが、越後に帰ると「」の結晶が出来ておりました!お船さんごご懐妊!家中心のこの時代、兼たんが養子になったのも結局はこのためですもの、良かった良かった、なんとか面目が立ちましてございます~~~。



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この記事へのコメント

2009年07月05日 20:52
いつもと比べると今回はポイントが絞られていたような気がします。
真田
2009年07月05日 20:57
ryi様、こんばんは~。
あ、そうですよねえ、確かに、
テーマの柱がちゃんと通っていたような気がします。
だから今日はとっても安心してみていられたのかしら?

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