大河ドラマ「天地人」第26回「関白を叱る」


 「北越雪譜」(鈴木牧之・編撰)を読んでみました。著者の鈴木牧之さんのご先祖は上杉家の家来でしたが、会津転封に付いていけずに魚沼に住み始めたんだそうです。江戸後期の越後の暮らしや伝承が紹介され、小千谷、塩沢、十日町、覚えある地名のそこここに見えたるもいと床し。雪国の大変さよりも物珍しさで楽しく読ませていただきました。
 あ、それでそれで、出てきたんですよ、北高和尚!雲洞庵十世の北高和尚、天候すぐれず吹雪の中のお葬式、棺を担いで行列していたところ、火の玉に襲われました。火の中には二又尾っぽの稀有の大猫がいて、牙を鳴らして鼻息荒く死体を取っていこうという構え。すなわちこれぞ妖怪・火車でございます。これにたいして学徳全備の北高和尚、呪文を唱えて一喝し、鉄如意打ち振り大撃破!この時の返り血で真っ赤に染まった和尚の袈裟が、今に伝わる「火車落としの袈裟」という寺宝だとか~~。
 和尚様ったら随分暴れん坊だったんですねえ~~~。かあああ~~~~つっ!

さあああって今週のお習字は~~~「愛の詩人」!って、うわあ、恥ずかしい・・まるでラブレターのような、けどこれ兼たんのお手製の漢詩なんですの?直情的だったんですねえ~。でもこれがどうして秀吉様の評価になって、響け愛の歌となるのか、どこがどうつながるんでしょう?はて~~???

 先週前フリのあったお茶会が盛大に営まれまして候。不退転の決意を胸に秘めて望む兼たん・景勝様ののコンビでございます。場合によると命の危機かもというお涼さんに、でも引くわけにはいかないもんねと高らかに宣言して決死の覚悟でございます。
 黄金のお茶室!絢爛無比な金色夜叉の白塗りモンキー秀吉様!うわ、お茶碗まで金ぴか御前よ!秀吉様ったら砂金の山を盛り上げちゃって、家来になれよと兼たんに迫ってます。砂金の山に目がくらみ乗ってはいけない玉の輿・・じゃあ貫一お宮じゃないの!そうじゃなくってそうじゃなくって、断固辞退のお断り。我が主君は景勝様しかおりませんと謝絶しました兼たんです。太閤様は面目なくして怒り心頭?ひょええええ~~~。
 刀を抜いた秀吉様!イッっちゃった演技はなんだかちょっといまひとつ。結局切ることもできず・・・どうなったのかとおもったら突然場面が変わって、北政所様に叱り飛ばされてます、秀吉様。どこをどうしてあの場が収まったのか、フラストレーションが溜まってしまいましたよお~。あっ、結局ここで第一話のあそこにつながったってわけ?ううう~~~ん・・・。
 秀吉様がおっしゃるには、兼たんのあの眼が良いと、刀を突き付けられてもいささかも動ぜず忠義を全うするあの眼がステキって、一体どういう理屈ですか~~~。
 と、そこにやってきたのは三にゃん!お暇を戴きたいっていきなりの逆三行半?こりゃあ先程の件をいさめるのかと思ったら、一人の女子を救いたいって・・・あ、あああ~、これは件の初音さんですね。三にゃん、なんだかやっぱり凄いヘアースタイル。後ろのところがちょっとミツアミっぽくなってませんか?もしかして三にゃんだから?(汗)

