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zoom RSS 島泰三著「はだかの起原」(講談社学芸文庫)を読みました

<<   作成日時 : 2018/05/20 17:12   >>

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物事を進化論的に考えることはよくあります。
ただ、進化したものが全て勝利者の最適者なのだと言い切れない思いもアリ。
よく自然派番組が言う「〜する為に進化してきたのです」なんてのは誇大妄想だと思うんです。
変化して適応してきたって事に依存があるわけではないんですけど、
動物が意思を持って変身してきたなんて事があるはずもなく〜。
結局のところ突然変異が適応して定着したのでしょう?
その場合の変異ってのは、今ある環境に適応して優位であったと言う可能性と、
今は毒にも薬にもならないから維持されつつ、環境の変化によって優位に立つ可能性と、
今は都合が良くないけど定期的に生じていて、それがチャンスを得て優位に立つ可能性と、
まあこのくらいのバリエーションがあるんでないかなあと、漠然と思っておりました私でございます。

そこへ持ってきての本書「はだかの起原」の問題提起なんですよ。
それは・・「裸は適応的な進化だったはずはない」!というもので。
体を守ってくれる毛皮を、どうして人間は捨てたのか・・・
実はかのダーウィンにしてからが、自然淘汰の結果人間が裸になったとはせず、
性淘汰の結果であるという苦しい結論だったわけです。

島様はダーウィンの説を論理的ではないと否定され、
その他、胎児退行説、自己家畜化説、耐久走説、海中起原説等々の所説を悉く打ち据えられます。
じゃあ島様はどうお考えなのかと言うと、まず他の裸の動物たちを残らず考察していかれまして・・

身体の大きなゾウやカバ、まったく海中生活のクジラ類、これらは毛が無い事で生じる保温保水の問題が解決されています。
それほど大きくない陸上の裸の動物は、穴の中で重なって暮らすとか、翼をしまう袋があるとか、裸の欠点を補う何かがあるわけです。
つまり、一定の確率で裸の個体が生まれて、育たずに死んでいく状態から、その欠点が克服されたってな成り行きですな。

じゃじゃじゃ、じゃあじゃあ人間の場合はいかに?ってのが大問題。
そして人間にあるもう一つの不適形質、咽頭が下過ぎるので食べながら声を出せないし誤嚥も起き易くなっています。他の猿類はそうではなく、これも明らかに不適形質。

んだけどしかし、事実は小説より奇なりを地で行くかのように、この不利が逆転に転じたのでありました。
それは何かと言いますと・・・ちょうど時間となりました〜続きは本書を手に取って〜ページめくってさらさらと〜心〜ゆ〜く〜ま〜ああで、あん、あ、あーん、あん、あ、あ〜ん、あ、あんっああ、あ、あんっ!ご〜覧ん〜ああれ〜〜。


書名:はだかの起原
著者名:島泰三
シリーズ名:講談社学術文庫
出版社名:講談社
ISBN:9784065116418


って!これじゃあ全然感想になってなかった!ちょいと補足させてくださいまし。
この本を読みまして、我々人間は薄氷を踏むようにして生きながらえてきたのだなあと思わされました。
幸運に恵まれたことに感謝しつつ、自分自身もう少〜し謙虚に生きて行こうかなああ、って〜。

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