 お宿に帰ると景勝様、家来に文箱を燃やさせます。二人以外にもお付きがいたんですねえ、当たり前ですけど~。にしてもしかし、影が薄い薄い・・・。その燃やそうとしていた文箱を不審に思った兼たんが改めますと、中にあったのは景勝様の「御遺言」!遺言まで書いて本日のお茶会に臨んでいたんですか景勝様!まさにこれ決死の覚悟。
 その赤々たる真意は、もしも自分と兼たんが命を落としたなら何が何でも越後に帰って反秀吉の戦を起こせ!義を貫くべしっ!たとえ討ち死にしたって義を貫くべしっ!べしだべし!って~~。つまりあれですね、兼たんに何かがあったら秀吉様と刺し違えて越後もろとも滅びる覚悟!・・・越後の民はたまったもんじゃあないような気もいたしますが、っていうか、越後の民のために命を捨てるみたいに言ってませんでしたっけ景勝様?でもでも結局のところすべて兼たんへの愛が先行しちゃうんですかねえ。とにもかくにも感激の涙を流す兼たんでございました。

 秀吉様今度は景勝様に狙いを変えましたか?景勝様を推挙して、ええっと、えええ~~~っと、従四位下左近衛権少将にしてあげて、心情を告白して、ちょっといい人っぽく涙まで流して上杉は我が東国の守護神だなんて泣き落しをっ!ホントに涙を流して!・・・でもこれはこれで、きっと何か裏の魂胆が・・・。
 
 なあああんとなく秀吉様のお抱えでありながら反目しているみたいなオーラの千利休様、兼たんを呼んで本音を暴露しております。私は殺される、と。そして三にゃんには気をつけろと思わせぶりな歯切れの悪さ。あの方は愛するものを壊してしまうって・・・。
 さっそく三にゃん、兼たんに対して家康をどうにかしなきゃと持ちかけてます。お主のその、知恵にかまけて敵を作っちゃう性格が危なくて見ちゃらんねえよ、みたいに言ってましたよ、兼たんが。そして初音さんが無事であると聞かされて一安心。
 あえて初音さんに会わないまま越後に帰るという兼たん。それをふすまの蔭で聞いててはっとしてグッときている初音さん。その初音さんに「これで良かったか」と声をかける三にゃんですが、ううん、タイミングが早すぎる~~~!これじゃあそのセリフ、兼たんにも聞こえちゃいそうじゃないですかあ~~。
 これでいよいよフェードアウトですか?初音さん。申し訳ないですけどいなくても良かったような感のある初音さん。でもやっぱり人気女優、目の保養ではあるのですけど・・・。
 いよいよ帰りの旅支度。これでお涼さんまでフェードアウト?こちらもまた眼の保養ではあるのですけど、ストーリー的にはいなければいないで良かったような気もする今日この頃の京の町。兼たんを見送る京の町衆の中になぜかまたまた幸村君まで!深々と頭を下げて、お姉さんを助けてもらった感謝の念で涙涙のお別れでございます~。

 一連のニュースを耳にした家康様、事ここに及びましていよいよ上洛です。頭のこぶとまん丸奥方様が笑いを誘いますねえ。そんな家康様を待ち構えていたのは人を笑わせ影で嘲笑う天下の悪党秀吉様!家康様にもすり寄りまして、家康様も狸のくせに猫を被っちゃって!互いに上っ面だけの上機嫌の満面の笑みと笑みのはしのえみ!これまさに猿と狸の舞い踊り!
 家康がお仕えする以上、もう秀吉様が戦に出る必要はないのだからその陣羽織を下さいという家康様。大喜びでその場で陣羽織を脱いで家康様に着せかけちゃって!うわあ・・気色悪いwww。あっ、でもよくサイズが合いましたねえっ。でも三にゃんにおかれまして、これは面白くないっ!!!
 一方越後の兼たんにはさらなる試練、っていうか危機!それは仙桃院様とその命を受けた侍女による・・・跡取りはまだですか攻撃~~~っ!!!

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この記事へのコメント

2009年06月28日 20:53
秀吉と家康の対面はこれぞ「嘘と真が飛び交う上方」の象徴かしら?という感じでした。
真田
2009年06月28日 21:02
ryi様、こんばんは~。
嘘と真と申しますか、嘘と嘘と申しますか、
嘘ともっと嘘と申しますか、
どっちがより嘘つきか腹黒大合戦と申しますか、
どうせならこのいきさつだけで一話作っちゃってほしかったと申しますかあああ~~~!

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